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学園トップスピンオフ
嫉妬心から始まる重い愛
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※両想い後
甲斐「なあ…いつまで抱きしめてんだよ。苦しいし暑苦しいんですけど。それにこの体勢…」
只今、甲斐は絶賛直のお膝の上に乗って、背後から抱きしめられている状態である。
直「別にいいだろーが。抱き心地いいし、すぐ手元にある安心感から離したくねえんだ(背後からさらにぎゅー)てことで我慢してろ」
甲斐「我慢してろって…お前はよくても俺は苦しいんだよ。それにガキみてえな座り方だしよ。まるっきりバカみてーじゃん」
直「椅子代わりになってンだからいいだろうがよ。離れたくないんだ、ひと時も。寂しいの嫌だし、甲斐が好きだからな」
甲斐「お前は…(真っ赤)なんかその台詞…ズルくない…?」
直「ずるくねーな。本当の事。甲斐が好き。マジで滅茶苦茶犯したいくらい好き。すっげぇセックスしてぇわ」
甲斐「…っ…恥ずかしい言葉包み隠さずいいやがって。あーもう、あんたが放してくれないからテレビでも見るか。どうせくだらねーのしかやってねーだろうけど(リモコンぴっ」
TV『今日は抱かれたい男ナンバーワンの超イケメン美形さんをゲストに迎えております~』
甲斐「ふーん…抱かれたい男ナンバーワンねぇ。たしかにそう言われる事だけはあっていい男ではあるな(煎餅をぼりぼり」
直「…おい。テメーあんな顔だけの野郎のどこがいい男なんだよ(不機嫌」
甲斐「え、あ?」
直「どうせ異性どもからチヤホヤされたいがためにその手の世界に入った奴らが大半だろ。芸能人やアイドルなんて年齢も身長も中身もサバ読んでる奴らばっか。おまけに人気も実力もねえタレントが事務所の権力でごり押しして売り出してる奴らが大半。自分の名前を売るために枕営業してる奴なんてザラにいる。んで、裏は893との繋がり。金と知名度のためとはいえ、893絡みまでして芸能人の奴らはようやるなあってつくづく思うよ。程度が知れるぜ。っつーか大体そんな奴らに見た目で騙されてんじゃねえよ(怒」
甲斐「別に騙されてるわけじゃねーだろ。ただ単にそう思っただけだし」
直「だいたいな、抱かれたい男ナンバーワンとか何を根拠にそう言ってんのやら。世の中の女どもはあの程度の男に簡単に騙されるバカって象徴してるようなもんだろ。あー日本の女ってのはミーハーバカすぎ。くっだらねー。そういう奴に限って裏で悪どい事ばっかしてんのによ」
甲斐「まあ、くだらねーとは思うけど…お前がその抱かれたい男とやらの相手にそれ言うと、ドえらく皮肉に聞こえるもんだな」
直「当然だろ。お前もあんな顔だけ貧弱野郎よりオレの方が顔はいいだろうが」
甲斐「っ……まあ、たしかにそう、だけど…。でもよ、ただいい男だって言っただけでそんな目くじら立てなくてもいいだろ。どんだけ嫉妬深いんだよお前」
直「お前がいい男だとかほざいてる野郎を見てるだけでこっちは腹が立つんだ。…まさか惚れたんじゃないだろうな?(ギロ」
甲斐「はああー!?惚れるわけねーだろドアホ!野郎相手に何度も惚れてたまるかよ!お前だけで手一杯だってぇのにふざけるな!」
直「ふ…それを聞いて安心した(喜)だが、そっちこそそんな怒るんじゃねぇよ」
甲斐「お前が勝手に嫉妬して怒ってるだけだろーが!」
直「まあ、ともかく。もしそんな野郎が出てきたらオレがそいつを生かしては返さないけどな。まずソイツを虫の息程度に半殺しにして、そんで金でソイツを社会的に抹殺させて、それから改めてオレ様直々に地獄に落としてやるつもりだ。甲斐をたぶらかす野郎は地獄に落ちて死ね。以上」
甲斐「うわー……すんげー重い愛だなー。おれ、こまっちゃうわ。こまっちんぐマチコ先生だわー。嬉しくて悶絶しちゃうー(棒読み」
直「当然だろう。オレはお前が好きすぎるんだから。他の奴らによそ見したら許さん。いいな?」
甲斐「…へいへい、りょーかいしやした。おぼっちゃまからの愛は特大過ぎるな」
終
甲斐「なあ…いつまで抱きしめてんだよ。苦しいし暑苦しいんですけど。それにこの体勢…」
只今、甲斐は絶賛直のお膝の上に乗って、背後から抱きしめられている状態である。
直「別にいいだろーが。抱き心地いいし、すぐ手元にある安心感から離したくねえんだ(背後からさらにぎゅー)てことで我慢してろ」
甲斐「我慢してろって…お前はよくても俺は苦しいんだよ。それにガキみてえな座り方だしよ。まるっきりバカみてーじゃん」
直「椅子代わりになってンだからいいだろうがよ。離れたくないんだ、ひと時も。寂しいの嫌だし、甲斐が好きだからな」
甲斐「お前は…(真っ赤)なんかその台詞…ズルくない…?」
直「ずるくねーな。本当の事。甲斐が好き。マジで滅茶苦茶犯したいくらい好き。すっげぇセックスしてぇわ」
甲斐「…っ…恥ずかしい言葉包み隠さずいいやがって。あーもう、あんたが放してくれないからテレビでも見るか。どうせくだらねーのしかやってねーだろうけど(リモコンぴっ」
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直「…おい。テメーあんな顔だけの野郎のどこがいい男なんだよ(不機嫌」
甲斐「え、あ?」
直「どうせ異性どもからチヤホヤされたいがためにその手の世界に入った奴らが大半だろ。芸能人やアイドルなんて年齢も身長も中身もサバ読んでる奴らばっか。おまけに人気も実力もねえタレントが事務所の権力でごり押しして売り出してる奴らが大半。自分の名前を売るために枕営業してる奴なんてザラにいる。んで、裏は893との繋がり。金と知名度のためとはいえ、893絡みまでして芸能人の奴らはようやるなあってつくづく思うよ。程度が知れるぜ。っつーか大体そんな奴らに見た目で騙されてんじゃねえよ(怒」
甲斐「別に騙されてるわけじゃねーだろ。ただ単にそう思っただけだし」
直「だいたいな、抱かれたい男ナンバーワンとか何を根拠にそう言ってんのやら。世の中の女どもはあの程度の男に簡単に騙されるバカって象徴してるようなもんだろ。あー日本の女ってのはミーハーバカすぎ。くっだらねー。そういう奴に限って裏で悪どい事ばっかしてんのによ」
甲斐「まあ、くだらねーとは思うけど…お前がその抱かれたい男とやらの相手にそれ言うと、ドえらく皮肉に聞こえるもんだな」
直「当然だろ。お前もあんな顔だけ貧弱野郎よりオレの方が顔はいいだろうが」
甲斐「っ……まあ、たしかにそう、だけど…。でもよ、ただいい男だって言っただけでそんな目くじら立てなくてもいいだろ。どんだけ嫉妬深いんだよお前」
直「お前がいい男だとかほざいてる野郎を見てるだけでこっちは腹が立つんだ。…まさか惚れたんじゃないだろうな?(ギロ」
甲斐「はああー!?惚れるわけねーだろドアホ!野郎相手に何度も惚れてたまるかよ!お前だけで手一杯だってぇのにふざけるな!」
直「ふ…それを聞いて安心した(喜)だが、そっちこそそんな怒るんじゃねぇよ」
甲斐「お前が勝手に嫉妬して怒ってるだけだろーが!」
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甲斐「うわー……すんげー重い愛だなー。おれ、こまっちゃうわ。こまっちんぐマチコ先生だわー。嬉しくて悶絶しちゃうー(棒読み」
直「当然だろう。オレはお前が好きすぎるんだから。他の奴らによそ見したら許さん。いいな?」
甲斐「…へいへい、りょーかいしやした。おぼっちゃまからの愛は特大過ぎるな」
終
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