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第1章 辺境の街スペルビア
初めての野営
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ふと、空を見ると暗くなってきていた。私たちが目を覚ましたのはお昼を少し過ぎたときだったのだがステータスや無限収納の確認や今後について話していたら結構な時間が経っていたらしい。
「リヒト、今日はこのまま動かないでここで野営しましょ」
リヒトも私と同じように空を見て納得したように頷いた。
「なら、夕飯を作りましょ!リヒト枯れ木を集めて火をおこしてそのあとに机とかも出しといて私は夕飯の準備するから」
「うん!分かった!」
料理は基本、私の担当だったのでリヒトに火の準備を任せて無限収納から調理道具と食材を出した。
(今日は、お米と味噌があったし生姜とかもあったからお味噌汁と生姜焼きにしよう!お味噌汁は大根のお味噌汁で決定!)
「ルナねぇ、終わったから手伝うよ!今日の夕飯なに?」
私がお味噌汁を作り終わって生姜焼きを作っていると火と机などの設置が終わったリヒトが来た。
「リヒトありがとう。なら、お皿を出してくれる?今日のご飯は無限収納にお米とお味噌とかがあったからお味噌汁と生姜焼きにしたわ」
(やっぱり、小さいと料理するのは大変ね)
と私は思いながらリヒトに答えた。
リヒトは言われたとおり食器を出していったのでその上に作り終わった生姜焼きを置き、ご飯とお味噌汁をよそった。
リヒトが出した机に夕飯を置いて席に着いた。
「それじゃぁ、食べましょうか。」
「「いただきます!」」
「うん!美味しいよ!ルカねぇ」
「本当に?なら良かった」
私は少しいつもと道具などが違ったのでいつも通りできたか心配だったのだがリヒトが美味しいと言ってくれて嬉しくなった。
「この後は寝るには早いから少し魔法をしてみる?もちろん、攻撃系のじゃない補助系や生活魔法だけど」
私は夕飯を食べながらリヒトに聞いてみた。
「うん、オレずっと気になってたんだよね!あと、体術は大丈夫だと思うけど剣術は剣道やってたけど真剣は使ったことないからやりたい」
リヒトは嬉しそうに目をキラキラさせながら話した。
「そうね、体術は柔道とか武道を一通りやってたから大丈夫そうよねぇ。なら、剣に集中して良いよ」
「いいの?!」
私が剣に集中していいと言うと嬉しそうに確認をしてきた。相当、真剣を扱ってみたいようで今すぐにでもやろうとしている。
「良いよ、ただしご飯をちゃんと食べてごちそうさま言ってからね。それにステータス見たときにリヒト言ったでしょ?私は魔法特化の後衛であなたは剣とか使う前衛だって。なら、私が魔法の練習をしてリヒトが剣の練習をした方が良いでしょ?それに一応、私も武道は一通り習ってたけどリヒトの方が得意でしょ?」
とリヒトを宥めつつ理由を説明した。
「ヴッ、ごめんなさい。そういえばそうだったね。なら、オレ剣の練習頑張る!」
リヒトは謝りながらご飯を食べ始め剣の練習を頑張ると宣言した。
「「ごちそうさまでした!」」
それからゆっくりご飯を食べて、食後の挨拶をした。
「リヒト、今日はこのまま動かないでここで野営しましょ」
リヒトも私と同じように空を見て納得したように頷いた。
「なら、夕飯を作りましょ!リヒト枯れ木を集めて火をおこしてそのあとに机とかも出しといて私は夕飯の準備するから」
「うん!分かった!」
料理は基本、私の担当だったのでリヒトに火の準備を任せて無限収納から調理道具と食材を出した。
(今日は、お米と味噌があったし生姜とかもあったからお味噌汁と生姜焼きにしよう!お味噌汁は大根のお味噌汁で決定!)
「ルナねぇ、終わったから手伝うよ!今日の夕飯なに?」
私がお味噌汁を作り終わって生姜焼きを作っていると火と机などの設置が終わったリヒトが来た。
「リヒトありがとう。なら、お皿を出してくれる?今日のご飯は無限収納にお米とお味噌とかがあったからお味噌汁と生姜焼きにしたわ」
(やっぱり、小さいと料理するのは大変ね)
と私は思いながらリヒトに答えた。
リヒトは言われたとおり食器を出していったのでその上に作り終わった生姜焼きを置き、ご飯とお味噌汁をよそった。
リヒトが出した机に夕飯を置いて席に着いた。
「それじゃぁ、食べましょうか。」
「「いただきます!」」
「うん!美味しいよ!ルカねぇ」
「本当に?なら良かった」
私は少しいつもと道具などが違ったのでいつも通りできたか心配だったのだがリヒトが美味しいと言ってくれて嬉しくなった。
「この後は寝るには早いから少し魔法をしてみる?もちろん、攻撃系のじゃない補助系や生活魔法だけど」
私は夕飯を食べながらリヒトに聞いてみた。
「うん、オレずっと気になってたんだよね!あと、体術は大丈夫だと思うけど剣術は剣道やってたけど真剣は使ったことないからやりたい」
リヒトは嬉しそうに目をキラキラさせながら話した。
「そうね、体術は柔道とか武道を一通りやってたから大丈夫そうよねぇ。なら、剣に集中して良いよ」
「いいの?!」
私が剣に集中していいと言うと嬉しそうに確認をしてきた。相当、真剣を扱ってみたいようで今すぐにでもやろうとしている。
「良いよ、ただしご飯をちゃんと食べてごちそうさま言ってからね。それにステータス見たときにリヒト言ったでしょ?私は魔法特化の後衛であなたは剣とか使う前衛だって。なら、私が魔法の練習をしてリヒトが剣の練習をした方が良いでしょ?それに一応、私も武道は一通り習ってたけどリヒトの方が得意でしょ?」
とリヒトを宥めつつ理由を説明した。
「ヴッ、ごめんなさい。そういえばそうだったね。なら、オレ剣の練習頑張る!」
リヒトは謝りながらご飯を食べ始め剣の練習を頑張ると宣言した。
「「ごちそうさまでした!」」
それからゆっくりご飯を食べて、食後の挨拶をした。
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