REALITYのあれこれ

「合わない人」と「嫌いな人」は別だし、「互いに嫌い」かはまた別

　合わない人というのがいます～。

　合わないレベルもいろいろで、ふたりで話すのは気まずいだったり、枠にいるリスナーがその人と自分だけだとキツいなぁだったり、集団の中でもその人いるとちょっとなぁだったり。

　同一視する人もいるのですが「合わない」と「嫌い」はイコールではありません～。

「面白い人だと思うよ、俺は合わないけど」
「人気あるのはわかる気がする、私とは合わないタイプだけど」

　そういうこともよくあるのです～。
　枠主とリスナーの合わないのと一緒です。

　歌はうまいんだろうね、話を面白いという人もいるんだろうね、でも、自分には合わないなというのはごく普通のことなのですが、なぜか人対人でそれがあると「合わないとか言って避けるのは嫌いなんでしょ！」になる人もいます～。

　でも、合わないは合わないであって、嫌いではないんですよ～。

　同種として「嫌いって言われてるんだから嫌いでしょ」があるのですが、相手が嫌いだからと言って、こちらが嫌いにならないといけない理由はありません～。

　もちろん「自分を好きと言ってくれる人が好き」な人もたくさんいますから「自分を嫌いと言ってる人は嫌い」な人も多いでしょう。
　ただ、「あの人は私を嫌いだろうけれど、別に私はあの人が嫌いなわけじゃないんだけどね」という、分けて考える人もそこそこいるのですぅ。

　同じように「嫌いだから不幸になって欲しいと思ってる」と勝手に思い込む人もいるのですが、そういうわけではない人も多いです～。

「サンは森で、私はタタラ場で生きよう」という相容れないから、別々に暮らそうね、だけど「私はあなたと合わないけれど、別の所で幸せになってね」という感覚だったりするのです～。

　2：6：2の法則で、「２が好き、6が普通、2が嫌い」になるのは必定です。
　また「これについて意見が合わない」や「この部分が気に入らない」はあっても、それはイコールその人のすべてが嫌いなわけではなかったりするのですぅ。

　生理的に無理、虫が好かない、好まない、気に入らない、嫌気がさす、反感を覚える、小憎らしい、苦手、嫉妬、嫌悪、嫌いにもいろんな感情があり、外に言えない気持ちを別のことに言い換えている場合もあるし、嫌いも複雑なら、合わないはさらに複雑ですぅ。

　すべてを均一に「合わない＝嫌い＝嫌い合ってる」と自分に関する関係も人同士の関係も断定しないようにしたいですねぇ。