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初体験編
先走り、そして初めての X
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「もう、我慢の限界です……」
正行は異常なまでにこだわっていた奉仕を止め、ズボンとパンツを共にずり下ろし、反り上がった自らの欲望を露にする。すでにカウパーが溢れ、先から根元まで濡らしている。
「挿入れますね……」
膝を下から持ち上げる。
佳子に逃げる術はない。
(どうしよう……どうしたらいいかぜんぜんわからない……)
予備知識も心の準備もまったくない。
せめて来る痛みに堪えようと下腹部に力を込める。
しかし散華の時はしばし遠のく。
「……あぁっ」
正行はここぞという場面でしくじってしまう。
穴に入れられず、愛液まみれの入り口で滑ってしまう。
竿の裏筋が鼠径部を掠める。その時訪れたまるで天女に手淫で慰められるかのような快感に思わず堰き止め続けていた欲望をぶちまけてしまう。
ぶしゅ! ぶぶしゅ!!
佳子のへそを熱く、臭く、白く染め上げる。
あまりの熱量に悲鳴を上げる。
「あ、ああ……!」
乙女は吐き出された男の欲望の行く着く先をまざまざと見せつけられる。
(これ全部が正行君の……私の体に興奮して、私の中に注ぎ込もうとした……)
下腹部が熱くなるのを感じた。
この熱は白化粧から来るものではない。
「…………ほんとに情けないな、僕は」
広がる白濁の池を見下ろし、肩を落とす正行。
「佳子さんにはカッコ悪いところ見せてばっかだ……」
彼の心は硝子のように繊細。ヒビが入りやすいうえに突き詰めて広げてしまう悪循環が癖になっている。
「あのね、正行君」
かける言葉は浮かばないが咄嗟に名前を呼ぶ。
しかし人は成長するもの。
「……でも佳子さんはカッコ悪くても精一杯頑張る男が好きなんですよね? そう言ってましたよね?」
「えっ? 確かに言ったけどそれが何か……」
「僕、まだ諦めてませんから……」
そう言って熱を帯びた肉棒を割れ目にあてがう。
肉棒はすでに押し入れるために必要な体力を取り戻していた。
「え、うそ……あれだけ出したのに……」
性知識に疎い佳子はつい一回の行為で射精は一発だけだと勘違いしてた。
それにしても回復力は異常と言えた。
「僕の佳子さんへの情念は無限ですよ……」
へこたれもするし泣きもする。
しかし想いは一片も変わりはしない。
今度こそ穂先は肉の門に突き立てられる。
「う、あ……」
小さな体に余りある刺激に喘ぐ正行。
「まさ、ゆき……っ」
純潔を失う心細さに男にすがる佳子。
二人の心と体が重なった。
正行は異常なまでにこだわっていた奉仕を止め、ズボンとパンツを共にずり下ろし、反り上がった自らの欲望を露にする。すでにカウパーが溢れ、先から根元まで濡らしている。
「挿入れますね……」
膝を下から持ち上げる。
佳子に逃げる術はない。
(どうしよう……どうしたらいいかぜんぜんわからない……)
予備知識も心の準備もまったくない。
せめて来る痛みに堪えようと下腹部に力を込める。
しかし散華の時はしばし遠のく。
「……あぁっ」
正行はここぞという場面でしくじってしまう。
穴に入れられず、愛液まみれの入り口で滑ってしまう。
竿の裏筋が鼠径部を掠める。その時訪れたまるで天女に手淫で慰められるかのような快感に思わず堰き止め続けていた欲望をぶちまけてしまう。
ぶしゅ! ぶぶしゅ!!
佳子のへそを熱く、臭く、白く染め上げる。
あまりの熱量に悲鳴を上げる。
「あ、ああ……!」
乙女は吐き出された男の欲望の行く着く先をまざまざと見せつけられる。
(これ全部が正行君の……私の体に興奮して、私の中に注ぎ込もうとした……)
下腹部が熱くなるのを感じた。
この熱は白化粧から来るものではない。
「…………ほんとに情けないな、僕は」
広がる白濁の池を見下ろし、肩を落とす正行。
「佳子さんにはカッコ悪いところ見せてばっかだ……」
彼の心は硝子のように繊細。ヒビが入りやすいうえに突き詰めて広げてしまう悪循環が癖になっている。
「あのね、正行君」
かける言葉は浮かばないが咄嗟に名前を呼ぶ。
しかし人は成長するもの。
「……でも佳子さんはカッコ悪くても精一杯頑張る男が好きなんですよね? そう言ってましたよね?」
「えっ? 確かに言ったけどそれが何か……」
「僕、まだ諦めてませんから……」
そう言って熱を帯びた肉棒を割れ目にあてがう。
肉棒はすでに押し入れるために必要な体力を取り戻していた。
「え、うそ……あれだけ出したのに……」
性知識に疎い佳子はつい一回の行為で射精は一発だけだと勘違いしてた。
それにしても回復力は異常と言えた。
「僕の佳子さんへの情念は無限ですよ……」
へこたれもするし泣きもする。
しかし想いは一片も変わりはしない。
今度こそ穂先は肉の門に突き立てられる。
「う、あ……」
小さな体に余りある刺激に喘ぐ正行。
「まさ、ゆき……っ」
純潔を失う心細さに男にすがる佳子。
二人の心と体が重なった。
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