近所の公園でバスケを教えていたら教え子のチャラショタに溺愛されるようになりました

田村ケンタッキー

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初体験編

愛華愛撫の先 X

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 布越しの感触だけで割れ目の位置を探る。

「佳子さん、すぐに気持ちよくさせてあげますね」
「別に気持ちよくしてくれなくってもぉっ……!」

 体の動きが止まる弱点を見つけられてしまう。
 膝を閉じ、未知の抗えない快感を堪える。

「……ふふ、ここがクリトリスですね」

 正行は割れ目を指でなぞりながら器用にスカートのホックを外す。

「クリーニング代も馬鹿にならないですからね。あとショーツのほうも伸びないように脱がしますね」
「だ、め、ぬがし、ちゃ」
「脱がします」

 流されていく。拒否も抵抗も嘆願も無駄。
 佳子は家族以外の前で一糸纏わぬ姿になった。

「だめ……恥ずかしくて死にそう……」

 熱に限界はない。顔がこれでもかというほどに紅潮する。

「死なれたら困ります。佳子さんにはこれから死ぬほど気持ちいい目にあってもらうんですから」
「まって、そこ、さわっちゃ」

 愛液が零れる源泉に指が触れる。ほんの少し、フェザータッチよりも軽く。

「……!? ……!!?」

 佳子は困惑する。
 普段の生活でも僅かながら触れる機会のある部位。
 それなのに腰が引けるほどの快感が走る。

「自分と他人が触れるとでは全然違うらしいですからね。大丈夫。怖がらないでください。気持ちよくなってもらうためにたくさん予習したんです。ひょっとしたら佳子さんよりも佳子さんの体に詳しかったりして」

 毛が生え揃わぬ割れ目に顔を近づける。

「だめ……見ないで……!」
「見ないと気持ちよくなれませんよ?」
「もう、もう、気持ちよくならなくていいから……!」

 くちくちと淫靡な音が鳴る。
 クリトリスの周辺を精密になぞっていると華が開くように包皮は割けて本体が顔を出す。
 正行の口元が緩む。そして慎重に愛華に軽く触れる。

「ンッ!」

 本体が即座に反応する。

「あ、今の声すごく可愛かったですよ」

 自分でもどこから出て来てたかわからない声。自分の物かどうかさえわからない。

「もっと聞かせてください、今の声」

 それから執拗なクリトリス責めが始まる。

 くちゅ……くちゅ……ぐちゅ。

 愛液も絶え間なく溢れてくる。

「や! ア! だめ! うごかさない、で……! ア!」

 喘ぎ声と嘆願が入り混じる。
 意中の女性の弱点を見つけ、手を緩める男はいない。

「嫌なら僕を突き飛ばせばいいじゃないですか」
「それできないの……! わかってるくせ……ぃや……!」

 佳子の両手は顔の前にあり全体を覆っている。自分の物とは思えない声を押し殺そうとしているが結果は芳しくない。また顔を見られることに羞恥を覚えていた。

「佳子さん、今更隠すことはないんじゃないですか」
「だめ……今の私の顔、絶対に見せられない……寝起きのスッピンよりもひどい顔してるから……」
「学ばない人ですね……見せられないと言われたら見たくなるし、力づくでも見ようとするのが男ですよ」
「だ、め……」

 正行は仮面を取り払う。

「……うん、佳子さんのお顔はいつ見ても素敵ですね」

 仮面の下にはすっかり蕩けた女の顔があった。
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