冬の神様の口笛

鳴くんは口笛が上手な男の子。
お父さんといっしょにおばあちゃんの家に遊びに来ていました。
だけどおばあちゃんの家はとても古く、風が吹くたびに家が揺れてしまうほどです。
外は吹雪でどこかへ遊びに行くこともできません。

コタツの中でミカンを食べていると鳴くんは気づきます。

「お父さん、お父さん」
「どうした、鳴」
「さっきから口笛がうるさいね」
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,114 位 / 192,114件 児童書・童話 3,612 位 / 3,612件

あなたにおすすめの小説

カレー王国ができるまで。

マンボウ
児童書・童話
あるところにルー村とライス村と呼ばれるふたつの村がありました。 その村は毎日大喧嘩をしていました。 その理由は、「カレーライスでルーとライス、どちらが多くあるべきか」ということ。 あなたの理想黄金比カレーライスはありますか――? カレーライスを食べれる人はぜひ読んでみてください。

三姉妹のせいいっぱい

とものりのり
児童書・童話
個性的な三姉妹のお話です。 体力自慢で行動派の長女、料理好きで努力家の次女、ズル賢い三女がお父さんとお母さんと何かします。

でいだらぼっちと。

朝陽ヨル
児童書・童話
でいだらぼっちと少女の短編物語です。

空色のクレヨン

みどり
児童書・童話
オバケのネコ、ソラは小さなお寺に住んでいました。お気に入りの木に登り、お寺の前の通学路を通る子どもたちをうらやましそうにながめていました。住職のてつさん(哲宗)はソラに言いました。「友だちの家に行ってみるか?」ソラはうなずきました。てつさんは紙と墨を出すとササっと何かを書きました。そしてお寺の外の掲示板に貼りました。「ネコ、泊まります。」

何だろう? どんぐり村のリスの家族のお話し

Taxman
児童書・童話
むかし、野幌公園に「どんぐり村」があったとさ。 そこに働き者の「リスの家族」が、住んでいました。

蝉と水着と8ミリカメラ、黒髪の幼なじみ。夏休みの最後の思い出は太陽とプールと消毒液の匂い。

にゃむ
児童書・童話
暑すぎる屋外ぷーるで、汗と消毒液の匂いがする幼なじみと再会 親友と幼なじみとの奇妙な三角関係。裏切り、恋愛、クラブ活動。どうする??最後の夏休み。

魔法の森の秘密

味噌坊主
児童書・童話
**アリアンドラ**は、小さな村の近くに住む普通の少女でした。彼女はいつも森に憧れていました。ある日、彼女は勇気を振り絞って、魔法の森への冒険を決意しました。

涙目のサディ - 小さな魔女の物語 -

月森冬夜
児童書・童話
——わたしはもう、神さまになんかなにも祈らない。 小さな魔女見習いサディの冒険。 児童文学風幻想小説。 幼くして両親を亡くし、伯母の家でこき使われていたサディは、その家も追い出され、「人食い魔女」とおそれられるフレイヤの家に向かうことに。 やがて彼女は歴史の大きな流れに飲み込まれていきます。

処理中です...