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掴んだ幸せの花の名は 1
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結婚前提でお付き合いする事が始まった。
とりあえず一番しなくてはいけない事は恋人らしく過ごす、ではなく
「まだ先の事までは決めてませんが結婚前提でお付き合いする事になりました」
「やっとか……
案外長かったな」
どうして一番先に大家さんに報告?
隣から訴えてくる視線にこれが一番重要な手順なのですと全力で詳しくはあとから話しますのでと心の中でお詫びする俺達の視界の隅では夏でも涼しい山の上の大家さんの庭先でちみっこ達が久しぶりの実家に帰ってきたことで大はしゃぎをしてます。
普段は癒される笑い声なのに全く耳に届いてこないのは大家さんが何か企むようにニンマリと口元を弧を描いて微笑んでらっしゃるからです。
こんな顔をする時の大家さんの予測不可能な危険性をはらんでいる事をまだ知らない結奈さんはこういう時まずは実家でしょ?という世間一般的な常識をまだお持ちだからだと思う。
郷に入っては郷に従え。
ここでは大家さんに従うという事をまだわかってないようだけど、俺達は大家さんの縁で知り合った。
いや、大家さんの願望で知り合ったのだ。
今後あの家で暮らしていくとなるとどうしても大家さんを無下にすることは出来ない。
ましてや俺の両親達と大家さんを会わせるわけにもいかないし、迂闊に結奈さんのご両親にお会いするときっと結奈さんは疲れてしまうだろう。
一応結奈さん的には兄嫁さんに自分の子供同様育ててもらって感謝していると言っていたがそもそもその前提がおかしい事に当時の二人に気付いてほしかった。まあ、難しい立場なのだろうから無理な話だったのだろうけど。
それでも結奈さんは育ての義姉に一番に報告をしたかったらしい。
家の中で唯一甥っ子を叱ってくれて守ってくれた人だという。
実の親はどうしたかというと子供には厳しく、孫には甘々と言う典型的なジジババだという。
娘と孫が同じ年という事をすっ飛ばして甘やかすのだから性質悪いな、絶対大家さんに話をしたら何か飛び火が来たら一家崩壊案件だなと俺が判断したので結奈さんに申し訳なく思っても大家さんを優先したのだ。
告白して結奈さんが用意してくれたお昼を食べて、バースデーケーキを食べた後にだ。
絶対他の誰かから伝わる前に真っ先に大家さんに報告をしなくちゃいけないと思ってたけど、これはこれでやっぱりごめんなさい懸案にもなるのではという賭けでもあったが、とりあえず俺の感は間違えてなかった事だけは確実だ。
「それでちょっと聞いていただきたい話がありまして……」
そう言って俺は結奈さんに、結奈さんが他の人に聞かれたくないだろう自分の生い立ちを俺から話させてもらった。
結奈さんはあからさまに傷ついた顔をしたけど、その頃には膝の上に真白が座り、その背にもっくんが座る。両側を朱華と玄さんと岩さんが支え、背中には緑青が張り付いていて、一瞬にして傷ついた顔に幸せの表情も混ざるという混乱状態が見えた。
さすが大家さん大贔屓のちみっこ達。
結奈さんの為ではなく大家さんの話をしっかり聞いてという全方向からの包囲網だった。
「まあ、真っ先に話に来たって所で何かあるとは思ったが、また苦労してきたなあ」
「いえ、住めば都ではないけど生まれた時からの日常でしたので」
非常識な常識が日常だっただけという。
「それにしても一時期はあの暁の嫁さん候補だったとは……」
「結果を見れば候補から外れてよかったです。
お嫁に嫁いでいったとしてもきっとどこかで見比べられる事になったのでしょうから」
志月さんはそれだけ凄い方なのですと苦笑いする結奈さんに
「まあな。暁でももったいないくらいの人だからな」
なんて大家さんがべた褒めする志月さん。
俺にはわからない世界の話しだなんて思って真夏なのにおいしい緑茶を頂いていれば
「そうだ、高守さん」
「はい?」
突如呼ばれた結奈さんはうっとりと真白を撫でていた手を止めて慌てて姿勢を正して大家さんへ視線を向ける。
「交通費とか俺が払うから顔合わせの会食の場に両親達を呼び出してよ。
お兄さん夫婦にも紹介したいだろうし、何だったら甥っ子も連れてきていいよ」
「大家さん何をしようとしているのですか……」
「なに、お前の親、特に父親側は呼び出せないから代わりにお前の親がわりに相手をさせればいいだけだ」
「何を言ってるのか全く意味わからないのですが」
とりあえず俺の親では戦力外と言うのが分かった。
だったら大家さんでもないし誰なんだよと考えれば考えるほど考えてはいけない人達の名前を考えれば
「この場合の適役って言ったらあの一家に決まってるだろ」
ニンマリと笑う顔には危険信号は確定した。
「あの一家って……」
「この場合はアフターサービスと思えば問題ないだろ。
ぼちぼち忙しくなるだろうからこっちで連絡入れておくからこういう話はさっさと決めて置け」
「いや、待って大家さん!
付き合うって言うの決めたの今日の話しだし!」
「え?もう親に紹介って流れですか?」
やっと話のテンポについてきた結奈さんは付き合いだして数時間の俺を両親に紹介って言う流れにやっと気づいて当然だが心の準備が出来てない顔は真っ赤になっていた。
「俺の見立てだとこれ以上の良縁はお前達にはないぞ」
他の縁はいらないけど、俺達のこれから出会う良縁は総て潰されたとなんとなく理解した。
「高守さんを幸せにしたいのなら使えるものを使って叩き壊してこい。
使いたいものぐらい用意するから、お前の生まれ育った町ぐらい案内してやれ」
何をと思ったけど、物理的なものの話しをしているわけではない事ぐらい理解できた。
使える物も決戦の場も理解できた。
だけどどうしても理解できないのは
「大家さんはどうして俺にここまで良くしてくれるのですか?」
純粋な疑問。
仕事の件も家の件も親との件もどうしようもない所で大家さんが必ず手を差し伸べてくれた。
もったいないくらいの優しさになんで?と思わない方が不思議な話だ。
だけど大家さんは至極当然な顔をして
「ちび達が真にこれ以上とないくらいに懐いで、真の手でこんなにも立派になった姿を見て何もせずにいる人間の方を逆になんでお前は無関心でいられるんだって俺は問いたいのだが?」
視線を烏骨鶏が闊歩する庭に向けていたがほんのりと首筋が赤かったところを見るとそれなりに勇気を持って言ってくれたらしい。
「それに……
親とか友達とかに話す前に俺に話してくれたんだから、それなりに報いるつもりだぞ」
耳まで赤くなった横顔に俺の直感を信じてよかったと本気で思った。
結奈さんも何かよくわからない顔をしながらもどこか安心した顔をしていて
「今更親と仲良くたいと思わないだろうが、それでも育ての親にちゃんと報告したいのならその場所ぐらい用意する。ちゃんと感謝を伝えてこい」
そんな俺達の決戦の場は当然ながら
「あ、飯田さん悪いんだけど会食の場用意できる?
真が結婚を決めたらしくって向こうの親と会うんだけどちょっと問題があってさ。
九条一家に総出で応援に来てもらいたいからそれだけの場所の用意をお願いします。
とりあえず直近の空いてる日時をいくつか教えてください」
取り出したスマホでそんなぶっ飛んだ内容の会話。
俺は慣れているとは言え逃げるつもりはないが協力を求めた相手を間違えたような気がしたけど、机の下で俺の不安を感じてか握り返してくれた結奈さんの手の優しさにこのまま突き進む決意をした。
とりあえず一番しなくてはいけない事は恋人らしく過ごす、ではなく
「まだ先の事までは決めてませんが結婚前提でお付き合いする事になりました」
「やっとか……
案外長かったな」
どうして一番先に大家さんに報告?
隣から訴えてくる視線にこれが一番重要な手順なのですと全力で詳しくはあとから話しますのでと心の中でお詫びする俺達の視界の隅では夏でも涼しい山の上の大家さんの庭先でちみっこ達が久しぶりの実家に帰ってきたことで大はしゃぎをしてます。
普段は癒される笑い声なのに全く耳に届いてこないのは大家さんが何か企むようにニンマリと口元を弧を描いて微笑んでらっしゃるからです。
こんな顔をする時の大家さんの予測不可能な危険性をはらんでいる事をまだ知らない結奈さんはこういう時まずは実家でしょ?という世間一般的な常識をまだお持ちだからだと思う。
郷に入っては郷に従え。
ここでは大家さんに従うという事をまだわかってないようだけど、俺達は大家さんの縁で知り合った。
いや、大家さんの願望で知り合ったのだ。
今後あの家で暮らしていくとなるとどうしても大家さんを無下にすることは出来ない。
ましてや俺の両親達と大家さんを会わせるわけにもいかないし、迂闊に結奈さんのご両親にお会いするときっと結奈さんは疲れてしまうだろう。
一応結奈さん的には兄嫁さんに自分の子供同様育ててもらって感謝していると言っていたがそもそもその前提がおかしい事に当時の二人に気付いてほしかった。まあ、難しい立場なのだろうから無理な話だったのだろうけど。
それでも結奈さんは育ての義姉に一番に報告をしたかったらしい。
家の中で唯一甥っ子を叱ってくれて守ってくれた人だという。
実の親はどうしたかというと子供には厳しく、孫には甘々と言う典型的なジジババだという。
娘と孫が同じ年という事をすっ飛ばして甘やかすのだから性質悪いな、絶対大家さんに話をしたら何か飛び火が来たら一家崩壊案件だなと俺が判断したので結奈さんに申し訳なく思っても大家さんを優先したのだ。
告白して結奈さんが用意してくれたお昼を食べて、バースデーケーキを食べた後にだ。
絶対他の誰かから伝わる前に真っ先に大家さんに報告をしなくちゃいけないと思ってたけど、これはこれでやっぱりごめんなさい懸案にもなるのではという賭けでもあったが、とりあえず俺の感は間違えてなかった事だけは確実だ。
「それでちょっと聞いていただきたい話がありまして……」
そう言って俺は結奈さんに、結奈さんが他の人に聞かれたくないだろう自分の生い立ちを俺から話させてもらった。
結奈さんはあからさまに傷ついた顔をしたけど、その頃には膝の上に真白が座り、その背にもっくんが座る。両側を朱華と玄さんと岩さんが支え、背中には緑青が張り付いていて、一瞬にして傷ついた顔に幸せの表情も混ざるという混乱状態が見えた。
さすが大家さん大贔屓のちみっこ達。
結奈さんの為ではなく大家さんの話をしっかり聞いてという全方向からの包囲網だった。
「まあ、真っ先に話に来たって所で何かあるとは思ったが、また苦労してきたなあ」
「いえ、住めば都ではないけど生まれた時からの日常でしたので」
非常識な常識が日常だっただけという。
「それにしても一時期はあの暁の嫁さん候補だったとは……」
「結果を見れば候補から外れてよかったです。
お嫁に嫁いでいったとしてもきっとどこかで見比べられる事になったのでしょうから」
志月さんはそれだけ凄い方なのですと苦笑いする結奈さんに
「まあな。暁でももったいないくらいの人だからな」
なんて大家さんがべた褒めする志月さん。
俺にはわからない世界の話しだなんて思って真夏なのにおいしい緑茶を頂いていれば
「そうだ、高守さん」
「はい?」
突如呼ばれた結奈さんはうっとりと真白を撫でていた手を止めて慌てて姿勢を正して大家さんへ視線を向ける。
「交通費とか俺が払うから顔合わせの会食の場に両親達を呼び出してよ。
お兄さん夫婦にも紹介したいだろうし、何だったら甥っ子も連れてきていいよ」
「大家さん何をしようとしているのですか……」
「なに、お前の親、特に父親側は呼び出せないから代わりにお前の親がわりに相手をさせればいいだけだ」
「何を言ってるのか全く意味わからないのですが」
とりあえず俺の親では戦力外と言うのが分かった。
だったら大家さんでもないし誰なんだよと考えれば考えるほど考えてはいけない人達の名前を考えれば
「この場合の適役って言ったらあの一家に決まってるだろ」
ニンマリと笑う顔には危険信号は確定した。
「あの一家って……」
「この場合はアフターサービスと思えば問題ないだろ。
ぼちぼち忙しくなるだろうからこっちで連絡入れておくからこういう話はさっさと決めて置け」
「いや、待って大家さん!
付き合うって言うの決めたの今日の話しだし!」
「え?もう親に紹介って流れですか?」
やっと話のテンポについてきた結奈さんは付き合いだして数時間の俺を両親に紹介って言う流れにやっと気づいて当然だが心の準備が出来てない顔は真っ赤になっていた。
「俺の見立てだとこれ以上の良縁はお前達にはないぞ」
他の縁はいらないけど、俺達のこれから出会う良縁は総て潰されたとなんとなく理解した。
「高守さんを幸せにしたいのなら使えるものを使って叩き壊してこい。
使いたいものぐらい用意するから、お前の生まれ育った町ぐらい案内してやれ」
何をと思ったけど、物理的なものの話しをしているわけではない事ぐらい理解できた。
使える物も決戦の場も理解できた。
だけどどうしても理解できないのは
「大家さんはどうして俺にここまで良くしてくれるのですか?」
純粋な疑問。
仕事の件も家の件も親との件もどうしようもない所で大家さんが必ず手を差し伸べてくれた。
もったいないくらいの優しさになんで?と思わない方が不思議な話だ。
だけど大家さんは至極当然な顔をして
「ちび達が真にこれ以上とないくらいに懐いで、真の手でこんなにも立派になった姿を見て何もせずにいる人間の方を逆になんでお前は無関心でいられるんだって俺は問いたいのだが?」
視線を烏骨鶏が闊歩する庭に向けていたがほんのりと首筋が赤かったところを見るとそれなりに勇気を持って言ってくれたらしい。
「それに……
親とか友達とかに話す前に俺に話してくれたんだから、それなりに報いるつもりだぞ」
耳まで赤くなった横顔に俺の直感を信じてよかったと本気で思った。
結奈さんも何かよくわからない顔をしながらもどこか安心した顔をしていて
「今更親と仲良くたいと思わないだろうが、それでも育ての親にちゃんと報告したいのならその場所ぐらい用意する。ちゃんと感謝を伝えてこい」
そんな俺達の決戦の場は当然ながら
「あ、飯田さん悪いんだけど会食の場用意できる?
真が結婚を決めたらしくって向こうの親と会うんだけどちょっと問題があってさ。
九条一家に総出で応援に来てもらいたいからそれだけの場所の用意をお願いします。
とりあえず直近の空いてる日時をいくつか教えてください」
取り出したスマホでそんなぶっ飛んだ内容の会話。
俺は慣れているとは言え逃げるつもりはないが協力を求めた相手を間違えたような気がしたけど、机の下で俺の不安を感じてか握り返してくれた結奈さんの手の優しさにこのまま突き進む決意をした。
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