2回目チート人生、まじですか

ゆめ

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動き出した影と光

レッツゴー城

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「雨なんて奪えるんですか…」
「それが魔獣と契約した人間なる可能だな」

 街の様子を一通り見たがこれ以上重要な情報は得られないだろう。

 もっと中に入りたいな…

 ん???入ればいいじゃん。

 そうだよ。王城の中に入ろう。よし!!!!!!!

「とりあえず一旦帰るか?ここから転移してまた明日の朝戻ってきてこの街から出るのはどうだ?直ぐに街から出たら怪しまれるから…」
「そうですね、ではお願いします」
「あぁ」

「『あるべき時』」

 ホーホーホーホーフクロウいないね夜って言ったらフクロウって思いつくの俺だけ??ってことで夜でーす。いえーーい。王城に侵入なんていったらアナラス辺りにまた説教をくらうというアナラス専用センサーが反応したので黙ってお出かけでーすわーい。ちなみにもう昼までいた宿に戻ってます。ふふふふふ時は金なり。

「『裏に闇に』」
 
 うーん…これだけじゃちょっと不安だな

「『欺き隠せ』『欺き帰せ』」

 これは姿を消し、魔力も消す魔法。認識阻害だけじゃ流石にちょっとね。

「さて…準備万端…行きますか!!!!」

 俺は元気よく…………すると音がうるさいのでそっと窓を開けて闇の中を駆け抜けた。

 うーーーんイマイチ締まらない…


「夜勤ってやっぱ眠くなるんだよな…」
「わかる…けどしっかりやらなきゃな…せっかく王宮に配属できたし」
「そうだな…下っ端だけど」
「それ言ったらダメなやつ」

 ごめんなさいね警備さん方侵入させていただきますよ。でも安心して見つかったりしないから。誰も知らない間に抜け出すから。あなた方に責任とらせないよ。うへへへへ。

 城の中に侵入した後俺は真っ直ぐ地下に向かった。
 何故か。これはここに来る前軽くだが探知魔法にて王城内を調べといた。そうしたら本当に小さいが地下に何やら怪しげな反応があった。

「(なんかあるといいなぁ~…)」

 地下へは食堂の角の床から入る。
 なぜこんな所に入口があんだよ…くそ…

 うまーく魔法で隠されてる部分を探し当てて中に入る。だいぶ長い階段を降りたそこにはそこそこ小さな部屋。いや、まだ奥があるな…

 また魔法の痕跡がある。扉かなんかを隠してるんだろう。ふっ、俺を舐めるな!!!宝探し大好きなんだよ!

 奥へと無事進むとさっきの部屋よりも少し小さめの部屋がある。そこには大量の書類、本、その他諸々。なんやねんここ。
 俺は注意深く宝探……………部屋を物色しながらなにか今回の件に関する資料をあるか探す。

「…………………………………………へぇ……」

「誰だ」
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