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公爵様、公爵様って立派なクズ貴族の見本ですね
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アルベルトは考えていた。
この国の歴史をこの朝食の席で全部伝える事が出来るのか?
うん、むり。
その為にも教師達がこの場に挨拶に来ている。
詳しくは彼らに任す事にしてとフランを見れば緊張するかのように居住まいを整える可愛い仕種に自然に笑みが浮かび上がる。
この子はこういった事が一つ一つ可愛いんだよなと昔を思い出しながら頷きながらも
「まぁ、詳しい事はあちらの方達から聞いてくれ。
だけど気になるようだから王家の瞳とはどう言った物かとざっくりと教えておく」
「ざっくりですか……」
少しだけ期待外れで肩から力が抜ける様子もかわいいが、詳しく話すと食事どころではない血なまぐさい話になる。
このテーブルについている面々はたぶんそれを知っているだろう。
ジェルもティーカップを置くあたりそうだよなと、割と有名な我が国の血みどろな歴史は王族ではよくあるあるの話だと俺は思っている。
そんな血で血を流す歴史をざっくりと説明するとなると……
「王家の瞳とは開国の王が持っていた色なんだ。
かつては魔族の血を引いていたとも言われているが今では正直良く判らない話だ。
ただ、王家の瞳を持つ者はずば抜けて魔力値が高い。
正直言うと今現在ですらフランの魔力の多さは魔導院の長のビッキーを抜いている。
お前が魔力のコントロールを学んでこなかったどころか学ぶ機会さえなくダダ漏れになってる魔力は正直国としてはもったいないと言う所。
王家の瞳を持つ者は例外なく総じてずば抜けて魔力値が高いんだ。
その魔力でこのモリエンテス国は成り立っている。
国政が落ち着いて国が出来上がる五代目の国王までその瞳を持つ者が生まれて王を引き継いできた事から「王家の瞳」と呼ばれている。
その程度なんだ」
「その程度ですか?
ですが、それからは王家の瞳を持つ方が王を継いだわけでもないようですが……」
難しい顔をして疑問を口に出すフランに俺は苦笑して
「それぐらいから王家の瞳を持つ子供が生まれなくなったんだ。
何代も出なかったり王家からではなく傍系から出たりまちまちになってな、その度に王の直系と王家の瞳と言う伝説に縋る保守派とのいさかいが起きて、それ以降も王家の瞳が現れるたびにそう言った事が起きている」
「……」
唖然としたまま俺の顔を見るフランは如何に自分の存在が危険なのかとようやく理解したようだ。
「だからカドレニーはお前を保護し、ベルトランはまぁ、己の欲求の方が強いがそう言った保守派の奴らに利用される前に婚姻を結びたい。
俺としてはいずれ俺の傍らで働いてもらえればと願っているのだが?」
ビクトール様に視線を渡せば
「そのつもりで教育するつもりだ。
結婚しようが保守派の奴らに利用されるのは考える前に当然だろうから、その前にお前の右腕として仕事ができるようになればと思う。
王家の瞳だから王になる、その慣例を壊さなくてはいけないと俺は思ってるのだから……
フラン済まない。
結局は父達のいさかいを聞かされて育った俺のエゴかもしれない」
許せと頭を下げるビクトール様に俺はあわてて首を横に振り
「それでもビクトール様はこれから結婚をして子供を作らないといけないのにその前に俺を息子としてくださいました。ビクトール様の経歴に傷がつくにもかかわらずに……
俺にはこれ以上の幸せはありません」
「フランありがとう。
そう言ってもらえると俺も気が休まる」
面と向かって言われた事はないのだが侍女達が休憩時間にこそこそと話をする噂話では俺を養子に迎えるにあたって婚約者様との婚姻の話しはなかった事になってしまった。
事情ある幼い子供ならまだしも成人して一人で生活の出来る大人を何でわざわざと、そしてどこですれ違ったのか俺は知らないが俺の容姿を見に来たらしく、号泣して婚約者様はご両親に破談を申しいれたらしい。
その頃まだ王宮の魔導院で働いてたから雲の上の方なんてわんさかいる環境ですれ違ったと言われても気付くわけもないけどね。
とは言えそれでも人気があるビクトール様。
俺と言う致命的なこぶが付いていても釣鐘書は山のようにやってくる。
さすがビクトール様、そのお姿だけでもなく人柄も文句なしの男の俺から見ても素敵な方なので当然というか、婚約破棄をした元婚約者様もあとで後悔するだろうと思うも既におじい様とおばあ様は次の婚約者判定に入っていると聞いています。
自領の仕事をなさり、バレンスエ公爵領の領主代行も務め更に国政に影ながら支えるなんて何てパワフルなんでしょうと十八歳の孫はこれをいずれ本当に引き継げるのかと今からびびってます。ええ、ほんとに。
とは言えだ。
「バスク様、椅子に座ってください」
「婚約者なのだから椅子一つぐらいが俺達にちょうどいい。
それにフランは俺に守られるのだから少しでもそばにいた方が良いと思わないか?」
「思いません。
と言うか、本当に俺の事を思うのなら俺なんかよりも女性の方と結婚して子供を作ってベルトラン公爵家のお家の状態をまず万全に整えてください」
「既に貴族としての心構えが出来てるとは感心。
安心しろ、お前の幼い頃を知る従兄妹殿が協力を申し出てくれた。
まぁ、従兄妹の家は借金の火達磨だからそれを相殺にと言う条件だからお前も気に病む必要はないし、既に妊娠も確認済みだ。男の子だろうが女の子だろうが第一子は我が家にとも法律的に約束をしている」
「言ってる事は凄く仕事できますって言う感漂ってますがですがやってる事はクソですね!」
正直引いた。
いくら貴族の義務だからと言って従兄妹……とは、まぁ、この狭い貴族社会ではよく聞く話とは言え俺を口説きながら他所では子作りに励み……
「逆算するとほぼ俺にプロポーズした頃じゃないですか……」
「当然私とフランとの結婚は決定だからな。
フランが嫉妬されて可哀想な目に合わないように直ぐにトゥリエル家に破談した見合いを勝手に進めた婚約のケツを拭けと言っておいたが?」
「はい。今はアルベルト殿下との婚約の話しを流してベルトラン家との婚約はとっくに終わっている事も流しております。
昨夜の話し合いで後ろ盾の弱いアルベルト殿下との婚約を邪魔されないようにベルトラン公の名を使って隠している事も指示だという設定も付けさせていただきベルトラン公爵家がアルベルト殿下についている事も操作済みです」
満足そうに頷いてるバスク様だが貴族の間で流れる噂の作り方を目の前で見てやっぱ貴族社会って怖いなぁと思う中
「では我々は仕事もあるのでこの辺で失礼しましょう。
シメオン、改めてフランに教師の方達の自己紹介とこれからのスケジュールを頼む。
授業中だろうがアリサを常時配置する事も忘れずに」
「承りました」
それだけを言い残してビクトール様を始めアルベルト様バスク様ジェルにトゥリエル一家と席を立って行ってしまった。
見知らぬ人達の中に置いて行かれた俺は思わず視線で置いて行かないでと思ってしまえばバスク様は
「仕事に行ってきます」
そう言ってこれだけ周囲に人がいる中でちゅっとキスをして……
寂しいと言うよりも
「早く仕事に行ってください!」
思わず追い出すように食堂から背中を押せば背後は楽しそうな笑い声が響いてあまりに居た堪れなく玄関まで送る事になってしまった。
この国の歴史をこの朝食の席で全部伝える事が出来るのか?
うん、むり。
その為にも教師達がこの場に挨拶に来ている。
詳しくは彼らに任す事にしてとフランを見れば緊張するかのように居住まいを整える可愛い仕種に自然に笑みが浮かび上がる。
この子はこういった事が一つ一つ可愛いんだよなと昔を思い出しながら頷きながらも
「まぁ、詳しい事はあちらの方達から聞いてくれ。
だけど気になるようだから王家の瞳とはどう言った物かとざっくりと教えておく」
「ざっくりですか……」
少しだけ期待外れで肩から力が抜ける様子もかわいいが、詳しく話すと食事どころではない血なまぐさい話になる。
このテーブルについている面々はたぶんそれを知っているだろう。
ジェルもティーカップを置くあたりそうだよなと、割と有名な我が国の血みどろな歴史は王族ではよくあるあるの話だと俺は思っている。
そんな血で血を流す歴史をざっくりと説明するとなると……
「王家の瞳とは開国の王が持っていた色なんだ。
かつては魔族の血を引いていたとも言われているが今では正直良く判らない話だ。
ただ、王家の瞳を持つ者はずば抜けて魔力値が高い。
正直言うと今現在ですらフランの魔力の多さは魔導院の長のビッキーを抜いている。
お前が魔力のコントロールを学んでこなかったどころか学ぶ機会さえなくダダ漏れになってる魔力は正直国としてはもったいないと言う所。
王家の瞳を持つ者は例外なく総じてずば抜けて魔力値が高いんだ。
その魔力でこのモリエンテス国は成り立っている。
国政が落ち着いて国が出来上がる五代目の国王までその瞳を持つ者が生まれて王を引き継いできた事から「王家の瞳」と呼ばれている。
その程度なんだ」
「その程度ですか?
ですが、それからは王家の瞳を持つ方が王を継いだわけでもないようですが……」
難しい顔をして疑問を口に出すフランに俺は苦笑して
「それぐらいから王家の瞳を持つ子供が生まれなくなったんだ。
何代も出なかったり王家からではなく傍系から出たりまちまちになってな、その度に王の直系と王家の瞳と言う伝説に縋る保守派とのいさかいが起きて、それ以降も王家の瞳が現れるたびにそう言った事が起きている」
「……」
唖然としたまま俺の顔を見るフランは如何に自分の存在が危険なのかとようやく理解したようだ。
「だからカドレニーはお前を保護し、ベルトランはまぁ、己の欲求の方が強いがそう言った保守派の奴らに利用される前に婚姻を結びたい。
俺としてはいずれ俺の傍らで働いてもらえればと願っているのだが?」
ビクトール様に視線を渡せば
「そのつもりで教育するつもりだ。
結婚しようが保守派の奴らに利用されるのは考える前に当然だろうから、その前にお前の右腕として仕事ができるようになればと思う。
王家の瞳だから王になる、その慣例を壊さなくてはいけないと俺は思ってるのだから……
フラン済まない。
結局は父達のいさかいを聞かされて育った俺のエゴかもしれない」
許せと頭を下げるビクトール様に俺はあわてて首を横に振り
「それでもビクトール様はこれから結婚をして子供を作らないといけないのにその前に俺を息子としてくださいました。ビクトール様の経歴に傷がつくにもかかわらずに……
俺にはこれ以上の幸せはありません」
「フランありがとう。
そう言ってもらえると俺も気が休まる」
面と向かって言われた事はないのだが侍女達が休憩時間にこそこそと話をする噂話では俺を養子に迎えるにあたって婚約者様との婚姻の話しはなかった事になってしまった。
事情ある幼い子供ならまだしも成人して一人で生活の出来る大人を何でわざわざと、そしてどこですれ違ったのか俺は知らないが俺の容姿を見に来たらしく、号泣して婚約者様はご両親に破談を申しいれたらしい。
その頃まだ王宮の魔導院で働いてたから雲の上の方なんてわんさかいる環境ですれ違ったと言われても気付くわけもないけどね。
とは言えそれでも人気があるビクトール様。
俺と言う致命的なこぶが付いていても釣鐘書は山のようにやってくる。
さすがビクトール様、そのお姿だけでもなく人柄も文句なしの男の俺から見ても素敵な方なので当然というか、婚約破棄をした元婚約者様もあとで後悔するだろうと思うも既におじい様とおばあ様は次の婚約者判定に入っていると聞いています。
自領の仕事をなさり、バレンスエ公爵領の領主代行も務め更に国政に影ながら支えるなんて何てパワフルなんでしょうと十八歳の孫はこれをいずれ本当に引き継げるのかと今からびびってます。ええ、ほんとに。
とは言えだ。
「バスク様、椅子に座ってください」
「婚約者なのだから椅子一つぐらいが俺達にちょうどいい。
それにフランは俺に守られるのだから少しでもそばにいた方が良いと思わないか?」
「思いません。
と言うか、本当に俺の事を思うのなら俺なんかよりも女性の方と結婚して子供を作ってベルトラン公爵家のお家の状態をまず万全に整えてください」
「既に貴族としての心構えが出来てるとは感心。
安心しろ、お前の幼い頃を知る従兄妹殿が協力を申し出てくれた。
まぁ、従兄妹の家は借金の火達磨だからそれを相殺にと言う条件だからお前も気に病む必要はないし、既に妊娠も確認済みだ。男の子だろうが女の子だろうが第一子は我が家にとも法律的に約束をしている」
「言ってる事は凄く仕事できますって言う感漂ってますがですがやってる事はクソですね!」
正直引いた。
いくら貴族の義務だからと言って従兄妹……とは、まぁ、この狭い貴族社会ではよく聞く話とは言え俺を口説きながら他所では子作りに励み……
「逆算するとほぼ俺にプロポーズした頃じゃないですか……」
「当然私とフランとの結婚は決定だからな。
フランが嫉妬されて可哀想な目に合わないように直ぐにトゥリエル家に破談した見合いを勝手に進めた婚約のケツを拭けと言っておいたが?」
「はい。今はアルベルト殿下との婚約の話しを流してベルトラン家との婚約はとっくに終わっている事も流しております。
昨夜の話し合いで後ろ盾の弱いアルベルト殿下との婚約を邪魔されないようにベルトラン公の名を使って隠している事も指示だという設定も付けさせていただきベルトラン公爵家がアルベルト殿下についている事も操作済みです」
満足そうに頷いてるバスク様だが貴族の間で流れる噂の作り方を目の前で見てやっぱ貴族社会って怖いなぁと思う中
「では我々は仕事もあるのでこの辺で失礼しましょう。
シメオン、改めてフランに教師の方達の自己紹介とこれからのスケジュールを頼む。
授業中だろうがアリサを常時配置する事も忘れずに」
「承りました」
それだけを言い残してビクトール様を始めアルベルト様バスク様ジェルにトゥリエル一家と席を立って行ってしまった。
見知らぬ人達の中に置いて行かれた俺は思わず視線で置いて行かないでと思ってしまえばバスク様は
「仕事に行ってきます」
そう言ってこれだけ周囲に人がいる中でちゅっとキスをして……
寂しいと言うよりも
「早く仕事に行ってください!」
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