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十九章/全面対決
175.決着
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「母ちゃん達、よかった。間一髪だったよ。親父も未来も」
「あたしとお父さんで石投げつけたおかげだよねー。お母さんには一番おいしい所持ってかれたけど」
甲斐と一緒に正之を殴りつけたのは唯である。
「私が殴る分も残しておいてくれて安心したわ。あとでもっと屈辱与えてやるつもりだけど」
唯はまだ殴る気満々だった。これ以上唯クラスの者が殴るとさすがにあの世逝きであるので、せいぜい力を抑えて辱めるだけに留めておいてほしいと甲斐は思う。
「直君、あのバカに言ってやりたい事、してやりたい事、いっぱいあるだろうから今のうちにするといい。じきに警察もここへ昇ってくるだろうから」
「……はい」
直は静かに倒れている正之に近づいた。目の前まで来ると、心底ゴミを見るかのような目で見降ろした。
「直……た、たしゅけ、たしゅけてくれ。わ、私はただ、矢崎を大きくしゅ、しゅたかっただけ。お前ならわかってくれりゅだりょお?むしゅこのお前なら」
「わかってくれる……?なにが」
威勢のよさはどこへ。ボコボコな顔面と歯が欠けたひょうきんな顔で話す正之は、もう恥も外聞もなく直に命乞いをしている。
なんて情けない姿だ。弱弱しくて、威勢のないこんな男に自分は16年も箱庭に閉じ込められていたというのか。こんな男に人生を狂わされたのか。さすがに自分自身も不甲斐無く思えてくる。
所詮は金と権力欲しさに社長に成り上がり、心のうちはとても弱い男だった事が露呈した。
「何がわかるというんだ。何もわからないし、理解したくもない。このゴミクズ野郎が」
「ぐはぁあっ」
直は正之の顔面を殴りつけた。
「オレの16年を奪っておいて、友里香の母親と息子を殺し、親友と引き離し、その上ありとあらゆる者を不幸に落とし、川田を殺したテメエの事なんぞ何一つもわかりたくねぇよッ!!」
「ひでふ」
殺さない程度に直も加減して殴りつけて、ゆっくり立ち上がる。
「本当はこの手で貴様を死にたくなる程の壮絶な拷問をし、その上で屈辱を与えながらぶち殺してやりたいが、自分の手を汚すほど貴様に価値などないからな。放っておいてもロクな死に方はしないだろう。どうか貴様が恨み辛みに苛まれて、この先地獄のような余生を過ごして無様に死んでいくのを遠くから祈っておいてやる。さっさと無間地獄に落ちて死ね!疫病神!」
それだけ言うと直はもう用は済んだとばかりに背中を向けた。これ以上この男を見ていると本気で殺したくなってくるので、殺意を抑えるために視界から遠ざけた。
今度は友里香が正之に近づき、ありったけの罵詈雑言を言い放ち、恨み節をぶつけ、顔面を複数回蹴りつけて終了した。
「完全にすっきりしたわけではありませんが、少しは清々しましたわ。後は甲斐様が言った通りの報復をしないと」
「そうだな。そこまでしないと復讐心は晴れないよな。俺もそうだし」
「ん、どういう事だ」と、直。
「ああ、奴に今までの事を後悔させるためには、奴を完膚なきまでに屈辱を与えないとならない。じゃないと友里香ちゃんやお前の殺意の波動は消えないだろう。てことで、今からあいつを全裸にして亀甲縛りにする」
「……は?」
「俺流の死ぬ以上の屈辱を与えてやるのさ。相沢先生、手伝ってくれ」
「はい」
「直は嫌だろうから見ない方がいいな。きっと笑いあり涙ありの楽しいグロ光景だろうから」
「や、オレは別に」
その後、本当に甲斐と友里香は相沢に手伝ってもらって正之のあられもない姿を撮影した。
全裸にひん剥き、亀甲縛りをし、そのまま屈辱的な辱めを与えてのチェキ大会である。もちろん取引先に送信し、ネットに流出するまでがセット。
友里香と架谷一族はざまあみろという顔で清々していたが、案外常識的な直だけはドン引きしていた。
四天王三人にも解決した報告ついでに送ると、グロいブラクラ送ってこないでよね!とクレームが入ったのは言うまでもなかった。
「川田……」
正之が全裸で警察に引っ立てられたのを見送り、直は改めて倒れている遺体に向き合っていた。
目を閉じてやり、静かに黙とうする。
「その人、久瀬さんの代わりに秘書になった人だろ?あんたや友里香ちゃんを助けたりして、とても勇敢な人だったな」
「オレが軟禁されている時、オレの境遇を理解して痛みをよくわかってくれたいい奴だったんだ」
「……そうか。俺がいない間に支えになってくれた人なんだな。惜しい人を亡くした」
「腐敗が進んだ今の矢崎財閥が変わる瞬間を見たいって言っていた。オレに社長になってほしいって。だからオレ……腐った矢崎財閥を変えたいって思った。風通しを良くして、働きやすい環境に変えたい」
「直……」
今までは矢崎財閥のトップになんて興味がなく、できればなりたくないと思っていた。自由が欲しかったからだ。でも、亡くなった川田の願いなら、自分にしかそれができないなら、それを叶えてやりたいと思った。
「お前の人生を賭してやるべき目標になったんだな」
「……うん。オレの生涯の使命だ。川田がオレのこれからやるべき事を教えてくれた」
その後、婚約会見は急遽なくなる事にはなったが、代わりに矢崎正之の数々の悪行が露呈され、逮捕された事が全国ニュースで流れた。
日本どころか世界中に衝撃が走り、しばらくはその事でマスコミ連中の騒ぎは止まらない。
なんせそのトップが殺しを含めた凶悪犯罪や不正行為を行っていたのだ。悪の首領や独裁者のごとく好き勝手していたので、奴に対する怒りや恨みを持った者達がこぞってネット等で糾弾した。
鈴木グループに関しても矢崎正之と一緒になって悪さをしていたらしく、正之が逮捕された事により悪事がどこからか露呈。彼らの親族の一部も緊急で逮捕され、鈴木カレンは泣いて発狂していた。
この事件により、鈴木財閥の株価は大暴落し、一気に衰退の一途をたどる。
一方、矢崎財閥はトップが逮捕された事でしばらくは混乱が続くものと思われたが、直が翌日に緊急で会見を開き、世間に向けて謝罪と立て直しを約束。思ったほど世間からの批判はなかった。
むしろ全国の四天王ファンがこぞって同情し、それ以外の一般人からも直の誠意ある謝罪と釈明により応援の声が圧倒した。
世界的大財閥のトップが逮捕という前代未聞の大事件だったが、各方面からの正之の評判がよくなかった事と、直が実の両親と無理矢理離れ離れにされた養子だった事がスクープされ、壮絶人生だと同情の声が殺到。特に四天王ファン達がこぞって声をあげ、直様可哀想と【推しの幸せを願う会】や【社長になっても応援する会】まで結成されて、批判の声は一気に立ち消えた。
「あたしとお父さんで石投げつけたおかげだよねー。お母さんには一番おいしい所持ってかれたけど」
甲斐と一緒に正之を殴りつけたのは唯である。
「私が殴る分も残しておいてくれて安心したわ。あとでもっと屈辱与えてやるつもりだけど」
唯はまだ殴る気満々だった。これ以上唯クラスの者が殴るとさすがにあの世逝きであるので、せいぜい力を抑えて辱めるだけに留めておいてほしいと甲斐は思う。
「直君、あのバカに言ってやりたい事、してやりたい事、いっぱいあるだろうから今のうちにするといい。じきに警察もここへ昇ってくるだろうから」
「……はい」
直は静かに倒れている正之に近づいた。目の前まで来ると、心底ゴミを見るかのような目で見降ろした。
「直……た、たしゅけ、たしゅけてくれ。わ、私はただ、矢崎を大きくしゅ、しゅたかっただけ。お前ならわかってくれりゅだりょお?むしゅこのお前なら」
「わかってくれる……?なにが」
威勢のよさはどこへ。ボコボコな顔面と歯が欠けたひょうきんな顔で話す正之は、もう恥も外聞もなく直に命乞いをしている。
なんて情けない姿だ。弱弱しくて、威勢のないこんな男に自分は16年も箱庭に閉じ込められていたというのか。こんな男に人生を狂わされたのか。さすがに自分自身も不甲斐無く思えてくる。
所詮は金と権力欲しさに社長に成り上がり、心のうちはとても弱い男だった事が露呈した。
「何がわかるというんだ。何もわからないし、理解したくもない。このゴミクズ野郎が」
「ぐはぁあっ」
直は正之の顔面を殴りつけた。
「オレの16年を奪っておいて、友里香の母親と息子を殺し、親友と引き離し、その上ありとあらゆる者を不幸に落とし、川田を殺したテメエの事なんぞ何一つもわかりたくねぇよッ!!」
「ひでふ」
殺さない程度に直も加減して殴りつけて、ゆっくり立ち上がる。
「本当はこの手で貴様を死にたくなる程の壮絶な拷問をし、その上で屈辱を与えながらぶち殺してやりたいが、自分の手を汚すほど貴様に価値などないからな。放っておいてもロクな死に方はしないだろう。どうか貴様が恨み辛みに苛まれて、この先地獄のような余生を過ごして無様に死んでいくのを遠くから祈っておいてやる。さっさと無間地獄に落ちて死ね!疫病神!」
それだけ言うと直はもう用は済んだとばかりに背中を向けた。これ以上この男を見ていると本気で殺したくなってくるので、殺意を抑えるために視界から遠ざけた。
今度は友里香が正之に近づき、ありったけの罵詈雑言を言い放ち、恨み節をぶつけ、顔面を複数回蹴りつけて終了した。
「完全にすっきりしたわけではありませんが、少しは清々しましたわ。後は甲斐様が言った通りの報復をしないと」
「そうだな。そこまでしないと復讐心は晴れないよな。俺もそうだし」
「ん、どういう事だ」と、直。
「ああ、奴に今までの事を後悔させるためには、奴を完膚なきまでに屈辱を与えないとならない。じゃないと友里香ちゃんやお前の殺意の波動は消えないだろう。てことで、今からあいつを全裸にして亀甲縛りにする」
「……は?」
「俺流の死ぬ以上の屈辱を与えてやるのさ。相沢先生、手伝ってくれ」
「はい」
「直は嫌だろうから見ない方がいいな。きっと笑いあり涙ありの楽しいグロ光景だろうから」
「や、オレは別に」
その後、本当に甲斐と友里香は相沢に手伝ってもらって正之のあられもない姿を撮影した。
全裸にひん剥き、亀甲縛りをし、そのまま屈辱的な辱めを与えてのチェキ大会である。もちろん取引先に送信し、ネットに流出するまでがセット。
友里香と架谷一族はざまあみろという顔で清々していたが、案外常識的な直だけはドン引きしていた。
四天王三人にも解決した報告ついでに送ると、グロいブラクラ送ってこないでよね!とクレームが入ったのは言うまでもなかった。
「川田……」
正之が全裸で警察に引っ立てられたのを見送り、直は改めて倒れている遺体に向き合っていた。
目を閉じてやり、静かに黙とうする。
「その人、久瀬さんの代わりに秘書になった人だろ?あんたや友里香ちゃんを助けたりして、とても勇敢な人だったな」
「オレが軟禁されている時、オレの境遇を理解して痛みをよくわかってくれたいい奴だったんだ」
「……そうか。俺がいない間に支えになってくれた人なんだな。惜しい人を亡くした」
「腐敗が進んだ今の矢崎財閥が変わる瞬間を見たいって言っていた。オレに社長になってほしいって。だからオレ……腐った矢崎財閥を変えたいって思った。風通しを良くして、働きやすい環境に変えたい」
「直……」
今までは矢崎財閥のトップになんて興味がなく、できればなりたくないと思っていた。自由が欲しかったからだ。でも、亡くなった川田の願いなら、自分にしかそれができないなら、それを叶えてやりたいと思った。
「お前の人生を賭してやるべき目標になったんだな」
「……うん。オレの生涯の使命だ。川田がオレのこれからやるべき事を教えてくれた」
その後、婚約会見は急遽なくなる事にはなったが、代わりに矢崎正之の数々の悪行が露呈され、逮捕された事が全国ニュースで流れた。
日本どころか世界中に衝撃が走り、しばらくはその事でマスコミ連中の騒ぎは止まらない。
なんせそのトップが殺しを含めた凶悪犯罪や不正行為を行っていたのだ。悪の首領や独裁者のごとく好き勝手していたので、奴に対する怒りや恨みを持った者達がこぞってネット等で糾弾した。
鈴木グループに関しても矢崎正之と一緒になって悪さをしていたらしく、正之が逮捕された事により悪事がどこからか露呈。彼らの親族の一部も緊急で逮捕され、鈴木カレンは泣いて発狂していた。
この事件により、鈴木財閥の株価は大暴落し、一気に衰退の一途をたどる。
一方、矢崎財閥はトップが逮捕された事でしばらくは混乱が続くものと思われたが、直が翌日に緊急で会見を開き、世間に向けて謝罪と立て直しを約束。思ったほど世間からの批判はなかった。
むしろ全国の四天王ファンがこぞって同情し、それ以外の一般人からも直の誠意ある謝罪と釈明により応援の声が圧倒した。
世界的大財閥のトップが逮捕という前代未聞の大事件だったが、各方面からの正之の評判がよくなかった事と、直が実の両親と無理矢理離れ離れにされた養子だった事がスクープされ、壮絶人生だと同情の声が殺到。特に四天王ファン達がこぞって声をあげ、直様可哀想と【推しの幸せを願う会】や【社長になっても応援する会】まで結成されて、批判の声は一気に立ち消えた。
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