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九章/秘められた絆
63.空虚な日々
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あれから平和な一週間が過ぎた頃、実感していた。
この頃の何もない穏やかな日々に、ついに平穏な毎日がやっとやってきたように思えるのだ。
四天王にも、うるさい親衛隊にも、ヒステリー女子達にも囲まれず、追い掛け回されず、陰口も囁かれず、誰もが皆一様に自分の事をただの平凡な生徒として見ている事に感動を覚えている。
これが望んでいた学生ライフ。
目立たず、地味に過ごし、Eクラスのノリのいい仲間達と楽しく過ごして青春を謳歌する。
もう金持ち共に振り回されるなんてまっぴら御免だ。
溜息をつけばそれで消える。その程度のごく素朴でありきたりな日々は今も、そしてこれからも続いていけばいい。それがこれからの願いだ。
しかし、それと同時に何かを失ってしまった喪失感が自分の心の中で見え隠れしていた。
「甲斐くん、大丈夫?」
「なにがだ?」
Eクラスの教室は前ほど騒がしくはなく、終始皆穏やかであった。それはいい意味で。
「最近なんかぼーっとしている事が多いっていうか、上の空が多いっていうか、なんかあったの?」
宮本が不思議そうに甲斐の顔色を窺っている。
「別に何もないよ。ただ平和すぎてぼんやりしている回数が増えたって所かな。あー平和っていいよな」
「平和、かぁ。たしかに最近親衛隊は大人しいよね」
「それに四天王も学校であんまり姿を見せなくなっているようだし」と、五反田。
「親衛隊は制裁する奴がいなくなったからヒマになっているのだろう」と、本木もやってくる。
「四天王はお仕事とかで忙しいって聞くよ。日本を背負って立つエリート中のエリート様だからな。俺らとは住んでる世界が根本的に違うわけよ。上に立つって大変だろうなあ」
なっちがそう言うと、甲斐も同調する。
「そう。あいつらと関わってたのがまず夢のような話だったんだ。普通はあんな雲の上の権力者なんかと会話すらする事なんてないのにさ、非現実的な日々はやっと平凡に戻ったって事なんだよ。あー退屈で平凡な毎日って幸せ~」
一番四天王と関わりが多かった生徒として、Eクラス達は甲斐に平和が訪れたようで何よりである。
それから担任の万里江が入ってきて朝のホームルームが始まる。
こんな毎日がこれからずっと続いていく。そう思って、不安定な心情をひた隠しにして日常に戻る。
これでよかったのだと自分に何度も言い聞かせながら。
*
「ねえ、最近の直……なんだかふっきれたみたい」
そう話す女は、ベットの上で裸で寝転んでいる。
都内の高級ホテルのスイートルームに入り浸るようになってから一週間は経つ。それも、毎日違う女をとっかえひっかえする様子は、四天王一の遊び人と言われている相田拓実を彷彿とさせる。
「何言ってんだよテメエ」
直は半裸のまま女を睨む。
「だって前はそんなに体に触らせてくれなかったけど、今は髪とかに触っても怒んなくなったって言うかぁ~驚いたもん」
「そんなの……ただ機嫌がいい。それだけだろ」
直は口角を持ち上げて笑う。
角度を変えて見れば、全く感情のない顔に見えなくもない事をこの女は知らない。
それどころか機嫌がいいなんてあるはずがない。むしろ逆だ。
「そうなんだぁ。じゃあ嬉しい。直にいっぱい抱かれて」
「……」
なーにが嬉しいだ。オレはテメエなんて抱いても嬉しくもなんともねぇよ。
直はそのまま女に覆いかぶさり、自分本位に激しく抱いた。
そばにあった鏡台に時々自分の顔が見える。そこに反射した顔はうつろで何もない無の自分だった。
つまらない女を抱く事に意味なんてないが、今の傷ついた心を少しでも紛らわすにはこの方法しか浮かばなかった。だが、寂しさが解消されるのは一瞬だけ。
当然、満たされるはずはない。
虚しくて、余計に悲しくなった。
どうあがいても、この苦しさからは逃れられない。
誰がいても、どんなにたくさん取り巻き共をそばに置いても、一人ぼっちでいるような肌寂しさは抜けない。
直は底なしの闇に一人漂っている気分だった。
*
「あー直ってば前にも増して遊び人になっちゃったよねぇ」
久々に学校に来た直を除いた四天王三人は、ラウンジで最近の事を話しあっていた。
この頃の直の様子が主な話題で、彼が日増しに女遊びが激しくなった事と、全く笑う事がなくなった事に関して気がかりだった。
「まるでお前みたいになってしまったな、拓実」
「失礼ね。確かにオイラは遊ぶのが好きだけど、直みたいに女の子を乱暴に扱ったりしないよーだ!」
「でも今の直君……なんか躊躇いがなくなったっていうか、見てて痛々しいよね」
「うーむ……こりゃあ甲斐ちゃんに嫌われた説が濃厚かもなぁ。最近二人が一緒にいるとこ全く見ないし、箍が外れたみたいに遊びまくってるし。なんか見てて可哀想だからやけ酒パーティーでも開いてやろうかなァ。直を失恋から励まそうの会。うーむいいアイディア。俺っちマジ優っさしー!」
「いろいろ思う所はあるが、直を励ましてやりたいのは乗ってやらなくもない」
「だねー。直君の人生初の失恋だから盛り上げてあげたいよねー」
三人組はなんだかんだ言いながらも直の事を少なからず案じていたのであった。
*
「甲斐、今日の放課後みんなでカラオケと焼肉行くんだけどどう?」
休み時間に由希やかしまし三人娘が甲斐の席にやってきた。
「カラオケと焼肉か」
それもいいかもしれない。気がまぎれそうで。
「バイトとか予定あるの?」
「いや、今日は大丈夫」
「なら放課後決まりね」
「友里香ちゃんや未来ちゃんも誘ってあるよ」
いつの間にか悠里が二人にメッセージを送っていたらしい。
「あ、妹達も来るのか」
「もうすぐ修学旅行でしょ。それ終わったらすぐ中間も控えてるし。そういう行事重なる前にぱーっと遊ぶのもいいと思ってさ。最近四天王も大人しいし、甲斐の右手の怪我も治ってきてるわけだしさ」
由希がそう説明すると、甲斐は頷く。
「たまにはぱーっと遊んで食うのもいいかもな」
嫌な事を忘れるためにはEクラス達と騒いでストレス発散するべきだ。
アイツの事を早く忘れないと。
どうせ好きになったって報われない恋なんて抱くだけ無駄だ。
さっさと忘れて、平凡で充実した毎日を送って、あいつ以上に好きになれる二次元キャラでも見つけて堪能しよう。
それが……それが一番いいんだ。
この頃の何もない穏やかな日々に、ついに平穏な毎日がやっとやってきたように思えるのだ。
四天王にも、うるさい親衛隊にも、ヒステリー女子達にも囲まれず、追い掛け回されず、陰口も囁かれず、誰もが皆一様に自分の事をただの平凡な生徒として見ている事に感動を覚えている。
これが望んでいた学生ライフ。
目立たず、地味に過ごし、Eクラスのノリのいい仲間達と楽しく過ごして青春を謳歌する。
もう金持ち共に振り回されるなんてまっぴら御免だ。
溜息をつけばそれで消える。その程度のごく素朴でありきたりな日々は今も、そしてこれからも続いていけばいい。それがこれからの願いだ。
しかし、それと同時に何かを失ってしまった喪失感が自分の心の中で見え隠れしていた。
「甲斐くん、大丈夫?」
「なにがだ?」
Eクラスの教室は前ほど騒がしくはなく、終始皆穏やかであった。それはいい意味で。
「最近なんかぼーっとしている事が多いっていうか、上の空が多いっていうか、なんかあったの?」
宮本が不思議そうに甲斐の顔色を窺っている。
「別に何もないよ。ただ平和すぎてぼんやりしている回数が増えたって所かな。あー平和っていいよな」
「平和、かぁ。たしかに最近親衛隊は大人しいよね」
「それに四天王も学校であんまり姿を見せなくなっているようだし」と、五反田。
「親衛隊は制裁する奴がいなくなったからヒマになっているのだろう」と、本木もやってくる。
「四天王はお仕事とかで忙しいって聞くよ。日本を背負って立つエリート中のエリート様だからな。俺らとは住んでる世界が根本的に違うわけよ。上に立つって大変だろうなあ」
なっちがそう言うと、甲斐も同調する。
「そう。あいつらと関わってたのがまず夢のような話だったんだ。普通はあんな雲の上の権力者なんかと会話すらする事なんてないのにさ、非現実的な日々はやっと平凡に戻ったって事なんだよ。あー退屈で平凡な毎日って幸せ~」
一番四天王と関わりが多かった生徒として、Eクラス達は甲斐に平和が訪れたようで何よりである。
それから担任の万里江が入ってきて朝のホームルームが始まる。
こんな毎日がこれからずっと続いていく。そう思って、不安定な心情をひた隠しにして日常に戻る。
これでよかったのだと自分に何度も言い聞かせながら。
*
「ねえ、最近の直……なんだかふっきれたみたい」
そう話す女は、ベットの上で裸で寝転んでいる。
都内の高級ホテルのスイートルームに入り浸るようになってから一週間は経つ。それも、毎日違う女をとっかえひっかえする様子は、四天王一の遊び人と言われている相田拓実を彷彿とさせる。
「何言ってんだよテメエ」
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「だって前はそんなに体に触らせてくれなかったけど、今は髪とかに触っても怒んなくなったって言うかぁ~驚いたもん」
「そんなの……ただ機嫌がいい。それだけだろ」
直は口角を持ち上げて笑う。
角度を変えて見れば、全く感情のない顔に見えなくもない事をこの女は知らない。
それどころか機嫌がいいなんてあるはずがない。むしろ逆だ。
「そうなんだぁ。じゃあ嬉しい。直にいっぱい抱かれて」
「……」
なーにが嬉しいだ。オレはテメエなんて抱いても嬉しくもなんともねぇよ。
直はそのまま女に覆いかぶさり、自分本位に激しく抱いた。
そばにあった鏡台に時々自分の顔が見える。そこに反射した顔はうつろで何もない無の自分だった。
つまらない女を抱く事に意味なんてないが、今の傷ついた心を少しでも紛らわすにはこの方法しか浮かばなかった。だが、寂しさが解消されるのは一瞬だけ。
当然、満たされるはずはない。
虚しくて、余計に悲しくなった。
どうあがいても、この苦しさからは逃れられない。
誰がいても、どんなにたくさん取り巻き共をそばに置いても、一人ぼっちでいるような肌寂しさは抜けない。
直は底なしの闇に一人漂っている気分だった。
*
「あー直ってば前にも増して遊び人になっちゃったよねぇ」
久々に学校に来た直を除いた四天王三人は、ラウンジで最近の事を話しあっていた。
この頃の直の様子が主な話題で、彼が日増しに女遊びが激しくなった事と、全く笑う事がなくなった事に関して気がかりだった。
「まるでお前みたいになってしまったな、拓実」
「失礼ね。確かにオイラは遊ぶのが好きだけど、直みたいに女の子を乱暴に扱ったりしないよーだ!」
「でも今の直君……なんか躊躇いがなくなったっていうか、見てて痛々しいよね」
「うーむ……こりゃあ甲斐ちゃんに嫌われた説が濃厚かもなぁ。最近二人が一緒にいるとこ全く見ないし、箍が外れたみたいに遊びまくってるし。なんか見てて可哀想だからやけ酒パーティーでも開いてやろうかなァ。直を失恋から励まそうの会。うーむいいアイディア。俺っちマジ優っさしー!」
「いろいろ思う所はあるが、直を励ましてやりたいのは乗ってやらなくもない」
「だねー。直君の人生初の失恋だから盛り上げてあげたいよねー」
三人組はなんだかんだ言いながらも直の事を少なからず案じていたのであった。
*
「甲斐、今日の放課後みんなでカラオケと焼肉行くんだけどどう?」
休み時間に由希やかしまし三人娘が甲斐の席にやってきた。
「カラオケと焼肉か」
それもいいかもしれない。気がまぎれそうで。
「バイトとか予定あるの?」
「いや、今日は大丈夫」
「なら放課後決まりね」
「友里香ちゃんや未来ちゃんも誘ってあるよ」
いつの間にか悠里が二人にメッセージを送っていたらしい。
「あ、妹達も来るのか」
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由希がそう説明すると、甲斐は頷く。
「たまにはぱーっと遊んで食うのもいいかもな」
嫌な事を忘れるためにはEクラス達と騒いでストレス発散するべきだ。
アイツの事を早く忘れないと。
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