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作戦担当 ハトホル 4
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作戦担当責任 ハトホル 4
ガタン・・・バギッ・・・シー―ン
なんか、派手な音がし始めたんじゃない?
いいじゃん、向こうもやる気満々ね!
最高の絵を撮ってね!
絵は、撮ってないけど?
はあ・・・いいの、普通に撮ってれば!
はい・・・
バギッ・・バシン 痛てえ・・・
・・・暴力反対!
しずかに!
・・・ピシッ 痛てえ・・・
なんか、怒ってんじゃねえ?
だから、近づくなって言われたんじゃない?
そんなの、関係ないよ!
ぶつぶつ言わずに黙って撮るの!
はい・・・
ちょっと、あそこ撮って、なんか怪しいよ!
了解・・・バギッ ボカン・・痛――
ちょっともう、いい加減にしてくれない?
なんで、俺だけ狙ってくんの?
おかしいんじゃねえ?
なに、あんた、私が痛い目に合えと言ってるわけ?
いえいえ、滅相もございません。
ちっ・・根性見せてよね!
明美ちゃんって、怖いんだね!
なんか言った?
いえ、なにも・・・
俺のアイドル明美ちゃんは、こんな人だったんだね?
見た目と性格違いすぎ・・・
お―――ようやく理解したな!
見た目じゃねえんだよ!
じゃあ、次に行くか?
幸輔、ちょっと君、気合い入れてんの?
全然反応しないじゃん、君は、勇者なんでしょ!
早く、アイツらを、怒らせておびき出してよ!
はあ・・あの・・いえ・・何もないです。
じゃあ、そこで踊って!
はあ・・踊る?
そう踊って、アイツらをおびき出すの。
踊ると、出てくるの?
あんた、知らないの?
天の岩戸を?
知りません。
あのね、隠れた神様を、おびき出すために踊って、騒いだんだよ!
そしたら、気になった神様が、出てきたという話よ!
ほー――そういうことか・・
じゃあ、何踊りが良いのかな?
なんでもいいよ。
じゃあ、・・
『ちょっとだけよ・・・あんたも好きねえ!』
・・・・・はあ、何それ?
加藤茶のちょっとだけよ、なんですけど。
それが、踊りかよ?
えー――踊りかってんだよ!
てめえ、命かけてんのか?
はあ・・・
命かけて踊れよ!
ヒエー・・・こわー――
悪霊より、こっちの方が、怖いんじゃねえ?
あっそうか、夫婦仲が悪くなるというのは、このことか?
なんか、違ってるか?
・・・
なに、ぶつぶつ言ってんだよ!
早く、踊れよ!
はいっ・・・
それ あそれ それそれそーーれ
ちっ はい やめて!
そんなんで、誰が見るの?
えー――おまえ いい気になってんじゃねえよね!
なに、それ それそー――れ。
・・はあ、てめえ生きて帰りたかったら、命かけて 踊れ!
シー――ン
こわっ・・やりすぎじゃねえか?
ちょっと この子に悪くねえか?
極悪非道の女になってるぞ!
いや、これぐらい演じてもらわないと、迫力に欠けるぜ!
・・・おい 何度言ったら、わかるの?
上、裸になって踊れよ!
はあ・・まじ・・
誰が、下も脱げって言ったか?
おい おまえ・・ぶち殺す!
・・こらっ 逃げんじゃねえ!!
このガキ、待ちやがれ!
おい こらっ・・・
・・・おはようございまーす。
よお、幸輔・・どうした?
顔が、死んでるぞ!
・・・あっ 明美ちゃー-ん
アッやべえ・・・
こうすけー――・・・
おはよう、あれ 幸輔君どうしたの?
さあ・・・・
キンコンカン☆コーン
・・・あー――疲れた、よく耐えたぞ、幸輔・・
よし、今日は、ゆっくり休もう・・・
幸輔、明美ちゃんが、門の所で、待ってるって!
・・・・関わりたくない・・・
裏門から、帰るか?
・・・こうすけー――
あっ やべえ ・・・あっ 挟まれた・・・
あんた、なんか、私から逃げようとしてない?
いいえ 滅相もない・・・
じゃあなんで、裏門から、出ようとしたの?
いや、あの、裏門に用事があって、だから・・・
あっそう、それならいいけど、今晩さあ、
珠美も行きたいんだって!
えっ どこに?
はあ、何言ってんの?
肝試しよ!
はあ・・・・
それとさあ、ボディガードに昭雄がついてくるけど、
いいよね?
はあ・・・
だって昨日、あんた怖くて、あたし置いて逃げたよね?
その話したら、昭雄が、ボディガードになるって言ってくれたんだよね!
はあ・・・・
じゃあ、今晩ね!
逃げんじゃねえよ・・・・
あれっ、今の声は、明美ちゃんじゃねえよね?
なんだ、空耳か?
・・・・
あー――今晩は、早く寝ようと思ったのに・・・
こうすけー- 遅い、何やってたの?
いや、ちょっと、お札じゃなくて、お守りを・・
へー-ついに、神頼みに、走ったわけね!
まあ、わからんでもないな。
じゃあ、みんな行くよ!
じゃあ、昭雄はカメラ担当、珠美は、私と一緒にナレーター、
そして幸輔は、踊りじゃなくて、おびき出す担当ね!
おい、気合い入れろよ!
今日は、逃げ出すなよな!
恥ずかしいことは、するなよ!
・・・なんか、おかしいよね?
えっと、その前に、目的だけ、はっきりさせようよ!
明美ちゃんの目的は、未知との遭遇で、珠美ちゃんは?
私は、アナウンサーデビューでー-す。
はあ、・・・
でっ、昭雄は?
だから言ったろ、おまえが逃げ出しても、女の子二人は、俺が守る。
あー――そういうことね!
了解です。
じゃあ、進むよ。
来たぞ!
了解・・・
ガタン・・・バギッ・・・シー―ン
なんか、派手な音がし始めたんじゃない?
いいじゃん、向こうもやる気満々ね!
最高の絵を撮ってね!
絵は、撮ってないけど?
はあ・・・いいの、普通に撮ってれば!
はい・・・
バギッ・・バシン 痛てえ・・・
・・・暴力反対!
しずかに!
・・・ピシッ 痛てえ・・・
なんか、怒ってんじゃねえ?
だから、近づくなって言われたんじゃない?
そんなの、関係ないよ!
ぶつぶつ言わずに黙って撮るの!
はい・・・
ちょっと、あそこ撮って、なんか怪しいよ!
了解・・・バギッ ボカン・・痛――
ちょっともう、いい加減にしてくれない?
なんで、俺だけ狙ってくんの?
おかしいんじゃねえ?
なに、あんた、私が痛い目に合えと言ってるわけ?
いえいえ、滅相もございません。
ちっ・・根性見せてよね!
明美ちゃんって、怖いんだね!
なんか言った?
いえ、なにも・・・
俺のアイドル明美ちゃんは、こんな人だったんだね?
見た目と性格違いすぎ・・・
お―――ようやく理解したな!
見た目じゃねえんだよ!
じゃあ、次に行くか?
幸輔、ちょっと君、気合い入れてんの?
全然反応しないじゃん、君は、勇者なんでしょ!
早く、アイツらを、怒らせておびき出してよ!
はあ・・あの・・いえ・・何もないです。
じゃあ、そこで踊って!
はあ・・踊る?
そう踊って、アイツらをおびき出すの。
踊ると、出てくるの?
あんた、知らないの?
天の岩戸を?
知りません。
あのね、隠れた神様を、おびき出すために踊って、騒いだんだよ!
そしたら、気になった神様が、出てきたという話よ!
ほー――そういうことか・・
じゃあ、何踊りが良いのかな?
なんでもいいよ。
じゃあ、・・
『ちょっとだけよ・・・あんたも好きねえ!』
・・・・・はあ、何それ?
加藤茶のちょっとだけよ、なんですけど。
それが、踊りかよ?
えー――踊りかってんだよ!
てめえ、命かけてんのか?
はあ・・・
命かけて踊れよ!
ヒエー・・・こわー――
悪霊より、こっちの方が、怖いんじゃねえ?
あっそうか、夫婦仲が悪くなるというのは、このことか?
なんか、違ってるか?
・・・
なに、ぶつぶつ言ってんだよ!
早く、踊れよ!
はいっ・・・
それ あそれ それそれそーーれ
ちっ はい やめて!
そんなんで、誰が見るの?
えー――おまえ いい気になってんじゃねえよね!
なに、それ それそー――れ。
・・はあ、てめえ生きて帰りたかったら、命かけて 踊れ!
シー――ン
こわっ・・やりすぎじゃねえか?
ちょっと この子に悪くねえか?
極悪非道の女になってるぞ!
いや、これぐらい演じてもらわないと、迫力に欠けるぜ!
・・・おい 何度言ったら、わかるの?
上、裸になって踊れよ!
はあ・・まじ・・
誰が、下も脱げって言ったか?
おい おまえ・・ぶち殺す!
・・こらっ 逃げんじゃねえ!!
このガキ、待ちやがれ!
おい こらっ・・・
・・・おはようございまーす。
よお、幸輔・・どうした?
顔が、死んでるぞ!
・・・あっ 明美ちゃー-ん
アッやべえ・・・
こうすけー――・・・
おはよう、あれ 幸輔君どうしたの?
さあ・・・・
キンコンカン☆コーン
・・・あー――疲れた、よく耐えたぞ、幸輔・・
よし、今日は、ゆっくり休もう・・・
幸輔、明美ちゃんが、門の所で、待ってるって!
・・・・関わりたくない・・・
裏門から、帰るか?
・・・こうすけー――
あっ やべえ ・・・あっ 挟まれた・・・
あんた、なんか、私から逃げようとしてない?
いいえ 滅相もない・・・
じゃあなんで、裏門から、出ようとしたの?
いや、あの、裏門に用事があって、だから・・・
あっそう、それならいいけど、今晩さあ、
珠美も行きたいんだって!
えっ どこに?
はあ、何言ってんの?
肝試しよ!
はあ・・・・
それとさあ、ボディガードに昭雄がついてくるけど、
いいよね?
はあ・・・
だって昨日、あんた怖くて、あたし置いて逃げたよね?
その話したら、昭雄が、ボディガードになるって言ってくれたんだよね!
はあ・・・・
じゃあ、今晩ね!
逃げんじゃねえよ・・・・
あれっ、今の声は、明美ちゃんじゃねえよね?
なんだ、空耳か?
・・・・
あー――今晩は、早く寝ようと思ったのに・・・
こうすけー- 遅い、何やってたの?
いや、ちょっと、お札じゃなくて、お守りを・・
へー-ついに、神頼みに、走ったわけね!
まあ、わからんでもないな。
じゃあ、みんな行くよ!
じゃあ、昭雄はカメラ担当、珠美は、私と一緒にナレーター、
そして幸輔は、踊りじゃなくて、おびき出す担当ね!
おい、気合い入れろよ!
今日は、逃げ出すなよな!
恥ずかしいことは、するなよ!
・・・なんか、おかしいよね?
えっと、その前に、目的だけ、はっきりさせようよ!
明美ちゃんの目的は、未知との遭遇で、珠美ちゃんは?
私は、アナウンサーデビューでー-す。
はあ、・・・
でっ、昭雄は?
だから言ったろ、おまえが逃げ出しても、女の子二人は、俺が守る。
あー――そういうことね!
了解です。
じゃあ、進むよ。
来たぞ!
了解・・・
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