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第12章 戦いの結末は、探索者たちが決める!
第318話 ダンジョンパニック
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「ゴルド、私も戦うよ! 親衛隊の一人としてね!」
「……琥珀さん」
叔母さんは親衛隊の携帯を取り出し、自分も戦士であることを示した。
そうだ、叔母さんも親衛隊の一員……叔母さんだって戦いたいんだ。
「た、大変です! へ、陛下!!」
「どうした!?」
作戦会議をしている最中、ダイヤさんの配下が部屋に飛び込んできた。
ど、どうしたんだろう? どうも顔が険しいように見える。
「だ、ダンジョンです! ダンジョンがあちらこちらに出現していて……わ、我々はどうすれば……」
「ダンジョンだと!?」
配下の人はパニック状態に陥っていた。
でも、焦る気持ちは分かる、ダンジョンが周りに……。
「落ち着け! 皆はお客様の保護を最優先! ダンジョンは余たちが何とかする!」
ダイヤさんの指示を聞き、配下の人たちは一斉に部屋を出た。
「では行くぞ諸君! ダンジョンを食い止めるぞ!」
ダイヤさんが私たちを引き連れ、外に出た。
早いところ何とかしないと……
☆
「うわぁ……なんだいこりゃ……」
「すでに準備万端って感じだね」
辺りを見渡すと、まるで高層ビル群のようにダンジョンが乱立していた。
「こうもダンジョンができているという事は……ラブカルドがすぐ目の前まで来ているという事なのだろうか?」
「多分……そう……早く……しないと……」
ラブカルドが近い……正直、怖い。
だが……私にはみんながいる、みんながいるというだけで、なんとなく行けそうな気がした。
「さぁ、みんな行こう!」
「待って……ここは……クロムちゃんの……出番」
「……俺?」
「うん……今こそ……改造した……クロムちゃんの……本領……発揮」
ここで改良したクロムの出番? ど、どうするんだろう?
「クロムちゃん……キマイラに……」
「おう!」
クロムは、キマイラの姿になり、私の掌に飛び込んできた。
「で、どうするの? キセノン」
「クロムちゃんの……背中……スイッチ……ある」
「スイッチ?」
確かに、クロムの背中の部分……スイッチみたいなところがある。
ここを押せってこと?
「く、クロム、いい?」
『おう! どーんと頼むぜ!』
「じゃ、じゃあ……行くよ?」
「……琥珀さん」
叔母さんは親衛隊の携帯を取り出し、自分も戦士であることを示した。
そうだ、叔母さんも親衛隊の一員……叔母さんだって戦いたいんだ。
「た、大変です! へ、陛下!!」
「どうした!?」
作戦会議をしている最中、ダイヤさんの配下が部屋に飛び込んできた。
ど、どうしたんだろう? どうも顔が険しいように見える。
「だ、ダンジョンです! ダンジョンがあちらこちらに出現していて……わ、我々はどうすれば……」
「ダンジョンだと!?」
配下の人はパニック状態に陥っていた。
でも、焦る気持ちは分かる、ダンジョンが周りに……。
「落ち着け! 皆はお客様の保護を最優先! ダンジョンは余たちが何とかする!」
ダイヤさんの指示を聞き、配下の人たちは一斉に部屋を出た。
「では行くぞ諸君! ダンジョンを食い止めるぞ!」
ダイヤさんが私たちを引き連れ、外に出た。
早いところ何とかしないと……
☆
「うわぁ……なんだいこりゃ……」
「すでに準備万端って感じだね」
辺りを見渡すと、まるで高層ビル群のようにダンジョンが乱立していた。
「こうもダンジョンができているという事は……ラブカルドがすぐ目の前まで来ているという事なのだろうか?」
「多分……そう……早く……しないと……」
ラブカルドが近い……正直、怖い。
だが……私にはみんながいる、みんながいるというだけで、なんとなく行けそうな気がした。
「さぁ、みんな行こう!」
「待って……ここは……クロムちゃんの……出番」
「……俺?」
「うん……今こそ……改造した……クロムちゃんの……本領……発揮」
ここで改良したクロムの出番? ど、どうするんだろう?
「クロムちゃん……キマイラに……」
「おう!」
クロムは、キマイラの姿になり、私の掌に飛び込んできた。
「で、どうするの? キセノン」
「クロムちゃんの……背中……スイッチ……ある」
「スイッチ?」
確かに、クロムの背中の部分……スイッチみたいなところがある。
ここを押せってこと?
「く、クロム、いい?」
『おう! どーんと頼むぜ!』
「じゃ、じゃあ……行くよ?」
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