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第1章 辺境の街スペルビア
レイラ視線
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双子に会う数時間前
「皆さん、急な呼び出しなのに集まってくれてありがとうございます。
昨日の夜、チラッと話したと思いますが昨日、魔の森の前に子供2人とフェンリルと思われる魔獣がいると報告がありました。今日はその確認をし、害があるかどうかを調べに行きます。今回は私も同行します。
あと、騎士団の方も同行するようなので面倒事は起こさないようにしてくださいね」
私は目の前にいるCランク冒険者3人とBランクパーティーの4人組とAランクパーティーの2人組に言った。
(Aランクパーティーの2人組は問題ないと思うけどBランクパーティーの2人とCランクの2人が問題を起こしそうねぇ。メンバーの人がリードをしっかりと持ってれば良いけど...。要注意ね)
私は目の前のメンバーを見ながらそう思ったがそろそろ時間なので騎士団と合流するために魔の森がある東門に向かった。
「すみません。待たせましたか?」
私達が着く頃には騎士団は着いていたらしく何人かの団員に睨まれたがあえて無視をし、昨日話し合いをした副団長のルークさんに声を掛けた。
「いえ、大丈夫です。
すみません、後で調k コホンッ しつけときます。」
と良い笑顔で言った。
(相変わらずみたいねぇ)
「いえ、こちらにも何人かいるのでお互い様です。
では、早速向かいますか?」
私がそう問い掛けると頷いたので改めて一緒に向かう冒険者に釘を刺し、出発した。
2時間後
「おや?」
ふと、隣から声が聞こえそちらを見る。
「どうやらまだ寝ていたらしく起こしてしまったようです」
と副団長ルークが困ったような申し訳なさそうな顔で言った。
「まだ姿も見えてないだろうに気づいたと言うことはかなり気配察知能力が高いみたいですね」
「そうですね。それに警戒心が強いみたいですよ」
私が言ったことに肯定した後にルークさんはそう言った。
(それはそうでしょうね。昨日から思っていたけどやっぱり訳ありなんだろうな。
大丈夫かしら?何人か女性は居るけど殆どが武装したごつい男どもしか居ないんだよねぇ。これ、絶対見えた瞬間よけい警戒するわよねぇ。
馬鹿どもがなにもしなければ良いけど)
私はそう考えながら子供2人の元へ向かった。
その後、ルナちゃん、リヒトくんと話そうと思ったら案の定、馬鹿が武器を向けたりして説教をしていたら結構な時間が経っていたらしくご飯はどうするか聞いてみたらルナちゃんたちはお腹が空いたようだったので馬鹿どもを2人から遠い所に連れて行って2人のご飯などが終わるのを待った。
(やっぱり、訳ありだなぁ。そして警戒心が思っていたより強い。
言葉遣いや料理、持ち物を見る限り、貴族とかの良いところの子だったりして?でも、それなら何故こんな危険なところにいるのかだけど。
まぁ、あの子達が話さない限り、私からは聞かないけど今後、2人とも見た目も凄く良いから悪い奴らに狙われそうね。目を光らせとかないと!!
あー、でも、さっきのはヤバかったわね。危うく、高ランク冒険者が何人か使い物にならなくなるところだったわ。あれは絶対にヤる気だったよねぇ。ま、仕方ないよね。
あの子達、まだギルドには入ってないよね?入ってないならギルドに入ってくれないかしら?
ルナちゃんたち双子よねぇ、可愛い!愛でたい!癒やされたいわ!
フェンリル2匹も2人に懐いてるみたいだからいつか触らせて貰おうかなぁ-。)
「皆さん、急な呼び出しなのに集まってくれてありがとうございます。
昨日の夜、チラッと話したと思いますが昨日、魔の森の前に子供2人とフェンリルと思われる魔獣がいると報告がありました。今日はその確認をし、害があるかどうかを調べに行きます。今回は私も同行します。
あと、騎士団の方も同行するようなので面倒事は起こさないようにしてくださいね」
私は目の前にいるCランク冒険者3人とBランクパーティーの4人組とAランクパーティーの2人組に言った。
(Aランクパーティーの2人組は問題ないと思うけどBランクパーティーの2人とCランクの2人が問題を起こしそうねぇ。メンバーの人がリードをしっかりと持ってれば良いけど...。要注意ね)
私は目の前のメンバーを見ながらそう思ったがそろそろ時間なので騎士団と合流するために魔の森がある東門に向かった。
「すみません。待たせましたか?」
私達が着く頃には騎士団は着いていたらしく何人かの団員に睨まれたがあえて無視をし、昨日話し合いをした副団長のルークさんに声を掛けた。
「いえ、大丈夫です。
すみません、後で調k コホンッ しつけときます。」
と良い笑顔で言った。
(相変わらずみたいねぇ)
「いえ、こちらにも何人かいるのでお互い様です。
では、早速向かいますか?」
私がそう問い掛けると頷いたので改めて一緒に向かう冒険者に釘を刺し、出発した。
2時間後
「おや?」
ふと、隣から声が聞こえそちらを見る。
「どうやらまだ寝ていたらしく起こしてしまったようです」
と副団長ルークが困ったような申し訳なさそうな顔で言った。
「まだ姿も見えてないだろうに気づいたと言うことはかなり気配察知能力が高いみたいですね」
「そうですね。それに警戒心が強いみたいですよ」
私が言ったことに肯定した後にルークさんはそう言った。
(それはそうでしょうね。昨日から思っていたけどやっぱり訳ありなんだろうな。
大丈夫かしら?何人か女性は居るけど殆どが武装したごつい男どもしか居ないんだよねぇ。これ、絶対見えた瞬間よけい警戒するわよねぇ。
馬鹿どもがなにもしなければ良いけど)
私はそう考えながら子供2人の元へ向かった。
その後、ルナちゃん、リヒトくんと話そうと思ったら案の定、馬鹿が武器を向けたりして説教をしていたら結構な時間が経っていたらしくご飯はどうするか聞いてみたらルナちゃんたちはお腹が空いたようだったので馬鹿どもを2人から遠い所に連れて行って2人のご飯などが終わるのを待った。
(やっぱり、訳ありだなぁ。そして警戒心が思っていたより強い。
言葉遣いや料理、持ち物を見る限り、貴族とかの良いところの子だったりして?でも、それなら何故こんな危険なところにいるのかだけど。
まぁ、あの子達が話さない限り、私からは聞かないけど今後、2人とも見た目も凄く良いから悪い奴らに狙われそうね。目を光らせとかないと!!
あー、でも、さっきのはヤバかったわね。危うく、高ランク冒険者が何人か使い物にならなくなるところだったわ。あれは絶対にヤる気だったよねぇ。ま、仕方ないよね。
あの子達、まだギルドには入ってないよね?入ってないならギルドに入ってくれないかしら?
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