REALITYのあれこれ

伊藤穂乃花

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推すのを辞めた後、寂しいけどホッとする人が多い話

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 推し活という言葉がもてはやされ「一途さ」や「どんな推しでも好き」が美徳と思い、なかなか離れられない人がいます~。

 しかし、こんなことは起きてませんか?

・推しの配信に生活を合わせすぎて、睡眠時間など生活が乱れている

・行ける頻度や贈るギフト、推しとの親密さの違いを他の人と比べてしまって辛い

・最初はすごく好きと思った推しだけど、配信やコラボなどを見て、段々とその言動に疑問を持ってるが「推しのすべてが好き!」という人がいるなか、自分は薄情なのではと悩んでいる

・推しがガチイベを走ろうとするが、ファンの母数が少なく、金銭負担が辛い

・まったりならいいけど、イベント1位やスターライバーを目指すというのにファンを増やす努力をしてくれない

・最初は枠のみんなが仲良しな楽しい枠だったけど、推しが高ランクを狙い始めたり、付き合いが変わって、枠のリスナーも入れ替わって枠に居づらい

 もし、こういうことが起きてるなら、推すのを辞めるのもありです~。
 生活が乱れてるならちゃんと寝るとか、通知を切るとかいろいろありますが、それでも気になっちゃうなら、きっと『執着』が心を支配してるのでしょう。

 執着を手放すには気持ちを分散させたり、他のことをするのが必要です~。
 REALITYを見てると気になるなら、REALITYを見ない。
 XはREALITYと関係ないものにメインを切り替えておく。

 どうしても配信が見たいなら「Youtubeライブ配信」を検索して、他の世界の配信を見てる。
 推しから気持ちが離れないなら「推し疲れ」でニュース検索をして記事でも読んで「ああ、REALITY以外の界隈でもそういうのあるんだなぁ」と共感する。

『推し活をしていてやっていなかったことを紙に書き出す』もおすすめですぅ。

 特に推しとREALITYにお金と時間を使いすぎてる方。
「夏物が欲しい」「美容院に行きたい」など自分に関すること。
「見てなかったアニメのシリーズを見たい」など趣味に関すること。
 そういった希望がないか、紙かスマホのメモに書き出してみてください~。

 そして、推し活に使っていた時間とお金をそちらに使ってみてください。
 推しに気持ちが戻りかけても~書き出してみたことを先にやってみてくださいねぇ。

 自分のケアや自分のやれてなかったことを完遂したとき、もう一度、推しについて考えてみて下さい。
 きっとね、推し疲れとか推しへの気持ちの上下が激しい時は自分が整ってないのですよ~。

 で、整った後だと、自分の生活に合わせて配信を見ようとか、他の人がギフト投げてくれるなら楽でいいやと思ったり。
 
 最初にいい面だけ見て推しちゃったけど、そんな好きじゃないからやっぱりいいやと気持ちが切り替えられたり、少人数でお金をかけてもいつか無理が出ると気づいたり、自分のやり方ばかり通してファンを増やさないならそこまでだから評価が出来たりするのですぅ。

 REALITYというアプリは距離が近いから、推すのを辞めることに罪悪感を覚える方がいます。
 でも、配信って、ポンポン移動してもいいもので、行く義務とかないのですぅ。

 別に推すのを辞めたら絶縁というわけではありません~。
 行きたいときに行けばいいです。そもそもは友達同士で行き来するようなアプリですし。

 推しと言う言葉にとらわれて、それに執着して、自分が苦しんで、なんなら推しや周りにも迷惑かけてるかもと苦しんで、こんなはずじゃなかったと悩むよりも、『推し活をしていてやっていなかったことを紙に書き出して実行する』をやってみてくださいね~。

 後で書こうと思うのですが……推されてる側も、だいたいが『なんとなくREALITYを始めてしまった一般人』に過ぎないのですぅ。

 推されてるからには、歌が上手いとか話の盛り上げ上手とか何かしらのすごい能力があるのだと思いますぅ。
 
 でも、実は配信については、不慣れだったりするのですぅ。配信のあれこれについても、リスナーの扱いについても。他の能力が高いからと言って、推されてる人だからと言って、それが出来て当然というわけではないのです。

 だから推しが思ってるように接してくれないもよくあると思うのです。

 そして、そうなったときに無理に推す必要はありません~。
 ただの友達や配信者同士や、たまに行く枠の配信者とリスナーに戻っても良いのですぅ。

 他にも推しに集中しすぎてあれこれあって推しと離れる人もいます。
 そういう人に聞いてみると「最初は辛かったし、寂しいけど、今はホッとしてる」とよく聞きます。

 あるいは自分もそうかも……と思って、今の執着から離れてみてください~。
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