REALITYのあれこれ

伊藤穂乃花

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見る配信を人は技術のみでは選ばない話

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 医者仲間の中でも随一の腕と紹介された歯医者さんに行ってみました。

 ところがその歯医者さん、挨拶もしない。
 ライトを当てて、最初に発した言葉が「もっとちゃんと口を開くっ!」

 苛立ったような口調が基本らしく、治療しながら「なんでこんなになるまで放っておくかな」等ぶつぶつ文句を言ってきます。

 治療された歯は確かにとても綺麗でした。

 でも怖かったから、今は「こんにちは~」とニコニコ優しい近くの歯医者さんに通っています。

 こんな話を聞いたことがあります。

 歯の治療は一生ものです。それでも、人は技術が高いところよりも怖くない先生を選んだりするのです。

 身体の治療に関わる技術でもそうなのだから、ただの楽しみでしかない配信ならなおさらです~。

 雑談の技術が高いから配信を見る。
 歌の技術が高いから配信を見る。

 そういうものではないのですぅ。

 もちろん「うまいから好き」もあるでしょう。
 でも、それはうまいだけが好きの理由ではないのです~。
 他の要素もあって、そこに加味されるのが「技術の高さ」であって、技術が一番上に来ることはないのです。

 なんなら「好き」のパワーはすごくて、十人並みくらいの歌声も、好きが加わることで「すごく素敵」と感じることもあります。

 もし「俺のほうがすごいのに、なんであいつが」思う方がいたら、そういうことですぅ。
 その人の「歌の技術+好き」の好きの部分が、俺さんがすごいと思ってる歌の技術を越えるくらい加算されてるのです。

 逆に考えてみてください。
「あいつは嫌いだけど、技術がすごいから配信を聞きに行きたい」
 そんな枠ありますか?
 あったらごめんなさい。
 でも、私はないですぅ。

 仮に「ウィーン国立音楽大学卒業!世界も認めた声!」なんて人が配信をしていたとして、枠に入ったら「てめえごとき音楽経験のない奴に拍手されたってうれしくもない」みたいなことをリスナーに言ってたら、光の速さで枠を出ます~。

 例が極端ですが、ここまででなくても「リスナーがいようがいまいが関係ない」「俺はもっとレベルの高い人間に聞いて欲しい」「ただ歌いたいだけで、リスナーに構う気はないから」と配信で言う人もいます。
 
 リスナーなんていても関係がないなら、聞いてくれるリスナーがいるほうがうれしい枠に行きます。
 レベルの高い人間が来てくれるといいですねー思いながら、レベルの低い私はさよならします。

 私は歌いたいだけでリスナーに構わないというタイプは嫌いではなく、あまり話さない構わない勝手に歌ってるから出入り自由でどうぞって枠に行くことが多いのですが、こう公言してしまうタイプは嫌と近づかなくなる人もいます。

 そもそも技術が高い人を見たいなら、配信アプリ見ている場合じゃありません~。
 専門の演奏家の公式Youtubeでも見ててください。

 清塚信也さんの配信演奏聞いてる方が5億倍いいです。
 演奏が最高に上手くて、知識もあって、話も面白くて、コラボする人もみんな実力派で、弾く曲のアレンジも素晴らしい。

 配信がいいなら、Tiktokライブだと、アニメのOP歌ってるような現役人気ミュージシャンのライブもありますよ。
 カラオケ対決とかなら優里さんが公式でDa-iCE対優里とかやってるのでどうぞ。

 でも、そういうのが見たくてREALITYしてるんじゃないですよね。
 友達を作りたいから、人と絡みたいから、友達が歌ってるのを聞きたいから~なわけですぅ。
 だから『見る配信を人は技術のみでは選ばない話』になるのですぅ。
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