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最終章 全員で一つの探索隊
第338話 市役所の中
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「さて、ようやっと入口だね」
道を切り開き、私たちは市役所の入り口前まで着いた。
後ろにいるサンルート人の人たちもすぐそこまで迫っていた。
「さぁ、あんたらは早う中に入り!」
「この辺りは俺たちが何とかするさかい、中にいる人たちを助けるんや!」
「わ、わかりました!」
「よっしゃ! ほな行くで!!」
ラピスのご両親は、市役所の周りにいるモンスターたちの殲滅を開始した。
「よーし! 先へ急ごうよ!」
「そうだね! 行こう! みんな!」
私たちは武器を構え、市役所の中へと入っていった。
☆
「……早速お出迎えってわけね」
中に入ると、待ち構えていたかのようにコボルトの大群が集結していた。
「暗闇の中でなきゃどうってことないぜ!」
「せやな、こんな奴ら、さっさと蹴散らすで!」
「うん……全て……塵にする」
「援護はアタシに任せて!」
よし、みんな準備万端って感じだね。
『よぉーし! 俺も頑張るぜ!』
「クロムも準備万端だね! よし! 行くよ!」
リンは入り口前でボウガンの準備をし、残る私たち4人は突撃を開始した。
コボルトたちも爪を立て、突撃してきた。
私が先陣を切り、早速スライディングをお見舞いした。
複数のコボルトが宙を舞い、私はそいつらに目掛けて刀を振るった。
奴らは一斉に煙に変貌した。
「瑠璃はん、やるよのぉ! ならウチも!」
「私も……」
ラピス、キセノンも私と同様に奴らにスライディングをお見舞いした。
そして、両手を軸に逆立ちになり、コマのように回し蹴りを披露した。
宙を舞うコボルトたちはコマの餌食となり、数回転したのちに、周りにいたコボルトたちに激突した。
そして奴らは、一斉に煙となった。
「よっし! ワシもやるぜ! おりゃああああああ!!」
ゴルドは斧を振り回しながら前進していき、豪快に数体ずつ処理していった。
その攻撃はまるで狩人のようで、私も感化され、刀を振り回し、コボルトどもを殲滅していった。
攻撃を繰り返す中、リンは遠距離から、2階、3階にいるコボルトどもをスナイプしていった。
矢は上に放つと、複数に分離し、誘導弾のようにコボルトへとまっすぐ向かって行った。
そうこうしているうちに、敵は跡形もなく散っていった。
「よし! みんな! 階段で上に行くよ!」
私たちは敵がいないことを確認すると、階段で上へと向かった。
道を切り開き、私たちは市役所の入り口前まで着いた。
後ろにいるサンルート人の人たちもすぐそこまで迫っていた。
「さぁ、あんたらは早う中に入り!」
「この辺りは俺たちが何とかするさかい、中にいる人たちを助けるんや!」
「わ、わかりました!」
「よっしゃ! ほな行くで!!」
ラピスのご両親は、市役所の周りにいるモンスターたちの殲滅を開始した。
「よーし! 先へ急ごうよ!」
「そうだね! 行こう! みんな!」
私たちは武器を構え、市役所の中へと入っていった。
☆
「……早速お出迎えってわけね」
中に入ると、待ち構えていたかのようにコボルトの大群が集結していた。
「暗闇の中でなきゃどうってことないぜ!」
「せやな、こんな奴ら、さっさと蹴散らすで!」
「うん……全て……塵にする」
「援護はアタシに任せて!」
よし、みんな準備万端って感じだね。
『よぉーし! 俺も頑張るぜ!』
「クロムも準備万端だね! よし! 行くよ!」
リンは入り口前でボウガンの準備をし、残る私たち4人は突撃を開始した。
コボルトたちも爪を立て、突撃してきた。
私が先陣を切り、早速スライディングをお見舞いした。
複数のコボルトが宙を舞い、私はそいつらに目掛けて刀を振るった。
奴らは一斉に煙に変貌した。
「瑠璃はん、やるよのぉ! ならウチも!」
「私も……」
ラピス、キセノンも私と同様に奴らにスライディングをお見舞いした。
そして、両手を軸に逆立ちになり、コマのように回し蹴りを披露した。
宙を舞うコボルトたちはコマの餌食となり、数回転したのちに、周りにいたコボルトたちに激突した。
そして奴らは、一斉に煙となった。
「よっし! ワシもやるぜ! おりゃああああああ!!」
ゴルドは斧を振り回しながら前進していき、豪快に数体ずつ処理していった。
その攻撃はまるで狩人のようで、私も感化され、刀を振り回し、コボルトどもを殲滅していった。
攻撃を繰り返す中、リンは遠距離から、2階、3階にいるコボルトどもをスナイプしていった。
矢は上に放つと、複数に分離し、誘導弾のようにコボルトへとまっすぐ向かって行った。
そうこうしているうちに、敵は跡形もなく散っていった。
「よし! みんな! 階段で上に行くよ!」
私たちは敵がいないことを確認すると、階段で上へと向かった。
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