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こんなハードモード絶対やだ!!!
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男女関係なく同性もありって言うが……
「そのゲーム、ひょっとして主人公は男女選択式とか?」
「はい、続編ではそうなってます。継続すると旧主人公は引き継ぎなので無理ですが、後編主人公との絡みもあってめっちゃおいしいんですよ!あ、もちろん主人公同士の絡みもあったりします。継続なしだと反対の性別になりますね。全員攻略した後でしか落とせないので周回しないといけないですけどやりごたえありだと思いません?
しかも続編の主人公は物凄いビッチ仕様で男女関係なく出会ったら最後恋に落ちる魅了スキルって言うの?そう言うの持ってない設定だけどにどんどん籠絡してすぐに体の関係に発展して行く凄腕なのです!」
何か心当たり在りそうで顔が引きつる。
「歩けば痴漢にあって、セクハラ、レイプ未遂は日常レベル、トイレに行けば個室に連れ込まれるし、とにかく波乱に満ちた性被害な日常の人生を歩いている設定なので、攻略対象からの愛されまくり癒されまくりで立ち直り、攻略対象の為に世界の危機に立ちあがる健気な主人公なのです!
因みに、攻略完了条件は肉体関係を持ってエッチで最後まですれば攻略済みになりますって……」
女の子に何言わせるんですかー!なんて顔を真っ赤にして悶えながら机をバンバン叩く彼女の言葉に冷や汗まで流れてきた。と言うかもう十六歳だなんて思わない。
「あまりに攻略対象が多すぎるので五人攻略すれば最低レベルの目標クリアになりまして、後はその状態で光竜の雛と再度闇の魔力に汚染された世界を浄化すれば五人の攻略者に愛されまくりのベストエンディングに辿り着きます。勿論旧主人公含めた全員と関係を持てばトゥルーエンディングもあります!データ継続しないと辿り着かないご褒美ストーリーが発生する事になるのです!!!そんな情報です。
あ、気を付けなければならないのがR-18なのでバッドエンディングもR-18レベルになります」
途端に真顔になって言わないでよと俺の顔が引きつってしまう。
「な、なに、そのR-18レベルって……」
バッドエンディングにR-18も何もないだろうと思うも
「攻略一人でも足りないとすごいんですよ?ヤリまくらないと信愛度上がらないんですよ?信愛度が足りないキャラクターが発生すると大変なんですよ?
よくある追放エンドや絞首刑エンドはないのですが、スラムでの娼婦落ち、魔物の強姦、複数プレイの輪姦は勿論、ヤバい趣味の貴族たちによる姓奴隷、見世物小屋での公開プレイ、全裸で街中散歩のペット生活、ダルマまであるそうです。
寧ろ逃がさないように簡単に人生終了させないような暗黒の展開が待ってま!」
歓喜して語る簡単に楽にさせない設定にドン引きだ。
「そんなクソゲーで遊んではいけません!」
「今時それぐらい過激じゃないと売れませんから」
これぐらいふつーですよとさらりと言う十六歳に幾つさばを読んでると問いただしたい。
「そこまで心配しなくても大丈夫です。
私達はノーマルバージョンの世界に居ますから、頑張って光竜を探して世界を救ってこの世界を楽しみましょうね!」
綺麗な場所がいっぱいあるのですよとほほ笑む彼女に合わせて俺も無理やり笑顔を返す。
だって、聖華ちゃんの言う事では俺のルートはR-18版だから……
とりあえず騎士団団長と王様を攻略してしまったと言うのにあと三人とも関係を持たないといけない、顔も知らない攻略対象とヤリまくらないとバッドエンドが待ち構えるってハードモードの状態である事を理解したくないけど、バッドエンド回避で生きて行く為には無理やり理解しないといけなくて、住む場所とお金を得る手段、そして生活の保障があれば満足で結婚したはずなのに何だか泣きたい気分になった。
「ではそろそろ戻りましょうか。
天鳥さんも何か情報があればすぐに教えて下さいね。
そうだ!定期的に連絡取れる様にこの花の日にお茶会をすると言うのはどうでしょう?実は私、安全の為にお城から出れそうもないので私の方から招待状を送りますから遊びに来て下さいね」
良い提案と言う彼女だがあまりの衝撃的な告白に「それでいいっすよ」なんて魂が半分抜けた状態で返答してからあまりの展開に思考が追いつかないままクラエスが待つ昼食会場に戻れば王子に嫌味を言われる。
「遅い!いつまで待たせる!」
「失礼いたしました。元の世界の事で話しが盛り上がりお食事が冷めてしまいまして申し訳ありません」
お腹がすきすぎて怒りっぽい王子に思わず生暖かい目で見てしまえば彼はすぐに顔を真っ赤にして
「な!別に腹が減ってるわけじゃないぞ!セイカは既に聖女として早朝からお勤めをしてるからだな!セイカが腹をすかせてないか心配で……ゴニョゴニョ」
聖華ちゃん良かったね。ツンデレ属性、そのワード好物でしょと視線を向ければ案の定テンション高くなってる様子の彼女のすぐ横に何やらステータスバーが発生した。
ん?
なんて目を凝らせば何とステータスバーが発生。
ちゃんと聖女と言うスキルが付いていて、レベルがまだ2。うーんと唸りながらクラエスを見るも当然のようにステータスバーが発生していて、あまりにも視界が情報に溢れて鬱陶しいのでこちらはオフにするのだった。
「そのゲーム、ひょっとして主人公は男女選択式とか?」
「はい、続編ではそうなってます。継続すると旧主人公は引き継ぎなので無理ですが、後編主人公との絡みもあってめっちゃおいしいんですよ!あ、もちろん主人公同士の絡みもあったりします。継続なしだと反対の性別になりますね。全員攻略した後でしか落とせないので周回しないといけないですけどやりごたえありだと思いません?
しかも続編の主人公は物凄いビッチ仕様で男女関係なく出会ったら最後恋に落ちる魅了スキルって言うの?そう言うの持ってない設定だけどにどんどん籠絡してすぐに体の関係に発展して行く凄腕なのです!」
何か心当たり在りそうで顔が引きつる。
「歩けば痴漢にあって、セクハラ、レイプ未遂は日常レベル、トイレに行けば個室に連れ込まれるし、とにかく波乱に満ちた性被害な日常の人生を歩いている設定なので、攻略対象からの愛されまくり癒されまくりで立ち直り、攻略対象の為に世界の危機に立ちあがる健気な主人公なのです!
因みに、攻略完了条件は肉体関係を持ってエッチで最後まですれば攻略済みになりますって……」
女の子に何言わせるんですかー!なんて顔を真っ赤にして悶えながら机をバンバン叩く彼女の言葉に冷や汗まで流れてきた。と言うかもう十六歳だなんて思わない。
「あまりに攻略対象が多すぎるので五人攻略すれば最低レベルの目標クリアになりまして、後はその状態で光竜の雛と再度闇の魔力に汚染された世界を浄化すれば五人の攻略者に愛されまくりのベストエンディングに辿り着きます。勿論旧主人公含めた全員と関係を持てばトゥルーエンディングもあります!データ継続しないと辿り着かないご褒美ストーリーが発生する事になるのです!!!そんな情報です。
あ、気を付けなければならないのがR-18なのでバッドエンディングもR-18レベルになります」
途端に真顔になって言わないでよと俺の顔が引きつってしまう。
「な、なに、そのR-18レベルって……」
バッドエンディングにR-18も何もないだろうと思うも
「攻略一人でも足りないとすごいんですよ?ヤリまくらないと信愛度上がらないんですよ?信愛度が足りないキャラクターが発生すると大変なんですよ?
よくある追放エンドや絞首刑エンドはないのですが、スラムでの娼婦落ち、魔物の強姦、複数プレイの輪姦は勿論、ヤバい趣味の貴族たちによる姓奴隷、見世物小屋での公開プレイ、全裸で街中散歩のペット生活、ダルマまであるそうです。
寧ろ逃がさないように簡単に人生終了させないような暗黒の展開が待ってま!」
歓喜して語る簡単に楽にさせない設定にドン引きだ。
「そんなクソゲーで遊んではいけません!」
「今時それぐらい過激じゃないと売れませんから」
これぐらいふつーですよとさらりと言う十六歳に幾つさばを読んでると問いただしたい。
「そこまで心配しなくても大丈夫です。
私達はノーマルバージョンの世界に居ますから、頑張って光竜を探して世界を救ってこの世界を楽しみましょうね!」
綺麗な場所がいっぱいあるのですよとほほ笑む彼女に合わせて俺も無理やり笑顔を返す。
だって、聖華ちゃんの言う事では俺のルートはR-18版だから……
とりあえず騎士団団長と王様を攻略してしまったと言うのにあと三人とも関係を持たないといけない、顔も知らない攻略対象とヤリまくらないとバッドエンドが待ち構えるってハードモードの状態である事を理解したくないけど、バッドエンド回避で生きて行く為には無理やり理解しないといけなくて、住む場所とお金を得る手段、そして生活の保障があれば満足で結婚したはずなのに何だか泣きたい気分になった。
「ではそろそろ戻りましょうか。
天鳥さんも何か情報があればすぐに教えて下さいね。
そうだ!定期的に連絡取れる様にこの花の日にお茶会をすると言うのはどうでしょう?実は私、安全の為にお城から出れそうもないので私の方から招待状を送りますから遊びに来て下さいね」
良い提案と言う彼女だがあまりの衝撃的な告白に「それでいいっすよ」なんて魂が半分抜けた状態で返答してからあまりの展開に思考が追いつかないままクラエスが待つ昼食会場に戻れば王子に嫌味を言われる。
「遅い!いつまで待たせる!」
「失礼いたしました。元の世界の事で話しが盛り上がりお食事が冷めてしまいまして申し訳ありません」
お腹がすきすぎて怒りっぽい王子に思わず生暖かい目で見てしまえば彼はすぐに顔を真っ赤にして
「な!別に腹が減ってるわけじゃないぞ!セイカは既に聖女として早朝からお勤めをしてるからだな!セイカが腹をすかせてないか心配で……ゴニョゴニョ」
聖華ちゃん良かったね。ツンデレ属性、そのワード好物でしょと視線を向ければ案の定テンション高くなってる様子の彼女のすぐ横に何やらステータスバーが発生した。
ん?
なんて目を凝らせば何とステータスバーが発生。
ちゃんと聖女と言うスキルが付いていて、レベルがまだ2。うーんと唸りながらクラエスを見るも当然のようにステータスバーが発生していて、あまりにも視界が情報に溢れて鬱陶しいのでこちらはオフにするのだった。
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