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第10章 営・業・再・開
第262話 親衛隊、出動!
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「リン姉! 私たちも行く!」
「アタシたち、親衛隊だもん! 行きたい!」
「僕も!」
「ちょっと! 3人ともバリ意味不明なこと言わないでよ!」
親衛隊初期メンバー、翡翠、碧、銀次の3人も外に出ようとした。
リンは3人を必死に制止しようとしたが、3人はそれに抗うように外に出ようとした。
「ほら、みどりちゃんも! 親衛隊でしょ!?」
「えぇ!? わ、私は……こ、こわいよぉ……」
慧は翡翠に引っ張られ、外に出ようとしていた。
「わ、私も行きたい! 瑠璃さんが心配だもん! お姉ちゃんもそうでしょ!?」
「うん、ラピスさん、ボクたちも行かせてください」
「あ、アンタら何言うとんねん! 死ぬかもしれへんのやで!」
ラピスも、自分を推している2人を制止していた。
「そうだよ、みんな、危険すぎる!」
「ハクハク、そうだよね! みんなは中に……」
「私も行くよ! 仮にも親衛隊だからね!」
「ハクハクも!?」
琥珀も立ち上がり、外に出ようとした。
「琥珀さん! 危ないですよ!」
「ゴルド! アンタが考えているほど、私も弱くないからね! 近くで応援させてくれ!」
「い、いやぁ、そうだとしても!」
「それともなんだい? アンタは私らが守れないとでもいうのかい?」
「う、うーむ……ですけどね!」
ゴルドは琥珀に迫られ、何も言えなくなってしまった。
「あああああああああ! もう!! わかったよ!! みんなついてきて!」
「リン! お前何言って……」
「どうせここで止めても来るのなら、安全なところでアタシたちを応援して! もうそれでいいから!」
リンの言葉に、親衛隊の面々は歓喜の声を上げた。
「し、しかしだな……」
「ゴルドちゃん……大丈夫……秘密兵器……あるから」
「秘密兵器ぃ!?」
「とにかく……行こう……みんな」
探索者、親衛隊の面々は外に行く準備を整え始めた。
「て、店長? ど、どちらへ?」
ドローンを運んでいたジルコは、物々しい雰囲気になっているいかいやに疑問の声を上げた。
「すまないジルコ、ダンジョンが現れたらしいので余たちが対処に向かう! 留守番を頼めるか?」
「い、いいですけど……気を付けてくださいね!」
「うむ! 琥珀殿、店の事はこいつに任せてやってください」
「はいよ! 子どもたちが来たら話し相手になってやってね!」
「は、はい!」
いかいやはジルコに託し、各々は外を出て、リンの待つ大学院へと向かった。
「アタシたち、親衛隊だもん! 行きたい!」
「僕も!」
「ちょっと! 3人ともバリ意味不明なこと言わないでよ!」
親衛隊初期メンバー、翡翠、碧、銀次の3人も外に出ようとした。
リンは3人を必死に制止しようとしたが、3人はそれに抗うように外に出ようとした。
「ほら、みどりちゃんも! 親衛隊でしょ!?」
「えぇ!? わ、私は……こ、こわいよぉ……」
慧は翡翠に引っ張られ、外に出ようとしていた。
「わ、私も行きたい! 瑠璃さんが心配だもん! お姉ちゃんもそうでしょ!?」
「うん、ラピスさん、ボクたちも行かせてください」
「あ、アンタら何言うとんねん! 死ぬかもしれへんのやで!」
ラピスも、自分を推している2人を制止していた。
「そうだよ、みんな、危険すぎる!」
「ハクハク、そうだよね! みんなは中に……」
「私も行くよ! 仮にも親衛隊だからね!」
「ハクハクも!?」
琥珀も立ち上がり、外に出ようとした。
「琥珀さん! 危ないですよ!」
「ゴルド! アンタが考えているほど、私も弱くないからね! 近くで応援させてくれ!」
「い、いやぁ、そうだとしても!」
「それともなんだい? アンタは私らが守れないとでもいうのかい?」
「う、うーむ……ですけどね!」
ゴルドは琥珀に迫られ、何も言えなくなってしまった。
「あああああああああ! もう!! わかったよ!! みんなついてきて!」
「リン! お前何言って……」
「どうせここで止めても来るのなら、安全なところでアタシたちを応援して! もうそれでいいから!」
リンの言葉に、親衛隊の面々は歓喜の声を上げた。
「し、しかしだな……」
「ゴルドちゃん……大丈夫……秘密兵器……あるから」
「秘密兵器ぃ!?」
「とにかく……行こう……みんな」
探索者、親衛隊の面々は外に行く準備を整え始めた。
「て、店長? ど、どちらへ?」
ドローンを運んでいたジルコは、物々しい雰囲気になっているいかいやに疑問の声を上げた。
「すまないジルコ、ダンジョンが現れたらしいので余たちが対処に向かう! 留守番を頼めるか?」
「い、いいですけど……気を付けてくださいね!」
「うむ! 琥珀殿、店の事はこいつに任せてやってください」
「はいよ! 子どもたちが来たら話し相手になってやってね!」
「は、はい!」
いかいやはジルコに託し、各々は外を出て、リンの待つ大学院へと向かった。
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