894 / 976
気合を入れてまずは一歩 8
しおりを挟む
誰もが無言でそのむごたらしい状態にから目を背けてしまう物の俺は視線を花嫁衣装を見つめたまま問わずにはいられない。
「これ、少し前に不穏な空気があったから俺が用意したダミーなんだけどね。
宮下と同じ店の物でかなり似たレンタル品を無理言って購入させてもらった物を用意しておいたのですよ。
まさか、じゃないけど一応念には念をって長沢さんに笑いながら気のしすぎだって馬鹿にされながらもちょっと損した程度で済むならいいじゃないかって笑いあってたんですよ。香奈がたくさん指に針を刺してまで一生懸命に仕上げた着物が無事で済むのならって……
念には念を。
今日の日の為に別の家に預かってもらうくらい警戒してたんですよ。
このダミーを香奈が指導受けながら作り続けた長沢さんの家で保管してもらって万が一が無いようにって香奈には内緒でみち子さんに協力してもらってたんです。
なのに何事もなく無事結婚式の日を迎えたと思ったら朝のお寺さんの掃除の帰りにばったり会ったふりをして、たまたま偶然にもタイミングよくかかってきた電話の対応をしている隙にこんな事するなんて……
隠しカメラがばっちり犯行を録画していたのを見た時のショックは忘れられません。長沢さんの奥さんはショックで泣いていたのですよ」
まさかカメラで録画されているとは思わなかった三人、実桜さんの倉庫で花の出荷を手伝う村井さんと小林さんと梅田さんだった。
他の人達も呼びだして話しを聞いてきたがそんな事は出来ないと断ったと言う。
この時点では単なる冗談だと思っていたらしい。冗談でも笑えないわと言ってお断りするのにはまだ長いと言う時間は経ってないけど香奈の人柄も事情も少し理解したし、明るくて働き者の彼女に好感を持てば親は親と割り切る事も出来るようになったと言う。なので少しずつ交流を持つようになったのに三人が本当にこんな事をしでかした事に唖然として、三人に軽蔑の眼差しを送っていた。
「仕方がないのよ!
あの篠田がこの街に戻って来たのよ!
篠田にされた事を思えばこれぐらい当然の事なの!」
「そうよ!一郎さんが怪我をして林業止めて仕事を貰ったけど私達はあの山の生活のように豊かさが無くなったし、うちの娘が今度順番で幸一さんと結婚できるはずだったのよ!
なのに隣町から嫁を貰うなんて全部篠田のせいよ!」
「あの一族の血を継いでいるのに綾人さんの側に居るなんて許せない事なのよ!
綾人さんは判らないけあんな犬畜生から生まれたケダモノを側に置いて良い事なんて一つもないのよ!」
「だから私達がこの街から追いだしてやるんだから!」
「綾人さんの側から引き離さないと危険だわ!」
「綾人さんは騙されてるのよ!」
かわるがわるように堰を切ったように罵声があふれ出す言葉には圧倒されるしかない。
なにをそこまで嫌悪するのかと理解が追いつかないがどれもこれも俺を案じての物だった。
違う。
俺の知らない所にある序列の順位転落による身勝手に俺を理由としたこじつけの言葉だった。
呆れる、そう言う様に長沢さんに視線を送れば一つ頷いて席を立った長沢さんは未だに罵声を止められずにいる三人の元吉野の職人の奥様方の家族と沢村さんを連れてこられた。
「母さん、もうやめて……」
「お願いだから落ち着いて」
「お袋、頼むから黙ってくれ」
既に旦那さんに先立たれたお三方には浩太さんと同じぐらいの年齢の娘や息子さんがちゃんといて、泣きそうな顔で止める顔を見てか言葉を失くして室内はまた静寂に包まれた。
隣の渡り廊下を渡った先で説明と動画を見てもらい、沢村さんの方から今回の事について話し合っていた。
こちらからは無残になってしまった花嫁衣装代のお支払いとこの街から出て行ってもらう事を提示してある。
年齢も年齢だし子供の住んでいる地域で引き取ってもらう方が安心と言えば安心という建前。
だけど、吉野の元職人の妻と言う古くからこの町に住み、この街に発展と言う貢献してきた事を誇りとする彼女たちにとってこの町を離れると言う事ほどの罰はないだろう。
新しい街に行けば一番の新人として誰も尊敬もしてくれなければ敬っても貰えない。町の人全員顔見知りと言う人間関係からどこ行っても顔見知りも居ない初めましての場所ではお茶を飲む友達すらいない。
実桜さんの所で働きだした時みたいに逆に雇用側からよろしくお願いしますと頭を下げてくれる人も居なければ何か困った時に相談されたりとした信頼もすべて失う事になる。
お金には代えれない物を失う事になるのは目に見えていて、彼女たちの人生と言うべきものを総て奪う事が復讐と成り立った。
因みに彼女達が住む家の土地は吉野の物。
つまり俺の物。
後日、最低限の荷物を持って引き取られて行った彼女達を見送る人は誰も居なかった。
そっと誰にも教えずに立ち去った三人だったが、事情は既に町中に広がっていた。
人の口に戸は建てられないと言う様に俺達が沈黙しててもお三方の息子さん達が暴露してしまったようだ。
まあ、そのような事情なので次に何をしでかすか判らないので目の届く所に連れて行こうと思います。
さすがに一生に一度の晴れの日の花嫁衣装を汚そうとした母親の所業は息子とて許せないと母親たちがこの街に帰って来れないように手を打ってくれたらしい。
「遠くから見させていただきましたが一針一針この日の為に針を刺して作り上げた花嫁さんの事を思えば側に居させてはいけないのです」
両隣向こう三軒にそう説明して去って行ったと言う強者のおかげでこの一件は香奈の耳に入る事になったのだが……
「すみません。私が浮かれて戻ってきたからこんな事になってしまいまして……」
実桜さんの作業場で頭を下げていたと言う。
だけどこの頃にはどちらが悪いか贔屓する事無く
「香奈ちゃんが悪い事なんて何もないのよ」
「それよりも無事結婚式を進めれた事を喜ばなくちゃ」
「後味悪い話が付いて来たけど、もしここで居心地がいいって思ったら、それは香奈ちゃんが努力した結果なんだから」
あの三人が居なくなって元住職の奥さんも手伝いに来てくれるようになった所での会話。
実桜は何も言わずただ嬉しくて、でも少し悔しくて泣きだす香奈を抱きしめて孫のようにあやす皆さんの様子を今回の件で水面下でひたすら走り回った綾人にこの結末を報告するのだった。
******************************************************
操作を誤り一部飛んでしまった可能性が発生しました。
ご迷惑おかけしまして申し訳ありませんでした。
「これ、少し前に不穏な空気があったから俺が用意したダミーなんだけどね。
宮下と同じ店の物でかなり似たレンタル品を無理言って購入させてもらった物を用意しておいたのですよ。
まさか、じゃないけど一応念には念をって長沢さんに笑いながら気のしすぎだって馬鹿にされながらもちょっと損した程度で済むならいいじゃないかって笑いあってたんですよ。香奈がたくさん指に針を刺してまで一生懸命に仕上げた着物が無事で済むのならって……
念には念を。
今日の日の為に別の家に預かってもらうくらい警戒してたんですよ。
このダミーを香奈が指導受けながら作り続けた長沢さんの家で保管してもらって万が一が無いようにって香奈には内緒でみち子さんに協力してもらってたんです。
なのに何事もなく無事結婚式の日を迎えたと思ったら朝のお寺さんの掃除の帰りにばったり会ったふりをして、たまたま偶然にもタイミングよくかかってきた電話の対応をしている隙にこんな事するなんて……
隠しカメラがばっちり犯行を録画していたのを見た時のショックは忘れられません。長沢さんの奥さんはショックで泣いていたのですよ」
まさかカメラで録画されているとは思わなかった三人、実桜さんの倉庫で花の出荷を手伝う村井さんと小林さんと梅田さんだった。
他の人達も呼びだして話しを聞いてきたがそんな事は出来ないと断ったと言う。
この時点では単なる冗談だと思っていたらしい。冗談でも笑えないわと言ってお断りするのにはまだ長いと言う時間は経ってないけど香奈の人柄も事情も少し理解したし、明るくて働き者の彼女に好感を持てば親は親と割り切る事も出来るようになったと言う。なので少しずつ交流を持つようになったのに三人が本当にこんな事をしでかした事に唖然として、三人に軽蔑の眼差しを送っていた。
「仕方がないのよ!
あの篠田がこの街に戻って来たのよ!
篠田にされた事を思えばこれぐらい当然の事なの!」
「そうよ!一郎さんが怪我をして林業止めて仕事を貰ったけど私達はあの山の生活のように豊かさが無くなったし、うちの娘が今度順番で幸一さんと結婚できるはずだったのよ!
なのに隣町から嫁を貰うなんて全部篠田のせいよ!」
「あの一族の血を継いでいるのに綾人さんの側に居るなんて許せない事なのよ!
綾人さんは判らないけあんな犬畜生から生まれたケダモノを側に置いて良い事なんて一つもないのよ!」
「だから私達がこの街から追いだしてやるんだから!」
「綾人さんの側から引き離さないと危険だわ!」
「綾人さんは騙されてるのよ!」
かわるがわるように堰を切ったように罵声があふれ出す言葉には圧倒されるしかない。
なにをそこまで嫌悪するのかと理解が追いつかないがどれもこれも俺を案じての物だった。
違う。
俺の知らない所にある序列の順位転落による身勝手に俺を理由としたこじつけの言葉だった。
呆れる、そう言う様に長沢さんに視線を送れば一つ頷いて席を立った長沢さんは未だに罵声を止められずにいる三人の元吉野の職人の奥様方の家族と沢村さんを連れてこられた。
「母さん、もうやめて……」
「お願いだから落ち着いて」
「お袋、頼むから黙ってくれ」
既に旦那さんに先立たれたお三方には浩太さんと同じぐらいの年齢の娘や息子さんがちゃんといて、泣きそうな顔で止める顔を見てか言葉を失くして室内はまた静寂に包まれた。
隣の渡り廊下を渡った先で説明と動画を見てもらい、沢村さんの方から今回の事について話し合っていた。
こちらからは無残になってしまった花嫁衣装代のお支払いとこの街から出て行ってもらう事を提示してある。
年齢も年齢だし子供の住んでいる地域で引き取ってもらう方が安心と言えば安心という建前。
だけど、吉野の元職人の妻と言う古くからこの町に住み、この街に発展と言う貢献してきた事を誇りとする彼女たちにとってこの町を離れると言う事ほどの罰はないだろう。
新しい街に行けば一番の新人として誰も尊敬もしてくれなければ敬っても貰えない。町の人全員顔見知りと言う人間関係からどこ行っても顔見知りも居ない初めましての場所ではお茶を飲む友達すらいない。
実桜さんの所で働きだした時みたいに逆に雇用側からよろしくお願いしますと頭を下げてくれる人も居なければ何か困った時に相談されたりとした信頼もすべて失う事になる。
お金には代えれない物を失う事になるのは目に見えていて、彼女たちの人生と言うべきものを総て奪う事が復讐と成り立った。
因みに彼女達が住む家の土地は吉野の物。
つまり俺の物。
後日、最低限の荷物を持って引き取られて行った彼女達を見送る人は誰も居なかった。
そっと誰にも教えずに立ち去った三人だったが、事情は既に町中に広がっていた。
人の口に戸は建てられないと言う様に俺達が沈黙しててもお三方の息子さん達が暴露してしまったようだ。
まあ、そのような事情なので次に何をしでかすか判らないので目の届く所に連れて行こうと思います。
さすがに一生に一度の晴れの日の花嫁衣装を汚そうとした母親の所業は息子とて許せないと母親たちがこの街に帰って来れないように手を打ってくれたらしい。
「遠くから見させていただきましたが一針一針この日の為に針を刺して作り上げた花嫁さんの事を思えば側に居させてはいけないのです」
両隣向こう三軒にそう説明して去って行ったと言う強者のおかげでこの一件は香奈の耳に入る事になったのだが……
「すみません。私が浮かれて戻ってきたからこんな事になってしまいまして……」
実桜さんの作業場で頭を下げていたと言う。
だけどこの頃にはどちらが悪いか贔屓する事無く
「香奈ちゃんが悪い事なんて何もないのよ」
「それよりも無事結婚式を進めれた事を喜ばなくちゃ」
「後味悪い話が付いて来たけど、もしここで居心地がいいって思ったら、それは香奈ちゃんが努力した結果なんだから」
あの三人が居なくなって元住職の奥さんも手伝いに来てくれるようになった所での会話。
実桜は何も言わずただ嬉しくて、でも少し悔しくて泣きだす香奈を抱きしめて孫のようにあやす皆さんの様子を今回の件で水面下でひたすら走り回った綾人にこの結末を報告するのだった。
******************************************************
操作を誤り一部飛んでしまった可能性が発生しました。
ご迷惑おかけしまして申し訳ありませんでした。
126
お気に入りに追加
2,670
あなたにおすすめの小説
家賃一万円、庭付き、駐車場付き、付喪神付き?!
雪那 由多
ライト文芸
恋人に振られて独立を決心!
尊敬する先輩から紹介された家は庭付き駐車場付きで家賃一万円!
庭は畑仕事もできるくらいに広くみかんや柿、林檎のなる果実園もある。
さらに言えばリフォームしたての古民家は新築同然のピッカピカ!
そんな至れり尽くせりの家の家賃が一万円なわけがない!
古めかしい残置物からの熱い視線、夜な夜なさざめく話し声。
見えてしまう特異体質の瞳で見たこの家の住人達に納得のこのお値段!
見知らぬ土地で友人も居ない新天地の家に置いて行かれた道具から生まれた付喪神達との共同生活が今スタート!
****************************************************************
第6回ほっこり・じんわり大賞で読者賞を頂きました!
沢山の方に読んでいただき、そして投票を頂きまして本当にありがとうございました!
****************************************************************
裏路地古民家カフェでまったりしたい
雪那 由多
大衆娯楽
夜月燈火は亡き祖父の家をカフェに作り直して人生を再出発。
高校時代の友人と再会からの有無を言わさぬ魔王の指示で俺の意志一つなくリフォームは進んでいく。
あれ?
俺が思ったのとなんか違うけどでも俺が想像したよりいいカフェになってるんだけど予算内ならまあいいか?
え?あまい?
は?コーヒー不味い?
インスタントしか飲んだ事ないから分かるわけないじゃん。
はい?!修行いって来い???
しかも棒を銜えて筋トレってどんな修行?!
その甲斐あって人通りのない裏路地の古民家カフェは人はいないが穏やかな時間とコーヒーの香りと周囲の優しさに助けられ今日もオープンします。
第6回ライト文芸大賞で奨励賞を頂きました!ありがとうございました!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
幼馴染と話し合って恋人になってみた→夫婦になってみた
久野真一
青春
最近の俺はちょっとした悩みを抱えている。クラスメート曰く、
幼馴染である百合(ゆり)と仲が良すぎるせいで付き合ってるか気になるらしい。
堀川百合(ほりかわゆり)。美人で成績優秀、運動完璧だけど朝が弱くてゲーム好きな天才肌の女の子。
猫みたいに気まぐれだけど優しい一面もあるそんな女の子。
百合とはゲームや面白いことが好きなところが馬が合って仲の良い関係を続けている。
そんな百合は今年は隣のクラス。俺と付き合ってるのかよく勘ぐられるらしい。
男女が仲良くしてるからすぐ付き合ってるだの何だの勘ぐってくるのは困る。
とはいえ。百合は異性としても魅力的なわけで付き合ってみたいという気持ちもある。
そんなことを悩んでいたある日の下校途中。百合から
「修二は私と恋人になりたい?」
なんて聞かれた。考えた末の言葉らしい。
百合としても満更じゃないのなら恋人になるのを躊躇する理由もない。
「なれたらいいと思ってる」
少し曖昧な返事とともに恋人になった俺たち。
食べさせあいをしたり、キスやその先もしてみたり。
恋人になった後は今までよりもっと楽しい毎日。
そんな俺達は大学に入る時に籍を入れて学生夫婦としての生活も開始。
夜一緒に寝たり、一緒に大学の講義を受けたり、新婚旅行に行ったりと
新婚生活も満喫中。
これは俺と百合が恋人としてイチャイチャしたり、
新婚生活を楽しんだりする、甘くてほのぼのとする日常のお話。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる