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第11章 探索者、オンステージ!
第273話 新たな加勢者
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新たに2人が戦いに加勢し、リーパー達はさらに煙へと姿を変えていった。
そんな2人の姿を見て、銀次は、足を震わせながら、立ち上がった。
「ぼ、僕も……戦いたい!!」
「ぎ、ぎぎぎぎ、銀次くんも!? だ、ダメだよそんな体じゃ……」
「僕にだって、ここに力はある! 見ているだけなんて……嫌だ!!」
銀次も、胸を抑え戦う意思を固めた。
「な、ななななな、何言ってんの!? 銀次くん! 翡翠ちゃんと碧ちゃんができたからって……」
「……私も、戦いたい」
「……ボクも、力なら……ここにある!!」
「え、えぇ!? ムンファイの2人もぉ!?」
蛍と美月も立ち上がり、銀次と共に前に進み始めた。
「やってやる」
「力を……」
「ボクたちも……戦う!!」
……戦う意思に共鳴し、3人の携帯電話が、それに応えるように震え始めた。
3人はそれに反応し、携帯を開いた。
「これは……3?」
「わ、私は6!」
「ボクは……7?」
3人は、光り輝くボタンを押した。
『親衛隊、ナンバー3!』
『親衛隊、ナンバー6!』
『親衛隊、ナンバー7!』
3人にベルトが巻きつけられ……携帯を、バックルに嵌めた。
『『『親衛隊! 緊急変身!!』』』
3人の体に光りが集まり、銀次は黄色、蛍はブロンズ、美月は黒に輝いた。
『探索者を応援する、とんでもねぇ奴ら! ナンバー3!』
『親衛隊の名において、実力を行使する! ナンバー6!』
『ゴー! シ、シ、シ、シンエイターイ! ナンバー7!』
3人の携帯電話から騒がしい音声が鳴り、それと同時に深緑の鎧を身に纏った。
銀次は黄色い髪型に、黄色いマフラーとサングラスを身に纏い、蛍は茶髪になりブロンズのマフラーとサングラス、美月は黒の同様の装備を身に纏っていた。
銀次は黄色い斧、蛍と美月は、刃物のついた扇子を片手に装備していた。
「おおおおお!! ゴルドおじちゃんと同じやつだ! しかも、脚が自由に動く!!」
銀次は脚の回復の喜びを、全身を使って現わした。
片足を軸にその場で回ったり、飛び跳ねたり、銀次の脚は誰が見ても元通りであった。
「私とお姉ちゃんはラピスさんのやつ?」
「みたいだね! ……っと、銀次くん、危ない!」
美月は咄嗟に銀次の前に出て、リーパーを扇子で切りつけた。
「おお! お姉ちゃんがやるなら私も!」
蛍も美月に感化され、リーパーに斬撃を開始した。
「ぼ、僕だって戦うぞ!! うおおおおおおおお!」
銀次も斧を振り上げ、リーパーに攻撃を開始した。
慧は親衛隊の携帯を握りしめ、変身したメンバーたちを見ていた。
「そ、そんな……みんな……すごい」
慧が見とれる中、親衛隊の保護者……琥珀が、立ち上がった。
そんな2人の姿を見て、銀次は、足を震わせながら、立ち上がった。
「ぼ、僕も……戦いたい!!」
「ぎ、ぎぎぎぎ、銀次くんも!? だ、ダメだよそんな体じゃ……」
「僕にだって、ここに力はある! 見ているだけなんて……嫌だ!!」
銀次も、胸を抑え戦う意思を固めた。
「な、ななななな、何言ってんの!? 銀次くん! 翡翠ちゃんと碧ちゃんができたからって……」
「……私も、戦いたい」
「……ボクも、力なら……ここにある!!」
「え、えぇ!? ムンファイの2人もぉ!?」
蛍と美月も立ち上がり、銀次と共に前に進み始めた。
「やってやる」
「力を……」
「ボクたちも……戦う!!」
……戦う意思に共鳴し、3人の携帯電話が、それに応えるように震え始めた。
3人はそれに反応し、携帯を開いた。
「これは……3?」
「わ、私は6!」
「ボクは……7?」
3人は、光り輝くボタンを押した。
『親衛隊、ナンバー3!』
『親衛隊、ナンバー6!』
『親衛隊、ナンバー7!』
3人にベルトが巻きつけられ……携帯を、バックルに嵌めた。
『『『親衛隊! 緊急変身!!』』』
3人の体に光りが集まり、銀次は黄色、蛍はブロンズ、美月は黒に輝いた。
『探索者を応援する、とんでもねぇ奴ら! ナンバー3!』
『親衛隊の名において、実力を行使する! ナンバー6!』
『ゴー! シ、シ、シ、シンエイターイ! ナンバー7!』
3人の携帯電話から騒がしい音声が鳴り、それと同時に深緑の鎧を身に纏った。
銀次は黄色い髪型に、黄色いマフラーとサングラスを身に纏い、蛍は茶髪になりブロンズのマフラーとサングラス、美月は黒の同様の装備を身に纏っていた。
銀次は黄色い斧、蛍と美月は、刃物のついた扇子を片手に装備していた。
「おおおおお!! ゴルドおじちゃんと同じやつだ! しかも、脚が自由に動く!!」
銀次は脚の回復の喜びを、全身を使って現わした。
片足を軸にその場で回ったり、飛び跳ねたり、銀次の脚は誰が見ても元通りであった。
「私とお姉ちゃんはラピスさんのやつ?」
「みたいだね! ……っと、銀次くん、危ない!」
美月は咄嗟に銀次の前に出て、リーパーを扇子で切りつけた。
「おお! お姉ちゃんがやるなら私も!」
蛍も美月に感化され、リーパーに斬撃を開始した。
「ぼ、僕だって戦うぞ!! うおおおおおおおお!」
銀次も斧を振り上げ、リーパーに攻撃を開始した。
慧は親衛隊の携帯を握りしめ、変身したメンバーたちを見ていた。
「そ、そんな……みんな……すごい」
慧が見とれる中、親衛隊の保護者……琥珀が、立ち上がった。
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