193 / 976
まずは一歩 9
しおりを挟む
さっぱりと汗と埃を洗い落とした宮下の後で俺もシャワーを浴びる。外の五右衛門風呂では水遊びをした子供達がおっかなびっくり大人達に付き添われて楽しんでいた。それなりに深さもあり、一応水着を着て入る当たり現代っ子目と誰もが思うが、周囲をうろつく人数を思えば当然だろう。少し大きい子供達は薪風呂を楽しんでくれているが、小さな体なので直ぐに飛び出してしまうもそれが後退の合図なら問題ないだろう。
ちょっと深めのプールで遊んでいるつもりなのか湯船にはゴミが浮いている。でも気にしないのが子供で、微笑ましく見守りながらこの後水を抜く事にした。
ほら、お風呂に落下っで……ってよく聞く話じゃない?今時のおふろでもあるのだから、子供達の足のつかないお風呂はもうそうなるしかないじゃん。幾ら大人が見守ってくれているとは言え安全の為に水は抜いておこうと言う所で庭の一角が騒ぎ出した。
「ん?」
子供達を出してもらって五右衛門風呂の水を抜けばその水ですら遊びだす子供達はご両親に責任を持ってもらって門へと行けば一台のタクシーが止まっていた。
「いたいた!あーやーとーくーん!!!」
「あやっち芸能人がきた!!!」
なぜか興奮気味の高校生達と言う不気味さよりも
「なんで波瑠さんがここに……」
思わず顔が引きつった。
「なんでって、昌君に招待状送ってくれたでしょ?
だけど昌君まだイタリアだから代わりに行ってくれって。
ほらー、東京であんなお別れしたでしょ?私心配になっちゃって代わりに来ちゃったわけなの」
うふっと少女のように笑う女優さんの笑顔に勝てる物があるだろうか。
本性を知れば拒否の出来ない笑みに恐怖しか覚えないけど。
「だけどよくここまで来れましたね?」
「駅でタクシー運転手さんに聞いたらすぐに案内してくれたわよ?深山の吉野さんだねって。綾人君意外と有名人なのね?」
支払途中のタクシーを見ればよく知っている顔だった。猟友会でお世話になってつ方で毎年熊を仕留めるハンターの方だった。
挨拶と言わんばかりに車の中からひらひらと手を振ってからもう一人のお客を下ろして去っていく姿に手を振れば、知らない人が波瑠さんの隣に立ち
「綾人君に紹介するね?
今撮影している映画の監督さんで大守多紀さんって言うの。
親しみを込めて多紀さんって呼んであげてね」
「お邪魔しちゃって済みませーん!
波瑠ちゃんったら強引なんだから本物の古民家見せてあげるって誘惑してね?
そうそう、俺も動画のファンなんですよ。登録人数五千人位の時からのお付き合いしてます。
いやぁ、世間ってほんと狭いですね!」
強引にアヤさんファンです!何て握手されたけど
「田舎に憧れるって、芸能界病んでますね」
「そりゃあもう分刻みで管理されれば逃げ出したくなりますから!」
「多紀さんの場合いつもマイナスからの脱出だから大変なのよね?」
「いやぁ仕方がないじゃないか。撮影も押しているのにグッとくるものが無くてねぇ。
気分転換にって波瑠ちゃんにいいとこ連れてってあげるって言われたら仕事放り出すしかないでしょう!」
「やーだー多紀さんったら、昼間っから変な事考えて!可愛い烏骨鶏ちゃんにつつかれますよ?」
いつの間に捕獲したのか烏骨鶏を多紀さんの顔の前につきだせば烏骨鶏はつつかずに蹴りをくらわせていた。
「うおっ!波瑠ちゃん酷い!」
「うわぁ、多紀さん男前になったわぁ」
爪で引っかき傷が出来てしまったが気にせずに笑うあたり二人の信頼関係とかは良好以上なのだろう。
「一応消毒しておきましょう。どうぞ入ってください」
「いやぁ、悪いねぇ」
「もう多紀さんってば相変らず運動神経悪いんだから」
「波瑠ちゃんが鶏になれている方がおかしいよ」
一応水道水で顔を洗ってもらう。消毒はその後だが土間上がりに座ってもらって治療する事にした。
「だって私女優なのよ?牧場主の奥さんの役もやった事あるし時代劇で庭に鶏がいるなんて当たり前だった物。触れる機会があれば触ってみるのが体験って言うものよ」
フンと胸を張りながら俺から消毒液と絆創膏を受けとり傷のお世話をした所でちょっと失礼と家の中に上がって多紀さんを連れて縁側に立ち
「みなさーん初めまして!本日主人の代理でお邪魔します大林波瑠でーす。波瑠ちゃんって呼んでね?そしてこの絆創膏男が旅は道連れで連れてきちゃった仕事仲間の大守多紀さんです!こう見えてもそこそこおじいちゃんなのであまり弄らないであげてね!
今近くの宿場町で映画の撮影をしていて冬休み位に上映するからみんな見に来てね!」
「え、番宣なの?」
と突っ込むも誰もが波瑠さんに釘付けでスマホのシャッター音が止まる気配がない。動画用のカメラを向ける陸斗に向かって投げキッスをする波瑠さんに皆さん大うけだ。主役は間違いなく彼女だといつの間にか陸斗を背中からその手を取ってカメラを波瑠さんに向けて撮影をする多紀さんは確かに監督さんだと疑わずにはいられなかった。波瑠さんに引っ張られている時の情けない顔は今どこにもなく、陸斗を通してファインダーを覗くような視線はさっきまでの人物とは別物だった。
「あとつまらない物だけど、お土産。おばあ様にお供えさせてね」
仏壇どこときょろきょろして家の中を探索する波瑠さんは土間台所を見つけ
「キャー!飯田君!!
いつみても素敵な背中だわぁ!!!」
そんな悲鳴に親兄弟が一斉に振り向いてぎょっとしたのは波瑠さん。慌てて追いかければ陸斗からカメラを奪った多紀さんもついてくる。
「波瑠さん紹介します。
飯田さんのお父さんとお母さんと弟さんです。飯田一家が我が家の台所を占領してます」
「まぁー、初めまして。大林波瑠でーす。お仕事は女優してます」
そんな挨拶にお母さんは嬉しそうな顔で悲鳴を上げて、弟さんはびっくりしたように口を開ける中、お父さんはぺこりと挨拶をするだけで直ぐに料理に集中してしまった。
「ごめんなさい。お仕事のお邪魔するつもりはないの。
ただ、噂の土間の台所を見て見たくて。飯田君、片付いたら新しい台所合わせて紹介してくださいねー」
またねとさらりと挨拶を終えて去って行った挨拶に
「かっこいいなあ」
あんなこざっぱりとした大人になりたいと思うのだった。
ちょっと深めのプールで遊んでいるつもりなのか湯船にはゴミが浮いている。でも気にしないのが子供で、微笑ましく見守りながらこの後水を抜く事にした。
ほら、お風呂に落下っで……ってよく聞く話じゃない?今時のおふろでもあるのだから、子供達の足のつかないお風呂はもうそうなるしかないじゃん。幾ら大人が見守ってくれているとは言え安全の為に水は抜いておこうと言う所で庭の一角が騒ぎ出した。
「ん?」
子供達を出してもらって五右衛門風呂の水を抜けばその水ですら遊びだす子供達はご両親に責任を持ってもらって門へと行けば一台のタクシーが止まっていた。
「いたいた!あーやーとーくーん!!!」
「あやっち芸能人がきた!!!」
なぜか興奮気味の高校生達と言う不気味さよりも
「なんで波瑠さんがここに……」
思わず顔が引きつった。
「なんでって、昌君に招待状送ってくれたでしょ?
だけど昌君まだイタリアだから代わりに行ってくれって。
ほらー、東京であんなお別れしたでしょ?私心配になっちゃって代わりに来ちゃったわけなの」
うふっと少女のように笑う女優さんの笑顔に勝てる物があるだろうか。
本性を知れば拒否の出来ない笑みに恐怖しか覚えないけど。
「だけどよくここまで来れましたね?」
「駅でタクシー運転手さんに聞いたらすぐに案内してくれたわよ?深山の吉野さんだねって。綾人君意外と有名人なのね?」
支払途中のタクシーを見ればよく知っている顔だった。猟友会でお世話になってつ方で毎年熊を仕留めるハンターの方だった。
挨拶と言わんばかりに車の中からひらひらと手を振ってからもう一人のお客を下ろして去っていく姿に手を振れば、知らない人が波瑠さんの隣に立ち
「綾人君に紹介するね?
今撮影している映画の監督さんで大守多紀さんって言うの。
親しみを込めて多紀さんって呼んであげてね」
「お邪魔しちゃって済みませーん!
波瑠ちゃんったら強引なんだから本物の古民家見せてあげるって誘惑してね?
そうそう、俺も動画のファンなんですよ。登録人数五千人位の時からのお付き合いしてます。
いやぁ、世間ってほんと狭いですね!」
強引にアヤさんファンです!何て握手されたけど
「田舎に憧れるって、芸能界病んでますね」
「そりゃあもう分刻みで管理されれば逃げ出したくなりますから!」
「多紀さんの場合いつもマイナスからの脱出だから大変なのよね?」
「いやぁ仕方がないじゃないか。撮影も押しているのにグッとくるものが無くてねぇ。
気分転換にって波瑠ちゃんにいいとこ連れてってあげるって言われたら仕事放り出すしかないでしょう!」
「やーだー多紀さんったら、昼間っから変な事考えて!可愛い烏骨鶏ちゃんにつつかれますよ?」
いつの間に捕獲したのか烏骨鶏を多紀さんの顔の前につきだせば烏骨鶏はつつかずに蹴りをくらわせていた。
「うおっ!波瑠ちゃん酷い!」
「うわぁ、多紀さん男前になったわぁ」
爪で引っかき傷が出来てしまったが気にせずに笑うあたり二人の信頼関係とかは良好以上なのだろう。
「一応消毒しておきましょう。どうぞ入ってください」
「いやぁ、悪いねぇ」
「もう多紀さんってば相変らず運動神経悪いんだから」
「波瑠ちゃんが鶏になれている方がおかしいよ」
一応水道水で顔を洗ってもらう。消毒はその後だが土間上がりに座ってもらって治療する事にした。
「だって私女優なのよ?牧場主の奥さんの役もやった事あるし時代劇で庭に鶏がいるなんて当たり前だった物。触れる機会があれば触ってみるのが体験って言うものよ」
フンと胸を張りながら俺から消毒液と絆創膏を受けとり傷のお世話をした所でちょっと失礼と家の中に上がって多紀さんを連れて縁側に立ち
「みなさーん初めまして!本日主人の代理でお邪魔します大林波瑠でーす。波瑠ちゃんって呼んでね?そしてこの絆創膏男が旅は道連れで連れてきちゃった仕事仲間の大守多紀さんです!こう見えてもそこそこおじいちゃんなのであまり弄らないであげてね!
今近くの宿場町で映画の撮影をしていて冬休み位に上映するからみんな見に来てね!」
「え、番宣なの?」
と突っ込むも誰もが波瑠さんに釘付けでスマホのシャッター音が止まる気配がない。動画用のカメラを向ける陸斗に向かって投げキッスをする波瑠さんに皆さん大うけだ。主役は間違いなく彼女だといつの間にか陸斗を背中からその手を取ってカメラを波瑠さんに向けて撮影をする多紀さんは確かに監督さんだと疑わずにはいられなかった。波瑠さんに引っ張られている時の情けない顔は今どこにもなく、陸斗を通してファインダーを覗くような視線はさっきまでの人物とは別物だった。
「あとつまらない物だけど、お土産。おばあ様にお供えさせてね」
仏壇どこときょろきょろして家の中を探索する波瑠さんは土間台所を見つけ
「キャー!飯田君!!
いつみても素敵な背中だわぁ!!!」
そんな悲鳴に親兄弟が一斉に振り向いてぎょっとしたのは波瑠さん。慌てて追いかければ陸斗からカメラを奪った多紀さんもついてくる。
「波瑠さん紹介します。
飯田さんのお父さんとお母さんと弟さんです。飯田一家が我が家の台所を占領してます」
「まぁー、初めまして。大林波瑠でーす。お仕事は女優してます」
そんな挨拶にお母さんは嬉しそうな顔で悲鳴を上げて、弟さんはびっくりしたように口を開ける中、お父さんはぺこりと挨拶をするだけで直ぐに料理に集中してしまった。
「ごめんなさい。お仕事のお邪魔するつもりはないの。
ただ、噂の土間の台所を見て見たくて。飯田君、片付いたら新しい台所合わせて紹介してくださいねー」
またねとさらりと挨拶を終えて去って行った挨拶に
「かっこいいなあ」
あんなこざっぱりとした大人になりたいと思うのだった。
121
お気に入りに追加
2,655
あなたにおすすめの小説
家賃一万円、庭付き、駐車場付き、付喪神付き?!
雪那 由多
ライト文芸
恋人に振られて独立を決心!
尊敬する先輩から紹介された家は庭付き駐車場付きで家賃一万円!
庭は畑仕事もできるくらいに広くみかんや柿、林檎のなる果実園もある。
さらに言えばリフォームしたての古民家は新築同然のピッカピカ!
そんな至れり尽くせりの家の家賃が一万円なわけがない!
古めかしい残置物からの熱い視線、夜な夜なさざめく話し声。
見えてしまう特異体質の瞳で見たこの家の住人達に納得のこのお値段!
見知らぬ土地で友人も居ない新天地の家に置いて行かれた道具から生まれた付喪神達との共同生活が今スタート!
****************************************************************
第6回ほっこり・じんわり大賞で読者賞を頂きました!
沢山の方に読んでいただき、そして投票を頂きまして本当にありがとうございました!
****************************************************************
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
真夏の温泉物語
矢木羽研
青春
山奥の温泉にのんびり浸かっていた俺の前に現れた謎の少女は何者……?ちょっとエッチ(R15)で切ない、真夏の白昼夢。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福論。〜飯作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
西園寺若葉
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
姉らぶるっ!!
藍染惣右介兵衛
青春
俺には二人の容姿端麗な姉がいる。
自慢そうに聞こえただろうか?
それは少しばかり誤解だ。
この二人の姉、どちらも重大な欠陥があるのだ……
次女の青山花穂は高校二年で生徒会長。
外見上はすべて完璧に見える花穂姉ちゃん……
「花穂姉ちゃん! 下着でウロウロするのやめろよなっ!」
「んじゃ、裸ならいいってことねっ!」
▼物語概要
【恋愛感情欠落、解離性健忘というトラウマを抱えながら、姉やヒロインに囲まれて成長していく話です】
47万字以上の大長編になります。(2020年11月現在)
【※不健全ラブコメの注意事項】
この作品は通常のラブコメより下品下劣この上なく、ドン引き、ドシモ、変態、マニアック、陰謀と陰毛渦巻くご都合主義のオンパレードです。
それをウリにして、ギャグなどをミックスした作品です。一話(1部分)1800~3000字と短く、四コマ漫画感覚で手軽に読めます。
全編47万字前後となります。読みごたえも初期より増し、ガッツリ読みたい方にもお勧めです。
また、執筆・原作・草案者が男性と女性両方なので、主人公が男にもかかわらず、男性目線からややずれている部分があります。
【元々、小説家になろうで連載していたものを大幅改訂して連載します】
【なろう版から一部、ストーリー展開と主要キャラの名前が変更になりました】
【2017年4月、本幕が完結しました】
序幕・本幕であらかたの謎が解け、メインヒロインが確定します。
【2018年1月、真幕を開始しました】
ここから読み始めると盛大なネタバレになります(汗)
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
裏路地古民家カフェでまったりしたい
雪那 由多
大衆娯楽
夜月燈火は亡き祖父の家をカフェに作り直して人生を再出発。
高校時代の友人と再会からの有無を言わさぬ魔王の指示で俺の意志一つなくリフォームは進んでいく。
あれ?
俺が思ったのとなんか違うけどでも俺が想像したよりいいカフェになってるんだけど予算内ならまあいいか?
え?あまい?
は?コーヒー不味い?
インスタントしか飲んだ事ないから分かるわけないじゃん。
はい?!修行いって来い???
しかも棒を銜えて筋トレってどんな修行?!
その甲斐あって人通りのない裏路地の古民家カフェは人はいないが穏やかな時間とコーヒーの香りと周囲の優しさに助けられ今日もオープンします。
第6回ライト文芸大賞で奨励賞を頂きました!ありがとうございました!
隣の古道具屋さん
雪那 由多
ライト文芸
祖父から受け継いだ喫茶店・渡り鳥の隣には佐倉古道具店がある。
幼馴染の香月は日々古道具の修復に励み、俺、渡瀬朔夜は従妹であり、この喫茶店のオーナーでもある七緒と一緒に古くからの常連しか立ち寄らない喫茶店を切り盛りしている。
そんな隣の古道具店では時々不思議な古道具が舞い込んでくる。
修行の身の香月と共にそんな不思議を目の当たりにしながらも一つ一つ壊れた古道具を修復するように不思議と向き合う少し不思議な日常の出来事。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる