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第8章 地下迷宮探索編
地下迷宮探索⑦ 第3階層へ…
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「エアリー、後ろに隠れて。防御壁張るよ」
「はい」
エアリーはルーシッドの後ろに隠れる。
石像はゆっくりと前進し始める。そして、攻撃するために右手をゆっくりと振りかぶる。
「エアリー、術式展開」
ルーシッドの前に魔法陣が浮かび上がる。
「術式:爆破!」
ルーシッドの魔術が発動すると、ものすごい爆音と共にルーシッドの魔術が炸裂する。
石像は砕け散り、破片が飛び散る。
「うわぁ!」
「なんて破壊力だ!」
「みんなちゃんと壁の後ろに体を隠して!」
後ろにも破片が飛び散るが、防御壁に防がれる。
「……もう倒せた?」
静かになったので、フェリカが防御壁の脇からちらりと顔をのぞかせて、そう尋ねる。
ルビアは目を凝らしてルーシッドの方を見る。
ルビアは自分でもあの石像と対峙してみたいという気持ちもあったが、今回は防御魔法を張ることに専念していた。
さすがのルビアでも防御壁を張りつつ、照明もつけて、あの石像を相手にするだけの余裕はなかった。
「いや…そう簡単にはいかないみたい…」
壊れた石像のパーツが、ずりずりと地面を擦って動き、再び集まって石像の形が徐々に形成されていく。
「あらら…壊してもダメってこと?」
ルーシッドはポリポリと頬を人差し指でかいた。その仕草は、別に困っているというような感じではなく余裕さえ感じられた。
「もしあれがリスヴェル博士が作ったものなら、あの時の自動魔法人形と同じかもしれない。だとしたら…」
ルビアは以前の対戦を思い出して一人ぶつぶつとつぶやく。そして、ルーシッドに向けて叫んだ。
「ルーシィ!石像の中にコアになる魔法石があるはずよ!それを壊せば再生も止まるはずよ!」
「コア…うん、わかった!ありがと、ルビィ!」
そうあの時、ルーシッドは自動魔法人形とは戦っていなかったから、リスヴェルの自動魔法人形の仕組みを知らなかったのだ。
「エアリー、さっき粉々になった時、そのコアっていうの見えた?」
「いえ、確認できませんでした。狙いを絞ってみましょうか?」
「うーん、いや、面倒くさいから一度にやっちゃおう」
石像は完全に元の姿に戻り、再び攻撃をしようと手を振りかぶる。
「術式同時展開」
ルーシッドがそう言うと、石像を囲むように複数の魔法陣が形成される。
「おいおい、まさか…」
防御壁の影に隠れながら、その様子を伺っていたジョンは顔を引きつらせる。
「術式:爆破!!!」
一度に複数の個所で爆発が起きる。
先ほどとは比べ物にならないくらいの大爆発が起き、石像は跡形もなく消し飛ぶ。
とてつもない爆音と爆風が吹き荒れ、大小様々な破片が弾け飛ぶ。
「むちゃくちゃしやがる!」
「容赦ないわね…」
「あった!あれだ!」
ルーシッドは砕け散った破片の中に、黄色の魔法石とそれを守るようにして鉄で作られた部品を発見する。
「エアリー、照準固定」
そう言った瞬間、遠くからだとわずかに確認できるくらいの魔法石はパキッと音を立てて砕け散った。
『照準固定』はルーシッドが離れた場所に正確に魔術を発動するために考えた方法で、エアリーがルーシッドと対象物の相対位置の計算や相手の行動予測などを行って、魔術の照準を補助するというものである。ルーシッドがどこに焦点を合わせているかという情報を眼鏡型の魔法具で計測し、それをエアリーが読み取って計算しているのである。
照準固定がなくても魔術自体は発動できるが、自身を中心とした直線的な動きの魔術や、目標が大きい場合や魔術規模が大きい場合などの、正確な照準を付ける必要がない場合に限られる。
今回の石像も身長の3倍ほどもあったので、ただ石像を破壊するだけなら照準固定をする必要はなかったのだが、より正確な魔法発動が必要な今回の場合はそれを行ったということである。
黄色の魔法石が砕けると、石像が再生することはなく地下迷宮内には静寂が戻った。
そして、階段を塞いでいた扉がゆっくりと音を立てて開いた。
クラスがどっと沸き、ルーシッドを囲んで興奮したように賛辞を贈る。
「相変わらずすごい威力だな!」
「あんなデカいストーンゴーレムを一人で倒すなんてあり得ない!」
「すごいすごいっ!」
そんな中、ルビアはルーシッドの強さに対して、言いえぬ恐ろしさを感じていた。
それは、自分が暗殺者だからかも知れない。
ルビアは目に見えてすごい破壊力のある爆破よりも、最後の『不可視の剣』の方がよほど恐ろしく思えた。
術式名は言わなかったが、恐らく無色の魔力そのものの形状を杭のように尖った形にして、魔法石を砕いたのだろう。
ルーシッドをもってすれば、全くの認識外から不可視の剣によって敵を暗殺することなどいともたやすいことなのだ。そう考えると背筋が凍った。
恐ろしいのは対象に向けられる敵意ではない、むしろ敵意が向けれれればそれを察知して対応することができる。真に恐ろしいのは敵意が向けられていることに気づけないことだ。
父からの教えが頭をよぎった。
今は平和な時代になった。魔法界に人間同士の大きな争いはない。あったとしても小さないざこざや事件程度である。かつての戦争を経験した人間はもう生きてはおらず、戦争がない世界が何百年も続いている。当時を知っているのは一部の長命な魔獣や、寿命と言う概念を持たない妖精たちぐらいであろう。
それ以前から国同士などの争いはあったが、かつて魔法界全体が交戦状態となる、いわゆる『魔法界大戦』が起こった。そのような争いは魔獣の生活までも脅かし、ついに人間に愛想を尽かした魔獣や妖精たちも多くいたという。
最終的には妖精の女王が事態に介入し、一度全ての魔法がこの世から消えるという現象が起こった。妖精の女王が魔法よりも強力な法、女王の威厳を発動したことで、全ての妖精が人間に従わなくなったのだ。魔法なしでは何もできないほどに魔法に頼り切っていた魔法使いは、そのような事態になったことで各国がこぞって戦争を放棄し、和平条約や不可侵条約を結ぶことに至った。
今は魔獣や妖精との関係は回復してはいるが、そのことがかつての魔法の知識や技術が失われてしまった1つの大きな要因となっている。
人々は昔のような命を懸けた戦いに代わり、ルールの定められた決闘や、スポーツにも似た魔法競技で戦うようになった。それは平和的な戦いだ。
だから、自分の暗殺者なんていう職業はもはや肩書だけのものである。
この先、自分がルーシッドと命を懸けて対峙することも、祖国を守るために戦うこともないだろう。
そして、ルーシッドが先ほどの『不可視の剣』を人に振るうこともない。
もちろん剣状ではなく、球状など別の形にして使用することはあるかもしれないが、目的は殺すことではない。
そう考えると、自分が感じた言いえぬ恐ろしさも、妙にばかばかしくなって思わずふんっ、と笑ってしまうルビアだった。
そして、ルビアはルーシッドを囲む輪の中に加わり、ルーシッドを抱きしめるのだった。
「はい」
エアリーはルーシッドの後ろに隠れる。
石像はゆっくりと前進し始める。そして、攻撃するために右手をゆっくりと振りかぶる。
「エアリー、術式展開」
ルーシッドの前に魔法陣が浮かび上がる。
「術式:爆破!」
ルーシッドの魔術が発動すると、ものすごい爆音と共にルーシッドの魔術が炸裂する。
石像は砕け散り、破片が飛び散る。
「うわぁ!」
「なんて破壊力だ!」
「みんなちゃんと壁の後ろに体を隠して!」
後ろにも破片が飛び散るが、防御壁に防がれる。
「……もう倒せた?」
静かになったので、フェリカが防御壁の脇からちらりと顔をのぞかせて、そう尋ねる。
ルビアは目を凝らしてルーシッドの方を見る。
ルビアは自分でもあの石像と対峙してみたいという気持ちもあったが、今回は防御魔法を張ることに専念していた。
さすがのルビアでも防御壁を張りつつ、照明もつけて、あの石像を相手にするだけの余裕はなかった。
「いや…そう簡単にはいかないみたい…」
壊れた石像のパーツが、ずりずりと地面を擦って動き、再び集まって石像の形が徐々に形成されていく。
「あらら…壊してもダメってこと?」
ルーシッドはポリポリと頬を人差し指でかいた。その仕草は、別に困っているというような感じではなく余裕さえ感じられた。
「もしあれがリスヴェル博士が作ったものなら、あの時の自動魔法人形と同じかもしれない。だとしたら…」
ルビアは以前の対戦を思い出して一人ぶつぶつとつぶやく。そして、ルーシッドに向けて叫んだ。
「ルーシィ!石像の中にコアになる魔法石があるはずよ!それを壊せば再生も止まるはずよ!」
「コア…うん、わかった!ありがと、ルビィ!」
そうあの時、ルーシッドは自動魔法人形とは戦っていなかったから、リスヴェルの自動魔法人形の仕組みを知らなかったのだ。
「エアリー、さっき粉々になった時、そのコアっていうの見えた?」
「いえ、確認できませんでした。狙いを絞ってみましょうか?」
「うーん、いや、面倒くさいから一度にやっちゃおう」
石像は完全に元の姿に戻り、再び攻撃をしようと手を振りかぶる。
「術式同時展開」
ルーシッドがそう言うと、石像を囲むように複数の魔法陣が形成される。
「おいおい、まさか…」
防御壁の影に隠れながら、その様子を伺っていたジョンは顔を引きつらせる。
「術式:爆破!!!」
一度に複数の個所で爆発が起きる。
先ほどとは比べ物にならないくらいの大爆発が起き、石像は跡形もなく消し飛ぶ。
とてつもない爆音と爆風が吹き荒れ、大小様々な破片が弾け飛ぶ。
「むちゃくちゃしやがる!」
「容赦ないわね…」
「あった!あれだ!」
ルーシッドは砕け散った破片の中に、黄色の魔法石とそれを守るようにして鉄で作られた部品を発見する。
「エアリー、照準固定」
そう言った瞬間、遠くからだとわずかに確認できるくらいの魔法石はパキッと音を立てて砕け散った。
『照準固定』はルーシッドが離れた場所に正確に魔術を発動するために考えた方法で、エアリーがルーシッドと対象物の相対位置の計算や相手の行動予測などを行って、魔術の照準を補助するというものである。ルーシッドがどこに焦点を合わせているかという情報を眼鏡型の魔法具で計測し、それをエアリーが読み取って計算しているのである。
照準固定がなくても魔術自体は発動できるが、自身を中心とした直線的な動きの魔術や、目標が大きい場合や魔術規模が大きい場合などの、正確な照準を付ける必要がない場合に限られる。
今回の石像も身長の3倍ほどもあったので、ただ石像を破壊するだけなら照準固定をする必要はなかったのだが、より正確な魔法発動が必要な今回の場合はそれを行ったということである。
黄色の魔法石が砕けると、石像が再生することはなく地下迷宮内には静寂が戻った。
そして、階段を塞いでいた扉がゆっくりと音を立てて開いた。
クラスがどっと沸き、ルーシッドを囲んで興奮したように賛辞を贈る。
「相変わらずすごい威力だな!」
「あんなデカいストーンゴーレムを一人で倒すなんてあり得ない!」
「すごいすごいっ!」
そんな中、ルビアはルーシッドの強さに対して、言いえぬ恐ろしさを感じていた。
それは、自分が暗殺者だからかも知れない。
ルビアは目に見えてすごい破壊力のある爆破よりも、最後の『不可視の剣』の方がよほど恐ろしく思えた。
術式名は言わなかったが、恐らく無色の魔力そのものの形状を杭のように尖った形にして、魔法石を砕いたのだろう。
ルーシッドをもってすれば、全くの認識外から不可視の剣によって敵を暗殺することなどいともたやすいことなのだ。そう考えると背筋が凍った。
恐ろしいのは対象に向けられる敵意ではない、むしろ敵意が向けれれればそれを察知して対応することができる。真に恐ろしいのは敵意が向けられていることに気づけないことだ。
父からの教えが頭をよぎった。
今は平和な時代になった。魔法界に人間同士の大きな争いはない。あったとしても小さないざこざや事件程度である。かつての戦争を経験した人間はもう生きてはおらず、戦争がない世界が何百年も続いている。当時を知っているのは一部の長命な魔獣や、寿命と言う概念を持たない妖精たちぐらいであろう。
それ以前から国同士などの争いはあったが、かつて魔法界全体が交戦状態となる、いわゆる『魔法界大戦』が起こった。そのような争いは魔獣の生活までも脅かし、ついに人間に愛想を尽かした魔獣や妖精たちも多くいたという。
最終的には妖精の女王が事態に介入し、一度全ての魔法がこの世から消えるという現象が起こった。妖精の女王が魔法よりも強力な法、女王の威厳を発動したことで、全ての妖精が人間に従わなくなったのだ。魔法なしでは何もできないほどに魔法に頼り切っていた魔法使いは、そのような事態になったことで各国がこぞって戦争を放棄し、和平条約や不可侵条約を結ぶことに至った。
今は魔獣や妖精との関係は回復してはいるが、そのことがかつての魔法の知識や技術が失われてしまった1つの大きな要因となっている。
人々は昔のような命を懸けた戦いに代わり、ルールの定められた決闘や、スポーツにも似た魔法競技で戦うようになった。それは平和的な戦いだ。
だから、自分の暗殺者なんていう職業はもはや肩書だけのものである。
この先、自分がルーシッドと命を懸けて対峙することも、祖国を守るために戦うこともないだろう。
そして、ルーシッドが先ほどの『不可視の剣』を人に振るうこともない。
もちろん剣状ではなく、球状など別の形にして使用することはあるかもしれないが、目的は殺すことではない。
そう考えると、自分が感じた言いえぬ恐ろしさも、妙にばかばかしくなって思わずふんっ、と笑ってしまうルビアだった。
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