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配信サイトにおけるトップギフターの取り合い
しおりを挟むREALITYからポイントがなくなり、コインだけになってしばらく経ち、トップギフターの水面下の取り合いが増えて来たようです。
軽いものだと、他枠でよくギフトを投げているのを見て、知らない配信者さんがフォローしてくる、そして「私とも仲良くしてね♡枠も遊びに来てね♡」とDMしてきたりする。それで枠に行くと「今週イベント走ってて~」というお願い。仲良く=ギフトちょうだいは定番。
最近だとサポーターレベルギフトで『通話』も増えて来てるので、ギフト投げてくれたら二人きりでお話できるよ♡という勧誘もあるようです。
「来週、イベント走るから、俺を応援して」とちょっと言うくらいならまだしもですが、「私は推しさんしか投げないから」と断っても「推しは全然インしないんだからいいじゃん」と再度の要求をして来たり、推しに投げてるのを見て「あいつはイベントを走ってもいないのに、なんであっちに投げて、俺に投げてくれないの!?」「あっちはもう達成してるのに、なんでそれ以上投げたの? その分、こっちに投げてくれてもいいのに、俺が嫌いなわけ?」怒ってきたりすると、本当に困りものです。
また「あいつより俺にギフト投げてよ」という直球な勧誘ではなく、他のやり方で自分のほうにトップギフターを連れて行こうとする人もいます。
歴史でいう『離間計』です。
「あいつ複数の女の子にそういうこと言ってるよ」「オフ会で会った時、こういうことしてたよ」「あの子、ディスコードやLINEで繋がって、他の子にはリアアバのこういう写真送ってるんだよ、特別な相手にだけあげるって」という感じで、囁きかけます。
そして、トップギフターさんの心を推しから離して、自分のほうに向けさせるわけです。
「いきなりそんなこと言っても信じる?」と思うかもしれませんが、トップギフター側の気持ちが不安定な時や推しとの関係に悩んでる時に、相談に乗るよという形で近づき、それで囁くと効果が出たりするのです。
『離間の計』が不安や疑念をつくのと同じということです。
特にトップギフターは枠の常連なことが多く、常連だと歌のリクエストを後回しにしたり、久しぶりに来る子は歓迎されるのに自分は居て当然と扱いが軽くなる、ギフトの反応が薄い……という不満が溜まっていたりします。
そういった不満を利用するのです。
中には偽コメント、偽DM、偽ポストを作ってまでやるものもあります。
DMやポストなんて、アイコンをパクって名前を変えれば簡単に作ることが出来ます。
また、REALITYのコメントのスクショがある、コメントの動画があるも同様です。
同じアバターを作るなんて簡単に出来ますし、それでコメントをすることも簡単です。
REALITYは全く同じ姿を作ることができるし、名前被りも通るので簡単に同じに出来ます。
他にも話の中で悪く言うように仕向けたり、会話と会話を繋げて悪く言ってるように見せる方法もあります。
何かのネタを振って「本当バカだよねー」とか、事件の話などをして「人の気持ち考えられない奴だよ」など事件への憤りの言葉などを、人名にくっつけて悪く言ってるように作るもあります。
トップギフターの偽画像を作り、それをトップギフターの推しに送って「陰でこんなこと言ってるよ」するなんて例もありました。
なにせトップギフターのようにお金が絡まなくても、こういうのはよく起きます。
枠の中で合わない人がいれば「あいつ、枠主ちゃんのことこう言ってたよ」吹き込み、自分が周りにはべらせておきたいライバーがいれば、その人と仲のいいライバーが「○○は歌がうまいからフェス用に仕方なく付き合ってる言ってたよ」と囁いたりします。ここで「言おうか迷ってたけど」「ログを見ちゃったんだけど」などの言葉を添えて、いかにも本物っぽく見せるのも忘れません。
そうやって引き離しておいて、大事にするかというとそういうこともありません。
「思ったより金を払わない」だの「トップリスナーとか言うけど、ただの陰キャ」だの悪く言ったりします。
トップギフターの取り合いについては、これは配信世界だけに限らず、こういったことには付きまとうものです。
配信サイト側にやって欲しいことといえば、一部のトップギフターだけに頼る仕組みでなく、リスナーの総数を増やしてたくさんのファンを獲得した人が勝つ素地を作ってもらうこと。
配信者側に出来ることは、打ち明け話風や偽画像の離間に騙されないこと、また不用意な物言いはしない事。
リスナー側に出来ることは、配信者と同じく不用意な物言いはしないことと、不確かな情報は流布しないこと。
中には義憤や同情をかきたてて、味方に付けようとする動きもあり、その行いが正義と思って積極的に不確かな情報の流布に手を貸してしまうことがあります。
これは配信サイトに限らず、日常の事件でもあり得ることなので、お気をつけ下さい。
軽いものだと、他枠でよくギフトを投げているのを見て、知らない配信者さんがフォローしてくる、そして「私とも仲良くしてね♡枠も遊びに来てね♡」とDMしてきたりする。それで枠に行くと「今週イベント走ってて~」というお願い。仲良く=ギフトちょうだいは定番。
最近だとサポーターレベルギフトで『通話』も増えて来てるので、ギフト投げてくれたら二人きりでお話できるよ♡という勧誘もあるようです。
「来週、イベント走るから、俺を応援して」とちょっと言うくらいならまだしもですが、「私は推しさんしか投げないから」と断っても「推しは全然インしないんだからいいじゃん」と再度の要求をして来たり、推しに投げてるのを見て「あいつはイベントを走ってもいないのに、なんであっちに投げて、俺に投げてくれないの!?」「あっちはもう達成してるのに、なんでそれ以上投げたの? その分、こっちに投げてくれてもいいのに、俺が嫌いなわけ?」怒ってきたりすると、本当に困りものです。
また「あいつより俺にギフト投げてよ」という直球な勧誘ではなく、他のやり方で自分のほうにトップギフターを連れて行こうとする人もいます。
歴史でいう『離間計』です。
「あいつ複数の女の子にそういうこと言ってるよ」「オフ会で会った時、こういうことしてたよ」「あの子、ディスコードやLINEで繋がって、他の子にはリアアバのこういう写真送ってるんだよ、特別な相手にだけあげるって」という感じで、囁きかけます。
そして、トップギフターさんの心を推しから離して、自分のほうに向けさせるわけです。
「いきなりそんなこと言っても信じる?」と思うかもしれませんが、トップギフター側の気持ちが不安定な時や推しとの関係に悩んでる時に、相談に乗るよという形で近づき、それで囁くと効果が出たりするのです。
『離間の計』が不安や疑念をつくのと同じということです。
特にトップギフターは枠の常連なことが多く、常連だと歌のリクエストを後回しにしたり、久しぶりに来る子は歓迎されるのに自分は居て当然と扱いが軽くなる、ギフトの反応が薄い……という不満が溜まっていたりします。
そういった不満を利用するのです。
中には偽コメント、偽DM、偽ポストを作ってまでやるものもあります。
DMやポストなんて、アイコンをパクって名前を変えれば簡単に作ることが出来ます。
また、REALITYのコメントのスクショがある、コメントの動画があるも同様です。
同じアバターを作るなんて簡単に出来ますし、それでコメントをすることも簡単です。
REALITYは全く同じ姿を作ることができるし、名前被りも通るので簡単に同じに出来ます。
他にも話の中で悪く言うように仕向けたり、会話と会話を繋げて悪く言ってるように見せる方法もあります。
何かのネタを振って「本当バカだよねー」とか、事件の話などをして「人の気持ち考えられない奴だよ」など事件への憤りの言葉などを、人名にくっつけて悪く言ってるように作るもあります。
トップギフターの偽画像を作り、それをトップギフターの推しに送って「陰でこんなこと言ってるよ」するなんて例もありました。
なにせトップギフターのようにお金が絡まなくても、こういうのはよく起きます。
枠の中で合わない人がいれば「あいつ、枠主ちゃんのことこう言ってたよ」吹き込み、自分が周りにはべらせておきたいライバーがいれば、その人と仲のいいライバーが「○○は歌がうまいからフェス用に仕方なく付き合ってる言ってたよ」と囁いたりします。ここで「言おうか迷ってたけど」「ログを見ちゃったんだけど」などの言葉を添えて、いかにも本物っぽく見せるのも忘れません。
そうやって引き離しておいて、大事にするかというとそういうこともありません。
「思ったより金を払わない」だの「トップリスナーとか言うけど、ただの陰キャ」だの悪く言ったりします。
トップギフターの取り合いについては、これは配信世界だけに限らず、こういったことには付きまとうものです。
配信サイト側にやって欲しいことといえば、一部のトップギフターだけに頼る仕組みでなく、リスナーの総数を増やしてたくさんのファンを獲得した人が勝つ素地を作ってもらうこと。
配信者側に出来ることは、打ち明け話風や偽画像の離間に騙されないこと、また不用意な物言いはしない事。
リスナー側に出来ることは、配信者と同じく不用意な物言いはしないことと、不確かな情報は流布しないこと。
中には義憤や同情をかきたてて、味方に付けようとする動きもあり、その行いが正義と思って積極的に不確かな情報の流布に手を貸してしまうことがあります。
これは配信サイトに限らず、日常の事件でもあり得ることなので、お気をつけ下さい。
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