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微妙な距離4
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「ふぁっ…イっちゃ…んっ…もっと」
「いいよ、もっとイきなよ」
Gスポットを解すように責め立てる。何度も何度も加奈子は達するが、ポルチオの快楽を覚えた加奈子は、まだ足りないというように腰を振る。
覚えたてのポルチオを責めた時に痛みがないようにと、晴人もしっかりと加奈子の感じるところを責める。
「んっ!イっくぅ…。ふぁん!あーっ!」
達するたびに体を内側に折り曲げ、正常位で繋がっている晴人にしがみつく。
「珍しいね、イくときに抱きついてくるの」
加奈子は行為の最中に必要以上に晴人に触ろうとしない。それが加奈子のイきやすい体位だと思っており、今まで気にしなかった。だが、今日の恋人同士のような表現に晴人は興奮を覚える。
そして、加奈子もいつも以上に達する間隔が早い。
もしかしてと思い、正常位で繋がったまま加奈子を持ち上げ、ベッドの縁に腰掛け対面座位の姿勢を取る。
「ちゃんと自分で掴まないと、落ちるよ」
そう言って、そっと手を離す。もちろん、万が一のことを考えて、いざという時には支えられる位置に手を置く。そしてゆっくりと腰を突き上げる。
「ふぁ…っ!やぁっ…これっ!さっきのがいい!やだぁ…」
落ちたくない加奈子は晴人にしがみつくが、子どもが駄々をこねるように首を振る。
「何がいやなの?」
「付き合ってなっ…いのに…!こんな…恋人みたいなっ」
思いがけない言葉に、ゆるゆると責め立てる動きが止まる。
「じゃあ、恋人になろうよ。ずっと言ってるじゃん、付き合ってって」
「それはむりぃ…」
「なんで?…前言っていた、守れなくなる、ってこと?」
しがみついたまま首を縦に振る加奈子の表情は見えない。晴人は加奈子が続きを話し出すまで抱きしめたまま、待つことにした。
顔が見えない中での沈黙に耐えきれなくなり、やっとの思いで加奈子は口を開いた。
「山本さんなら…岩田くんの恋人になってくれるよ」
「へ?」
「告白されたんでしょ?…私は、岩田くんと付き合う気ないから…」
「質問の答えになってないよ。…俺に山本さんと付き合えって言ってるの?加奈子のことが好きって言ってるのに?」
いつになく厳しい言葉で追求する晴人に、加奈子は何も言えなかった。絶対に顔が見られないように晴人にしがみつく。
「…俺を振るつもりなら、せめて泣かずにいってくださいよ」
肩を震わせ、晴人の胸のあたりに溢れる熱い雫で加奈子が泣いていることが分かる。
「…何で泣いているんですか?」
黙って首を振る加奈子を無理矢理上に向かせる。少しの表情の変化も見逃さないように見つめる。
「俺のこと、好き?」
僅かに瞳が揺れる。繋がったままの膣内がキュッと晴人のペニスを締めつける。
それだけで加奈子の気持ちを把握するのには充分だった。
だが、加奈子の口から出てきたのは心とは正反対の言葉だった。
「…違う。岩田くんとは体だけの関係だから」
思わず笑った。こんなにも体は蕩けて全身で好意を伝えるのに、まだそんなことを言えるのかと。
加奈子は男心が分かっていない。体の関係と言えば言うほど、晴人の支配欲に火をつけていることを。
「…今はそれでいいですよ。結城さんの気持ち分かったし、アプローチ変えますから」
「アプローチ?」
「そっ」
そう言って、動きを止めていた腰を思いっきり突き上げる。
「あっ!…っ!ふぁっ…っつ!…イっちゃ…!」
「まずは加奈子の体に俺のちんぽの良さを教え込んで…。離れなくするから。そうしたら本音言えるでしょ」
「んあーっ…そんなっ!…ダメぇ…っ!っつ!!…イっくぅ…」
いつもより当たりやすいのか、それとも慣れてきたのか、Gスポットを激しく抉るように突き上げると、呆気なく潮を噴きながら達する。
昨日の行為で精液がほとんどない晴人は、純粋に加奈子を快楽に落とすためだけに腰を振る。
逆に加奈子は、晴人に教え込まれた快楽の深みを求めて、どんどんと登りつめる。
「加奈子の気持ち分かったし、逃がすつもりはないから。…それに」
「…ひぁっ。…っくぅ…!それっに?」
「抱き合っているのに他の女と付き合えって言われて。怒りますよ、さすがに。…まだ俺の気持ちちゃんと伝わってないから、徹底的に教え込んでやるよ」
見たことのない表情で加奈子に笑いかける晴人に、加奈子はどろりと愛液を溢れ出す。
今までで一番興奮する夜になる。そう直感で思った加奈子は、これからされる行為への期待と晴人の目で膣内に入ってるままだったペニスを締め付けながら、軽く達した。
「っくぅ…!んふぁっ!」
「やっぱり。加奈子、こっちのほうがイきやすいよね。もうポルチオに当たってる」
俗に言う大好きホールドの姿勢で何度も身を震わせる加奈子を容赦なく責める。
昨日の半分の時間で、ペニスの先端がポルチオに触れる。獲物を見つけた肉食獣のように獰猛な目をする。
先程とはガラリと動きを変え、じっくり解すように突くと、あえぎ声は一段と大きくなる。
「ふぁぅ!…あっ!っつ!…あぁーっ!」
イくたびに加奈子の体から力が抜ける。しっかりと支えながらじっくりと快楽漬けにする。
奥のある一点を突くと、加奈子の膣内は痛いくらいの力でペニスを締め付けながら達する。
「また加奈子の感じるところ見つけた」
晴人の声も快楽で上擦る。加奈子に至っては与えられる快楽を体で受け止めるだけで精一杯だ。
「あっ!…ひぁっ…。んっ…ふぁん!」
「…もっと、イって。…好きだよ」
「んあーっ…!っつ!あっ…ふぁっ…!っくぅ」
力が入らない体を震わせながら加奈子が達した瞬間、晴人も精を放った。
「いいよ、もっとイきなよ」
Gスポットを解すように責め立てる。何度も何度も加奈子は達するが、ポルチオの快楽を覚えた加奈子は、まだ足りないというように腰を振る。
覚えたてのポルチオを責めた時に痛みがないようにと、晴人もしっかりと加奈子の感じるところを責める。
「んっ!イっくぅ…。ふぁん!あーっ!」
達するたびに体を内側に折り曲げ、正常位で繋がっている晴人にしがみつく。
「珍しいね、イくときに抱きついてくるの」
加奈子は行為の最中に必要以上に晴人に触ろうとしない。それが加奈子のイきやすい体位だと思っており、今まで気にしなかった。だが、今日の恋人同士のような表現に晴人は興奮を覚える。
そして、加奈子もいつも以上に達する間隔が早い。
もしかしてと思い、正常位で繋がったまま加奈子を持ち上げ、ベッドの縁に腰掛け対面座位の姿勢を取る。
「ちゃんと自分で掴まないと、落ちるよ」
そう言って、そっと手を離す。もちろん、万が一のことを考えて、いざという時には支えられる位置に手を置く。そしてゆっくりと腰を突き上げる。
「ふぁ…っ!やぁっ…これっ!さっきのがいい!やだぁ…」
落ちたくない加奈子は晴人にしがみつくが、子どもが駄々をこねるように首を振る。
「何がいやなの?」
「付き合ってなっ…いのに…!こんな…恋人みたいなっ」
思いがけない言葉に、ゆるゆると責め立てる動きが止まる。
「じゃあ、恋人になろうよ。ずっと言ってるじゃん、付き合ってって」
「それはむりぃ…」
「なんで?…前言っていた、守れなくなる、ってこと?」
しがみついたまま首を縦に振る加奈子の表情は見えない。晴人は加奈子が続きを話し出すまで抱きしめたまま、待つことにした。
顔が見えない中での沈黙に耐えきれなくなり、やっとの思いで加奈子は口を開いた。
「山本さんなら…岩田くんの恋人になってくれるよ」
「へ?」
「告白されたんでしょ?…私は、岩田くんと付き合う気ないから…」
「質問の答えになってないよ。…俺に山本さんと付き合えって言ってるの?加奈子のことが好きって言ってるのに?」
いつになく厳しい言葉で追求する晴人に、加奈子は何も言えなかった。絶対に顔が見られないように晴人にしがみつく。
「…俺を振るつもりなら、せめて泣かずにいってくださいよ」
肩を震わせ、晴人の胸のあたりに溢れる熱い雫で加奈子が泣いていることが分かる。
「…何で泣いているんですか?」
黙って首を振る加奈子を無理矢理上に向かせる。少しの表情の変化も見逃さないように見つめる。
「俺のこと、好き?」
僅かに瞳が揺れる。繋がったままの膣内がキュッと晴人のペニスを締めつける。
それだけで加奈子の気持ちを把握するのには充分だった。
だが、加奈子の口から出てきたのは心とは正反対の言葉だった。
「…違う。岩田くんとは体だけの関係だから」
思わず笑った。こんなにも体は蕩けて全身で好意を伝えるのに、まだそんなことを言えるのかと。
加奈子は男心が分かっていない。体の関係と言えば言うほど、晴人の支配欲に火をつけていることを。
「…今はそれでいいですよ。結城さんの気持ち分かったし、アプローチ変えますから」
「アプローチ?」
「そっ」
そう言って、動きを止めていた腰を思いっきり突き上げる。
「あっ!…っ!ふぁっ…っつ!…イっちゃ…!」
「まずは加奈子の体に俺のちんぽの良さを教え込んで…。離れなくするから。そうしたら本音言えるでしょ」
「んあーっ…そんなっ!…ダメぇ…っ!っつ!!…イっくぅ…」
いつもより当たりやすいのか、それとも慣れてきたのか、Gスポットを激しく抉るように突き上げると、呆気なく潮を噴きながら達する。
昨日の行為で精液がほとんどない晴人は、純粋に加奈子を快楽に落とすためだけに腰を振る。
逆に加奈子は、晴人に教え込まれた快楽の深みを求めて、どんどんと登りつめる。
「加奈子の気持ち分かったし、逃がすつもりはないから。…それに」
「…ひぁっ。…っくぅ…!それっに?」
「抱き合っているのに他の女と付き合えって言われて。怒りますよ、さすがに。…まだ俺の気持ちちゃんと伝わってないから、徹底的に教え込んでやるよ」
見たことのない表情で加奈子に笑いかける晴人に、加奈子はどろりと愛液を溢れ出す。
今までで一番興奮する夜になる。そう直感で思った加奈子は、これからされる行為への期待と晴人の目で膣内に入ってるままだったペニスを締め付けながら、軽く達した。
「っくぅ…!んふぁっ!」
「やっぱり。加奈子、こっちのほうがイきやすいよね。もうポルチオに当たってる」
俗に言う大好きホールドの姿勢で何度も身を震わせる加奈子を容赦なく責める。
昨日の半分の時間で、ペニスの先端がポルチオに触れる。獲物を見つけた肉食獣のように獰猛な目をする。
先程とはガラリと動きを変え、じっくり解すように突くと、あえぎ声は一段と大きくなる。
「ふぁぅ!…あっ!っつ!…あぁーっ!」
イくたびに加奈子の体から力が抜ける。しっかりと支えながらじっくりと快楽漬けにする。
奥のある一点を突くと、加奈子の膣内は痛いくらいの力でペニスを締め付けながら達する。
「また加奈子の感じるところ見つけた」
晴人の声も快楽で上擦る。加奈子に至っては与えられる快楽を体で受け止めるだけで精一杯だ。
「あっ!…ひぁっ…。んっ…ふぁん!」
「…もっと、イって。…好きだよ」
「んあーっ…!っつ!あっ…ふぁっ…!っくぅ」
力が入らない体を震わせながら加奈子が達した瞬間、晴人も精を放った。
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