異世界転生双子旅

彼岸花

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第1章 辺境の街スペルビア

食休み

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 文章中のスペースを最後と所々、開けて見やすくなるようにしました!
 文章は変えてないので気にせずに見てください!
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 私達が食後の挨拶をし、2人で手分けしながら片付けをして少し、食休みをしていると
 『ねぇねぇ、さっき2人が食前と食後に言ってたのなにー?』
 とリベルタに聞かれた。
 私たちは顔を見合わせて
 「「そう言えば、この世界に食前後の挨拶ってないんだっけ?」」
 「私達の世界と言うよりは国、日本では食前は《いただきます》って言って食べ始めるんだ。食材と作ってくれた人に感謝して食べますって意味があるんだよ」
 と私が食前の意味を言い
 「食後の《ごちそうさまでした》は言葉の通り、ご馳走をありがとうございましたって意味があるんだ」
 とリヒトが食後の意味を説明した。
 『そうなのか?不思議だが良い言葉だな。今度からは我も言おう』
 とギンガが言い
 『なら、俺もーこれからは言う!』
 とギンガに続きリベルタが言った。
 「まぁ、人によって意味は違うかもだけどね」
 と私が困り顔で言うと
 「確かに違うと思うけど俺たちはそう思って食べてるんだし別に気にしなくても良いんじゃない?食材と作ってくれた人に感謝して食べれば」
 とリヒトが言った。
 「まぁ、そうだね。」
 と私は頷いた。






 ふと私は名前を決めるときにステータスを見たときに気になるスキルがあったことを思い出た。

 「そう言えば、2人が持ってる自由自在ってスキルってなに?」
 『あぁ、それは体の大きさを自由に変えられるスキルだ』
 とギンガが説明してくれた。
 「「へぇー、そんなスキルがあるんだ!」」
 私たちは揃ってそう聞くと2匹は頷いた。

 
 「どのくらいまで変えられるの?!」
 ボソッ「ヤバい、ルナねぇのスイッチが入った。ルナねぇの気になったらとことん調べる癖、良いとは思うけど…」
 リヒトが何か言っていたが私には聞こえなかった。
 『んー、考えたことなかったなぁ。…どのくらいかやってみようかー?』
 とリベルタが聞いてきたので私は頷く。
 『なら、やるか我らは余り大きさが変わらんから我が最大になってリベルタ、お前が最小になれ』
 『りょーかい、じゃ!やるよー』
 と2匹は早速、スキル自由自在を発動させた。


 「2人とも元々が2mくらいだったのがギンガが4mでリベルタが小型犬か...言うことは大体、2、3倍になるというk……………いったいどうやって…………」
 私が分析していると
 「ルナねぇ、戻ってきて!2人がどうすればいいか分からなくて困ってるから」
 とリヒトに苦笑しながら言われハッとして2匹を見るとオロオロしていた。
 「あ、ごめんごめん。もう元に戻って大丈夫だよ。そのスキル結構、便利そうだね。見せてくれてありがとう」
 と言い、元の大きさに戻った2匹を撫でながらお礼を言うと2匹は嬉しそうに尻尾を振っていた。




 「ところで話変わるけどこの後は街に向かって出発で良いよね?その時にギンガたちに乗っていきたいんだけど良い?」
 私はこの後の事を話した。
 「うん、俺も賛成」
 『あぁ、良いぞ』
 『うん!良いよぉー』
 とリヒトが賛成し2匹が快く乗って良いと言ったので
 「じゃぁ、もう少ししたら出発ってことで魔物が出たらまだ戦闘に慣れてないから練習がてら倒しながら行こう。今日中に着けば良いけどもし、着かなかったら野宿して明日、街に入るって事で良い?」
 と私は考えていることを1人と2匹に伝えるとみんな頷いて賛成した。

 「それじゃ、一時間後に出発で!ひとまず、解散!」
 私がそう言うとリヒトは少し離れたところに行き、剣を出したのでリヒトは剣の練習をするらしい。
 ギンガは私のそばで寝そべり、リベルタは川の方へ向かっていった。
 (私は時間まで薬草の本でも読もうかな?)
 私は無限収納から本を取り出し、近くに寝そべるギンガに寄りかかった。









    
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