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第12章 戦いの結末は、探索者たちが決める!
第319話 分離
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「く、クロム、いい?」
『おう! どーんと頼むぜ!』
「じゃ、じゃあ……行くよ?」
私は思い切って、クロムの背中にあるスイッチを押した。
すると……。
『うおおおおお!? なんか、俺、ピカピカになってる!?』
クロムの体が突然、光り輝きだした。
そして……クロムの体が……5つの分離したように見えた。
私の掌には……。
「……イノシシ?」
クロムの体の一部と思われる……イノシシが残っていた。
「うわー!? こ、これロムロム?!?」
「な、なんや、牛みたいなのがいつの間に……」
「ワシは虎か?」
みんなの手元にも、クロムの一部分と思われるものが手元に来たようだ。
リンには犬、ラピスには牛、ゴルドには虎、キセノンには竜が……。
「く、クロム!? ど、どこ?」
私は思わず、クロムを呼び掛けた。
今手元にあるのはクロムの一部分……皆の手元にも同じのがいるなら、当のクロムはどこに?
『『『『『俺はここだよ! ……って、あれ?』』』』』
私たちの手元にある動物から、同時に声が流れた。
これは……。
「みんな……手元に来たもの……腕輪に……翳して……」
く、クロムを腕輪に? ど、どういうこと?
「た、大変だよみんな! か、怪物が……」
叔母さんが指を差す先……そこにはとんでもない光景が広がっていた。
ゴブリンやスライム、ワイバーンやキラーシャークなど、今まで戦ったモンスターたちが集結していたのだ。
「ここは止めるぞ! アリス殿! 琥珀殿!」
「わ、わかったよ! アリスちゃん、行けるかい?」
「はい!」
叔母さん達は親衛隊の携帯を取り出し、「応援着装」と唱え、変身した。
『全員揃って親衛隊! ナンバー5!』
『輝く親衛隊のエレメント! ナンバー8!』
『異世界の王! 親衛隊の王者! ナンバー9!』
音声と共に3人は鎧を身に纏い、モンスター目掛けて突撃して行った。
「みんな……行こう!」
「う、うん!」
「よぉーし!」
「ほな、行くで!」
「琥珀さん! ワシらも行きます!」
私たちは腕輪を操作し、変身アプリを起動させた。
『イッツ転生タイム!』
よし……ここで、クロムを翳すんだね。
「クロム、準備は良い?」
『『『『『おう!』』』』』
私たちは「転生」と叫び、クロムを腕輪に翳した……。
『おう! どーんと頼むぜ!』
「じゃ、じゃあ……行くよ?」
私は思い切って、クロムの背中にあるスイッチを押した。
すると……。
『うおおおおお!? なんか、俺、ピカピカになってる!?』
クロムの体が突然、光り輝きだした。
そして……クロムの体が……5つの分離したように見えた。
私の掌には……。
「……イノシシ?」
クロムの体の一部と思われる……イノシシが残っていた。
「うわー!? こ、これロムロム?!?」
「な、なんや、牛みたいなのがいつの間に……」
「ワシは虎か?」
みんなの手元にも、クロムの一部分と思われるものが手元に来たようだ。
リンには犬、ラピスには牛、ゴルドには虎、キセノンには竜が……。
「く、クロム!? ど、どこ?」
私は思わず、クロムを呼び掛けた。
今手元にあるのはクロムの一部分……皆の手元にも同じのがいるなら、当のクロムはどこに?
『『『『『俺はここだよ! ……って、あれ?』』』』』
私たちの手元にある動物から、同時に声が流れた。
これは……。
「みんな……手元に来たもの……腕輪に……翳して……」
く、クロムを腕輪に? ど、どういうこと?
「た、大変だよみんな! か、怪物が……」
叔母さんが指を差す先……そこにはとんでもない光景が広がっていた。
ゴブリンやスライム、ワイバーンやキラーシャークなど、今まで戦ったモンスターたちが集結していたのだ。
「ここは止めるぞ! アリス殿! 琥珀殿!」
「わ、わかったよ! アリスちゃん、行けるかい?」
「はい!」
叔母さん達は親衛隊の携帯を取り出し、「応援着装」と唱え、変身した。
『全員揃って親衛隊! ナンバー5!』
『輝く親衛隊のエレメント! ナンバー8!』
『異世界の王! 親衛隊の王者! ナンバー9!』
音声と共に3人は鎧を身に纏い、モンスター目掛けて突撃して行った。
「みんな……行こう!」
「う、うん!」
「よぉーし!」
「ほな、行くで!」
「琥珀さん! ワシらも行きます!」
私たちは腕輪を操作し、変身アプリを起動させた。
『イッツ転生タイム!』
よし……ここで、クロムを翳すんだね。
「クロム、準備は良い?」
『『『『『おう!』』』』』
私たちは「転生」と叫び、クロムを腕輪に翳した……。
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