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うちの隊長はこの腕の中が一番安心できると思っております
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このソファ一脚は俺の給料何か月分だろうか……
いくら貴族の友人知人旦那様そして当人とは言え本来の貧乏性と言うか庶民感覚からそんな事を弾きだしている俺を抱えて腰を振っているヴォーグは俺が今こんな事考えてるなんて想像もした事はないのだろう。
ズボンを脱いだ腰を後ろから串刺しにされて当然前も抜かれてぽたぽたと垂らしたモノが点々と沁みを作り上げていた。
俺はアームにしがみついて腰だけを高く突き上げて既に朝から解されて敏感になった場所がようやく落ち着いてきたと言う所をまた固い先端と長いストロークでこすり上げられて
「あっ、あ、ふっ……んっ!」
ソファのアームにしがみついて口元からは涎がだらだらと垂れていた。
この姿勢が悪いんだ!!!
思わずと言う様に恨めしい視線でヴォーグを睨みつけるも、ヴォーグはそれすら嬉しそうにいい眺めだと笑みを浮かべて
「ラグナー、気にしなくていいんだよ」
俺の貧乏性庶民感覚を知るヴォーグはソファを汚して慌てる俺を見てニタニタと笑う、これは何て言う嫌がらせだと思うも魔法で直ぐに綺麗になるんだからとフォローされても何となく生理的に受付ないだろうと声を大にして反論したい。
反論したいのだけど、
「気にするっ!気になるっ!もうすぐ、イクッ!だから!」
慌てて溢れ出さんばかりの鈴口に手を持って行けば俺の手の上からヴォーグの手が掴む。
出る!
それなのに無理やり手を外されればそれはもう勢いよく出て……
「朝もしっかり出したつもりだったのにいっぱい出たね」
腰を支えてた手の指先が掬い取ってまたたらりと垂れ落ちるのをわざわざ見せてくれるのだからたまらない。
やってしまった、汚してしまった、というよりか大公たる者が指先に残った残滓を舐めるのはやめなさいと言いたい。
「気を使ったのに何しでかすんだ……」
「ラグナーが家に来てくれた記念を残しに?」
「壁に落書きとかじゃあるまい」
汚れたシミを魔法で消してしまえば「あーっ?!」なんて悲壮な声の悲鳴を上げるヴォーグを睨みつけてしまう。
「だってこの屋敷はラグナーの家でもあるんだよ。
これから好きなように使ってもらってかまわないのに気を使っちゃって、もっとあの家にいた時みたいにリラックスして欲しいのに。
って言うか緊張しすぎて借りてきたネコみたいなラグナーがもう可愛すぎて……」
「すぐに慣れられるか!
と言うか少し時間をよこせ。使用人の名前も覚えるし、ワイズと元団しか名前と顔が一致しない状況で何をリラックスしろと言うんだ」
いくら気を使って貰って優しくされてもこの環境で育ったこいつは時折順番と言う物を無視するから性質が悪いと睨んでしまうもそんなのと言う様に困った顔をして
「当面はワイズとヒースの名前を覚えておけばいいよ。
それよりも前から気になってたけど何で元団なの?」
判っていても気になると言うか、結構尊敬してたよね?と不思議そうな顔で真剣に問う瞳に
「団長って言う慣れとか元団長って説明とかいろいろなツッコミが長くなって心の中で元団って呼んでたんだけど、気が付いたらそう呼んでて俺の中で定着した」
「まぁ、アヴェリオって呼んでもらえれば良いんだけどそれはそれで嫉妬するな」
「だから元団。
俺としてはお前の弟と言いフレッドって呼ぶ方が新鮮なんだけど?
元団を名前で呼ぶ人ってまずいないからな」
「俺の場合は例によって舌っ足らずでフレデリクって呼べなかったみたいでそのままフレッドで通しているらしい。
留学先から戻ってきてフレデリクって名前だった事に驚いたな」
「誰も指摘してくれなかったのか?」
「なんか微笑ましく見られていたから誰も止めなかったみたい」
そんな説明の間に俺はズボンを穿いてしっかりとベルトで固定する。
それを寂しそうに見つめるヴォーグはまだイッてないせいかどこか物足りなさそうに俺をじっと見つめている。
だけどだ。
「ほら行くぞ。
昼食には早いけど暖炉の間に案内しろ」
「えー?」
「別に暖炉の間じゃなくてもいいが……」
「だったらベットルームは?」
「それは暗くなってから」
「今すぐみせたい物があるんだ」
「どうせお前の事だからキングサイズのベッドにしましたとか言うんだろ……」
呆れたように言えば俺を強引に連れて行こうとした部屋の前で笑みが固まって、部屋を覗けばそれ見た事かと言わんばかりのキングサイズのベットがドンと構えていた。
「俺の事に関しちゃ判りやすいよな?」
「折角驚かせようと思ったのに……」
「むしろあの家で使っていたベットが置いてあった方が驚いたな」
密着するしかないベットを懐かしく思えばヴォーグも思い出してかポンと手を叩いていた。
どうせ頭の中は堂々と触り放題だとか考えているだろうと言う見るからにそんな事を妄想している顔にデコピンをお見舞いすれば目尻に涙を浮かべてベットの片隅に座っていた。
「懐かしいな。
まさかあんな小さいベットでラグナーと寝る事になるとは思わなかったけど、あの頃は健全な友人だったのに、すごく進展したなぁ」
「確かにな。
俺は、まぁ、孤児院とかで誰かといつもくっついて寝てたから気にはならなかったが。
でもいくら酔った勢いでベットを占領したとはいえ下のソファで寝ると言う選択もあったのに」
「寝袋の選択もあったのにね」
本当に懐かしい。
ほんの一年前の事なのにとヴォーグの隣に座る。
「あの頃は美人な隊長さんと仕事が出来てラッキー程度にしか考えてなかったのになぁ」
「へぇ?お前でもそんな事考えるんだ」
どこか嬉しそうな顔でもっと他に印象はないかとラグナーは俺の顔を覗き込んでくるから思わず苦笑してしまう。
「副隊長合わせて美人さん同士だからね。
怒られても怖くないと思ってたけど逆に迫力が増して怖いって何度か思ったね」
「ああ、アレクは本当に怖いんだ。
だけどあれがあいつの一番いい顔だから怒らせずにはいられないんだ」
「ご愁傷様」
苦労させられてる理由がそんな理由だとは思わないだろう当人に向かって心の中で憐れんでおく。
「そうなるとシーヴォラ隊が無くなったのは寂しいなぁ」
「数か月しか居なかったくせに?」
「なんせ印象が凄すぎて。
ギルドでいろんな仕事したけど泣きが入った仕事はシーヴォラ隊の書類の仕事ぐらいでしたから」
「ああ、あれはさすがに反省した。
おかげで良い懲罰に採用できたから。アレクも活用してると言ってるし」
良いアイディアだと頷くラグナーにヴォーグは今のクラウゼ隊の状態を心配するも不意に体重を掛けられて体が後ろに傾くのを慌てて手で支えれば
「前々から聞きたかったがお前は何時から俺の事を気にかけてたんだ?
アルホルンの一件より前って言う事はないだろうし、アルホルン直後って言うのも何か違う気がする。
戻ってきてから、と言うのも今はなんとなく違う気がするからな」
それに愛がなくてもこいつは男を抱ける事を俺はもう知っている。
どこでこんなにも、俺を手放さないといけないぐらいに深みに嵌ったのだろうと考えるもこう言うのは当人には分かりづらい問題で、あの頃は俺も浮かれていたと言う事もあって何時決定付けたのか気になっていれば、宙を彷徨うヴォーグの視線は何処か口に出したくないと言う様に焦っていて、これは珍しい姿だと調子に乗って体重を掛けて行けばぐるりと世界が回る。
「あれ?」
「それは、まだ言える勇気がないのでまた今度で」
そう言って反論はさせないと唇を塞がれてやがて思考は快楽を優先して霧散して。
せっかく着直した制服は今度こそ全てはぎ取られ、ついさっき繋がった場所は何もしなくても直ぐヴォーグを受け入れてしまう。ヴォーグも全身で俺を味わおうと言わんばかりに脱いで行き、ベットの中でその逞しい腕の中に閉じ込められて……
俺達は弟君のおなかすいたと言わんばかりの恨めしそうな視線を受けながらいつ着替えたの?と今更誰も聞かないけど制服ではない上等な服を身に纏う事となって少し遅めの昼食にやっとありつく事になったのだ。
いくら貴族の友人知人旦那様そして当人とは言え本来の貧乏性と言うか庶民感覚からそんな事を弾きだしている俺を抱えて腰を振っているヴォーグは俺が今こんな事考えてるなんて想像もした事はないのだろう。
ズボンを脱いだ腰を後ろから串刺しにされて当然前も抜かれてぽたぽたと垂らしたモノが点々と沁みを作り上げていた。
俺はアームにしがみついて腰だけを高く突き上げて既に朝から解されて敏感になった場所がようやく落ち着いてきたと言う所をまた固い先端と長いストロークでこすり上げられて
「あっ、あ、ふっ……んっ!」
ソファのアームにしがみついて口元からは涎がだらだらと垂れていた。
この姿勢が悪いんだ!!!
思わずと言う様に恨めしい視線でヴォーグを睨みつけるも、ヴォーグはそれすら嬉しそうにいい眺めだと笑みを浮かべて
「ラグナー、気にしなくていいんだよ」
俺の貧乏性庶民感覚を知るヴォーグはソファを汚して慌てる俺を見てニタニタと笑う、これは何て言う嫌がらせだと思うも魔法で直ぐに綺麗になるんだからとフォローされても何となく生理的に受付ないだろうと声を大にして反論したい。
反論したいのだけど、
「気にするっ!気になるっ!もうすぐ、イクッ!だから!」
慌てて溢れ出さんばかりの鈴口に手を持って行けば俺の手の上からヴォーグの手が掴む。
出る!
それなのに無理やり手を外されればそれはもう勢いよく出て……
「朝もしっかり出したつもりだったのにいっぱい出たね」
腰を支えてた手の指先が掬い取ってまたたらりと垂れ落ちるのをわざわざ見せてくれるのだからたまらない。
やってしまった、汚してしまった、というよりか大公たる者が指先に残った残滓を舐めるのはやめなさいと言いたい。
「気を使ったのに何しでかすんだ……」
「ラグナーが家に来てくれた記念を残しに?」
「壁に落書きとかじゃあるまい」
汚れたシミを魔法で消してしまえば「あーっ?!」なんて悲壮な声の悲鳴を上げるヴォーグを睨みつけてしまう。
「だってこの屋敷はラグナーの家でもあるんだよ。
これから好きなように使ってもらってかまわないのに気を使っちゃって、もっとあの家にいた時みたいにリラックスして欲しいのに。
って言うか緊張しすぎて借りてきたネコみたいなラグナーがもう可愛すぎて……」
「すぐに慣れられるか!
と言うか少し時間をよこせ。使用人の名前も覚えるし、ワイズと元団しか名前と顔が一致しない状況で何をリラックスしろと言うんだ」
いくら気を使って貰って優しくされてもこの環境で育ったこいつは時折順番と言う物を無視するから性質が悪いと睨んでしまうもそんなのと言う様に困った顔をして
「当面はワイズとヒースの名前を覚えておけばいいよ。
それよりも前から気になってたけど何で元団なの?」
判っていても気になると言うか、結構尊敬してたよね?と不思議そうな顔で真剣に問う瞳に
「団長って言う慣れとか元団長って説明とかいろいろなツッコミが長くなって心の中で元団って呼んでたんだけど、気が付いたらそう呼んでて俺の中で定着した」
「まぁ、アヴェリオって呼んでもらえれば良いんだけどそれはそれで嫉妬するな」
「だから元団。
俺としてはお前の弟と言いフレッドって呼ぶ方が新鮮なんだけど?
元団を名前で呼ぶ人ってまずいないからな」
「俺の場合は例によって舌っ足らずでフレデリクって呼べなかったみたいでそのままフレッドで通しているらしい。
留学先から戻ってきてフレデリクって名前だった事に驚いたな」
「誰も指摘してくれなかったのか?」
「なんか微笑ましく見られていたから誰も止めなかったみたい」
そんな説明の間に俺はズボンを穿いてしっかりとベルトで固定する。
それを寂しそうに見つめるヴォーグはまだイッてないせいかどこか物足りなさそうに俺をじっと見つめている。
だけどだ。
「ほら行くぞ。
昼食には早いけど暖炉の間に案内しろ」
「えー?」
「別に暖炉の間じゃなくてもいいが……」
「だったらベットルームは?」
「それは暗くなってから」
「今すぐみせたい物があるんだ」
「どうせお前の事だからキングサイズのベッドにしましたとか言うんだろ……」
呆れたように言えば俺を強引に連れて行こうとした部屋の前で笑みが固まって、部屋を覗けばそれ見た事かと言わんばかりのキングサイズのベットがドンと構えていた。
「俺の事に関しちゃ判りやすいよな?」
「折角驚かせようと思ったのに……」
「むしろあの家で使っていたベットが置いてあった方が驚いたな」
密着するしかないベットを懐かしく思えばヴォーグも思い出してかポンと手を叩いていた。
どうせ頭の中は堂々と触り放題だとか考えているだろうと言う見るからにそんな事を妄想している顔にデコピンをお見舞いすれば目尻に涙を浮かべてベットの片隅に座っていた。
「懐かしいな。
まさかあんな小さいベットでラグナーと寝る事になるとは思わなかったけど、あの頃は健全な友人だったのに、すごく進展したなぁ」
「確かにな。
俺は、まぁ、孤児院とかで誰かといつもくっついて寝てたから気にはならなかったが。
でもいくら酔った勢いでベットを占領したとはいえ下のソファで寝ると言う選択もあったのに」
「寝袋の選択もあったのにね」
本当に懐かしい。
ほんの一年前の事なのにとヴォーグの隣に座る。
「あの頃は美人な隊長さんと仕事が出来てラッキー程度にしか考えてなかったのになぁ」
「へぇ?お前でもそんな事考えるんだ」
どこか嬉しそうな顔でもっと他に印象はないかとラグナーは俺の顔を覗き込んでくるから思わず苦笑してしまう。
「副隊長合わせて美人さん同士だからね。
怒られても怖くないと思ってたけど逆に迫力が増して怖いって何度か思ったね」
「ああ、アレクは本当に怖いんだ。
だけどあれがあいつの一番いい顔だから怒らせずにはいられないんだ」
「ご愁傷様」
苦労させられてる理由がそんな理由だとは思わないだろう当人に向かって心の中で憐れんでおく。
「そうなるとシーヴォラ隊が無くなったのは寂しいなぁ」
「数か月しか居なかったくせに?」
「なんせ印象が凄すぎて。
ギルドでいろんな仕事したけど泣きが入った仕事はシーヴォラ隊の書類の仕事ぐらいでしたから」
「ああ、あれはさすがに反省した。
おかげで良い懲罰に採用できたから。アレクも活用してると言ってるし」
良いアイディアだと頷くラグナーにヴォーグは今のクラウゼ隊の状態を心配するも不意に体重を掛けられて体が後ろに傾くのを慌てて手で支えれば
「前々から聞きたかったがお前は何時から俺の事を気にかけてたんだ?
アルホルンの一件より前って言う事はないだろうし、アルホルン直後って言うのも何か違う気がする。
戻ってきてから、と言うのも今はなんとなく違う気がするからな」
それに愛がなくてもこいつは男を抱ける事を俺はもう知っている。
どこでこんなにも、俺を手放さないといけないぐらいに深みに嵌ったのだろうと考えるもこう言うのは当人には分かりづらい問題で、あの頃は俺も浮かれていたと言う事もあって何時決定付けたのか気になっていれば、宙を彷徨うヴォーグの視線は何処か口に出したくないと言う様に焦っていて、これは珍しい姿だと調子に乗って体重を掛けて行けばぐるりと世界が回る。
「あれ?」
「それは、まだ言える勇気がないのでまた今度で」
そう言って反論はさせないと唇を塞がれてやがて思考は快楽を優先して霧散して。
せっかく着直した制服は今度こそ全てはぎ取られ、ついさっき繋がった場所は何もしなくても直ぐヴォーグを受け入れてしまう。ヴォーグも全身で俺を味わおうと言わんばかりに脱いで行き、ベットの中でその逞しい腕の中に閉じ込められて……
俺達は弟君のおなかすいたと言わんばかりの恨めしそうな視線を受けながらいつ着替えたの?と今更誰も聞かないけど制服ではない上等な服を身に纏う事となって少し遅めの昼食にやっとありつく事になったのだ。
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