【完結】婚約破棄された聖女はもう祈れない 〜妹こそ聖女に相応しいと追放された私は隣国の王太子に拾われる
聖女リルア・サウシールは聖地を領地として代々守っている公爵家の嫡男ミゲルと婚約していた。
リルアは教会で神具を用いて祈りを捧げ結界を張っていたのだが、ある日神具がミゲルによって破壊されてしまう。
ミゲルに策謀に嵌り神具を破壊した罪をなすりつけられたリルアは婚約破棄され、隣国の山中に追放処分を受けた。
ミゲルはずっとリルアの妹であるマリアを愛しており、思惑通りマリアが新たな聖女となったが……、結界は破壊されたままで獰猛になった魔物たちは遠慮なく聖地を荒らすようになってしまった。
一方、祈ることが出来なくなった聖女リルアは結界の維持に使っていた魔力の負担が無くなり、規格外の魔力を有するようになる。
「リルア殿には神子クラスの魔力がある。ぜひ、我が国の宮廷魔道士として腕を振るってくれないか」
偶然、彼女の力を目の当たりにした隣国の王太子サイラスはリルアを自らの国の王宮に招き、彼女は新たな人生を歩むことになった。
リルアは教会で神具を用いて祈りを捧げ結界を張っていたのだが、ある日神具がミゲルによって破壊されてしまう。
ミゲルに策謀に嵌り神具を破壊した罪をなすりつけられたリルアは婚約破棄され、隣国の山中に追放処分を受けた。
ミゲルはずっとリルアの妹であるマリアを愛しており、思惑通りマリアが新たな聖女となったが……、結界は破壊されたままで獰猛になった魔物たちは遠慮なく聖地を荒らすようになってしまった。
一方、祈ることが出来なくなった聖女リルアは結界の維持に使っていた魔力の負担が無くなり、規格外の魔力を有するようになる。
「リルア殿には神子クラスの魔力がある。ぜひ、我が国の宮廷魔道士として腕を振るってくれないか」
偶然、彼女の力を目の当たりにした隣国の王太子サイラスはリルアを自らの国の王宮に招き、彼女は新たな人生を歩むことになった。
あなたにおすすめの小説
家から追い出された後、私は皇帝陛下の隠し子だったということが判明したらしいです。
新野乃花(大舟)
恋愛
13歳の少女レベッカは物心ついた時から、自分の父だと名乗るリーゲルから虐げられていた。その最中、リーゲルはセレスティンという女性と結ばれることとなり、その時のセレスティンの連れ子がマイアであった。それ以降、レベッカは父リーゲル、母セレスティン、義妹マイアの3人からそれまで以上に虐げられる生活を送らなければならなくなった…。
そんなある日の事、些細なきっかけから機嫌を損ねたリーゲルはレベッカに対し、今すぐ家から出ていくよう言い放った。レベッカはその言葉に従い、弱弱しい体を引きずって家を出ていくほかなかった…。
しかしその後、リーゲルたちのもとに信じられない知らせがもたらされることとなる。これまで自分たちが虐げていたレベッカは、時の皇帝であるグローリアの隠し子だったのだと…。その知らせを聞いて顔を青くする3人だったが、もうすべてが手遅れなのだった…。
※カクヨムにも投稿しています!
私生児聖女は二束三文で売られた敵国で幸せになります!
近藤アリス
恋愛
私生児聖女のコルネリアは、敵国に二束三文で売られて嫁ぐことに。
「悪名高い国王のヴァルター様は私好みだし、みんな優しいし、ご飯美味しいし。あれ?この国最高ですわ!」
声を失った儚げ見た目のコルネリアが、勘違いされたり、幸せになったりする話。
※ざまぁはほんのり。安心のハッピーエンド設定です!
※「カクヨム」にも掲載しています。
悪役令嬢と呼ばれて追放されましたが、先祖返りの精霊種だったので、神殿で崇められる立場になりました。母国は加護を失いましたが仕方ないですね。
蒼衣翼
恋愛
古くから続く名家の娘、アレリは、古い盟約に従って、王太子の妻となるさだめだった。
しかし、古臭い伝統に反発した王太子によって、ありもしない罪をでっち上げられた挙げ句、国外追放となってしまう。
自分の意思とは関係ないところで、運命を翻弄されたアレリは、憧れだった精霊信仰がさかんな国を目指すことに。
そこで、自然のエネルギーそのものである精霊と語り合うことの出来るアレリは、神殿で聖女と崇められ、優しい青年と巡り合った。
一方、古い盟約を破った故国は、精霊の加護を失い、衰退していくのだった。
※カクヨムさまにも掲載しています。
俺の婚約者は地味で陰気臭い女なはずだが、どうも違うらしい。
ミミリン
恋愛
ある世界の貴族である俺。婚約者のアリスはいつもボサボサの髪の毛とぶかぶかの制服を着ていて陰気な女だ。幼馴染のアンジェリカからは良くない話も聞いている。
俺と婚約していても話は続かないし、婚約者としての役目も担う気はないようだ。
そんな婚約者のアリスがある日、俺のメイドがふるまった紅茶を俺の目の前でわざとこぼし続けた。
こんな女とは婚約解消だ。
この日から俺とアリスの関係が少しずつ変わっていく。
【短編】追放された聖女は王都でちゃっかり暮らしてる「新聖女が王子の子を身ごもった?」結界を守るために元聖女たちが立ち上がる
みねバイヤーン
恋愛
「ジョセフィーヌ、聖なる力を失い、新聖女コレットの力を奪おうとした罪で、そなたを辺境の修道院に追放いたす」謁見の間にルーカス第三王子の声が朗々と響き渡る。
「異議あり!」ジョセフィーヌは間髪を入れず意義を唱え、証言を述べる。
「証言一、とある元聖女マデリーン。殿下は十代の聖女しか興味がない。証言二、とある元聖女ノエミ。殿下は背が高く、ほっそりしてるのに出るとこ出てるのが好き。証言三、とある元聖女オードリー。殿下は、手は出さない、見てるだけ」
「ええーい、やめーい。不敬罪で追放」
追放された元聖女ジョセフィーヌはさっさと王都に戻って、魚屋で働いてる。そんな中、聖女コレットがルーカス殿下の子を身ごもったという噂が。王国の結界を守るため、元聖女たちは立ち上がった。
聖女の力を失ったと言われて王太子様から婚約破棄の上国外追放を命じられましたが、恐ろしい魔獣の国だと聞かされていた隣国で溺愛されています
綾森れん
恋愛
「力を失った聖女などいらない。お前との婚約は破棄する!」
代々、聖女が王太子と結婚してきた聖ラピースラ王国。
現在の聖女レイチェルの祈りが役に立たないから聖騎士たちが勝てないのだと責められ、レイチェルは国外追放を命じられてしまった。
聖堂を出ると王都の民衆に石を投げられる。
「お願い、やめて!」
レイチェルが懇願したとき不思議な光が彼女を取り巻き、レイチェルは転移魔法で隣国に移動してしまう。
恐ろしい魔獣の国だと聞かされていた隣国で、レイチェルはなぜか竜人の盟主から溺愛される。
(本作は小説家になろう様に掲載中の別作品『精霊王の末裔』と同一世界観ですが、200年前の物語なので未読でも一切問題ありません!)
【完結】家族から虐げられていた私、実は世界で唯一精霊を操れる治癒精霊術師でした〜王都で癒しの聖女と呼ばれ、聖騎士団長様に溺愛されています〜
津ヶ谷
恋愛
「アリーセ、お前を男爵家から勘当する!」
理不尽に厳しい家系に生まれたアリーセは常に虐げられて来た。
身内からの暴力や暴言は絶えることが無かった。
そして16歳の誕生日にアリーセは男爵家を勘当された。
アリーセは思った。
「これでようやく好きな様に生きられる!」
アリーセには特別な力があった。
癒しの力が人より強かったのだ。
そして、聖騎士ダイス・エステールと出会い、なぜか溺愛されて行く。
ずっと勉強してきた医学の知識と治癒力で、世界の医療技術を革命的に進歩させる。
これは虐げられてきた令嬢が医学と治癒魔法で人々を救い、幸せになる物語。
現聖女ですが、王太子妃様が聖女になりたいというので、故郷に戻って結婚しようと思います。
和泉鷹央
恋愛
聖女は十年しか生きられない。
この悲しい運命を変えるため、ライラは聖女になるときに精霊王と二つの契約をした。
それは期間満了後に始まる約束だったけど――
一つ……一度、死んだあと蘇生し、王太子の側室として本来の寿命で死ぬまで尽くすこと。
二つ……王太子が国王となったとき、国民が苦しむ政治をしないように側で支えること。
ライラはこの契約を承諾する。
十年後。
あと半月でライラの寿命が尽きるという頃、王太子妃ハンナが聖女になりたいと言い出した。
そして、王太子は聖女が農民出身で王族に相応しくないから、婚約破棄をすると言う。
こんな王族の為に、死ぬのは嫌だな……王太子妃様にあとを任せて、村に戻り幼馴染の彼と結婚しよう。
そう思い、ライラは聖女をやめることにした。
他の投稿サイトでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
退会済ユーザのコメントです
姉妹仲良しは拝読させて頂いてて楽しかったです♥️新しいお話も楽しみです🎵😍🎵
妹ちゃん、これからも神器無しだから大変💦 一掃した後は当面は凶悪な魔物は生まれない設定としても、新たな神器が入手できるわけじゃないから負担は相当だと思うんです😨
強大すぎる神子(主人公)の後継者・・・有り得るのかな❓
主人公とサイラスの その後が気になります😆
ミゲルは罪状公開して市中引き回し(国民の怒りのぶつけ放題)にして、怒りと殺意と屈辱と痛みで苦しみながらの処分としましょ💢 国民や国に与えた損害を思えば当然でしょ・・・主人公が過労死から逃れるキッカケになったことしか存在価値無いし😒
完結おめでとうございます。
面白かったのですが、最後があっさりだったかなと思います。敵役のざまあ描写と、妹も含めた主人公側が幸福になる場面にもう少し字数を割いてもよかったのではないでしょうか。プロレスに例えるなら、悪玉の攻撃を受け切ってから善玉が反撃する一番大事な場面ですからね。
退会済ユーザのコメントです
剣で切って油で焼いた、と。馬鹿じゃないの?w
ここまで突き抜けたキャラも居たのね(o゚Д゚ノ)ノ次はどんな悪あがきをするのかな~(゚∀゚*)(*゚∀゚)ワクワク
腹立たしい、と思わせるその手の役割を負ったキャラは数多いましたが、ミゲルにははじめて、心から気持ちが悪いという生理的嫌悪を覚えました。
すごいキャラですね。
ついにミゲルが断罪されるのかしら((o(´∀`)o))ワクワク。
ミゲル・・・あそこまでクズでバカだと、この機会に一族から追い出しておけるのは 辺境伯家のためにも良いのでは?
処罰の決定が王家なら、誰も過度の自責は感じなくてすむし。。。
陛下の喋り方がジワる(笑)。確かに遊戯王のペガサスみたい(笑)。もうそれにしか脳内変換されません(笑)。
ユー!隣国の聖女になっちゃいなヨ☆
って事ですね。このノリは草ですよ。
なんか遊戯王にでてくるペガサスみたいなしゃべり方で笑いましたw
しかし、各国に似たものがあるのか……
あんな規格外な力、強さを重んじる国柄なら 尚更 ぜひともエムルエスタに取り込みたいですよね・・・都合良く、
サイラスは まんざらでもなさそうだし。。。(笑)
あひゃひゃ ぼ、僕 これだけで人物像が想像できてしまう
疑問なんだけど、なんで公爵家のそれも令息ごときが『国外』追放できるの?
ボンクラだったのか!?ミゲルは・・・
では、父親の公爵は何をしている?
色恋にまみれて道を誤ったボンクラ息子はどうなるのか?この国はどうなるのかな?先行きが楽しみです。
作者様の作品は色々読んでいますが、また面白い作品が始まりました。
王子様はもちろん、親娘でタッグを組んでお姉さんの無実を晴らし、
盛大なザマアを期待します。
妹ちゃん良い子なので、馬鹿子息の魔の手に落ちませんように。
(こっちの方が貞操の危機)
妹のマリア、単独で話書けそうなくらいの貧乏くじ。
ミゲル 「君が新たな聖女だ!」 ビシィッ
マリア 「だが断る!」 フフンッ
最新話の途中でサブタイ思い出して、上の遣り取りが頭に浮かんで・・・
実現せずに胸クソの予感がUPしたのは残念ですけど、妹の無事を祈り パパさんの頑張りに期待!
隣国王太子、主人公を守ってね!
利用するだけとかだったら蹴飛ばす!
ニ-ドルは一般的には トゲではなく 針・・・だから アイスニ-ドルはイメージとしては 先の尖ったツララ が近いんじゃないかな。
アイスニードル、ニードルは棘という意味だから、氷の刃じゃなくて氷の棘が正しいのではないかな?と
まー、そうなんですけど、その辺はテキトーで良いかなってw
姉妹仲がいいパターンで良かった!
姉の無罪の証拠を集める間の妹の負担が…パパ、護衛つけてあげて〜!
公爵様がまともな判断ができる人でありますように。
公爵は、手を打つが馬鹿息子のせいで次期聖女が神具と契約するまで結界は出来ず妹では聖女になれずしばらく結界なしで過ごすことになるのかな?
妹ちゃんが良い子なのかミゲルと手を結んだ悪女なのか気になります。
そして神具は直せるのだろうか?
憲兵達の報告をどう受け止めるかな~( ̄ー ̄)ニヤニヤ
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。