近所の公園でバスケを教えていたら教え子のチャラショタに溺愛されるようになりました

田村ケンタッキー

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告白編

恋人H 積極的になった佳子(※おねショタ) X

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「ん~!?」

 可愛らしい戸惑いの声を上げたのは正行だった。
 性欲を排除した、披露宴で行うような契約のキスだと思っていたばかりに、佳子に舌を入れられたことに戸惑いを隠せなかった。

(ふふ、女の子みたいな声でた……かわいい……)

 正行の真似事だったが積極的に自ら舌を入れた。
 晴れて恋人という大義名分が立ったことで心から迷いが消えた。
 元々好奇心旺盛で夢中になったら止まらない性格。前々から散々指摘された通り素質が備わっており、タガが外れれば大胆にもなる。
 とはいえ、

(うわー! 勢いそのままに自分から舌入れちゃったー!?)

 未だに照れはちゃんと残っている。

 しばらく舌の出し入れが続く。肩を抱き合い言葉もなく舌を舌で貪る。

「っん……はあ……」
「はあ……はあ……」

 くちゅり、くちゅちゅ。
 中にお邪魔し、お邪魔され、口の外で絡めることも。
 唾液の交換を済ませると正行の手はショーツへと伸びていく。触れた時にはすでに湿り気を帯びていた。

「キスだけでこんな出来上がったんですか?」

 指を動かそうとする直前、

「待って。今日は私がするから」

 ペースに乗せられる前に彼の腕を止める。

「そんな。佳子さんが気持ちよければ僕はそれで」
「私が納得いかないの」

 ベッドに腰を掛ける彼の前に跪く。
 彼のズボンにベルトはなかった。ボタンを外しチャックを下す。

(ズボンの上からでもわかってたけど、大きくなってるんだよね……)

 パンツを少しずらすと起立する肉棒。

(これが正行君の……)

 いけないと思いつつもまじまじと見てしまう。彼女にとっては身近にある覆い隠された非日常。

(こんなのが入ってたんだ……)

 出し入れされるシーンを想像する。肉を抉る暴力、何にも代えがたい快感。子宮が疼く。

「あの、佳子さん、やらないならしまってもいいですよね」

 赤面の正行がパンツを上げようとする。

「やる! やるから!」

 宣言したはいいものの、まるで知識は皆無。こんなことになるなら予習しておけば良かったと後悔する。

(とりあえず触ってみようかな……なんかぬるぬるしてる先っぽから)

 ひな鳥を包むような優しい手つきで包皮に包まれた亀頭に触れる。

「んっ」

 途端、正行は尻を浮かせる。肉棒が前後に揺れる。

「あ、ごめん! 痛かった!?」
「……痛くはないです」
「そう? じゃあ続けるね?」
「続けなくてもいいんですが……」

 肉棒を両手で包みこむ。先から根元へ、まずは弱い力でこする。

「んしょ、よいしょ、よいしょ」

 予備知識ゼロの手作業。
 怒張した肉棒の大きさに変化はない。
 粘液が佳子の手により根元まで広がる。
 手を動かすたびにくちゃり、くちゅりと淫靡な音が鳴る。

「んしょ、よいしょ、よいしょ」

 あまりに単純な作業。かえって気持ちよくないのでは心配になる。

(ちゃんと気持ちよくなってるかな……?)

 ちらりと反応を窺うべく見上げる。

「ん……ふぅ……ふ……」

 そこには口元を握りこぶしで蓋しながらも喘ぎ声を隠しきれていない正行がいた。

(良かった……ちゃんと気持ちよくできてるんだ……えへへ、うれしいな……)

 承認欲求を得た彼女はだれにも止められない。次第に教えられてもいないのに要領を得ていく。
 力加減だけでなく片手で摩るだけでも気持ちよくなること、そして力の向き。
 順手で先から根元へ下すように、時には逆手で根元から先に引っ張るように。

「う、あ、うう、あ……! 佳子さん、ちょっとマ」

 喘ぎ声は次第に呻き声に。
 その声は佳子には必死で我慢している声に聞こえた。

(まだイケない……もしかしてまだ何か足りていないのかな)

 彼女は正行が何を我慢をしているか勘違いをしている。
 彼が望んでいない絶頂を迎えるべく、最終手段に出る。

(男性器も女性器も結局はこれが気持ちいいんだよね)

 ほんの少し顔を出す亀頭を舌先で舐める。

「はああ~~♡」

 耳奥を穿られるときと似た快感に足先がピンと伸びる。強く握った拳の中で爪の先が手のひらに刺さる。
 堪える。一回目は堪える。

(ここ……きもちいいんだ……)

 しかし佳子の観察眼は鋭く、弱点を素早く見抜いた。
 舌をべっと伸ばす。

「待ってください、佳子さん、もう我慢が」

 聞く耳を持たず、彼女の舌先は尿道を突く。

「あ♡ あああああ♡」

 我慢の限界に達する。
 びいい! びりいい!
 睾丸から蓄積された大量の精液を吐き出した。
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