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これでも教師です 1
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囲炉裏を囲んで朝を迎えた。
何となく嬉し恥ずかし気な陸斗と朝から鬼モードの綾人の鬼教師ぶりに園田は涙を流しながらの勉強なはずなのに結果を出している勉強方はとても高山には真似ができそうになかった。
そんなあいつらから逃げて、じゃなくって応援してから圭斗と共にかつての自宅の変化を見に山を降りる。
車をのんびりと三十分ほど走らせれば見慣れた山間の道を抜けて麓の山間の小さな町を一望する場所に着いた。
意外にも穴場スポットだったことを適当な値段で買えるそれなりに利便が良くて静かな場所を探した家だった割には見つけものだと思った。隣家は入退院を繰り返してたかと思えば高山が移り住んで入れ替わるように息子夫婦の住む街へと引っ越して行ってすぐに空き家となったのがまたありがたかった。
仕事柄生徒と密接する職場なだけに家にいる時ぐらいは一人でぼーっと過ごしたい。新しい住処に求めた条件はただそれ一つだった。
当時高山が求めた唯一の条件なので隣近所と我が親の如くなお付き合いはお断りだと思ってただけに、この街中で静かに暮らせると言うのは理想の上をいってそれなりに満足するのだった。
ただ親には馬鹿にされた。
好きに使えばいいと離婚の時に受け取ったお金を一瞬にして散財した挙句に転勤がある仕事なのにこんな他に学校のない場所に家を買ってどうすると言われてももう買っちゃったしと言うしかなかった。
まあ、一軒家月十万、年百二十万として三年過ごせば元が取れるという言い訳をする子供じみた抵抗だったが
「片付けが苦手なのに一人暮らしなんて無理でしょ!今まで散々世話をかけられたのにまたこんな巨大なゴミ箱を買うなんて一体何を考えているの!」
母の悲鳴にそっと耳に手を当て目を逸らした。
どうやら高山の片付け下手は今に始まった事ではないようだ。
購入した時はそんな騒動があったのに、引っ越しとなれば綾人がゴミごと購入してくれたのが正直ありがたかった。
帯付きの札束を用意して清掃業者に頼む事を考えていたのに勿体無いからの一言でも聞くのも哀れ過ぎるやっすい金額で植田達をこき使った話は何度思い出しても涙しか出ない喜劇だった。まさか自力でやり切るとは思わなかった。もっとゴミの山作っておくんだった!!!
さらにうちも大概だったけど隣も年季と言う勝てそうもないトラップを用意してたと言う。冷蔵庫にうん年分の……以下省略。
「だけどあばらハウスを知っていたけど住んでいた家がこうなると寂しいなあ」
「まあ、先生のゴミがダメにしたのが一番の理由だから自業自得だよ」
「だからってこうなっちゃうのかって言うのはね」
一人苦笑。
「綾人のやつのリクエストだから諦めろ」
「先生もお金があったらいじりたかったなぁ」
「やめとけ。どうせ企画倒れで中途半端なだけになるから」
「よくわかってらっしゃる」
言いながらタブレットを片手に出来上がりのイメージ画像を見ながら家の中を歩き回る。
「所でこのCGはこれ綾人作?」
「実技は壊滅の綾人だけどこれは得意分野だからな。それに今はしょーちゃんがいないのに誰がそのレベルで作れる?」
「宮下が無駄に有能だと?!」
「綾人に鍛えられるとああなる例だな」「勉強だけは綾人でもダメだったのに?!」
「しょーちゃんの可愛いところだ」
「お前も綾人と宮下がいないところで宮下の事しょーちゃんって言うにもかわいいよな」
「陸斗に合わせてるだけさ」
「ブラコーン」
「何とでも言え」
言いながら窓を開けて下界を見る。
吹き抜ける春のまだ冷たい朝の風を全身で浴びながら慣れたように窓の桟にすわり見慣れたえ見渡す景色に笑みを浮かべ
「ここ座れるようになるんだよな」
「ああ、縁側挟んだ隣の部屋は綾人の書斎の予定だな。本部屋だ」
「二階にあるのにここにも作る気か?」
「やるだろうな」
何せ金だけはある。理想を求めて行くのは綾人に良いところか困ったところか悩むトコだが、困った事にそれに助けられている俺がいる。
「悩むな。あいつにわがままに付き合うのも友情だろ?」
「そうかもしれないけど……」
「あいつだって人を選んでわがまま言っている。
今までわがままを言えなかったのは何もお前達だけじゃない。お前達とは違う親からの虐待は見ようによってはお前達の方が認識してもらってるだけまだマシなんだから。
不幸はくらべるなって綾人は言うが殴り合いにもならない関係はきっと生きる意味を見つけられなかったと思うぞ」
「……」
「まあ、あいつはそれを機にして好き勝手やる猛者だったが……
やっと甘える事ができる相手に出会ったんだ。甘やかせてやれ。ちゃんとあいつだって分かってるから見返りもらってるだろ?」
「だからって限度があると思う。この間の広島旅行だって……」
旅行代が想定より丸が一つ多かった。帰ってきてから返そうとしても宮下と二人で何度か言葉通り甘えて良いものかと話をするが
「それは甘えておけ。社員旅行と思えばボスが支払ってもらうって相場があるだろ」
「ボスって……」
そりゃああいつの言いなりの俺たちだけどと口の中でぶつぶつ反論をするも
「二人に誕生日祝ってもらって喜んでるガキなんだから、金額の問題じゃないって言うことだろ」
誕生日を祝ってもらったとしてもそれは家族ごっこの儀式の一つとしての通過点でしかない行事と言う誕生日の意味のなさを圭斗でも理解できなかった。圭斗達でも香奈と陸斗におめでとうと祝ってもらえた思い出があるのにと話を聞いてもわけわかんんなかった告白を思い出していれば
「そんな顔すんな。あいつがくれるものはありがたくもらって、友達として少しのわがままに付き合えばそれで良いんだ。難しくはないと思うぞ。
それよりも檜風呂どこに作るんだ?」
案内しろと目をキラキラしているおっさん、もとい先生に綾人の諦め切った目を今は忘れることにする。
風呂場予定の場所に足を運びながら
そんな過去があるから人との繋がりを大切にしよう。一度はサヨナラした相手にでも助けを求めてやってきたときに手を伸ばしてくれる人の良さに不安は残るものの、ちゃんと選んで受け入れているのは知ってるから。
俺も選ばれたその一人で、あいつの優しさが香奈と陸斗にも広まっていて……
綾人の優しさを受けられなかった悲劇を想像して先生に気づかれないように身を震わすのだった。
何となく嬉し恥ずかし気な陸斗と朝から鬼モードの綾人の鬼教師ぶりに園田は涙を流しながらの勉強なはずなのに結果を出している勉強方はとても高山には真似ができそうになかった。
そんなあいつらから逃げて、じゃなくって応援してから圭斗と共にかつての自宅の変化を見に山を降りる。
車をのんびりと三十分ほど走らせれば見慣れた山間の道を抜けて麓の山間の小さな町を一望する場所に着いた。
意外にも穴場スポットだったことを適当な値段で買えるそれなりに利便が良くて静かな場所を探した家だった割には見つけものだと思った。隣家は入退院を繰り返してたかと思えば高山が移り住んで入れ替わるように息子夫婦の住む街へと引っ越して行ってすぐに空き家となったのがまたありがたかった。
仕事柄生徒と密接する職場なだけに家にいる時ぐらいは一人でぼーっと過ごしたい。新しい住処に求めた条件はただそれ一つだった。
当時高山が求めた唯一の条件なので隣近所と我が親の如くなお付き合いはお断りだと思ってただけに、この街中で静かに暮らせると言うのは理想の上をいってそれなりに満足するのだった。
ただ親には馬鹿にされた。
好きに使えばいいと離婚の時に受け取ったお金を一瞬にして散財した挙句に転勤がある仕事なのにこんな他に学校のない場所に家を買ってどうすると言われてももう買っちゃったしと言うしかなかった。
まあ、一軒家月十万、年百二十万として三年過ごせば元が取れるという言い訳をする子供じみた抵抗だったが
「片付けが苦手なのに一人暮らしなんて無理でしょ!今まで散々世話をかけられたのにまたこんな巨大なゴミ箱を買うなんて一体何を考えているの!」
母の悲鳴にそっと耳に手を当て目を逸らした。
どうやら高山の片付け下手は今に始まった事ではないようだ。
購入した時はそんな騒動があったのに、引っ越しとなれば綾人がゴミごと購入してくれたのが正直ありがたかった。
帯付きの札束を用意して清掃業者に頼む事を考えていたのに勿体無いからの一言でも聞くのも哀れ過ぎるやっすい金額で植田達をこき使った話は何度思い出しても涙しか出ない喜劇だった。まさか自力でやり切るとは思わなかった。もっとゴミの山作っておくんだった!!!
さらにうちも大概だったけど隣も年季と言う勝てそうもないトラップを用意してたと言う。冷蔵庫にうん年分の……以下省略。
「だけどあばらハウスを知っていたけど住んでいた家がこうなると寂しいなあ」
「まあ、先生のゴミがダメにしたのが一番の理由だから自業自得だよ」
「だからってこうなっちゃうのかって言うのはね」
一人苦笑。
「綾人のやつのリクエストだから諦めろ」
「先生もお金があったらいじりたかったなぁ」
「やめとけ。どうせ企画倒れで中途半端なだけになるから」
「よくわかってらっしゃる」
言いながらタブレットを片手に出来上がりのイメージ画像を見ながら家の中を歩き回る。
「所でこのCGはこれ綾人作?」
「実技は壊滅の綾人だけどこれは得意分野だからな。それに今はしょーちゃんがいないのに誰がそのレベルで作れる?」
「宮下が無駄に有能だと?!」
「綾人に鍛えられるとああなる例だな」「勉強だけは綾人でもダメだったのに?!」
「しょーちゃんの可愛いところだ」
「お前も綾人と宮下がいないところで宮下の事しょーちゃんって言うにもかわいいよな」
「陸斗に合わせてるだけさ」
「ブラコーン」
「何とでも言え」
言いながら窓を開けて下界を見る。
吹き抜ける春のまだ冷たい朝の風を全身で浴びながら慣れたように窓の桟にすわり見慣れたえ見渡す景色に笑みを浮かべ
「ここ座れるようになるんだよな」
「ああ、縁側挟んだ隣の部屋は綾人の書斎の予定だな。本部屋だ」
「二階にあるのにここにも作る気か?」
「やるだろうな」
何せ金だけはある。理想を求めて行くのは綾人に良いところか困ったところか悩むトコだが、困った事にそれに助けられている俺がいる。
「悩むな。あいつにわがままに付き合うのも友情だろ?」
「そうかもしれないけど……」
「あいつだって人を選んでわがまま言っている。
今までわがままを言えなかったのは何もお前達だけじゃない。お前達とは違う親からの虐待は見ようによってはお前達の方が認識してもらってるだけまだマシなんだから。
不幸はくらべるなって綾人は言うが殴り合いにもならない関係はきっと生きる意味を見つけられなかったと思うぞ」
「……」
「まあ、あいつはそれを機にして好き勝手やる猛者だったが……
やっと甘える事ができる相手に出会ったんだ。甘やかせてやれ。ちゃんとあいつだって分かってるから見返りもらってるだろ?」
「だからって限度があると思う。この間の広島旅行だって……」
旅行代が想定より丸が一つ多かった。帰ってきてから返そうとしても宮下と二人で何度か言葉通り甘えて良いものかと話をするが
「それは甘えておけ。社員旅行と思えばボスが支払ってもらうって相場があるだろ」
「ボスって……」
そりゃああいつの言いなりの俺たちだけどと口の中でぶつぶつ反論をするも
「二人に誕生日祝ってもらって喜んでるガキなんだから、金額の問題じゃないって言うことだろ」
誕生日を祝ってもらったとしてもそれは家族ごっこの儀式の一つとしての通過点でしかない行事と言う誕生日の意味のなさを圭斗でも理解できなかった。圭斗達でも香奈と陸斗におめでとうと祝ってもらえた思い出があるのにと話を聞いてもわけわかんんなかった告白を思い出していれば
「そんな顔すんな。あいつがくれるものはありがたくもらって、友達として少しのわがままに付き合えばそれで良いんだ。難しくはないと思うぞ。
それよりも檜風呂どこに作るんだ?」
案内しろと目をキラキラしているおっさん、もとい先生に綾人の諦め切った目を今は忘れることにする。
風呂場予定の場所に足を運びながら
そんな過去があるから人との繋がりを大切にしよう。一度はサヨナラした相手にでも助けを求めてやってきたときに手を伸ばしてくれる人の良さに不安は残るものの、ちゃんと選んで受け入れているのは知ってるから。
俺も選ばれたその一人で、あいつの優しさが香奈と陸斗にも広まっていて……
綾人の優しさを受けられなかった悲劇を想像して先生に気づかれないように身を震わすのだった。
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