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一章/金持ち学園
7.お友達認定
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その後、いつの間にか四天王の三人と甲斐達は一緒に食事をする事になり、疑問に思いながらもそれを受け入れていた。
「それにしても、直にも困ったものだな」
ハルが腕を組んで今後の事に頭を抱えている。きっとこのままでは直は引き下がらないはずだ。甲斐相手には。
「あれだけシスコンぶりを発揮されちゃあ、今後いろいろしてくるだろうね。可愛い二人をとられちゃう危機に焦るのもわかるけど、なんかそれだけじゃあなさそうだし」
「直くんて精神的な意味でまだまだ子供みたいなものだからね」と、穂高。
「ほんと、いい加減に妹離れしてほしいですわ」
ため息交じりに話す友里香に悠里も頷く。
「直の我儘と傍若無人な振る舞いでどれだけ皆さんにご迷惑をかけたか……はあ、頭痛いよ」
「アハハ!二人が言うと相当参ってるのが手に取るようにわかるね」
「穂高さんたら笑い事じゃないです!私だって自由に恋愛したいのです。いつもお兄様は邪魔ばかりしてっ」
「そうだよ!いっつも直は私の行動に干渉してきてさ、うんざりだよ」
「ねえねえ、やっぱり悠里ちゃんと友里香ちゃんて、その男子ちゃんの事……」
相田が含み笑いを浮かべると、悠里と友里香は顔を真っ赤にさせた。
「か、架谷くんはクラスメートだし、私を助けてくれた恩人だけど……だけどっ」
「べ、別に私は甲斐様の事は……ひ、一目惚れ……なんてしてないんですからねっ」
「うは~実にわかりやすい反応~」
「え、何?俺がどうかした?」
食事に集中していて全く話を聞いていなかった甲斐は首をかしげている。悠里と友里香は残念なような複雑な顔を浮かべていて、相田と穂高はケラケラ笑っている。
「こっちは全然気づいてないみたいねー。もしかして鈍感くんかな。えーと、架谷甲斐ちゃんだっけ?」
「ん、ああ」
「で、甲斐ちゃんは悠里ちゃんと友里香ちゃんの事、どう思ってる?」
いきなりド直球に質問する相田に二人は慌てた。
「ちょっと相田くん!いきなりなんて事をっ」
「こ、心の準備ができてないですわ!」
「いいじゃんいいじゃん。今のうちに脈ありかを知っておいて損はないでしょ」
全員が甲斐の方に視線を移す。
「で、どうなわけ?」
「どうって…………好きだけど」
至ってあっさり答える甲斐。
「「え!!??」」と、真っ赤になる乙女二人。
「ほーほーどんな所が?」
「わくわく」
勝手に盛り上がる一同を怪訝に思う甲斐。何を盛り上がっているのかわからないが、普通に本心を伝えようと続ける。
「借金の面で助けてくれたし、学校に通わせてくれたし、友達として好きだけど。可愛くて綺麗な二人だから俺には勿体ないなって」
「「……………」」
二人の乙女は肩を落として撃沈していた。
「ぶはははは!そう、そうなんだァ!いや~欲のない男ほど逆玉の輿に気付かないもんだね~」
二人の嘆く反応に相田だけは爆笑していた。恋愛対象としては全く見ていない様子に、二人は心底残念そうである。
「やっぱ友達としてかぁ。ま、そんなこったろーと思ったよ。いくら二人が綺麗で可愛いと思ってても、見た目からしてその手に関してはてんで鈍感で純朴君て感じなんだもの。相手は手強そうだね」
「なら……僕もその友達に仲間入りしようかな~」
すかさず、ニコニコしながら穂高が名乗り出た。
「あら穂高ちゃん。珍しいね。いつもどんな人間相手でも冷めてるのに」
「だって僕、甲斐くんの事気に入っちゃった。平凡で貧乏人なのに芯が強そうだし、直君相手に怯まないし、今まで見た中でいないタイプだったから興味持っちゃった。Eクラスの子って言われても関係ないよ」
「あーそれ言うならオイラも甲斐ちゃんの事気に入ったんだけど。直相手に啖呵切れるなんて度胸あるし、鼻っ柱は強そうだし、肝が据わってそう。さすが悠里ちゃんや友里香ちゃんが選んだ子だわ。いい遊び相手になりそうだしさ。お友達になってあげよーっと」
「はあ……俺は知らん」
甲斐をいろんな意味で友達候補に名乗り出る相田と穂高を冷めた目で見ているハル。しかし、呑気な甲斐はスマホを弄っていて聞いていない。美少女エロアプリに夢中なのだ。
「おい、甲斐。四天王が甲斐を友達にしようとしているぞ」
「いろんな意味でな」
健一と本木が焦った顔をしている。
「へえーまあ、友達くらい別にいいんじゃないの」
スマホの画面を観ながら耳をほじほじしている甲斐の危機感は薄い。
「甘いな。四天王の友達って普通の友達感覚とは違うんだから」
この事は瞬く間に全校生徒の間に広まる。
あの矢崎直に逆らった奴はEクラスの貧乏人だということが。その貧乏人が四天王に気に入られたという事が。
*
食堂を離れた直は、廊下を歩きながら甲斐に不意打ちで殴られた頬を触っていた。
初めてだった。Eクラスのド庶民に殴られて膝をつき、おまけに睨んだ顔で啖呵をきられたのは。
それは自分にとっての数年に一度あるかないかの衝撃で、いろんな意味で印象に残った。
気にならないはずがない、あいつに。
いや、気になると言っても腹が立つという悪い意味で心に残ったまで。あそこまで言い放ったからには地獄を見せてやりたくなる。
覚悟しとけよ、平凡地味のクソ貧乏人が。
オレを怒らせたんだ。オレに逆らったんだ。それがどういう事か身の程を知るがいい。
追い込まれるほど滅茶苦茶に傷つけて、この上ないくらい悠里や友里香の前で恥をかかせて、オレに縋らせて、学校から追い出してやる。死にたくなるほどの苦痛を味あわせてな。
どうせお前も金と権力の前では無力。最終的にはオレに泣きつくしかないんだからな。
クククと薄笑いを浮かべ、直は今後どうやってあの貧乏人と遊んでやろうかと思案していた。
「直~何考えているの?」
廊下を歩いている最中、学校でも上位に入るほどの美しい少年が直の腕に絡んできた。背は甲斐より10センチ以上低く、仕草も女の子っぽい美少年である。
「触ってくんな菜月。いくらテメエが生徒会長だからってオレに気安く触るな」
「つれないなぁ~僕はこんなにも直の事……」
菜月と呼ばれた少年は乙女のように頬を紅潮させている。
直からすれば彼は感度も締りもよく、体の相性がいいという事で一番に気に入っているセフレである。生徒会長でもあるので、親衛隊ですら文句を言わせずに直に絡める唯一の存在。その美貌に、学園の中でも抱きたいと思う男はわんさかいる。THE・男の娘そのものな見た目であった。
「だから引っ付くなって言ってンだろうが。基本的に野郎は好きじゃねえ。触るなら抱いてやる時にしろ」
「あん、そういう邪険な所もカッコイイ。ねえ、さっき食堂で大騒ぎがあったけど、あの外部生ってEクラスの男でしょう?やっぱり貧乏人って野蛮なんだね。直に立てつくなんて命知らずも甚だしいよ」
菜月は遠くから見ていた。先ほどの修羅場のやり取りを。
「チッ……その事はテメエに関係ねぇだろ。あんま干渉してくるとセフレは解消だ」
「あ、ごめんなさい。そんなつもりはなくて……許して直。いっぱいシテほしいの。直の事を考えていたら体が熱くて」
爪先立ちで背伸びして直に口づける菜月。それを無感情で受け入れる直。
「さかってやんの。そこまで言うなら抱いてやる。丁度ムシャクシャしていた所だからな」
菜月の体を撫でまわす直。
「うん……抱いて、直。滅茶苦茶にしていいから」
直の首に腕をまわす菜月。そのまま二人はどこかの空き教室に行き、しばらくは入り浸ったのだった。
「それにしても、直にも困ったものだな」
ハルが腕を組んで今後の事に頭を抱えている。きっとこのままでは直は引き下がらないはずだ。甲斐相手には。
「あれだけシスコンぶりを発揮されちゃあ、今後いろいろしてくるだろうね。可愛い二人をとられちゃう危機に焦るのもわかるけど、なんかそれだけじゃあなさそうだし」
「直くんて精神的な意味でまだまだ子供みたいなものだからね」と、穂高。
「ほんと、いい加減に妹離れしてほしいですわ」
ため息交じりに話す友里香に悠里も頷く。
「直の我儘と傍若無人な振る舞いでどれだけ皆さんにご迷惑をかけたか……はあ、頭痛いよ」
「アハハ!二人が言うと相当参ってるのが手に取るようにわかるね」
「穂高さんたら笑い事じゃないです!私だって自由に恋愛したいのです。いつもお兄様は邪魔ばかりしてっ」
「そうだよ!いっつも直は私の行動に干渉してきてさ、うんざりだよ」
「ねえねえ、やっぱり悠里ちゃんと友里香ちゃんて、その男子ちゃんの事……」
相田が含み笑いを浮かべると、悠里と友里香は顔を真っ赤にさせた。
「か、架谷くんはクラスメートだし、私を助けてくれた恩人だけど……だけどっ」
「べ、別に私は甲斐様の事は……ひ、一目惚れ……なんてしてないんですからねっ」
「うは~実にわかりやすい反応~」
「え、何?俺がどうかした?」
食事に集中していて全く話を聞いていなかった甲斐は首をかしげている。悠里と友里香は残念なような複雑な顔を浮かべていて、相田と穂高はケラケラ笑っている。
「こっちは全然気づいてないみたいねー。もしかして鈍感くんかな。えーと、架谷甲斐ちゃんだっけ?」
「ん、ああ」
「で、甲斐ちゃんは悠里ちゃんと友里香ちゃんの事、どう思ってる?」
いきなりド直球に質問する相田に二人は慌てた。
「ちょっと相田くん!いきなりなんて事をっ」
「こ、心の準備ができてないですわ!」
「いいじゃんいいじゃん。今のうちに脈ありかを知っておいて損はないでしょ」
全員が甲斐の方に視線を移す。
「で、どうなわけ?」
「どうって…………好きだけど」
至ってあっさり答える甲斐。
「「え!!??」」と、真っ赤になる乙女二人。
「ほーほーどんな所が?」
「わくわく」
勝手に盛り上がる一同を怪訝に思う甲斐。何を盛り上がっているのかわからないが、普通に本心を伝えようと続ける。
「借金の面で助けてくれたし、学校に通わせてくれたし、友達として好きだけど。可愛くて綺麗な二人だから俺には勿体ないなって」
「「……………」」
二人の乙女は肩を落として撃沈していた。
「ぶはははは!そう、そうなんだァ!いや~欲のない男ほど逆玉の輿に気付かないもんだね~」
二人の嘆く反応に相田だけは爆笑していた。恋愛対象としては全く見ていない様子に、二人は心底残念そうである。
「やっぱ友達としてかぁ。ま、そんなこったろーと思ったよ。いくら二人が綺麗で可愛いと思ってても、見た目からしてその手に関してはてんで鈍感で純朴君て感じなんだもの。相手は手強そうだね」
「なら……僕もその友達に仲間入りしようかな~」
すかさず、ニコニコしながら穂高が名乗り出た。
「あら穂高ちゃん。珍しいね。いつもどんな人間相手でも冷めてるのに」
「だって僕、甲斐くんの事気に入っちゃった。平凡で貧乏人なのに芯が強そうだし、直君相手に怯まないし、今まで見た中でいないタイプだったから興味持っちゃった。Eクラスの子って言われても関係ないよ」
「あーそれ言うならオイラも甲斐ちゃんの事気に入ったんだけど。直相手に啖呵切れるなんて度胸あるし、鼻っ柱は強そうだし、肝が据わってそう。さすが悠里ちゃんや友里香ちゃんが選んだ子だわ。いい遊び相手になりそうだしさ。お友達になってあげよーっと」
「はあ……俺は知らん」
甲斐をいろんな意味で友達候補に名乗り出る相田と穂高を冷めた目で見ているハル。しかし、呑気な甲斐はスマホを弄っていて聞いていない。美少女エロアプリに夢中なのだ。
「おい、甲斐。四天王が甲斐を友達にしようとしているぞ」
「いろんな意味でな」
健一と本木が焦った顔をしている。
「へえーまあ、友達くらい別にいいんじゃないの」
スマホの画面を観ながら耳をほじほじしている甲斐の危機感は薄い。
「甘いな。四天王の友達って普通の友達感覚とは違うんだから」
この事は瞬く間に全校生徒の間に広まる。
あの矢崎直に逆らった奴はEクラスの貧乏人だということが。その貧乏人が四天王に気に入られたという事が。
*
食堂を離れた直は、廊下を歩きながら甲斐に不意打ちで殴られた頬を触っていた。
初めてだった。Eクラスのド庶民に殴られて膝をつき、おまけに睨んだ顔で啖呵をきられたのは。
それは自分にとっての数年に一度あるかないかの衝撃で、いろんな意味で印象に残った。
気にならないはずがない、あいつに。
いや、気になると言っても腹が立つという悪い意味で心に残ったまで。あそこまで言い放ったからには地獄を見せてやりたくなる。
覚悟しとけよ、平凡地味のクソ貧乏人が。
オレを怒らせたんだ。オレに逆らったんだ。それがどういう事か身の程を知るがいい。
追い込まれるほど滅茶苦茶に傷つけて、この上ないくらい悠里や友里香の前で恥をかかせて、オレに縋らせて、学校から追い出してやる。死にたくなるほどの苦痛を味あわせてな。
どうせお前も金と権力の前では無力。最終的にはオレに泣きつくしかないんだからな。
クククと薄笑いを浮かべ、直は今後どうやってあの貧乏人と遊んでやろうかと思案していた。
「直~何考えているの?」
廊下を歩いている最中、学校でも上位に入るほどの美しい少年が直の腕に絡んできた。背は甲斐より10センチ以上低く、仕草も女の子っぽい美少年である。
「触ってくんな菜月。いくらテメエが生徒会長だからってオレに気安く触るな」
「つれないなぁ~僕はこんなにも直の事……」
菜月と呼ばれた少年は乙女のように頬を紅潮させている。
直からすれば彼は感度も締りもよく、体の相性がいいという事で一番に気に入っているセフレである。生徒会長でもあるので、親衛隊ですら文句を言わせずに直に絡める唯一の存在。その美貌に、学園の中でも抱きたいと思う男はわんさかいる。THE・男の娘そのものな見た目であった。
「だから引っ付くなって言ってンだろうが。基本的に野郎は好きじゃねえ。触るなら抱いてやる時にしろ」
「あん、そういう邪険な所もカッコイイ。ねえ、さっき食堂で大騒ぎがあったけど、あの外部生ってEクラスの男でしょう?やっぱり貧乏人って野蛮なんだね。直に立てつくなんて命知らずも甚だしいよ」
菜月は遠くから見ていた。先ほどの修羅場のやり取りを。
「チッ……その事はテメエに関係ねぇだろ。あんま干渉してくるとセフレは解消だ」
「あ、ごめんなさい。そんなつもりはなくて……許して直。いっぱいシテほしいの。直の事を考えていたら体が熱くて」
爪先立ちで背伸びして直に口づける菜月。それを無感情で受け入れる直。
「さかってやんの。そこまで言うなら抱いてやる。丁度ムシャクシャしていた所だからな」
菜月の体を撫でまわす直。
「うん……抱いて、直。滅茶苦茶にしていいから」
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