36 / 63
第三章【謝罪(3)】
しおりを挟む
次の日 学校へ行くと
元友達は先に来ていた
しつこいと思ったが
声をかけてみた
俺「おはよう。昨日ごめん」
元友達は気まずそうに
そして見るからに嫌そうな表情を浮かべていた
俺「話もしたくないかもしれないけど。聞いて。昨日俺が話そうとしたことは、お前に謝ろうとしただけなんだよ」
元友達「何を?」
俺「俺の誕生日にA達に話しかけられて、そのままお前のこと放っといてた。それまでつるんでくれてたのを仇で返したと思う。だからごめん」
元友達「別に・・・」
俺「あと、俺はあの頃偉そうだったと思う。言い出しさたらきりがないくらい、俺は嫌な奴だったと思う。だから謝るだけはしたかった」
元友達の表情から
心底どうでも良さそうな気配を感じたが
相手にどう思われようと
俺はけじめをつけなければいけない
元友達「何で今?としか思わないし。昨日みたいに不良に絡まれるのも迷惑だから。もう謝るとかいらないから。話しかけて来なくていいよ」
その言葉は予想以上にきついものがあった。
俺に対してはそれでいい。
でもSに対する誤解は解きたかった
俺「昨日のSのことは、Sは間を取り持ってくれようとしただけだよ。敵意があったわけじゃない。」
元友達「そんなこと俺に関係ないし。敵意にしか感じなかったから」
ごもっともだ。
彼にとっては事情など関係ないのだ。
俺「・・・うん。だからとにかく・・・俺が悪いから。Sのことは悪く思わないでほしい」
元友達「あーうん。分かった。もういい?」
そう言って元友達は席を立った。
気持ちは何も伝わらなかった。
悲しかったが
それが何に対しての悲しさかは
よく分からなかった
元友達は先に来ていた
しつこいと思ったが
声をかけてみた
俺「おはよう。昨日ごめん」
元友達は気まずそうに
そして見るからに嫌そうな表情を浮かべていた
俺「話もしたくないかもしれないけど。聞いて。昨日俺が話そうとしたことは、お前に謝ろうとしただけなんだよ」
元友達「何を?」
俺「俺の誕生日にA達に話しかけられて、そのままお前のこと放っといてた。それまでつるんでくれてたのを仇で返したと思う。だからごめん」
元友達「別に・・・」
俺「あと、俺はあの頃偉そうだったと思う。言い出しさたらきりがないくらい、俺は嫌な奴だったと思う。だから謝るだけはしたかった」
元友達の表情から
心底どうでも良さそうな気配を感じたが
相手にどう思われようと
俺はけじめをつけなければいけない
元友達「何で今?としか思わないし。昨日みたいに不良に絡まれるのも迷惑だから。もう謝るとかいらないから。話しかけて来なくていいよ」
その言葉は予想以上にきついものがあった。
俺に対してはそれでいい。
でもSに対する誤解は解きたかった
俺「昨日のSのことは、Sは間を取り持ってくれようとしただけだよ。敵意があったわけじゃない。」
元友達「そんなこと俺に関係ないし。敵意にしか感じなかったから」
ごもっともだ。
彼にとっては事情など関係ないのだ。
俺「・・・うん。だからとにかく・・・俺が悪いから。Sのことは悪く思わないでほしい」
元友達「あーうん。分かった。もういい?」
そう言って元友達は席を立った。
気持ちは何も伝わらなかった。
悲しかったが
それが何に対しての悲しさかは
よく分からなかった
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる