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『友達』は近く『推し』は遠い理由
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『友達』は隣にいるもの
『推し』は対面にいるもの
『友達』は自分のほうを向いてくれるもの
『推し』は前を向いているか、みんなを見てるもの
『友達』は一緒に遊んだりするもの
『推し』は友達と一緒に見て楽しむもの
こんな感じで、友達と推しの違いを書くと、友達は近くて、推しが遠い理由がわかるかと思います。
REALITYは誰でも配信者になれるし、誰でもリスナーになるアプリなので、明確に配信者とリスナーとなっているのではなく、友達同士で配信を行き来する感じに設計されています。
そのため『推し』を作るには向かないアプリかなとも思います。
なぜかというと、他の人は『友達』として推しと仲良く接しているのに、『推し』にすると、自分が興味のある相手と仲良くする機会を自ら断ってしまうからです。
REALITY内で『推し』とすることは、わざわざ自分と相手の間に線を引いて、遠ざけるようなものなので。
『推し』とすることにメリットがあるかというと……んー……無いですねぇ。
推しと公言する、推しマーク、推しタグをつけることで、責任が伴います。
自枠や推し枠はもちろん、他枠やSNSでの発言、他の人との絡み方なども、自分の言動が推しに影響するかもとなると、いろいろと行動に制限が出来ます。
その責任を義務とした場合、義務と権利というように、何かしら権利が発生するならいいですが、権利は何も発生しません。
何なら『推し』『ファン』という立場になることで、立場が下になることもあります。
「いつも投げてくれるから」とギフトを送っても反応が薄い、サポーターになっても「ありがとう」もない、などが起きます。
話をしてる時も後回しにされる、歌のリクも普段来ない子のほうが「○ちゃん来てくれたから!」と歓迎されるなど、扱いが軽くなる、優先順位が下がる、などのこともよく聞きます。
「私もたまに来たら歓迎してくれるのかな」と皮肉を言ってるのを見たことも、一度や二度ではないです。
また、アイドルを推すのと違い、REALITYは距離が近いです。
推し側の行動も見えます。
「チェキ会は参加しないって言ってたのに」(コラボ通知が来て気付く)
「課金はしないから、ギフトは投げないって言ってたのに」(他の人のところのサポーターになっていて気付く)
「外部では連絡しませんって言っていたのに」(ディスコードするね、などの会話で気づいてしまう)
「仕事忙しいから枠回りしない言ってたのに」(同じ人を推してるリスナーのところで会って気付く)
テレビのアイドルや歌手を推しにしているのと違い「同じ枠を聞いているリスナーなのに、推しの扱いに差がある」を感じることが、REALITYだと起きやすくなってしまいます。
他のところのように配信者とリスナーがくっきりわかれているところでも、オキニだなんだ、ファンサが誰かにだけ多いと揉めるのに、REALITYは金銭と視聴時間が伴って、さらに【扱い格差】【優先順位の上下】が見えてしまいます。
「私がイベント走るって時は全然来なかったのに、○ちゃんには毎日投げてるし、応援行ってるじゃない」という不満は毎月のように聞きます。
現実ならアイドルがファンの誰かとこっそり会っていても記事にでもならない限り、見ることがないのに、REALITYはリアルタイムで推しの行動が見えてしまうので、推しを作るには向かないでしょう。
もっとも、推される側の姿勢もそれぞれです。
「推してくれる子も友達!」「枠に来てくれるみんなが私の推し!」という配信者さんもいます。
また「リスナーは平等」で本当に自分のリスナーのところには一切行かないという人もいますし、逆に「応援してくれる人を応援するのが平等!」と、モデレーターの子やサポーターになってくれる人がイベント走る時は必ず応援に行くという人もいます。
推しとファンであってもREALITYの中で一緒に麻雀やゲームなどで遊んだりするという人もいますし、「推してくれる人は友達以上」という人もいます。
配信者じゃないリスナーには冷たいって人もいれば、リス専の子でもわけへだてなく仲良くするという人もいます。
そして「REALITYはリアルタイムで行動が見えてしまう」は実は推される側も同じです。
コラボ通知が来て行ってみたら、自分をすごく推してると思っていた子が枠主に「すっごいカッコいい!」「感動です!○さんのコラボに上がれるなんて!」って超テンションが高かったり。
仕事忙しいから枠に来ないのかと思ったら他の配信者のところでサポーターレベル3になってて(え、レベル3って15時間以上じゃん。今月始まったばかりなのにもう?)思ったりだけど、推すことも視聴も義務ではないからそんなことは言えないとか。
男女関係なく、他の人の歌枠で「○さんのボカロ曲が一番です!!」「○さんの歌じゃないと寝れない」とかいうの聞いちゃって(あ、そうですかー。俺は一番じゃないですか)(○さんの歌は寝れるけど、私の歌じゃ寝れませんか、そうですか)みたいになることも。
これも距離感が近いREALITYならではで、現実ならブッキングでもしない限り見ないのが、配信者側からもよく見えてしまいます。
大事なのは自分が友達でありたいか、推しとしたいか考えること。
推す人がどういう姿勢でいて、それが自分の楽しみ方と合うかです。
推したいですか?
推すよりも仲良くしたいですか?
振り向いて欲しいですか?
友達なら仲の良さに差があってもわかるけど、リスナーだと扱いに差があるのが嫌とかありますか?
差があるなら枠に行きたくないとかありますか?
逆に『推し』だからと遠ざけることで「恋愛対象ではない」「友達ではない」して、平静を保つという人もいます。
推しとしておくほうが、相手が誰を好きでも、どういう行動をしても気にしないという人もいます。
『友達』という近い存在にしたいか。
『推し』という遠い存在にしたいか。
どっちが自分にとっていいか。
REALITYでの過ごし方に悩んだ時に考えてみてください~。
『推し』は対面にいるもの
『友達』は自分のほうを向いてくれるもの
『推し』は前を向いているか、みんなを見てるもの
『友達』は一緒に遊んだりするもの
『推し』は友達と一緒に見て楽しむもの
こんな感じで、友達と推しの違いを書くと、友達は近くて、推しが遠い理由がわかるかと思います。
REALITYは誰でも配信者になれるし、誰でもリスナーになるアプリなので、明確に配信者とリスナーとなっているのではなく、友達同士で配信を行き来する感じに設計されています。
そのため『推し』を作るには向かないアプリかなとも思います。
なぜかというと、他の人は『友達』として推しと仲良く接しているのに、『推し』にすると、自分が興味のある相手と仲良くする機会を自ら断ってしまうからです。
REALITY内で『推し』とすることは、わざわざ自分と相手の間に線を引いて、遠ざけるようなものなので。
『推し』とすることにメリットがあるかというと……んー……無いですねぇ。
推しと公言する、推しマーク、推しタグをつけることで、責任が伴います。
自枠や推し枠はもちろん、他枠やSNSでの発言、他の人との絡み方なども、自分の言動が推しに影響するかもとなると、いろいろと行動に制限が出来ます。
その責任を義務とした場合、義務と権利というように、何かしら権利が発生するならいいですが、権利は何も発生しません。
何なら『推し』『ファン』という立場になることで、立場が下になることもあります。
「いつも投げてくれるから」とギフトを送っても反応が薄い、サポーターになっても「ありがとう」もない、などが起きます。
話をしてる時も後回しにされる、歌のリクも普段来ない子のほうが「○ちゃん来てくれたから!」と歓迎されるなど、扱いが軽くなる、優先順位が下がる、などのこともよく聞きます。
「私もたまに来たら歓迎してくれるのかな」と皮肉を言ってるのを見たことも、一度や二度ではないです。
また、アイドルを推すのと違い、REALITYは距離が近いです。
推し側の行動も見えます。
「チェキ会は参加しないって言ってたのに」(コラボ通知が来て気付く)
「課金はしないから、ギフトは投げないって言ってたのに」(他の人のところのサポーターになっていて気付く)
「外部では連絡しませんって言っていたのに」(ディスコードするね、などの会話で気づいてしまう)
「仕事忙しいから枠回りしない言ってたのに」(同じ人を推してるリスナーのところで会って気付く)
テレビのアイドルや歌手を推しにしているのと違い「同じ枠を聞いているリスナーなのに、推しの扱いに差がある」を感じることが、REALITYだと起きやすくなってしまいます。
他のところのように配信者とリスナーがくっきりわかれているところでも、オキニだなんだ、ファンサが誰かにだけ多いと揉めるのに、REALITYは金銭と視聴時間が伴って、さらに【扱い格差】【優先順位の上下】が見えてしまいます。
「私がイベント走るって時は全然来なかったのに、○ちゃんには毎日投げてるし、応援行ってるじゃない」という不満は毎月のように聞きます。
現実ならアイドルがファンの誰かとこっそり会っていても記事にでもならない限り、見ることがないのに、REALITYはリアルタイムで推しの行動が見えてしまうので、推しを作るには向かないでしょう。
もっとも、推される側の姿勢もそれぞれです。
「推してくれる子も友達!」「枠に来てくれるみんなが私の推し!」という配信者さんもいます。
また「リスナーは平等」で本当に自分のリスナーのところには一切行かないという人もいますし、逆に「応援してくれる人を応援するのが平等!」と、モデレーターの子やサポーターになってくれる人がイベント走る時は必ず応援に行くという人もいます。
推しとファンであってもREALITYの中で一緒に麻雀やゲームなどで遊んだりするという人もいますし、「推してくれる人は友達以上」という人もいます。
配信者じゃないリスナーには冷たいって人もいれば、リス専の子でもわけへだてなく仲良くするという人もいます。
そして「REALITYはリアルタイムで行動が見えてしまう」は実は推される側も同じです。
コラボ通知が来て行ってみたら、自分をすごく推してると思っていた子が枠主に「すっごいカッコいい!」「感動です!○さんのコラボに上がれるなんて!」って超テンションが高かったり。
仕事忙しいから枠に来ないのかと思ったら他の配信者のところでサポーターレベル3になってて(え、レベル3って15時間以上じゃん。今月始まったばかりなのにもう?)思ったりだけど、推すことも視聴も義務ではないからそんなことは言えないとか。
男女関係なく、他の人の歌枠で「○さんのボカロ曲が一番です!!」「○さんの歌じゃないと寝れない」とかいうの聞いちゃって(あ、そうですかー。俺は一番じゃないですか)(○さんの歌は寝れるけど、私の歌じゃ寝れませんか、そうですか)みたいになることも。
これも距離感が近いREALITYならではで、現実ならブッキングでもしない限り見ないのが、配信者側からもよく見えてしまいます。
大事なのは自分が友達でありたいか、推しとしたいか考えること。
推す人がどういう姿勢でいて、それが自分の楽しみ方と合うかです。
推したいですか?
推すよりも仲良くしたいですか?
振り向いて欲しいですか?
友達なら仲の良さに差があってもわかるけど、リスナーだと扱いに差があるのが嫌とかありますか?
差があるなら枠に行きたくないとかありますか?
逆に『推し』だからと遠ざけることで「恋愛対象ではない」「友達ではない」して、平静を保つという人もいます。
推しとしておくほうが、相手が誰を好きでも、どういう行動をしても気にしないという人もいます。
『友達』という近い存在にしたいか。
『推し』という遠い存在にしたいか。
どっちが自分にとっていいか。
REALITYでの過ごし方に悩んだ時に考えてみてください~。
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※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
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