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恵みの雨が来る前に 2
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去年の夏は激動の夏だった。
そして今年は静かに過ごしたいと言うささやかな願いの為に夏が来る前に済ましてしまえを俺の中の合言葉に庭の一角の……馬小屋だった場所に山積みにされていく資材を眺めていた。
すぐ側には雑草からのたい肥作りのゴミ捨て場、もう片方の入り口から資材を山積みにして行き……
「ありがたい。屋根付きの場所を借りれるとは思わなかった」
「ゴミ捨て場の側ですみません」
さすがに申し訳なく思うも、人一人分のゴミ何てたかが知れてるし、それ以上に草のゴミの方が氾濫しているので臭いは青臭さしか漂ってない。
昨日まで頑張ったかいがあったぞと水野と植田とゆかいな仲間達の応援に感謝していれば
「草刈りもしてもらったようだし、済まないなぁ」
機材の中には草刈り機もあって、俺一人では草刈りなんて出来ないだろうと思ってか草刈りまでしてくれるつもりだったのだろう。お気を使わせてしまって申し訳ありませんと言う所なのだが
「ですが、さすがに全部は出来なかったので。特に山側の方は手つかずに終わってしまいまして」
言えば折角持って来たチェーンソーが役に立ちそうだと言う様に顔がほころぶ。
「なに、これだけ広い土地を一人で管理するには無理があるからな」
俺達を頼ってくれと言う与市さんもやっぱり山の男だと微笑ましく幸田さん達が見守っていた。
そこから先はもうお任せだ。
家を作る仕組み、柵を立てる仕組みなど構造手順は頭の中で理解している物の作るとなると話は別だ。お役にたたない事は誰よりも自分が理解している。この限られた中で出来る事と言うと
「じゃあ、俺は畑の世話をしないといけないのでよろしくお願いします」
少し申し訳なさそうに言えば与市さんは笑い
「ああ、若様は自分の仕事をしてください」
「うん。自分の仕事はするけど若様はやめよ?」
言えば幸田さん達は腹を抱えて笑っていた。
そんな幸田さんを他所に俺は飯田さんからもらった種で育てたハーブを手にしてハーブ畑へと向かった。
持って来たハーブを見て長谷川さんの所の遠藤さんだったが
「なかなかのコレクターですね?」
「これ?知り合いに頼まれて育ててるんだけど、詳しいの?」
テンパかパーマか判らない髪に眼鏡をかけた遠藤さんは
「趣味程度です。
だけどこれだけ植えれるのは羨ましいですね」
絶対趣味程度ではないマニアな視線にそっと腕で苗を見えないようにするのは無理だけど視界から少しでも反らしながら
「仕事で料理をする方から頂いた種なので貴重な苗なんです」
分けてやらねーぞと威嚇まではしないがそう主張して言えばあからさまながくんとした顔。
「上手く全部成長したら交渉してみるから。とりあえず仕事しようか?」
既に慣れた足取りで裏山に登って行く一団に置いて行かれてるぞと言えば慌てて走って追いかけて行く姿を見送って呆れたように溜息を零した。
とは言え飯田さんの暮れた苗はほぼほぼ全部発芽してくれた。我ながら恐ろしい才能とあれからそれなりに育って外気と温度を合わせた環境に無事育つだろうと、お子様よりもめんどくさい先生もいなくなった所でやっと植えつける事にしたのだ。
飯田さんから種を貰ってから畝を起こして肥料を混ぜ込み準備してきたのだ。ただ植えつけるにもまだ寒いので烏骨鶏の小屋から藁を持った来た。烏骨鶏の巣材に使う奴。
作付したあと霜が降りても雪が降っても大丈夫なようにお布団をかぶせてあげる、そんなもんじゃ根付いてない植物はダメになってしまうだろう。なのでアーチ状の支柱パイプを一定間隔で設置してビニールをかぶせて行く。 折り畳み式の簡単ビニールハウスだが、これがなかなかお役にたつ。
雪深いここでは冬場は全く役に立たないが、雪が降るかどうかのこの季節、苺も育つし葉物も育つ。農協で見かけた時はいくつか買う位のおなじみのアイテムだが、今回のハーブもしっかりと根付くまでこの中で育ってもらう事にしてもらう。
網の中で育つ野菜ではないので鳥達もつつきに来るし、猿たちも覗きに来る。勿論柵の隙間から小動物も飛び込んで来るし、実際どうなるのかなと心配は尽きない。 だったら柵の中で育てろよと思うかもしれないが、生憎このハーブは育ったらそのまま放置決定なので柵の中で手間暇かけて育てるわけにいかない。
正直言うと俺にはハーブを使った料理なんて難しくてやってられるかという物だが飯田さんと小山さんのおもちゃぐらいにしかならない物に生活の主力の場の柵の中に入れてあげれない。
種を探してくれた高遠さんごめんねと思いつつも苗を丁寧に植えて行く。苗箱の土をつけたままそっと穴をあけた畑に植えて行き、最後にここまで伸ばされてる水路から水を流し入れる。
元々田んぼだからね。水路はちゃんとあるから水撒きは簡単なんだ。
やがて水が溜まって、下の畑に流す堰を開けて排水。
「水撒き完了!」
柵の畑もそうだが水撒きは時間がかかって疲れるなとなにしたわけじゃないがやがて水が引いた所で藁を蒔いて土が柔らかくなった所でハウスの支柱を差しながらビニールを伸ばして……
「完成。今日もいい汗かいた」
摂氏七度の世界ではこの程度では汗はかかない。はい、気持ちの問題です。
とりあえずどろどろになった足元から土を落とすようにしながら家へと戻り、引き込んだ山水で長靴を洗い、朝の猪事件も合わさって疲れた事もあって、裏山で働いてる皆さんには悪いけど昼寝をさせてもらう事にした。
そして今年は静かに過ごしたいと言うささやかな願いの為に夏が来る前に済ましてしまえを俺の中の合言葉に庭の一角の……馬小屋だった場所に山積みにされていく資材を眺めていた。
すぐ側には雑草からのたい肥作りのゴミ捨て場、もう片方の入り口から資材を山積みにして行き……
「ありがたい。屋根付きの場所を借りれるとは思わなかった」
「ゴミ捨て場の側ですみません」
さすがに申し訳なく思うも、人一人分のゴミ何てたかが知れてるし、それ以上に草のゴミの方が氾濫しているので臭いは青臭さしか漂ってない。
昨日まで頑張ったかいがあったぞと水野と植田とゆかいな仲間達の応援に感謝していれば
「草刈りもしてもらったようだし、済まないなぁ」
機材の中には草刈り機もあって、俺一人では草刈りなんて出来ないだろうと思ってか草刈りまでしてくれるつもりだったのだろう。お気を使わせてしまって申し訳ありませんと言う所なのだが
「ですが、さすがに全部は出来なかったので。特に山側の方は手つかずに終わってしまいまして」
言えば折角持って来たチェーンソーが役に立ちそうだと言う様に顔がほころぶ。
「なに、これだけ広い土地を一人で管理するには無理があるからな」
俺達を頼ってくれと言う与市さんもやっぱり山の男だと微笑ましく幸田さん達が見守っていた。
そこから先はもうお任せだ。
家を作る仕組み、柵を立てる仕組みなど構造手順は頭の中で理解している物の作るとなると話は別だ。お役にたたない事は誰よりも自分が理解している。この限られた中で出来る事と言うと
「じゃあ、俺は畑の世話をしないといけないのでよろしくお願いします」
少し申し訳なさそうに言えば与市さんは笑い
「ああ、若様は自分の仕事をしてください」
「うん。自分の仕事はするけど若様はやめよ?」
言えば幸田さん達は腹を抱えて笑っていた。
そんな幸田さんを他所に俺は飯田さんからもらった種で育てたハーブを手にしてハーブ畑へと向かった。
持って来たハーブを見て長谷川さんの所の遠藤さんだったが
「なかなかのコレクターですね?」
「これ?知り合いに頼まれて育ててるんだけど、詳しいの?」
テンパかパーマか判らない髪に眼鏡をかけた遠藤さんは
「趣味程度です。
だけどこれだけ植えれるのは羨ましいですね」
絶対趣味程度ではないマニアな視線にそっと腕で苗を見えないようにするのは無理だけど視界から少しでも反らしながら
「仕事で料理をする方から頂いた種なので貴重な苗なんです」
分けてやらねーぞと威嚇まではしないがそう主張して言えばあからさまながくんとした顔。
「上手く全部成長したら交渉してみるから。とりあえず仕事しようか?」
既に慣れた足取りで裏山に登って行く一団に置いて行かれてるぞと言えば慌てて走って追いかけて行く姿を見送って呆れたように溜息を零した。
とは言え飯田さんの暮れた苗はほぼほぼ全部発芽してくれた。我ながら恐ろしい才能とあれからそれなりに育って外気と温度を合わせた環境に無事育つだろうと、お子様よりもめんどくさい先生もいなくなった所でやっと植えつける事にしたのだ。
飯田さんから種を貰ってから畝を起こして肥料を混ぜ込み準備してきたのだ。ただ植えつけるにもまだ寒いので烏骨鶏の小屋から藁を持った来た。烏骨鶏の巣材に使う奴。
作付したあと霜が降りても雪が降っても大丈夫なようにお布団をかぶせてあげる、そんなもんじゃ根付いてない植物はダメになってしまうだろう。なのでアーチ状の支柱パイプを一定間隔で設置してビニールをかぶせて行く。 折り畳み式の簡単ビニールハウスだが、これがなかなかお役にたつ。
雪深いここでは冬場は全く役に立たないが、雪が降るかどうかのこの季節、苺も育つし葉物も育つ。農協で見かけた時はいくつか買う位のおなじみのアイテムだが、今回のハーブもしっかりと根付くまでこの中で育ってもらう事にしてもらう。
網の中で育つ野菜ではないので鳥達もつつきに来るし、猿たちも覗きに来る。勿論柵の隙間から小動物も飛び込んで来るし、実際どうなるのかなと心配は尽きない。 だったら柵の中で育てろよと思うかもしれないが、生憎このハーブは育ったらそのまま放置決定なので柵の中で手間暇かけて育てるわけにいかない。
正直言うと俺にはハーブを使った料理なんて難しくてやってられるかという物だが飯田さんと小山さんのおもちゃぐらいにしかならない物に生活の主力の場の柵の中に入れてあげれない。
種を探してくれた高遠さんごめんねと思いつつも苗を丁寧に植えて行く。苗箱の土をつけたままそっと穴をあけた畑に植えて行き、最後にここまで伸ばされてる水路から水を流し入れる。
元々田んぼだからね。水路はちゃんとあるから水撒きは簡単なんだ。
やがて水が溜まって、下の畑に流す堰を開けて排水。
「水撒き完了!」
柵の畑もそうだが水撒きは時間がかかって疲れるなとなにしたわけじゃないがやがて水が引いた所で藁を蒔いて土が柔らかくなった所でハウスの支柱を差しながらビニールを伸ばして……
「完成。今日もいい汗かいた」
摂氏七度の世界ではこの程度では汗はかかない。はい、気持ちの問題です。
とりあえずどろどろになった足元から土を落とすようにしながら家へと戻り、引き込んだ山水で長靴を洗い、朝の猪事件も合わさって疲れた事もあって、裏山で働いてる皆さんには悪いけど昼寝をさせてもらう事にした。
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