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十二章/修学旅行(後編)
94.双子の企み
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「君達みたいな可愛い子を蔑にするなんて考えられないや。そんな見る目のない男なんてやめて、俺にしたらいいのに」
篠崎という直に似た男は、甘い誘い文句で双子の上に覆いかぶさる。
遠目から見れば直に似てなくもないが、近くで見れば全くの別人の顔をしている。
甲斐を騙した顔は厭らしく歪んでいた。
「あん……さっきシタばかりなのにまたスルのぉ」
「篠崎君てば絶倫だよねぇ」
そう言いながらも、双子は篠崎を誘うような目で見つめている。
「絶倫でもいいさ。慰めてあげたいんだよ。俺を四天王の矢崎直だと思っていいからさ」
「よく見ればそんなに似てないけどね」
「だよねーふふふ」
「それは言わないでくれよ。似てるってだけで売れ始めたんだからさ。でも、俺はいつだって可愛い双子ちゃんの味方だから、困った事があったらなんでも言って。俺、君達のためならなんだってするから」
「ふふ、ありがとぉ。キミって正直で好きだよぉ。僕タン達の事可愛いって言ってくれるもんね。それにエッチも巧いし……あん♡」
篠崎は双子の体を触り始めた。
それに気分よく淫らな喘ぎ声を漏らす双子。
本当に献身的だよね、この男。気持ち悪いくらいに。
でもね、僕タン達は少しでも劣った男は好きじゃないの。
可愛くぶりっ子をして股を開けば簡単にデレデレするこの手の男は、僕タン達の忠実な下僕でしかないんだから。所詮はその程度の男だと高が知れているからね。低レベルだって言っているようなモノ。
至高を求めるぼくらに見合うオトコじゃないの。
だけど、矢崎直様に似ているという点は使えると思う。あの平凡を利用するためにね。
だぁから~この男は使いようによっては僕タン達のいいボディガードになってくれる。
確かにこの男も世間で言えばカッコイイ方で、TVでは人気俳優として持て囃されているけど、矢崎直様と似ているだけで売れてて、しかもその本人と比べたらてんで大した事ないんだから。
やっぱり、本物の直様がほしいなぁ。
財力もさる事ながら、あんなにも美しくて、何者も寄せ付けない威厳とカリスマ性を併せ持った帝王みたいな人間なんて滅多にいないもの。
あの人こそ、僕タン達に釣り合う最も至高な男性。容姿も頭脳も財力も地位も超級の最高レベル。矢崎グループの次期トップと呼ばれる気高く高貴なお方。
「ね……綾。やっぱり直様ほしいね」
「うん、姫。あんな難攻不落な人ほどほしいよね。落としたいなあ」
*
本日宿泊する宿に到着した開星の生徒達は、宴会場で夕食を食べる事になっていた。
それなりに料理も温泉も評判がよく、TVや雑誌で人気度が高い老舗旅館なので、四天王も今夜はこの宿の離れに泊まる事になっている。
夕食はその四天王も顔を見せる事になっていて、親衛隊やファン達は大いに興奮状態であった。それはもう広い庭園がある宿中に響き渡るほどの大声援で、耳の鼓膜が破れる勢いである。防音設備ありでもこのうるささは他の客が気の毒だ。
そんな甲斐達Eクラスは目立たない端の方の席を陣取り、黙々と食事に手を付けていた。
「用意しといてよかったと思うよ。耳栓」
「本当にね」
Eクラスメンバーは耳栓をしている。どうせこんな事だろうと事前に買っておいたのだ。
他のクラスはほとんどが向こうの席にいる四天王に夢中で、Eクラスの周りだけは異様な静かさに加えて殺風景な雰囲気を漂わせている。
何気なく四天王がいる方に視線なんて合わせれば、Eクラスの分際で四天王に視線を向けるんじゃない!なんてブーイングの嵐が飛びそうなので、あえて視線を向けないようにしている。
別に四天王を見つめたいなんて思わないので、せめてもう少し静かに落ち着いてメシ食えよと思うEクラスの面々であった。
ああ、うるさい。はやく部屋に帰りたい。帰って静かに風呂に入ってのんびりしたい。
その後、あまりにも悲鳴が騒音なので、四天王の直がぶち切れて「うるせぇ!!静かにメシ食わせろ!オレ様を苛立たせるんじゃねぇ!クソ愚民共が死ね!!」と一喝すると、あっという間に水を打ったように静まり返るのだった。
なんとも四天王相手には現金な奴らである。
「あーこれで静かに食べれるねー。だから人前に出るのなんてやなんだよぉ」
穂高が静かに箸を使ってお刺身を食べている。
他の一般生徒が食べているモノとは違い、四天王が食べている食事は一際豪華で最上級のモノである。
「仕方がないだろう。これも親衛隊を少しでも大人しくさせるための懇親会だと思えばいいんだ」
それでもハルもうるさいファン達にイライラしていた様子である。
「直は残念ね。甲斐ちゃんと二人きりで御飯食べれなくて」
「うっせぇ」
苛立ちながら直は、チラチラ向こうの方にいる甲斐の様子を物欲しそうに時々窺っている。
はやく甲斐と二人きりになりたくて、イチャイチャしたくてたまらない欲求を抑えているのが見え見えで、相田達はニヤニヤしている。
「そんなに気になるなら首輪でもして側に置いとけばぁ?犬用のリードつけてさ」
「そーそー独占欲の塊だもんね、直君は。愛が重そう。甲斐君大変」
「だからうっせぇ。黙れ」
その後、食事を終えてそれぞれの自室へ引き上げる生徒達。
甲斐は篠宮の配慮でまたもやコソコソ自室を抜け出し、指定された離れの部屋へ向かった。
今夜も直と一緒に過ごす事に加えて明日は自由行動なので、二人一緒に行動する事を約束している。
明後日の朝まで直と一緒という事で、甲斐はドキドキしながら何か起きるんじゃないかという不安と緊張が止まらなかった。
「今日送って来たメッセージの内容、どういう事だよ」
部屋に入ってすぐにそんな質問が飛んできた。
昼間の無才達とのやり取りの事だ。篠宮や宮本にも苦言を呈されていたので、甲斐は謝罪も含めて事細かに説明する事にした。
当然、それを聞いた直は見る見るうちに不機嫌になったのは言うまでもなかった。
「だから、ごめん。本当にごめんなさい」
「何がごめんなさいだ。簡単に嫌い、なんて言いやがってッ」
篠崎という直に似た男は、甘い誘い文句で双子の上に覆いかぶさる。
遠目から見れば直に似てなくもないが、近くで見れば全くの別人の顔をしている。
甲斐を騙した顔は厭らしく歪んでいた。
「あん……さっきシタばかりなのにまたスルのぉ」
「篠崎君てば絶倫だよねぇ」
そう言いながらも、双子は篠崎を誘うような目で見つめている。
「絶倫でもいいさ。慰めてあげたいんだよ。俺を四天王の矢崎直だと思っていいからさ」
「よく見ればそんなに似てないけどね」
「だよねーふふふ」
「それは言わないでくれよ。似てるってだけで売れ始めたんだからさ。でも、俺はいつだって可愛い双子ちゃんの味方だから、困った事があったらなんでも言って。俺、君達のためならなんだってするから」
「ふふ、ありがとぉ。キミって正直で好きだよぉ。僕タン達の事可愛いって言ってくれるもんね。それにエッチも巧いし……あん♡」
篠崎は双子の体を触り始めた。
それに気分よく淫らな喘ぎ声を漏らす双子。
本当に献身的だよね、この男。気持ち悪いくらいに。
でもね、僕タン達は少しでも劣った男は好きじゃないの。
可愛くぶりっ子をして股を開けば簡単にデレデレするこの手の男は、僕タン達の忠実な下僕でしかないんだから。所詮はその程度の男だと高が知れているからね。低レベルだって言っているようなモノ。
至高を求めるぼくらに見合うオトコじゃないの。
だけど、矢崎直様に似ているという点は使えると思う。あの平凡を利用するためにね。
だぁから~この男は使いようによっては僕タン達のいいボディガードになってくれる。
確かにこの男も世間で言えばカッコイイ方で、TVでは人気俳優として持て囃されているけど、矢崎直様と似ているだけで売れてて、しかもその本人と比べたらてんで大した事ないんだから。
やっぱり、本物の直様がほしいなぁ。
財力もさる事ながら、あんなにも美しくて、何者も寄せ付けない威厳とカリスマ性を併せ持った帝王みたいな人間なんて滅多にいないもの。
あの人こそ、僕タン達に釣り合う最も至高な男性。容姿も頭脳も財力も地位も超級の最高レベル。矢崎グループの次期トップと呼ばれる気高く高貴なお方。
「ね……綾。やっぱり直様ほしいね」
「うん、姫。あんな難攻不落な人ほどほしいよね。落としたいなあ」
*
本日宿泊する宿に到着した開星の生徒達は、宴会場で夕食を食べる事になっていた。
それなりに料理も温泉も評判がよく、TVや雑誌で人気度が高い老舗旅館なので、四天王も今夜はこの宿の離れに泊まる事になっている。
夕食はその四天王も顔を見せる事になっていて、親衛隊やファン達は大いに興奮状態であった。それはもう広い庭園がある宿中に響き渡るほどの大声援で、耳の鼓膜が破れる勢いである。防音設備ありでもこのうるささは他の客が気の毒だ。
そんな甲斐達Eクラスは目立たない端の方の席を陣取り、黙々と食事に手を付けていた。
「用意しといてよかったと思うよ。耳栓」
「本当にね」
Eクラスメンバーは耳栓をしている。どうせこんな事だろうと事前に買っておいたのだ。
他のクラスはほとんどが向こうの席にいる四天王に夢中で、Eクラスの周りだけは異様な静かさに加えて殺風景な雰囲気を漂わせている。
何気なく四天王がいる方に視線なんて合わせれば、Eクラスの分際で四天王に視線を向けるんじゃない!なんてブーイングの嵐が飛びそうなので、あえて視線を向けないようにしている。
別に四天王を見つめたいなんて思わないので、せめてもう少し静かに落ち着いてメシ食えよと思うEクラスの面々であった。
ああ、うるさい。はやく部屋に帰りたい。帰って静かに風呂に入ってのんびりしたい。
その後、あまりにも悲鳴が騒音なので、四天王の直がぶち切れて「うるせぇ!!静かにメシ食わせろ!オレ様を苛立たせるんじゃねぇ!クソ愚民共が死ね!!」と一喝すると、あっという間に水を打ったように静まり返るのだった。
なんとも四天王相手には現金な奴らである。
「あーこれで静かに食べれるねー。だから人前に出るのなんてやなんだよぉ」
穂高が静かに箸を使ってお刺身を食べている。
他の一般生徒が食べているモノとは違い、四天王が食べている食事は一際豪華で最上級のモノである。
「仕方がないだろう。これも親衛隊を少しでも大人しくさせるための懇親会だと思えばいいんだ」
それでもハルもうるさいファン達にイライラしていた様子である。
「直は残念ね。甲斐ちゃんと二人きりで御飯食べれなくて」
「うっせぇ」
苛立ちながら直は、チラチラ向こうの方にいる甲斐の様子を物欲しそうに時々窺っている。
はやく甲斐と二人きりになりたくて、イチャイチャしたくてたまらない欲求を抑えているのが見え見えで、相田達はニヤニヤしている。
「そんなに気になるなら首輪でもして側に置いとけばぁ?犬用のリードつけてさ」
「そーそー独占欲の塊だもんね、直君は。愛が重そう。甲斐君大変」
「だからうっせぇ。黙れ」
その後、食事を終えてそれぞれの自室へ引き上げる生徒達。
甲斐は篠宮の配慮でまたもやコソコソ自室を抜け出し、指定された離れの部屋へ向かった。
今夜も直と一緒に過ごす事に加えて明日は自由行動なので、二人一緒に行動する事を約束している。
明後日の朝まで直と一緒という事で、甲斐はドキドキしながら何か起きるんじゃないかという不安と緊張が止まらなかった。
「今日送って来たメッセージの内容、どういう事だよ」
部屋に入ってすぐにそんな質問が飛んできた。
昼間の無才達とのやり取りの事だ。篠宮や宮本にも苦言を呈されていたので、甲斐は謝罪も含めて事細かに説明する事にした。
当然、それを聞いた直は見る見るうちに不機嫌になったのは言うまでもなかった。
「だから、ごめん。本当にごめんなさい」
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