760 / 976
青い空、白い画面。それならそれでやってやればいいじゃないかって誰がやるんだ? 6
しおりを挟む
脳に餌を与える様に糖分を与え続ける。
ロビーに在ったお菓子の自販機はほとんどチョコレートしか残って無くて、カティはとりあえずあるだけ買って来たと言う。
このお嬢め、教授も助教授さんもどん引きだよ。
そして自販機で売っていたジュースも贈呈してくれた。
ありがたく一心不乱に貪る俺にどん引きしていたとは決して思いたくない。
あまりに甘い物ばかり食べていたので地の利を生かして助教授さんがピザやホットドックを大量に買ってきてくれた。きっと教授やカティの分も買ってきてくれたのだろうが、二人が一つずつ手に取ったのを見て残りは容赦なく俺が頂く事にした。あ、カティが泣いた……
「それにしてもよく食べるなあ。
俺も頭使った時はそれなりに食べるが、別次元だな。
まあ、してた事も別次元だったから当然かもしれないが」
さっきのを見ていたのだろう言い方にひょいと視線だけを向ければ
「よお、初めましてだな」
「エドワーズ?!」
「学会の名簿にお前の名前を見てまさかと思って急きょ見学に来たぞ!
何で言わないんだコノヤロー!」
「いや、だってリアルで会えるとは思えなかったから……」
頭をぐしゃぐしゃと髪をかき混ぜるように撫でられて、珍しくセットした髪が台無しになり、それを見てうんと頷いた。
「やっぱり綾人はこんな感じだな」
「やめてよ。風呂上りばかりにスカイプで話ししてるからって普段からこんな風だとは思わないでよ」
慌てて手櫛で髪を撫でつけるも下手にワックスを使ったせいで微妙に治るのを反抗されてしまった。エドワーズは楽しそうに声を立てて笑えば
「ねえ、アヤト。お友達?」
その人本当に大丈夫?と言いたげなカティに
「ネットで俺に英語教えてくれた人」
「天体のコミュニティのチャットで話ししていていざスカイプに移動したらハイスクールだったのかも怪しいお子様だったからあの時一緒にだべってた奴らは未成年でヤバいかもって焦ったな」
何て笑い話。
因みに当時の綾人は十六歳だったし、綾人の成長期はその後訪れたからの幼い顔立ちだっただけ。
あの当時を少しだけ懐かしがっていればちゃんとタイミングを読んでくれた。
「初めまして。ヒースコート・カーライルだ。今回の引率をしている」
「こちらこそ。イギリス生まれなのでプロフェッサーのお噂はお聞きしてます。
レイ・エドワーズです」
俺の目の前で握手をする二人。
助教授さんが何か小さな悲鳴を上げているが、俺は構わず食べ終わったピザのデザートと言わんばかりにチョコレートバーを食べていた。
顔は知らなくても名前は知っていたと言う様にカティも俺とエドワーズの顔を何度も見比べていたが、さすがに口の中が甘ったるくなってきたのでコーヒーを買って飲んでいたらカティに怒られた。何故や……
それ以上に助教授さんが目をキラキラとしてエドワーズを見ていたが、そういやこいつこの分野では有名人だったんだよなと実際会うのは初めてだがネットではしょっちゅうアホな事を話していたから尊敬度は英語をマスターした時点でだだ下がりだ。
「この後のパーティだけか?」
「明日の飛行機でイギリスに戻るよ」
そうか。
少しだけ寂しく呟いて
「そう言えば今年卒業だってな。折角入学したのにカレッジでスキップするバカが居るとは思わなかったぞ」
からからとした声で笑い
「こっちも予定があるんだよ」
本当にそれでいいのかという目を向けられるも
「その気になったらまた入学すればいい」
「なるほど」
何て妙に納得した顔をしてくれた。
「それにしてもよく食べるなあ」
「まあね。今日は何時もしない事をした分疲れたから」
図形を作ったり表を作ったり、イメージ画像を作ったり大変だったが、ありがたい事にそれはパソコンで作った物だったから問題なく出来ただけの話。これが紙と鉛筆、コンパスに定規を渡されてよろしくね、何てあとはもう大惨事になっただろう。
ツールが違うだけでポンコツになるんだからと宮下にはよく言われたが何で駄目なのかは、まあ情緒教育の以下略の話し。
ああ、久しぶりにお袋を思い出した所で食欲が収まってくれた。
「明日帰るまでに時間取れないか?」
「観光行くので無理です!」
予定にはないが即答でお断り。
いや、自由な時間があるのならいろいろ博物館回りたかっただけの話し。なんてったってここは宇宙に憧れる人に取ればメッカともいえる場所なのだ。
だけどそこは意外そうに
「へえ?アヤトってディズニー行きたかったんだ」
カティの小さな驚きにカーライル教授も何だか微笑ましそうな目を向けてきた。
「ちがうから!」
東京とパリで十分ですと言いたかったが
「そうか。うちの職場見学させてやろうとしたのに。
やっぱり若い奴はディズニーが良いに決まってるもんな」
残念そうに、でも目は笑って寂しげな声で言えば
「是非ともよろしく頼むよ」
「じゃあ、明日の飛行機はキャンセルします。
あ、キャンセル料は私が払うのでもう一泊しません?勿論私持ちで良いですよ?」
なぜか教授がエドワーズの手を握ってよろしくと言い、カティがお嬢の本領発揮をしていた。
これで逃げられない事確定。
だけどここでは終わらないのが流れと言う物だろう。
「あの、私もご一緒してもよろしいですか?」
ずっと俺達の世話をしてくれた助教授事エリー・クラークさんまで便乗して来た。
エドワーズはニヤリと笑い、もう逃げられないぞと言う視線を向ければ
「よろしくおねがいします」
俺に逃げる選択は与えられなかった……
ロビーに在ったお菓子の自販機はほとんどチョコレートしか残って無くて、カティはとりあえずあるだけ買って来たと言う。
このお嬢め、教授も助教授さんもどん引きだよ。
そして自販機で売っていたジュースも贈呈してくれた。
ありがたく一心不乱に貪る俺にどん引きしていたとは決して思いたくない。
あまりに甘い物ばかり食べていたので地の利を生かして助教授さんがピザやホットドックを大量に買ってきてくれた。きっと教授やカティの分も買ってきてくれたのだろうが、二人が一つずつ手に取ったのを見て残りは容赦なく俺が頂く事にした。あ、カティが泣いた……
「それにしてもよく食べるなあ。
俺も頭使った時はそれなりに食べるが、別次元だな。
まあ、してた事も別次元だったから当然かもしれないが」
さっきのを見ていたのだろう言い方にひょいと視線だけを向ければ
「よお、初めましてだな」
「エドワーズ?!」
「学会の名簿にお前の名前を見てまさかと思って急きょ見学に来たぞ!
何で言わないんだコノヤロー!」
「いや、だってリアルで会えるとは思えなかったから……」
頭をぐしゃぐしゃと髪をかき混ぜるように撫でられて、珍しくセットした髪が台無しになり、それを見てうんと頷いた。
「やっぱり綾人はこんな感じだな」
「やめてよ。風呂上りばかりにスカイプで話ししてるからって普段からこんな風だとは思わないでよ」
慌てて手櫛で髪を撫でつけるも下手にワックスを使ったせいで微妙に治るのを反抗されてしまった。エドワーズは楽しそうに声を立てて笑えば
「ねえ、アヤト。お友達?」
その人本当に大丈夫?と言いたげなカティに
「ネットで俺に英語教えてくれた人」
「天体のコミュニティのチャットで話ししていていざスカイプに移動したらハイスクールだったのかも怪しいお子様だったからあの時一緒にだべってた奴らは未成年でヤバいかもって焦ったな」
何て笑い話。
因みに当時の綾人は十六歳だったし、綾人の成長期はその後訪れたからの幼い顔立ちだっただけ。
あの当時を少しだけ懐かしがっていればちゃんとタイミングを読んでくれた。
「初めまして。ヒースコート・カーライルだ。今回の引率をしている」
「こちらこそ。イギリス生まれなのでプロフェッサーのお噂はお聞きしてます。
レイ・エドワーズです」
俺の目の前で握手をする二人。
助教授さんが何か小さな悲鳴を上げているが、俺は構わず食べ終わったピザのデザートと言わんばかりにチョコレートバーを食べていた。
顔は知らなくても名前は知っていたと言う様にカティも俺とエドワーズの顔を何度も見比べていたが、さすがに口の中が甘ったるくなってきたのでコーヒーを買って飲んでいたらカティに怒られた。何故や……
それ以上に助教授さんが目をキラキラとしてエドワーズを見ていたが、そういやこいつこの分野では有名人だったんだよなと実際会うのは初めてだがネットではしょっちゅうアホな事を話していたから尊敬度は英語をマスターした時点でだだ下がりだ。
「この後のパーティだけか?」
「明日の飛行機でイギリスに戻るよ」
そうか。
少しだけ寂しく呟いて
「そう言えば今年卒業だってな。折角入学したのにカレッジでスキップするバカが居るとは思わなかったぞ」
からからとした声で笑い
「こっちも予定があるんだよ」
本当にそれでいいのかという目を向けられるも
「その気になったらまた入学すればいい」
「なるほど」
何て妙に納得した顔をしてくれた。
「それにしてもよく食べるなあ」
「まあね。今日は何時もしない事をした分疲れたから」
図形を作ったり表を作ったり、イメージ画像を作ったり大変だったが、ありがたい事にそれはパソコンで作った物だったから問題なく出来ただけの話。これが紙と鉛筆、コンパスに定規を渡されてよろしくね、何てあとはもう大惨事になっただろう。
ツールが違うだけでポンコツになるんだからと宮下にはよく言われたが何で駄目なのかは、まあ情緒教育の以下略の話し。
ああ、久しぶりにお袋を思い出した所で食欲が収まってくれた。
「明日帰るまでに時間取れないか?」
「観光行くので無理です!」
予定にはないが即答でお断り。
いや、自由な時間があるのならいろいろ博物館回りたかっただけの話し。なんてったってここは宇宙に憧れる人に取ればメッカともいえる場所なのだ。
だけどそこは意外そうに
「へえ?アヤトってディズニー行きたかったんだ」
カティの小さな驚きにカーライル教授も何だか微笑ましそうな目を向けてきた。
「ちがうから!」
東京とパリで十分ですと言いたかったが
「そうか。うちの職場見学させてやろうとしたのに。
やっぱり若い奴はディズニーが良いに決まってるもんな」
残念そうに、でも目は笑って寂しげな声で言えば
「是非ともよろしく頼むよ」
「じゃあ、明日の飛行機はキャンセルします。
あ、キャンセル料は私が払うのでもう一泊しません?勿論私持ちで良いですよ?」
なぜか教授がエドワーズの手を握ってよろしくと言い、カティがお嬢の本領発揮をしていた。
これで逃げられない事確定。
だけどここでは終わらないのが流れと言う物だろう。
「あの、私もご一緒してもよろしいですか?」
ずっと俺達の世話をしてくれた助教授事エリー・クラークさんまで便乗して来た。
エドワーズはニヤリと笑い、もう逃げられないぞと言う視線を向ければ
「よろしくおねがいします」
俺に逃げる選択は与えられなかった……
148
お気に入りに追加
2,670
あなたにおすすめの小説
家賃一万円、庭付き、駐車場付き、付喪神付き?!
雪那 由多
ライト文芸
恋人に振られて独立を決心!
尊敬する先輩から紹介された家は庭付き駐車場付きで家賃一万円!
庭は畑仕事もできるくらいに広くみかんや柿、林檎のなる果実園もある。
さらに言えばリフォームしたての古民家は新築同然のピッカピカ!
そんな至れり尽くせりの家の家賃が一万円なわけがない!
古めかしい残置物からの熱い視線、夜な夜なさざめく話し声。
見えてしまう特異体質の瞳で見たこの家の住人達に納得のこのお値段!
見知らぬ土地で友人も居ない新天地の家に置いて行かれた道具から生まれた付喪神達との共同生活が今スタート!
****************************************************************
第6回ほっこり・じんわり大賞で読者賞を頂きました!
沢山の方に読んでいただき、そして投票を頂きまして本当にありがとうございました!
****************************************************************
裏路地古民家カフェでまったりしたい
雪那 由多
大衆娯楽
夜月燈火は亡き祖父の家をカフェに作り直して人生を再出発。
高校時代の友人と再会からの有無を言わさぬ魔王の指示で俺の意志一つなくリフォームは進んでいく。
あれ?
俺が思ったのとなんか違うけどでも俺が想像したよりいいカフェになってるんだけど予算内ならまあいいか?
え?あまい?
は?コーヒー不味い?
インスタントしか飲んだ事ないから分かるわけないじゃん。
はい?!修行いって来い???
しかも棒を銜えて筋トレってどんな修行?!
その甲斐あって人通りのない裏路地の古民家カフェは人はいないが穏やかな時間とコーヒーの香りと周囲の優しさに助けられ今日もオープンします。
第6回ライト文芸大賞で奨励賞を頂きました!ありがとうございました!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
幼馴染と話し合って恋人になってみた→夫婦になってみた
久野真一
青春
最近の俺はちょっとした悩みを抱えている。クラスメート曰く、
幼馴染である百合(ゆり)と仲が良すぎるせいで付き合ってるか気になるらしい。
堀川百合(ほりかわゆり)。美人で成績優秀、運動完璧だけど朝が弱くてゲーム好きな天才肌の女の子。
猫みたいに気まぐれだけど優しい一面もあるそんな女の子。
百合とはゲームや面白いことが好きなところが馬が合って仲の良い関係を続けている。
そんな百合は今年は隣のクラス。俺と付き合ってるのかよく勘ぐられるらしい。
男女が仲良くしてるからすぐ付き合ってるだの何だの勘ぐってくるのは困る。
とはいえ。百合は異性としても魅力的なわけで付き合ってみたいという気持ちもある。
そんなことを悩んでいたある日の下校途中。百合から
「修二は私と恋人になりたい?」
なんて聞かれた。考えた末の言葉らしい。
百合としても満更じゃないのなら恋人になるのを躊躇する理由もない。
「なれたらいいと思ってる」
少し曖昧な返事とともに恋人になった俺たち。
食べさせあいをしたり、キスやその先もしてみたり。
恋人になった後は今までよりもっと楽しい毎日。
そんな俺達は大学に入る時に籍を入れて学生夫婦としての生活も開始。
夜一緒に寝たり、一緒に大学の講義を受けたり、新婚旅行に行ったりと
新婚生活も満喫中。
これは俺と百合が恋人としてイチャイチャしたり、
新婚生活を楽しんだりする、甘くてほのぼのとする日常のお話。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる