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第1章 辺境の街スペルビア
初依頼2
しおりを挟む ふと、十数メートル先に何人もの気配がこちらに向かってきている反応があり、目が覚めた。リヒト達も気付いたようで起き出した。
「ルナねぇ」
リヒトに呼ばれ、
「うん、こっちに向かってきてるみたい。みんな、結界はバレると面倒くさくなりそうだから消すから警戒してね」
と話してる間に小さく見え始めた集団を見ながら私は結界を消し、警戒した。
警戒したまま集団の方を見て数十分、向かっていた武装した集団が数メートル先で止まった。
私達がそのまま何も言わずに集団を見ていると集団の中から一人の男性と女性が出てきたので私はリヒトの前に立った。
「えーっと、こんにちは?」
と前に出て来た男性が困惑顔で言った。
「「こんにちは…と言うより時間的におはようございますでは?
それより貴方達は誰ですか?」」
一応、挨拶をされたので挨拶を返した後に何者なのか問い掛けた。
先に答えたのは男性ではなく、今まで黙っていた女性だった。
「私はこの先にある街、スペルビアの冒険者ギルドの副ギルドマスターのレイラよ。こっちが
「スペルビア騎士団の副団長をしてます。ルーク・ドゥクス・スペルビアです。」
それと後ろに居るのは冒険者と騎士団の人たちよ」
と名乗ったので一応、こちらも名乗ることにした。
「私はルナです。こっちが弟の「リヒトです」とギンガとリベルタです。
それで皆さんは何故、こんな朝早くから私達のところに来たんですか?それも何人かはこちらに武器を構えて今にも攻撃しそうな人が何人かいるんですが?」
丁度、ギンガとリベルタの名前をそれぞれ撫でながら言った時に冒険者か騎士団かは分からないが何人かが私達に武器を構えていたのを気配で感じた。
「もし、攻撃をするならs「ちょっ!ちょっとまって!」」
私が警告をし、攻撃態勢に入ろうとしたのが分かったのか女性、レイラさんが慌てて私の声を遮った。私は言われたとおり、何時でも攻撃できるようにし待つことにした。
「ありがとう、ちょーーーっと待っててね」
とレイラさんは言い、ずっと黙ってたルークさんを引っ張り、後ろにいた集団の中に入っていった。
その様子を見ていたら
「ルナねぇ、どうするの?この先の街に行くのやめる?」
とリヒトが集団を気にしながら聞いてきた。
「うーん、どうしようねぇ。レイラさんって人からは全然、敵意がないけどその他から大なり小なりあるんだよね。いっそ、さっき襲ってくれれば潰すなりなんなりして違うところに行くんだけどなぁ」
若干、武器を構えられてイラついてのかつい、潰す発言をしてしまう。
『やるなら、我らがやるぞ?』
『うんうん、俺らがやるー!』
潰す発言を聞いたギンガとリベルタはやる気満々にそう言った。
「でもルナねぇ、さすがに騎士団がいるから潰すのは止めた方が良いんじゃない?下手したら指名手配されちゃうかもよ?」
とリヒトに言われてしまった。
そうやってみんなでこの後どうするか決めかねていると話し合い?が終わったのかレイラさんとルークさんが戻ってきたので私達は口をつぐみ待った。
「ごめんなさいね。脳筋ばかりでどうしても魔獣=狩る対象ってなってるのか恐怖でかは私は脳筋じゃないしそこの魔獣は大人しかったから怖くもなかったから分からないんだけど武器を向けてしまって...。
それに幾らこわくてもこんなに小さい子供に向かって武器を向けるのなんて言語道断!!特に市民を守る騎士団!!」
レイラさんは謝ったあとに後ろの人たちに向かって怒っていた。
(レイラさんの言い分は正しいけどめちゃくちゃ、後ろの人たちを馬鹿にしてない?
あと、後ろの人めっちゃびびってない?)
レイラさんの怒り声?に後ろに居た人が何故か「ビクゥッ」って肩を震えさせ、怯えて?いた。
「ルナねぇ」
リヒトに呼ばれ、
「うん、こっちに向かってきてるみたい。みんな、結界はバレると面倒くさくなりそうだから消すから警戒してね」
と話してる間に小さく見え始めた集団を見ながら私は結界を消し、警戒した。
警戒したまま集団の方を見て数十分、向かっていた武装した集団が数メートル先で止まった。
私達がそのまま何も言わずに集団を見ていると集団の中から一人の男性と女性が出てきたので私はリヒトの前に立った。
「えーっと、こんにちは?」
と前に出て来た男性が困惑顔で言った。
「「こんにちは…と言うより時間的におはようございますでは?
それより貴方達は誰ですか?」」
一応、挨拶をされたので挨拶を返した後に何者なのか問い掛けた。
先に答えたのは男性ではなく、今まで黙っていた女性だった。
「私はこの先にある街、スペルビアの冒険者ギルドの副ギルドマスターのレイラよ。こっちが
「スペルビア騎士団の副団長をしてます。ルーク・ドゥクス・スペルビアです。」
それと後ろに居るのは冒険者と騎士団の人たちよ」
と名乗ったので一応、こちらも名乗ることにした。
「私はルナです。こっちが弟の「リヒトです」とギンガとリベルタです。
それで皆さんは何故、こんな朝早くから私達のところに来たんですか?それも何人かはこちらに武器を構えて今にも攻撃しそうな人が何人かいるんですが?」
丁度、ギンガとリベルタの名前をそれぞれ撫でながら言った時に冒険者か騎士団かは分からないが何人かが私達に武器を構えていたのを気配で感じた。
「もし、攻撃をするならs「ちょっ!ちょっとまって!」」
私が警告をし、攻撃態勢に入ろうとしたのが分かったのか女性、レイラさんが慌てて私の声を遮った。私は言われたとおり、何時でも攻撃できるようにし待つことにした。
「ありがとう、ちょーーーっと待っててね」
とレイラさんは言い、ずっと黙ってたルークさんを引っ張り、後ろにいた集団の中に入っていった。
その様子を見ていたら
「ルナねぇ、どうするの?この先の街に行くのやめる?」
とリヒトが集団を気にしながら聞いてきた。
「うーん、どうしようねぇ。レイラさんって人からは全然、敵意がないけどその他から大なり小なりあるんだよね。いっそ、さっき襲ってくれれば潰すなりなんなりして違うところに行くんだけどなぁ」
若干、武器を構えられてイラついてのかつい、潰す発言をしてしまう。
『やるなら、我らがやるぞ?』
『うんうん、俺らがやるー!』
潰す発言を聞いたギンガとリベルタはやる気満々にそう言った。
「でもルナねぇ、さすがに騎士団がいるから潰すのは止めた方が良いんじゃない?下手したら指名手配されちゃうかもよ?」
とリヒトに言われてしまった。
そうやってみんなでこの後どうするか決めかねていると話し合い?が終わったのかレイラさんとルークさんが戻ってきたので私達は口をつぐみ待った。
「ごめんなさいね。脳筋ばかりでどうしても魔獣=狩る対象ってなってるのか恐怖でかは私は脳筋じゃないしそこの魔獣は大人しかったから怖くもなかったから分からないんだけど武器を向けてしまって...。
それに幾らこわくてもこんなに小さい子供に向かって武器を向けるのなんて言語道断!!特に市民を守る騎士団!!」
レイラさんは謝ったあとに後ろの人たちに向かって怒っていた。
(レイラさんの言い分は正しいけどめちゃくちゃ、後ろの人たちを馬鹿にしてない?
あと、後ろの人めっちゃびびってない?)
レイラさんの怒り声?に後ろに居た人が何故か「ビクゥッ」って肩を震えさせ、怯えて?いた。
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