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このクソゲーな世界のクリア方法を考えた奴ちょっと来い!

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 紅玉の離宮と名乗るだけあってそれは見事なルビーが至る所に使ってあり、だんだんと離宮のグレードが上がるのをビビりながらもビッチモードの俺はルビーが数珠つなぎとなるシャンデリアを見上げながらアレックスの下であんあんと啼き続けていた。
 魔族が攻め入っているのにこの国の国王の安定した精力ぶれねぇ!なんて感心している場合ではない。

「ははは、そんなにも腰を振って強請るではない」
「だって、だって、こんなにも気持ちイイの!じっと何て出来ないのぉ!」

 舌なめずりしながら俺を見下ろす正常位。
 挿れては抜くたびに

「ああ、下の口がめくれあがるまでしゃぶりついて。
 可愛い唇になったな」
「だってアレックスのおチンポもっとあーんしてたいの!」

 いや、抜いてすっきりしてさっさと終わらせようぜと心の中で突っ込んでも終わってからのリカバリーが早い驚きの再挑戦にこれは何と言うドーピングかと引いてしまう。原因は俺だとしてもだ。
 まあ、最近では週に一度のリフレッシュの日、と言うか週に一度のリセットの日だと思えばヤればヤるほど元気になる俺とのセックス、栄養ドリンク代わりにべろちゅーでもごっくんしてってくれと思うもそこはクソゲーの世界。

「アトリはほんと可愛い。だから今日は可愛いしっぽを付けてあげよう」

 なんて言ってこの世界にもあったのかよ大人のおもちゃ?!をアナルにセットされてしまった。

「ああ、よくにあう。かわいいぞ?」

 ケモ耳カチューシャまでご丁寧につけてくれるもディルド型バイブは魔石で動くようで機械音もなく俺の胎内でうぃんうぃん動いて俺を刺激しながらアナルから飛び出したしっぽの部分がふさふさと媚びるように揺らめいていた。

「やあん!こんなの!こんなのアトリ知らない!!!」

 知っててたまるか!と叫びたかったけど、休みなくぶっといディルドは俺の弱い場
所を刺激しまくって一切手を出さないアレックスの目の前で自分の息子に手が伸ばしてシコシコしてしまう。

「気持ちよすぎてまたイっちゃう!お願い止めてぇ!これやだぁ!アレックスのおチンポが欲しいの!」
「アトリ、違うだろ?
 ねこちゃんなら可愛くにゃーにゃー鳴いておねだししないとな」

 アレックスの顔でねこちゃんとかにゃーにゃーとか、逆に悶えるんですけど!なんて言う起爆剤に自分の息子さんをシコシコと擦り上げながらアレックスの股の間までにゃーにゃー鳴きながら這いつくばってこれが欲しいとじゅぶじゅぶと音をたてて舐めて吸い上げて頭を振りながら深く咥える。
 これ以上となく満足げに頬を染めながらアレックスはそんなにも欲しがるとは可愛いなぁと突如俺の頭を掴んで最奥まで咥える様に押し付けられて、喉の奥で熱が弾ける様に熱いザーメンを味わう間も無く叩きつけられるのだった。

「そんな顔をして、そこまで美味いか?」
「お、おいひぃの!熱くってとろっとろでアレックスの匂いが濃くて!」

 個人ごとに味が違うのかいと現実逃避している俺のツッコミに涎を垂らすように口の端からあふれ出たザーメンを一滴でも逃さないようにと自分の舌で舐め上げて

「前の花の日からずっとがまんしてたんだね。
 すっごく濃厚で美味しかったよ」

 うっとりと今もケツの中をうぃんうぃんと抉る様なしっぽにアレックスは笑みを浮かべる。

「まったく本当にアトリは可愛くてしょうがない」

 一気にしっぽを抜かれたと思ったら機械的ではない温もりのあるアレックスのペニスを一気に埋め込まれるのだった。

 ぱちぱちとした火花が目の前を飛び交いのけぞりになって喜びの悲鳴を上げながらアレックスのおチンポ様に俺は白濁をまき散らせて絶頂を迎えた。それでも足りない未知の世界にトぶように腰を振って先ほど出し切れなかったアレックスのザーメンを搾り取っていた。
 ビッチモードの俺すげー……
 今更どんびきだとは言わず、単純で機械的に与えられる永続的の快楽ではない温もりある不規則なメリハリのあるピストン運動に胎内がうねって歓喜している状態まで俺は判るくらいにレベルアップしている。勿論アレックスの体積の変化もイく直前のガッチガチな固さもぶっ飛びそうなほどに気持ちいい事も理解できて、抜かず三発の年上の魅力はクラエスにはないときめきを覚えずにはいられなかったビッチモードの俺。
 本体の俺は、やっぱりセックスって気持ちいいんだよと良い運動をしたと現実逃避をするくらいには成長は出来たと思う。
 ぬるりと俺の体から引き出されたお疲れのアレックスはこれ以上俺におねだりされても出す物が出せないと言うようにベットの上で俺を抱きしめてまったりとゴロゴロする事を選ぶ。
 勿論しっぽはお休みしてもらい、いつの間にか取れた猫耳カチューシャは床の上で転がっていた。

「それにしても今日は変った趣向ですね?」

 アレックスでねこ耳ねこしっぽはないだろうと思うも

「なに、レイストームの奴が今街で流行ってるからと言ってプレゼントしてくれたのだ。お前によく似合うはずだと」

 もうヤダ。同級生の情報網勘弁してくれと恥ずかしくってベットの中に隠れてしまうも

「たまには執務室の方にも遊びに来いと言ってたが……
 宿の方がよければ部屋を取ってもらうとよい」
「アレックスはアトリがアレックス意外とえっちしても怒らないの?」

 ちょこんと顔を出しての確認。あざといビッチの俺はここ重要だよなと尋ねれば

「聞いてるぞ?アトリはエッチな子だからグランデルだけじゃ足りなく執事にも手をだし、グランデルの友人とも交流があると。まったくザクリスの奴も抜け目ないな」
 
 くつくつと笑うアレックスは

「さらにグランデル以外の繋がりもあるとか。
 どれだけたらしこめば気がすむんだか」

 言いながらもアレックスの指先は俺の肌をなぞる様に煽っている。
 は、ぁ・・・・・・
 思わずと言う様に零れ落ちてしまう吐息だけどまだまだビッチモードの俺は体を反転させてアレックスにちゅっちゅと啄む様なキスを返してこの戯れを楽しんでいた。
 大人だな……
 いや、この場合はアダルトだなと言うべきなのだろうかと悩んでしまうも

「クラエスは大好きだよ。
 だけどもふを育てる為にいっぱいアトリは愛されなくちゃだめなんだ。
 だからアトリを愛してくれる人が居たらいっぱいいっぱい愛し合わないといけないの」

 ……。
 ちょっと何言ってるのですかビッチモード俺?
 あまりの突拍子もないセリフにアレックスも目が点になってますよ?

「愛し合わないと、いけないのか?」

 おうむ返しに問い返すアレックスに

「そう!もふは沢山の愛で成長する子だから!
 契約した俺が沢山の人に愛されて、あふれる愛情で育って最強の光竜に育つの!」

 ちょっと聞いてませんよ……
 それってつまり……

「アトリは沢山の男とセックスをしないといけないと言う分けか?」
「そうだよ。
 それがこの世界に召喚された聖人のお役目だからね。
 世界中の愛を俺を経由してもふを育てる俺のお勤めだよ」

 あっけらかんと俺は勿論聖華ちゃんさえ知らない情報は多分このふざけたクソゲー世界のBLルートを選んで確定されたクリア方法なのだろう。
 なんという鬼畜ゲームなのだと項垂れてしまった……


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