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戦闘開始

首都の守護神再び

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曇天の東京をつんざく雷鳴赤い光弾が摩天楼を掠めてアスファルトを抉る。二度三度燃料の引火を以って数台が道連れに被害を被った。災害ではないテロか!人為的な破壊活動を疑うしかない。それにしても恐ろしい破壊力防衛網の虚を突く攻撃は空自陸自共把握しなかった。漆黒の外套を纏う男が独り言ちた「何を血迷ったジュピター」曇天の空に仁王立ちよろしく浮かぶ赤いアーマーを纏う戦士が都市を見据える形で身構えている。瞬く間に甚大な被害を齎した元凶は都市防衛の要として配備された旧サイバーコップの精鋭でインターポールにも属していた経歴の持ち主の刑事でジュピターのコードネームを持つ男だった。しかし彼は都民の不安と注視をの一切を纏いながら尚破壊活動の脅威となったサンダーアームへエネルギーのチャージを止めなかった。来る、嘗ての彼のライバルにして同等以上の能力を誇る刑事コードネームルシファーは理由のない破壊活動への疑念をさておき首都の守護紳となるべき戦士にそれ以上狂行を及ばせないよう自らも構えた。
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