2回目チート人生、まじですか

ゆめ

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冒険者になりました

到着鉱山やっほー

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 しばらく飛んだ後付いた鉱山。
 そこまで大きくなかった。

「さてと、探しますか」

 俺は地面へと下り、山を触りながら歩き回る。
 そしてある1点で足を止める。

「ここかなぁ…『風を穿て』」

 その瞬間風が吹き荒れ俺が触ってた場所に穴が開く。

 良かった良かった。ちゃんと使えた。
 やっぱり魔法もスキルも引き継がれているんだ。

 今のはオリジナルの魔法。

 というか基本俺の魔法はオリジナルだ。
 なんでかって?わかんない!だってそこら辺で普及してる魔法なんて威力弱いし…何に使うの!?って魔法ばっかだし…
 てかそもそも小っ恥ずかしい厨二病全開の詠唱なんてしたくない。

 はいすみません。最後のが本音です。

 だってさ、「我が命に応え、従え。大いなる風よ。巻き起こせ疾風の嵐」だかなんだかだった気がするけどさ、こんなようなもんばっかだよ!?無理!絶対黒歴史残る。
 よく元クラスメイトアイツらこんなの詠唱してたよ…尊敬するわ。

 ってまぁ俺のも厨二病入ってるかなぁ…
 無詠唱だと威力がとんでもなく落ちるから嫌いなんだよねぇ…

 そして俺が開けた穴の奥には目的のものが。

「よっし!1個目ぇ~」

 俺は資料と照らし合わせゲットしたものを異空間へと放り込む。

 うん便利よ。これ。
 だってどんな大きいものでも入るし時間は経たないし。

 そして俺は同じ方法で発掘を続けた。

 え?場所がわかる理由?
 それは希少なものっていうのは基本微精霊がついてるの。まあその微精霊が隠してるから見つかりづらく希少になるんだけど…
 それを知ってるなら簡単。

 微精霊を探せばいい。

 魔法でわかるんだよね、微精霊って。
 で、見つけたところに穴開けて取るってわけ。

 ね、簡単。

 だけど多く…てか殆どの人は微精霊がついてることを知らないからこの方法を思いつかない。

 勿体なーい

 けど教えなーい。
 だって前世まえもそうだったけどお小遣い稼ぎになりそうじゃん。
 他の奴がこのやりかた分かったらみーんな取ってくじゃん。

 耐えられなーい

 だが俺は知らなかった。
 微精霊を見つけることじたい不可能だということを。

 ということで程よく取ったと思い帰るか、と踵を返す。

「うげ…」

 やばい、穴ぼこだらけで気持ち悪い。
 やっぱ取りすぎだこれ、と反省して穴を埋めることにする。
 だって気持ち悪いんだもん。

「『留め彼方』っと、こんな感じかな」

 穴を埋めると元通りの鉱山に!

 よし。帰るか。おなかすいたし…
 これ売ったらどんくらいになるかなぁ…

 俺は飛行魔法を使ってふよふよ帰るのであった。


 あーお腹すいた
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