契約

契約
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,544 位 / 194,544件 児童書・童話 3,615 位 / 3,615件

あなたにおすすめの小説

アルバム

ジュネーブ
絵本
胸に焼ける景色 あなたは何を感じたか?

声劇台本

SHEA(しあ)
絵本
使用許可は不要ですが、自作発言や転載は禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名のSHEA(しあ)を記載して下さい。性別・語尾・人称変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観を壊すようなアレンジはご遠慮願います。 ご使用の際は時間が合えばにお邪魔させて頂きたいのでご連絡頂きますと小躍りして喜びます。

心に、気持ちに、前向きに。

わかめぐ。
児童書・童話
最愛の妻を亡くしたウダ、 父を亡くし、ウダの娘になったサティの むず痒い親子物語✎*

じいじのあかとんぼ

Shigeko T
児童書・童話
「じいじは総理大臣よりすごいんやぞ!」  いつもじいじはこう言っている。  「何言うてんねん、ただの百姓やろ。」  僕がこう言うと、じいじは黒光りした顔でにこっと笑うだけだ。  「お米や野菜では、なーんも儲けにならんのにって、いつもお母さん言うてるよ。」  「ほやのう、米や野菜売るだけでは儲けにはならんのう。けどじいじは、金にならん大事なもんをたーくさん作ってるんや。」  金にならん大事なもんをたーくさん作ってる?僕の頭の中はクエスチョンマークだらけや。  春の田植えが済んだころ、田んぼにはオタマジャクシやゲンゴロウ、メダカもいっぱいあらわれる。最近はドジョウも戻ってきたってじいじが言うとった。どこにおったんやろうこんなにいっぱいと思うくらい。するとじいじは、  「おっ!今年もおるな。」とメダカに話しかける。 「何でメダカに話しかけたん?」と僕が聞くと、 「このメダカは日本にしかおらん、絶滅危惧種って言われてるめだかなんやぞ。」と教えてくれた。  「田んぼの中の生き物がいっぱいになってきたから、コウノトリもいっぱい飛んでくるようになったんやぞ。」  「うん、それは学校で教えてもろた。コウノトリは自然界の頂点にいる生き物で、コウノトリが棲めるってことはすべての生き物が住みやすいんだって。」まだよくわからんけど、とにかくすごいことなんやろうなっていうことは僕にもなんとなく分かった。  じいじにトマトの畑手伝ってくれんかと言われて行ったとき、ハチがいっぱい飛んでいて、「わあー、こわいよー!」って言ったらじいじは、  「そりゃあ、大変じゃ。でもミツバチがおらんようになったら、実が実らん。人類は食べるもんがなくなって、滅びるんやぞ。」 今年の夏祭りの日は、夕方になってもまだ西からお天とうさまの陽がまだ暑い暑い日だった。そこにふいに、すーっと涼しい風が吹いてきたとき、じいじが言った。  「おっ! じいじが作った涼しい風が吹いてきたな。」  「えっ?じいじが作った涼しい風?」  「そうさ、じいじが作っている田んぼの上を吹いてくる風は涼しいんやぞ!」  「へえー。田んぼッてすごいんやな。」  稲刈りの時期が近付くと、あかとんぼがいっぱい飛び始めた。じいじはまた、  「おっ! じいじが育てたあかとんぼが今年もたくさん飛んでるわい。」  「え!?じいじが育てた? うそだーい。」  「あかとんぼの子どもヤゴは、田んぼでしか育たんのやぞ。ほやから田んぼを作ってるじいじが育てたのと一緒や!」  

地獄の鬼の子

つなざきえいじ
児童書・童話
地獄の鬼の仕事は、罪人を懲らしめる事。 では、地獄の鬼の子供は? ※小説家になろうの方にも投稿してます。

【完結】イケメン旦那と可愛い義妹をゲットして、幸せスローライフを掴むまで

トト
児童書・童話
「私も異世界転生して、私を愛してくれる家族が欲しい」  一冊の本との出会いが、平凡女子をミラクルシンデレラに変える

お父さんのタイムマシン

結城慎二
児童書・童話
この物語は、子供が幼い頃に寝物語として考えたものです。 400字詰原稿用紙で10枚ほどの小品で色々なサイトで初投稿に利用しています。

新訳 不思議の国のアリス

サイコさん太郎
児童書・童話
1944年、ポーランド南部郊外にある収容所で一人の少女が処分された。その少女は僅かに微笑み、眠る様に生き絶えていた。 死の淵で彼女は何を想い、何を感じたのか。雪の中に小さく佇む、白い兎だけが彼女の死に涙を流す。

処理中です...