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最終章 全員で一つの探索隊
第328話 学校防衛作戦
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「よぉし! 行くぞー!!」
番号の読み上げと共に、6人の腰にベルトが巻きついた。
そして、親衛隊の証である携帯電話を、ベルトに差し込んだ。
『忍ぶどころか、応援するぜ!! ナンバー1!!』
『荒ぶる親衛隊のガッツ!! ナンバー2!!』
『探索者を応援する、とんでもねぇ奴ら! ナンバー3!』
『愛を捧げよう! 親衛隊! ナンバー4!』
『親衛隊の名において、実力を行使する! ナンバー6!』
『ゴー! シ、シ、シ、シンエイターイ! ナンバー7!』
各々変身音声が鳴り響き、6人は装甲を身に纏った。
「さぁ、行こう!」
私たちは迫りくるモンスター目掛けて走り出した。
私は翡翠ちゃんと蛍ちゃんと共に先陣を切った。
奴らの先頭は……あろうことか、蛍ちゃんが以前襲われた蜘蛛の大群だった。
刀を構えつつ、蛍ちゃんの心配をした私だったが……。
「ここから先には行かせないよ! でやぁ!!」
蛍ちゃんは自ら先頭を走り、蜘蛛の大群を舞うように撃退していった。
どうやら私の心配は杞憂だったようだ。
「るり姉!」
「うん!」
私と翡翠ちゃんは刀を構え、蜘蛛の大群を切り刻んでいった。
奴らは私たちの攻撃により、瞬く間に煙に変貌していった。
「ウチらも負けてはいられへんで!」
「はい! 行きましょう! ラピスさん!」
私たちが取りこぼしてしまった蜘蛛どもを、ラピスと美月ちゃんタッグが処理していった。
これは助かる……って、よく見たら上空……ワイバーンが!
このままじゃ学校が危ない!
「……行かせない……『シャイニングウォールマキシマム』!」
咄嗟にキセノンが魔法壁を展開し、ワイバーンの進行を阻止した。
あ、危なかった……流石キセノン。
「ノン姉ちゃん! 私たちがこいつらを!」
「……うん」
地上に落ちたワイバーンは、怒り狂ってキセノンと碧ちゃん目掛けて襲い始めた。
しかし2人は見事な連携で、奴らを投げや正拳突きで一掃していった。
チラ見程度でしか見えないけど、素晴らしい連携だ……。
番号の読み上げと共に、6人の腰にベルトが巻きついた。
そして、親衛隊の証である携帯電話を、ベルトに差し込んだ。
『忍ぶどころか、応援するぜ!! ナンバー1!!』
『荒ぶる親衛隊のガッツ!! ナンバー2!!』
『探索者を応援する、とんでもねぇ奴ら! ナンバー3!』
『愛を捧げよう! 親衛隊! ナンバー4!』
『親衛隊の名において、実力を行使する! ナンバー6!』
『ゴー! シ、シ、シ、シンエイターイ! ナンバー7!』
各々変身音声が鳴り響き、6人は装甲を身に纏った。
「さぁ、行こう!」
私たちは迫りくるモンスター目掛けて走り出した。
私は翡翠ちゃんと蛍ちゃんと共に先陣を切った。
奴らの先頭は……あろうことか、蛍ちゃんが以前襲われた蜘蛛の大群だった。
刀を構えつつ、蛍ちゃんの心配をした私だったが……。
「ここから先には行かせないよ! でやぁ!!」
蛍ちゃんは自ら先頭を走り、蜘蛛の大群を舞うように撃退していった。
どうやら私の心配は杞憂だったようだ。
「るり姉!」
「うん!」
私と翡翠ちゃんは刀を構え、蜘蛛の大群を切り刻んでいった。
奴らは私たちの攻撃により、瞬く間に煙に変貌していった。
「ウチらも負けてはいられへんで!」
「はい! 行きましょう! ラピスさん!」
私たちが取りこぼしてしまった蜘蛛どもを、ラピスと美月ちゃんタッグが処理していった。
これは助かる……って、よく見たら上空……ワイバーンが!
このままじゃ学校が危ない!
「……行かせない……『シャイニングウォールマキシマム』!」
咄嗟にキセノンが魔法壁を展開し、ワイバーンの進行を阻止した。
あ、危なかった……流石キセノン。
「ノン姉ちゃん! 私たちがこいつらを!」
「……うん」
地上に落ちたワイバーンは、怒り狂ってキセノンと碧ちゃん目掛けて襲い始めた。
しかし2人は見事な連携で、奴らを投げや正拳突きで一掃していった。
チラ見程度でしか見えないけど、素晴らしい連携だ……。
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