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第12章 戦いの結末は、探索者たちが決める!
第320話 エボリューション
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「クロム、準備は良い?」
『『『『『おう!』』』』』
私たちは「転生」と叫び、クロムを腕輪に翳した……。
『『『『『超! 転生!! エボリューション!!』』』』』
そんな音声と共に、私たちの体が光を放った。
クロムの体の一部は、空中で、私たちの周りをぐるぐると走り回った。
その姿はまるで、遊びに誘う小動物のようだった。
やがてそれらは、私たちの体に取りついた。
『イノシシ、ウルフ、バッファロー! タイガー、ドラゴン、これぞキマイラ!! ウィーアー探索者! キマイラシーカー、エボリューション!! 探索者を……舐めるなよ!!』
私たちは、そんな音声と共に、探索者の姿に変身した。
首元を触ってみると、何やらマフラーのようなものを巻いているようだった。
「すっごーい! ないこれ!?」
「い、いつもとちゃうやないかい! でもええな!」
「おおおお!? なんだこれは!?」
「これが……新たな……力」
みんなの姿もいつもと違っていた。
リンはいつもの鎧に犬耳が付けられ、ラピスは角がより逞しくなり、ゴルドは虎のような耳と尻尾が付けられ、ラピスは羽がドラゴンのようになり、頭からドラゴンの角が生えていた。
そして、みんなして共通に言えるのが……「金色のマントを羽織っていた事。
す、すごい……これが、新たな力?
見た目が変わっただけみたいに見えるけど……。
『うおおおおお!! 俺たち、一つになってるぜ!』
「く、クロム!? どこにいるの?」
突然、クロムの声が、頭の中に響き渡った。
え? なにこれ? まるでクロムが私の体の中にいるような感じなんだけど?
『ほら、俺はここ!』
「うわぁ!?」
「な、なに!?」
「なんや!? 体が勝手に!?」
「うおおおおお!?」
クロムの声と共に、私たち5人の体が一斉に動き出した。
こ、これは一体? なんかイセカイジンになった時に似ているような?
「これ……改良の……結果……クロムちゃん……通じて……私たちが……一緒に……なった」
「そ、そうなんだ……」
「ちなみに……イセカイジン……参考に……改良……したよ」
す、すごいね、キセノン……。
「って、感心してる場合じゃねぇ! 琥珀さんたちの援護をしなければ! うおおおおおお!!」
ゴルドの言う通り、私たちも行かないと!
私たちは各々武器を構え、叔母さん達の応援にあたった。
叔母さん達は何とか戦えているようだったが、流石にこんな大勢の相手にはいつ力尽きてもおかしくない、早く助太刀しなければ!
『『『『『おう!』』』』』
私たちは「転生」と叫び、クロムを腕輪に翳した……。
『『『『『超! 転生!! エボリューション!!』』』』』
そんな音声と共に、私たちの体が光を放った。
クロムの体の一部は、空中で、私たちの周りをぐるぐると走り回った。
その姿はまるで、遊びに誘う小動物のようだった。
やがてそれらは、私たちの体に取りついた。
『イノシシ、ウルフ、バッファロー! タイガー、ドラゴン、これぞキマイラ!! ウィーアー探索者! キマイラシーカー、エボリューション!! 探索者を……舐めるなよ!!』
私たちは、そんな音声と共に、探索者の姿に変身した。
首元を触ってみると、何やらマフラーのようなものを巻いているようだった。
「すっごーい! ないこれ!?」
「い、いつもとちゃうやないかい! でもええな!」
「おおおお!? なんだこれは!?」
「これが……新たな……力」
みんなの姿もいつもと違っていた。
リンはいつもの鎧に犬耳が付けられ、ラピスは角がより逞しくなり、ゴルドは虎のような耳と尻尾が付けられ、ラピスは羽がドラゴンのようになり、頭からドラゴンの角が生えていた。
そして、みんなして共通に言えるのが……「金色のマントを羽織っていた事。
す、すごい……これが、新たな力?
見た目が変わっただけみたいに見えるけど……。
『うおおおおお!! 俺たち、一つになってるぜ!』
「く、クロム!? どこにいるの?」
突然、クロムの声が、頭の中に響き渡った。
え? なにこれ? まるでクロムが私の体の中にいるような感じなんだけど?
『ほら、俺はここ!』
「うわぁ!?」
「な、なに!?」
「なんや!? 体が勝手に!?」
「うおおおおお!?」
クロムの声と共に、私たち5人の体が一斉に動き出した。
こ、これは一体? なんかイセカイジンになった時に似ているような?
「これ……改良の……結果……クロムちゃん……通じて……私たちが……一緒に……なった」
「そ、そうなんだ……」
「ちなみに……イセカイジン……参考に……改良……したよ」
す、すごいね、キセノン……。
「って、感心してる場合じゃねぇ! 琥珀さんたちの援護をしなければ! うおおおおおお!!」
ゴルドの言う通り、私たちも行かないと!
私たちは各々武器を構え、叔母さん達の応援にあたった。
叔母さん達は何とか戦えているようだったが、流石にこんな大勢の相手にはいつ力尽きてもおかしくない、早く助太刀しなければ!
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