地味顔陰キャな俺。異世界で公爵サマに拾われ、でろでろに甘やかされる

冷凍湖

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「ん、ぅ♡ふ♡んん♡」

ぶあつい舌が俺の舌を撫でて、甘ったれた声が出てしまう。絡めとられて、舌先を甘く噛まれて、腰の奥がじぃんと熱くなる。

これ、やらし……♡やらしくて、きもちいい……♡

「ん♡ん♡ふ♡んう♡」

深いキスを夢中で味わう。
口の中の舌に、自分から絡みついてしまう。
口づけの角度が深くなる。上あごの、のどに近い際どい部分を舐められたとき、気持ちよすぎて肩がビクンッと跳ねた。シルヴァンはそれを見逃さなかった。しつこいくらいそこばかりを責めてくる。

「ぁ、ん♡ゃ、いや、あ……♡」
「どうしてだい?キスしてほしいって言ったのは、きみだよ」

シルヴァンは濡れた唇をつり上げて、いつもの穏やかな口ぶりで言った。
自分の浅ましさやはしたなさが見抜かれている気がした。
恥ずかしい。やっぱりこんなことするんじゃなかった。
後悔するけど遅かった。シルヴァンに唇を塞がれる。

「ん♡んっ♡んん~ッ♡」

いやらしい水音がする、キス。
他の人としたことがないけど、絶対シルヴァンはキスが上手い。唇から体がとろけていく。

「ふ、ぁ……♡あぅ……♡」
「ここ、苦しそうだね」
「ふえ……?」


何を言われているか分からずに、ぽかんとしていると、シルヴァンの手が下に伸びた。太ももをするりと撫でて、脚の間にそっと触れてくる。

「あっ……♡」
「ね?硬くなってるよ」
「う、あ♡あ♡や、いや、だ♡ご、ごぇ、なしゃ」
「謝らなくていい。キスして気持ちよくなっちゃったんだね。どうしようか」
「ど、う、って」
「自分で処理をする?それとも、触ってあげようか」
「え……♡そ、んな、そんな、の」

俺の体は、たしかに反応していた。だって、キス、気持ちよかった……♡
けど、どうするとか訊かれても、どうしたらいいかなんて、分からない。
シルヴァンの前で勃起してしまったことが恥ずかしくて、俺はギュッと目を閉じた。まともに顔が見られない。

「……自分では、無理みたいだね。失礼」
「え、ぁ、ふぁっ、や、だ、だめっ」

シルヴァンが用意してくれたベルト。ジャケットと同じ素材のパンツ。それから、下着さえも、あざやかな手際で、足から抜き取られていく。

「かわいらしいペニスだね」
「う、ぅ……♡いや、あ♡」
「シエルはこんなところまで恥ずかしがりやなんだね。奥ゆかしく先っぽが隠れているよ」
「うぅ、やだ、やだ、あ♡」
「大丈夫、手伝ってあげるだけだから。出してすっきりしたら、今夜は寝てしまおうね。今日のきみは、少し様子がおかしいよ」
「い、いい、じ、じぶん、で、する、~~~ッ♡あ♡や♡だめ、さ、さわ、ちゃ♡」

シルヴァンの手が、俺のものをやんわりと握った。
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