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脱衣所で ※
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「千尋様、私以外の男の前でもあんなに容易くイッてしまうだなんて……
まさか、本当に宗介様に見られて感じたのですか?」
「ち、ちが……っあ、ぁぁっ!」
一ノ瀬に乳首を軽く噛まれ、千尋は悲鳴にも似た声を上げながら絶頂に達してしまった。
シャワー室の中にある、浴室とドアで区切られた一畳程の脱衣所で、千尋は一ノ瀬にブラウスを脱がされ、乳首を舌と指で愛撫されていた。
千尋は早くシャワーを浴びたいと思っているのに、上半身裸にされたまでは良かったが、口へのキスから始まり、首筋、耳、胸……と順々に丁寧に愛撫され続けている。
更に千尋は困った事に、先程後孔の中に塗られた催淫ローションの効果が続いているのか、一ノ瀬に身体を舐められ触られるのがたまらなく気持ち良く、感じていた。性的な行為を拒むどころか触れられて身体が喜び震えている。
今も、一ノ瀬に軽く乳首を噛まれただけで達してしまった。先程は大丈夫だったのに、結局下着の中で粗相をしてしまった。生温かい液が下着を濡らし、気持ち悪い。早く脱いでしまいたいと思っている千尋をよそに、一ノ瀬はまだ身体を解放してくれる様子は無かった。
下半身を不自然にモジモジと動かしている千尋を見て、乳首を吸っていた一ノ瀬の舌が止まった。
「千尋様、もしかして乳首でイッたのですか? 下着、見せて下さい」
「ひっ……!」
物凄い早さで一ノ瀬がズボンのボタンを外し、下着ごとグイッと手前に引っ張る。ファスナーが布地に引っ張られながら一気に下へと下がっていき、前部分が寛げられた。下着の中は白濁した液がべっとりと付着し、千尋が達したのを表していた。
「千尋様……」
「ご、ごめん……ごめんなさ……」
粗相で濡らした部分を一ノ瀬に凝視され、千尋は羞恥から半泣きになり、つい、謝罪の言葉を口にした。
すると一ノ瀬は唇を少し歪め、そのまま下着とズボンを一気に下へ下げたかと思うと、千尋のペニスを手に取って躊躇なく口へと咥え、しゃぶりだした。
「んぁっ! やっ、や、だ……ぁっ」
「んんっ……っはぁっ……千尋……
千尋のここ、おいひいっ……」
一ノ瀬は千尋の名を様付けではなく、昔の様に呼び捨てで呼んだ。興奮し過ぎて一ノ瀬は素が出てしまっていた。
一ノ瀬は恍惚とした表情で根元まで舐め上げた後、裏筋をつつ、と尖端部分に向けて舌でなぞり、鈴口から新たに溢れ出ていた液ごとじゅる、と吸い上げた。
「は、っあっ!」
千尋の全身がビクッと小さく跳ねた。一ノ瀬はペニスの奥にまだ僅かに残っている蜜液を根こそぎ吸い尽くすかの様に吸った。とてつもない強烈な刺激が腰を貫いた。千尋は身体の奥底から再び押し上げられる感覚を覚える。
「っあぁ、は、あ……また、イキそ…………ぅぐっ!」
千尋が息を止め、脚の筋肉を強張らせ射精に向かっていると、一ノ瀬にペニスの根元を指でギュッと圧迫された。
「まだ駄目、もう少し我慢して……」
一ノ瀬は千尋の下着に残っている精液を指で絡め取ると立ち上がり、千尋の背後へと回った。千尋のペニスの根元は握られたまま、ズプ、と後孔に精液を塗りつけながら指を入れ、細かく出し入れしながら二本の指で窄まった孔を拡げていく。
「あぁ、もう我慢できない」
「は、あ、あっ、あぁっ!」
後孔が三本目の指を受け入れ出した頃、一ノ瀬は千尋の両手手のひらを壁にあてさせ、お尻を一ノ瀬に突き出すような体勢にさせてから一ノ瀬の大きく反り返ったペニスをズブッ! と一気に挿れてきた。
奥深くまで咥え込んだ衝動で、射精できない様に堰き止められているにもかかわらず、千尋の身体がビクビクと震え、後孔もキュウキュウと締まった。
「はぁぁっ……凄い締め付け、ナカイキしたんだ……
美味しい、千尋のココ、美味しいっ」
「あっ、ひ、ぃあっ、んんっ!」
千尋のペニスの根元に一ノ瀬の指が巻き付いて圧迫したまま、一ノ瀬は腰を激しく力強く律動させた。
未だ射精する事ができないペニスの先端からは、お漏らしをしたかの様に透明な液がしとどに伝い滴っていた。
「千尋のペニス、びしょ濡れ……
俺の指まで液が垂れてる。女の子みたい。可愛い、俺の千尋、可愛い」
「は、あっ、も、もうダメ、イキたい、一ノ瀬っ、お願い」
「俺の事、名前で呼んで……和馬って呼んで、おねだりして」
一ノ瀬は角度を変え、ペニスを千尋の前立腺目掛けて擦りだした。ゴリゴリとエラ部分が当たり、千尋は気が狂いそうな程の快感で膝がガクガクと揺れた。もう、限界だった。
「あっ、和馬っ……
イキたい、イかせて……
お願い、和馬ぁっ……!」
「っ……千尋っ……!」
一ノ瀬は千尋のペニスを解放し、腰を激しく打ちつけた。千尋の身体は一気に絶頂へと導かれていった。
「ーーあぁ、和馬、も、も……イク……イッちゃうっ……っあぁぁぁっっ!!」
千尋の身体の最奥で熱い液がビュクビュク、と注がれているのを感じながら、千尋も射精した。床と壁に大量の精液を散らし、千尋は崩れ落ちそうな身体を一ノ瀬に支えられながら、そのまま意識が遠のいていった。
まさか、本当に宗介様に見られて感じたのですか?」
「ち、ちが……っあ、ぁぁっ!」
一ノ瀬に乳首を軽く噛まれ、千尋は悲鳴にも似た声を上げながら絶頂に達してしまった。
シャワー室の中にある、浴室とドアで区切られた一畳程の脱衣所で、千尋は一ノ瀬にブラウスを脱がされ、乳首を舌と指で愛撫されていた。
千尋は早くシャワーを浴びたいと思っているのに、上半身裸にされたまでは良かったが、口へのキスから始まり、首筋、耳、胸……と順々に丁寧に愛撫され続けている。
更に千尋は困った事に、先程後孔の中に塗られた催淫ローションの効果が続いているのか、一ノ瀬に身体を舐められ触られるのがたまらなく気持ち良く、感じていた。性的な行為を拒むどころか触れられて身体が喜び震えている。
今も、一ノ瀬に軽く乳首を噛まれただけで達してしまった。先程は大丈夫だったのに、結局下着の中で粗相をしてしまった。生温かい液が下着を濡らし、気持ち悪い。早く脱いでしまいたいと思っている千尋をよそに、一ノ瀬はまだ身体を解放してくれる様子は無かった。
下半身を不自然にモジモジと動かしている千尋を見て、乳首を吸っていた一ノ瀬の舌が止まった。
「千尋様、もしかして乳首でイッたのですか? 下着、見せて下さい」
「ひっ……!」
物凄い早さで一ノ瀬がズボンのボタンを外し、下着ごとグイッと手前に引っ張る。ファスナーが布地に引っ張られながら一気に下へと下がっていき、前部分が寛げられた。下着の中は白濁した液がべっとりと付着し、千尋が達したのを表していた。
「千尋様……」
「ご、ごめん……ごめんなさ……」
粗相で濡らした部分を一ノ瀬に凝視され、千尋は羞恥から半泣きになり、つい、謝罪の言葉を口にした。
すると一ノ瀬は唇を少し歪め、そのまま下着とズボンを一気に下へ下げたかと思うと、千尋のペニスを手に取って躊躇なく口へと咥え、しゃぶりだした。
「んぁっ! やっ、や、だ……ぁっ」
「んんっ……っはぁっ……千尋……
千尋のここ、おいひいっ……」
一ノ瀬は千尋の名を様付けではなく、昔の様に呼び捨てで呼んだ。興奮し過ぎて一ノ瀬は素が出てしまっていた。
一ノ瀬は恍惚とした表情で根元まで舐め上げた後、裏筋をつつ、と尖端部分に向けて舌でなぞり、鈴口から新たに溢れ出ていた液ごとじゅる、と吸い上げた。
「は、っあっ!」
千尋の全身がビクッと小さく跳ねた。一ノ瀬はペニスの奥にまだ僅かに残っている蜜液を根こそぎ吸い尽くすかの様に吸った。とてつもない強烈な刺激が腰を貫いた。千尋は身体の奥底から再び押し上げられる感覚を覚える。
「っあぁ、は、あ……また、イキそ…………ぅぐっ!」
千尋が息を止め、脚の筋肉を強張らせ射精に向かっていると、一ノ瀬にペニスの根元を指でギュッと圧迫された。
「まだ駄目、もう少し我慢して……」
一ノ瀬は千尋の下着に残っている精液を指で絡め取ると立ち上がり、千尋の背後へと回った。千尋のペニスの根元は握られたまま、ズプ、と後孔に精液を塗りつけながら指を入れ、細かく出し入れしながら二本の指で窄まった孔を拡げていく。
「あぁ、もう我慢できない」
「は、あ、あっ、あぁっ!」
後孔が三本目の指を受け入れ出した頃、一ノ瀬は千尋の両手手のひらを壁にあてさせ、お尻を一ノ瀬に突き出すような体勢にさせてから一ノ瀬の大きく反り返ったペニスをズブッ! と一気に挿れてきた。
奥深くまで咥え込んだ衝動で、射精できない様に堰き止められているにもかかわらず、千尋の身体がビクビクと震え、後孔もキュウキュウと締まった。
「はぁぁっ……凄い締め付け、ナカイキしたんだ……
美味しい、千尋のココ、美味しいっ」
「あっ、ひ、ぃあっ、んんっ!」
千尋のペニスの根元に一ノ瀬の指が巻き付いて圧迫したまま、一ノ瀬は腰を激しく力強く律動させた。
未だ射精する事ができないペニスの先端からは、お漏らしをしたかの様に透明な液がしとどに伝い滴っていた。
「千尋のペニス、びしょ濡れ……
俺の指まで液が垂れてる。女の子みたい。可愛い、俺の千尋、可愛い」
「は、あっ、も、もうダメ、イキたい、一ノ瀬っ、お願い」
「俺の事、名前で呼んで……和馬って呼んで、おねだりして」
一ノ瀬は角度を変え、ペニスを千尋の前立腺目掛けて擦りだした。ゴリゴリとエラ部分が当たり、千尋は気が狂いそうな程の快感で膝がガクガクと揺れた。もう、限界だった。
「あっ、和馬っ……
イキたい、イかせて……
お願い、和馬ぁっ……!」
「っ……千尋っ……!」
一ノ瀬は千尋のペニスを解放し、腰を激しく打ちつけた。千尋の身体は一気に絶頂へと導かれていった。
「ーーあぁ、和馬、も、も……イク……イッちゃうっ……っあぁぁぁっっ!!」
千尋の身体の最奥で熱い液がビュクビュク、と注がれているのを感じながら、千尋も射精した。床と壁に大量の精液を散らし、千尋は崩れ落ちそうな身体を一ノ瀬に支えられながら、そのまま意識が遠のいていった。
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