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一人目 浜崎加奈
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その日の晩、さっそく弘樹からLINEが来た。
『今日はありがとう。マスターもママさんも喜んでた』
『よろしく言っといて
ところで真面目な話って何?』
『具体的に清算に入ろうと思う』
なんだそんな話か。
『どうぞご自由に』
清算と言っても、あくまで本人任せにしかならない話ではないか。
邪推を逞しくすれば、彼が自己申告した三人と言う話だって、根拠があるわけじゃない。
ひょっとすれば五人かも知れないし、十人かも知れない。
彼が清算した、と終了宣言したとしても、私が知らない間に関係がダラダラ続いているかも知れない。
いずれにしても、私にはそれを確認するすべはないのだ。
浮気相手と正妻が旦那と三者協議をするような話は聞くには聞くが、それはきっと、ゾッとする修羅場に違いない。
三股が本当だったとしても、じゃあそんな修羅場を三回も?となれば、いや、一回でも迷わずご辞退申し上げる。
そういうのは本来結ばれた二人が、元の鞘に戻るための両者総意のものだ。
私と弘樹には戻るべき鞘もなければ、両者に総意もありはしない。
『アンタが清算をしたとしても、そんなの私には確認のしようがないでしょ』
ところが、弘樹はこう返して来た。
『確認 してくれないか?』
どうやって・・・
『私は立ち会ったりしないよ?』
当然だ。どうして好き好んでコイツの縁切り話に付き合わなきゃならない?
『もちろん立ち会わなくていいから』
絶対嫌だと言ったのに、今私はなぜかF大の喫茶部にいて、席は弘樹の隣のテーブル。
彼とは背合わせで座っている。
別れ話を持ちかけるから、隣の客席から他人のフリをして見届けてくれと言うのだ。
女が怒り狂うか泣き出すか。どちらにせよ険悪な雰囲気になることは間違いない。
立ち会わなくていいとは言え、修羅場なんか見たくはない。
それなのに、どうして私はここにいる?
自分でもよく分からないが、この顛末がどうなるかと言うことより、矢野弘樹と言う男が信用できるかどうかを知りたいと思ったからかも知れない。
彼がこの土壇場で繰り出す言葉や雰囲気。
その中に、見苦しい逃げや不誠実があれば、私は見限るつもりでいる。
今回のターゲットは浜崎加奈と言う一つ歳下の女の子らしい。
(来た!)
そう言った弘樹の視線を追う。
手を振って現れたのは、ボーイッシュでクリクリした目が可愛い女の子だった。
アパートで鉢合わせした巨乳ギャルとはタイプが違うが、これまたハッとするほど愛くるしい子だ。
「ヤッホー先輩」
鼻に抜けるような甘ったるい高音。
久しぶり、とか、元気してた?とか、そんなセリフの合間に、ンフ、とか、エヘ、とか、やたらに入れてくる。
・・私の苦手なノリだ。
しかも、この、判で押したようなハイトーンな喋り方は実際は何を考えているかよくわからないから不気味だ。
ファストフード店の愛想のいいお姉さんがキレまくって爆発する場面を想像したらいい。
この後の豹変を想像すると、それは身の毛がよだつ思いだった。
「あのね、加奈ちゃん、実は・・・」
背中に伝わる弘樹の雰囲気は、酷く緊張していた。
声も控えめで、聞き取るのがやっとだった。
あの普段調子の良い弘樹が言葉に度々詰まり、何の曲を弾いているか分からない、拙いピアノ奏者のような話し方なのだ。
「付き合いたい人が・・いてね。・・その、つまり・・」
しどろもどろの弘樹に痺れを切らしたのか、加奈は会話のターンをもぎ取った。
「要するに、先輩・・・」
その一瞬の沈黙に、私の拳にも力が入った。
「・・アタシと別れたいって言ってんの?」
加奈はどんな顔してる?
弘樹は? 頷いた?
見たい。でも・・いや、見たくない。
「いいよ?」
え・・・?
「って言うか、ん、アタシそれほど深くは考えてなかったんだよね。
ンフ、先輩はアタシとそんなに深く付き合ってるつもりだったのね。」
「あ、それはその・・違った?」
何よそれ。
やっと息ができる。そんな心地だった。
「いい人ができて良かったね、先輩カッコイイからちょっと惜しいけど。」
可愛い顔して怖い女だ。
「それに・・・」
私の背後で彼女の気配が弘樹に近づくのを感じた。
嫌な予感がした。
それは生理的な予感とでも言うべきか。
加奈のそれが、淫らな囁きだと、私は直感したのだ。
よせばいいのに、私はつい聞き耳を立ててしまった。
そして私にはその小さな甘い囁きがちゃんと聴こえてしまった・・・
(先輩とのエッチ・・たまんなかったよ?)
耳を覆いたくなった私は、すぐに席を立った。
隣の学食へ逃げるように駆け込み、震えながら座った。
「・・・待たせたね」
どのくらい経ったか・・
弘樹が私を見つけて声をかけてきた。
彼は憔悴していて、ヘロヘロの体で私の向かいに座った。
「最後まで見届けてくれなかったんだな。」
「どこまで聞かなきゃダメなの?」
睨むと当然のことながら弘樹は黙った。
気分は良くない。
しかし、とりあえず一つ目の難関はクリアできたのだ。
私も気を取り直した。
「アンタさ、遊ばれてたんじゃない?」
微かにプライドが傷ついたのだと思う。
自虐的な笑みを漏らした彼は哀れだったが、それも滑稽で少し救われた。
(カッコ悪)
「え?」
「何でもないわよ。じゃあ清算一人目は完了ってこと?」
「ああ。後二人だ。」
「本当に二人なんでしょうね?」
「な、あ、当たり前だ!」
どうやらウソではなさそうだ。
その晩のやりとり。
『今日はありがとう』
『二人目には付き合わないから』
『うん、また考える』
考えるって何を考えるのよ。
とにかく、今日はあんな結末でかえって良かったけれど、それでもあれだけ緊張させられた。
元は、と言えばアイツの不始末。
よく考えればこの状況、私が恋人を強奪した悪い女になりかねない。
どっちにしても、もう懲り懲りだ。
『ところで
どこまで聞いてた?加奈の話』
あの内緒話のことを気にしているに違いない。
『さあ どの話?』
この質問に彼が答えられるわけがない。
私はそれ以上深入りするのを避け、すぐにおやすみ、と送った。
・・・・先輩とのエッチ・・・
・・・・たまんなかったよ・・・
あんな可愛い顔して・・
たまんない・・たまんない・・
弘樹に送った加奈の淫らな囁きは、何度も私の頭の中でリピートした。
再会の直後につい許してしまった弘樹との夜は・・そうじゃなかった。
言わば成り行きで、なし崩しのセックス。
確かに燃えたけど、たまんない、とまでは思わなかった。
弘樹は加奈と肉体関係があった。
今さら言うまでもなく当然な事実だ。
でも、あんな生々しい言葉を聞くと、
改めて衝撃を受ける。
弘樹はあの可愛い女を抱いた。
あんな事を口走るくらいだからそれはさぞかし・・
弘樹に一体どんなことをされたのだろう。
弘樹はどんな体位で、どんな技を使って・・
どんな声で、どんな顔して・・・
淫らな妄想が駆け巡る。
私だって弘樹と一度交わっている。
それなのに、あの時弘樹の顔がどんな風だったのか、どうしても思い出せない。
たまんないって・・
たまんないって、どんなのよ!
はぁ!・・・はぁ!・・はぁ!・はぁ!
灯りを落とした暗い部屋で、
私の目は、激しく蠢く掛け布団の影を見つめていた。
いけない!
こんな事しちゃダメ!
そう思いながらも、私の指は止まらなかった。
たまんないエッチ、たまんないセックス!
ああもう・・・・・!!
それは・・狂気にも似た絶頂だった。
どうしてこんな事を・・
もしかして嫉妬した?
いや違う。
絶対違う!
私は自分にそう言い聞かせて再び布団に潜り込んだ。
『今日はありがとう。マスターもママさんも喜んでた』
『よろしく言っといて
ところで真面目な話って何?』
『具体的に清算に入ろうと思う』
なんだそんな話か。
『どうぞご自由に』
清算と言っても、あくまで本人任せにしかならない話ではないか。
邪推を逞しくすれば、彼が自己申告した三人と言う話だって、根拠があるわけじゃない。
ひょっとすれば五人かも知れないし、十人かも知れない。
彼が清算した、と終了宣言したとしても、私が知らない間に関係がダラダラ続いているかも知れない。
いずれにしても、私にはそれを確認するすべはないのだ。
浮気相手と正妻が旦那と三者協議をするような話は聞くには聞くが、それはきっと、ゾッとする修羅場に違いない。
三股が本当だったとしても、じゃあそんな修羅場を三回も?となれば、いや、一回でも迷わずご辞退申し上げる。
そういうのは本来結ばれた二人が、元の鞘に戻るための両者総意のものだ。
私と弘樹には戻るべき鞘もなければ、両者に総意もありはしない。
『アンタが清算をしたとしても、そんなの私には確認のしようがないでしょ』
ところが、弘樹はこう返して来た。
『確認 してくれないか?』
どうやって・・・
『私は立ち会ったりしないよ?』
当然だ。どうして好き好んでコイツの縁切り話に付き合わなきゃならない?
『もちろん立ち会わなくていいから』
絶対嫌だと言ったのに、今私はなぜかF大の喫茶部にいて、席は弘樹の隣のテーブル。
彼とは背合わせで座っている。
別れ話を持ちかけるから、隣の客席から他人のフリをして見届けてくれと言うのだ。
女が怒り狂うか泣き出すか。どちらにせよ険悪な雰囲気になることは間違いない。
立ち会わなくていいとは言え、修羅場なんか見たくはない。
それなのに、どうして私はここにいる?
自分でもよく分からないが、この顛末がどうなるかと言うことより、矢野弘樹と言う男が信用できるかどうかを知りたいと思ったからかも知れない。
彼がこの土壇場で繰り出す言葉や雰囲気。
その中に、見苦しい逃げや不誠実があれば、私は見限るつもりでいる。
今回のターゲットは浜崎加奈と言う一つ歳下の女の子らしい。
(来た!)
そう言った弘樹の視線を追う。
手を振って現れたのは、ボーイッシュでクリクリした目が可愛い女の子だった。
アパートで鉢合わせした巨乳ギャルとはタイプが違うが、これまたハッとするほど愛くるしい子だ。
「ヤッホー先輩」
鼻に抜けるような甘ったるい高音。
久しぶり、とか、元気してた?とか、そんなセリフの合間に、ンフ、とか、エヘ、とか、やたらに入れてくる。
・・私の苦手なノリだ。
しかも、この、判で押したようなハイトーンな喋り方は実際は何を考えているかよくわからないから不気味だ。
ファストフード店の愛想のいいお姉さんがキレまくって爆発する場面を想像したらいい。
この後の豹変を想像すると、それは身の毛がよだつ思いだった。
「あのね、加奈ちゃん、実は・・・」
背中に伝わる弘樹の雰囲気は、酷く緊張していた。
声も控えめで、聞き取るのがやっとだった。
あの普段調子の良い弘樹が言葉に度々詰まり、何の曲を弾いているか分からない、拙いピアノ奏者のような話し方なのだ。
「付き合いたい人が・・いてね。・・その、つまり・・」
しどろもどろの弘樹に痺れを切らしたのか、加奈は会話のターンをもぎ取った。
「要するに、先輩・・・」
その一瞬の沈黙に、私の拳にも力が入った。
「・・アタシと別れたいって言ってんの?」
加奈はどんな顔してる?
弘樹は? 頷いた?
見たい。でも・・いや、見たくない。
「いいよ?」
え・・・?
「って言うか、ん、アタシそれほど深くは考えてなかったんだよね。
ンフ、先輩はアタシとそんなに深く付き合ってるつもりだったのね。」
「あ、それはその・・違った?」
何よそれ。
やっと息ができる。そんな心地だった。
「いい人ができて良かったね、先輩カッコイイからちょっと惜しいけど。」
可愛い顔して怖い女だ。
「それに・・・」
私の背後で彼女の気配が弘樹に近づくのを感じた。
嫌な予感がした。
それは生理的な予感とでも言うべきか。
加奈のそれが、淫らな囁きだと、私は直感したのだ。
よせばいいのに、私はつい聞き耳を立ててしまった。
そして私にはその小さな甘い囁きがちゃんと聴こえてしまった・・・
(先輩とのエッチ・・たまんなかったよ?)
耳を覆いたくなった私は、すぐに席を立った。
隣の学食へ逃げるように駆け込み、震えながら座った。
「・・・待たせたね」
どのくらい経ったか・・
弘樹が私を見つけて声をかけてきた。
彼は憔悴していて、ヘロヘロの体で私の向かいに座った。
「最後まで見届けてくれなかったんだな。」
「どこまで聞かなきゃダメなの?」
睨むと当然のことながら弘樹は黙った。
気分は良くない。
しかし、とりあえず一つ目の難関はクリアできたのだ。
私も気を取り直した。
「アンタさ、遊ばれてたんじゃない?」
微かにプライドが傷ついたのだと思う。
自虐的な笑みを漏らした彼は哀れだったが、それも滑稽で少し救われた。
(カッコ悪)
「え?」
「何でもないわよ。じゃあ清算一人目は完了ってこと?」
「ああ。後二人だ。」
「本当に二人なんでしょうね?」
「な、あ、当たり前だ!」
どうやらウソではなさそうだ。
その晩のやりとり。
『今日はありがとう』
『二人目には付き合わないから』
『うん、また考える』
考えるって何を考えるのよ。
とにかく、今日はあんな結末でかえって良かったけれど、それでもあれだけ緊張させられた。
元は、と言えばアイツの不始末。
よく考えればこの状況、私が恋人を強奪した悪い女になりかねない。
どっちにしても、もう懲り懲りだ。
『ところで
どこまで聞いてた?加奈の話』
あの内緒話のことを気にしているに違いない。
『さあ どの話?』
この質問に彼が答えられるわけがない。
私はそれ以上深入りするのを避け、すぐにおやすみ、と送った。
・・・・先輩とのエッチ・・・
・・・・たまんなかったよ・・・
あんな可愛い顔して・・
たまんない・・たまんない・・
弘樹に送った加奈の淫らな囁きは、何度も私の頭の中でリピートした。
再会の直後につい許してしまった弘樹との夜は・・そうじゃなかった。
言わば成り行きで、なし崩しのセックス。
確かに燃えたけど、たまんない、とまでは思わなかった。
弘樹は加奈と肉体関係があった。
今さら言うまでもなく当然な事実だ。
でも、あんな生々しい言葉を聞くと、
改めて衝撃を受ける。
弘樹はあの可愛い女を抱いた。
あんな事を口走るくらいだからそれはさぞかし・・
弘樹に一体どんなことをされたのだろう。
弘樹はどんな体位で、どんな技を使って・・
どんな声で、どんな顔して・・・
淫らな妄想が駆け巡る。
私だって弘樹と一度交わっている。
それなのに、あの時弘樹の顔がどんな風だったのか、どうしても思い出せない。
たまんないって・・
たまんないって、どんなのよ!
はぁ!・・・はぁ!・・はぁ!・はぁ!
灯りを落とした暗い部屋で、
私の目は、激しく蠢く掛け布団の影を見つめていた。
いけない!
こんな事しちゃダメ!
そう思いながらも、私の指は止まらなかった。
たまんないエッチ、たまんないセックス!
ああもう・・・・・!!
それは・・狂気にも似た絶頂だった。
どうしてこんな事を・・
もしかして嫉妬した?
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