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ジェシカ嬢からの宣戦布告
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アナベルをシンクレイヤ侯爵家に送っていったセディはシンクレイヤ侯爵夫妻に陳謝し、そのままお詫び行脚に向かいました。
『お話の学び舎』ソサエティーは伝統あるソサエティーだけにかなりお灸を据えられたらしいのですが、『お話の学び舎』ソサエティーの念願である『図書研究所』をセディが全額自腹で建設すると請け合うと、あっという間にお許しが出ました。
実はセディは実質的には国王陛下よりもお金持ちなのです。セディが編み出した術式は国内外で利用されていて、その権利だけでも毎日膨大な金額が入ってきます。
そこに王立魔術師としての年金ですとか、ウィンテスター伯爵領からの収益も入ってきます。領主代行をしてくれているジークフリートさんが優秀なのと、お兄さまが商売のモデル地域として今回私が持ち込んだ商品の製造や販売などを推進していることも大きいんです。
大富豪のセディからいくらでも潤沢な資金を引き出せることになったので、『お話の学び舎』ソサエティーでは今までの建設計画を白紙に戻して大はしゃぎをしています。
だってお金に糸目をつけないとなったら、欲しかった設備は全装備したくなるのが人情ですからね。
本当にセディの資産がもつのか心配になるくらい盛り上がっています。
ギャラガー侯爵家もマクギネス公爵夫人も、セディの失態を笑って許してくださいました。
ただしセディは高位貴族に借りを作ったことになりますから、これは後できちっと支払うことになるでしょう。
せっかく国一番の魔術師に貸しを作ったんですから、使わない筈はありませんものね。
さて、お詫び行脚はこれだけでは終わりませんよ。
ただいまセディさんは、私とじっくりお話中なんです。
「いくらなんでも、私を罪人と同じに扱うなんて酷いと思いませんの。しかもせっかく入会できた『お話の学び舎』ソサエティーにまで、ご迷惑をかけるなんて」
私が盛大に文句を言えば、セディは叱られた子犬みたいな目になってしょんぼりとうなだれています。
「ごめんなさい。ロッテ。本当にすまなかった。もう二度とこんなことはしない。誓う。だから許して下さい」
そう言って素直に謝るセディが可愛くて私はちょっと調子に乗ってしまいました。
「もう。どうしようかなぁ。セディがこんなに束縛する人だなんて思ってなかったわ。もう婚約破棄しちゃおうかなぁ」
その途端、セディの目の色が変わりました。
私を抱きしめて、すごく真剣な声で口説き始めました。
「どういうこと。ロッテ。僕が嫌いになったの? 僕から逃げ出すなんて絶対に許さないよ。ロッテ。君は僕の番だよね。番を引き離そうなんてする者がいれば、僕が全部処分してあげる。誰も僕から番を奪う事なんて許さないよ。だれか好きな人ができたのロッテ? ちゃんと言ってね。僕が排除してあげるから」
こわい。こわい、こわい。
ヤンデレをからかうとこうなるんですね。
「違うわセディ。ちょっとセディにお仕置きをしたかっただけなの。好きなのはセディだけよ。だからそんなに心配しないで」
「そうなのロッテ。いいかい? いくら冗談でも婚約破棄なんて二度と言ってはいけないよ。今回は僕が悪かったから許してあげる。けれどねロッテ。次はないよ。もしも次に僕から逃げ出そうとしたら」
そこでセディは私を膝の上に抱き上げました。
「もしそんなことになったら、僕がどれだけキミを愛しているか教えてあげるよ。君が僕の愛を疑えなくなるまでたっぷりとね」
私はガタガタ震えながら頷きました。
どうやらセディさんにとっての番は、私が思うよりもずっと大きな意味を持つようです。
そー言えばロビン先生と外出しただけで、すっごく荒れ狂ってましたものね。
私は、セディには絶対に嫉妬させないこと。というメモを心に刻みました。
セディはいつも優しくて甘々なのに、私を取り上げようとされると理性がブチ切れるみたいです。
噂がいくら気になっていても、リリーの側近候補としては午後のリリー主催のお茶会を、サボる訳にはいきません。
午後のお茶会は、リリーのサロンの目玉みたいなものですからね。
それに私はサロンメンバーの特権を使って、ディをゲストとして招待しているんです。
リリーのサロンの正式メンバーは、月にひとりだけサロンにゲストを招待する権利を持っています。
次期王妃であるリリーのサロンはとても人気があるので、サロンのメンバーの元にはゲストとして招待して欲しい人々が集まってきます。
そうやって人脈を築くのも、サロンメンバーの大事なお役目でもあるのです。
「まぁ、シャルロット嬢。そちらはゲストのかたかしら」
さっそくディに目をつけた令嬢が寄ってきます。
「これはガルシア嬢。こちらはディアーナ・ベル・ストークス伯爵令嬢です。ディ、こちらはガルシア・マリーナ・ワード子爵令嬢よ」
ディとガルシアはお互いに自己紹介をし合って、すぐに仲良くなってしまいました。
ガルシアっていう子は、貴族令嬢としてはかなりの変わり者です。
リリーのサロンメンバーは概して変わり者が多いように思います。
ガルシアがリリーのサロンに熱心に通うのは、人間観察のためなんです。
私はガルシアって実は作家じゃないかと睨んでいますが、ガルシアは口を割りません。
私たちが3人で楽しくお喋りしているところに、マリ嬢がやってきました。
マリ嬢はレッドチェリーパイを顔にぶっつけられて以降、なにかと私に絡んできます。
自業自得だと思うんですけれどねぇ。
「まぁ、こんなところにいらしてもよろしいのかしら? シャルロット嬢。愛しの婚約者さまが探していらっしゃるかも知れませんわよ。早く帰って差し上げないと、さすがにこのサロンに入り込んだら、謝って済むことではなくなりますわよ」
リリアナは王太子殿下の婚約者で準王族の扱いを受けていますから、そのサロンに例え従兄とはいえ無許可で入り込んだらそれは問題ですよね。
それをビシリっとディが打ち返しました。
「まぁ、シャルロット嬢は魅力的ですから、婚約者心配するのもわかりますわ。マリ嬢の婚約者さまは、その点お気楽でよろしいわね」
マリはギロっとディを睨んで退散しました。
お前には魅力がねえもんなぁと嘲けられてマリが退散したのは、マリにはまだ婚約者がいないからです。
さすがに人前で婚約が決まっていないなんて、言いたくはなかったのでしょう。
「いいわねぇ。ディ。すっごく気に入ったわ。家に遊びにいらっしゃいよ」
ガルシアが楽しそうに言いました。
このガルシアのワード子爵家っていうのは、私の実家であるシンクレイヤ侯爵家の傍流になります。
シンクレイヤ侯爵家に嫡男がいませんから、ガルシアの兄であるディマが後継者になる予定なんですよ。
つまりこのガルシアは私の一族なんです。
こうして私も着々と貴族としての人脈を築いています。
コミュ障の過去を考えると、大いに褒めてもらいたいものです。
さて、本日の目的である、ディをリリーに紹介しましょうかねぇ。
「リリアナさま。『お話の学び舎』ソサエティーで、識字グループのリーダーをやっておりますディアーナ・ベル・ストークス伯爵令嬢をご紹介いたします。」
「まぁ。ロッテがわざわざ紹介するのならきっと優秀なのね。ディ、あなた私のサロンメンバーにならない?」
おっと! いきなりディが正式メンバーに昇格しました。
これはめったにないことなので、周りもざわざわしています。
「ありがとうございます。リリアナさま。不肖ディアーナ・ベル・ストークス、誠心誠意リリアナさまにお仕えいたします」
リリアナはメンバー入りを認めただけで、侍女に召しあげるという確約を与えていないのに、ディはまるで誓約をするように答えました。
リリーもそれに気づいたようで、にっこりとしました。
「そなたの忠義、確かに受け取りました。よろしくお願いしますよディ」
これでディはリリーの侍女の地位までゲットしてしまいました。
リリーはこんな風に頭の回転がよく、チャンスを素早くものにする人が好きなんです。
リリーの元から下がると、私たちはディの快挙を称えていました
そこに取り巻きを従えてジェシカ嬢がやってきたのです。
「シャルロット嬢。新参だと思っていたら随分、大きな顔をするようになったわね」
後ろでマリ嬢が、恐ろしい顔で睨んでいます。
よっぽど悔しかったんでしょうねぇ。
「これはジェシカ嬢。そんなつもりはございませんわ」
「殊勝気な顔をして、情のこわい人ですね。シャルロット嬢は。ところでもうすぐハロウィンですが、『お話の学び舎』ソサエティーでも、何か企画していますの? 私どもの『癒しの手』ソサエティーの催しは毎年、民から絶大な感謝を寄せられておりますのよ」
「ジェシカさまは、ハロウィンで民に人気がでる催しをするのは『癒しの手』だとおっしゃっているのよ」
取り巻きのアグネス嬢がドヤ顔をします。
「面白いですわねその挑戦『お話の学び舎』ソサエティーのディアーナ・ベル・ストークスが受けてたちましょう。ハロウィン当日に、恥をかいても知りませんわよ」
ジェシカは私の方を向いて言いました。
「確かにこの挑戦受取りました。赤っ恥をかくのはどちらかしらねシャルロット嬢」
え、え、えーー。
なんで私が挑戦したことになっているんでしょう?
喧嘩を吹っ掛けたのはディですよね。
「さぁ、忙しくなるぞ!」
ってディがキラキラした顔をして私を見つめているし、ガルシアはこの一部始終をメモするのに忙しそうでした。
これが私の人脈ってやつなんでしょうか?
『お話の学び舎』ソサエティーは伝統あるソサエティーだけにかなりお灸を据えられたらしいのですが、『お話の学び舎』ソサエティーの念願である『図書研究所』をセディが全額自腹で建設すると請け合うと、あっという間にお許しが出ました。
実はセディは実質的には国王陛下よりもお金持ちなのです。セディが編み出した術式は国内外で利用されていて、その権利だけでも毎日膨大な金額が入ってきます。
そこに王立魔術師としての年金ですとか、ウィンテスター伯爵領からの収益も入ってきます。領主代行をしてくれているジークフリートさんが優秀なのと、お兄さまが商売のモデル地域として今回私が持ち込んだ商品の製造や販売などを推進していることも大きいんです。
大富豪のセディからいくらでも潤沢な資金を引き出せることになったので、『お話の学び舎』ソサエティーでは今までの建設計画を白紙に戻して大はしゃぎをしています。
だってお金に糸目をつけないとなったら、欲しかった設備は全装備したくなるのが人情ですからね。
本当にセディの資産がもつのか心配になるくらい盛り上がっています。
ギャラガー侯爵家もマクギネス公爵夫人も、セディの失態を笑って許してくださいました。
ただしセディは高位貴族に借りを作ったことになりますから、これは後できちっと支払うことになるでしょう。
せっかく国一番の魔術師に貸しを作ったんですから、使わない筈はありませんものね。
さて、お詫び行脚はこれだけでは終わりませんよ。
ただいまセディさんは、私とじっくりお話中なんです。
「いくらなんでも、私を罪人と同じに扱うなんて酷いと思いませんの。しかもせっかく入会できた『お話の学び舎』ソサエティーにまで、ご迷惑をかけるなんて」
私が盛大に文句を言えば、セディは叱られた子犬みたいな目になってしょんぼりとうなだれています。
「ごめんなさい。ロッテ。本当にすまなかった。もう二度とこんなことはしない。誓う。だから許して下さい」
そう言って素直に謝るセディが可愛くて私はちょっと調子に乗ってしまいました。
「もう。どうしようかなぁ。セディがこんなに束縛する人だなんて思ってなかったわ。もう婚約破棄しちゃおうかなぁ」
その途端、セディの目の色が変わりました。
私を抱きしめて、すごく真剣な声で口説き始めました。
「どういうこと。ロッテ。僕が嫌いになったの? 僕から逃げ出すなんて絶対に許さないよ。ロッテ。君は僕の番だよね。番を引き離そうなんてする者がいれば、僕が全部処分してあげる。誰も僕から番を奪う事なんて許さないよ。だれか好きな人ができたのロッテ? ちゃんと言ってね。僕が排除してあげるから」
こわい。こわい、こわい。
ヤンデレをからかうとこうなるんですね。
「違うわセディ。ちょっとセディにお仕置きをしたかっただけなの。好きなのはセディだけよ。だからそんなに心配しないで」
「そうなのロッテ。いいかい? いくら冗談でも婚約破棄なんて二度と言ってはいけないよ。今回は僕が悪かったから許してあげる。けれどねロッテ。次はないよ。もしも次に僕から逃げ出そうとしたら」
そこでセディは私を膝の上に抱き上げました。
「もしそんなことになったら、僕がどれだけキミを愛しているか教えてあげるよ。君が僕の愛を疑えなくなるまでたっぷりとね」
私はガタガタ震えながら頷きました。
どうやらセディさんにとっての番は、私が思うよりもずっと大きな意味を持つようです。
そー言えばロビン先生と外出しただけで、すっごく荒れ狂ってましたものね。
私は、セディには絶対に嫉妬させないこと。というメモを心に刻みました。
セディはいつも優しくて甘々なのに、私を取り上げようとされると理性がブチ切れるみたいです。
噂がいくら気になっていても、リリーの側近候補としては午後のリリー主催のお茶会を、サボる訳にはいきません。
午後のお茶会は、リリーのサロンの目玉みたいなものですからね。
それに私はサロンメンバーの特権を使って、ディをゲストとして招待しているんです。
リリーのサロンの正式メンバーは、月にひとりだけサロンにゲストを招待する権利を持っています。
次期王妃であるリリーのサロンはとても人気があるので、サロンのメンバーの元にはゲストとして招待して欲しい人々が集まってきます。
そうやって人脈を築くのも、サロンメンバーの大事なお役目でもあるのです。
「まぁ、シャルロット嬢。そちらはゲストのかたかしら」
さっそくディに目をつけた令嬢が寄ってきます。
「これはガルシア嬢。こちらはディアーナ・ベル・ストークス伯爵令嬢です。ディ、こちらはガルシア・マリーナ・ワード子爵令嬢よ」
ディとガルシアはお互いに自己紹介をし合って、すぐに仲良くなってしまいました。
ガルシアっていう子は、貴族令嬢としてはかなりの変わり者です。
リリーのサロンメンバーは概して変わり者が多いように思います。
ガルシアがリリーのサロンに熱心に通うのは、人間観察のためなんです。
私はガルシアって実は作家じゃないかと睨んでいますが、ガルシアは口を割りません。
私たちが3人で楽しくお喋りしているところに、マリ嬢がやってきました。
マリ嬢はレッドチェリーパイを顔にぶっつけられて以降、なにかと私に絡んできます。
自業自得だと思うんですけれどねぇ。
「まぁ、こんなところにいらしてもよろしいのかしら? シャルロット嬢。愛しの婚約者さまが探していらっしゃるかも知れませんわよ。早く帰って差し上げないと、さすがにこのサロンに入り込んだら、謝って済むことではなくなりますわよ」
リリアナは王太子殿下の婚約者で準王族の扱いを受けていますから、そのサロンに例え従兄とはいえ無許可で入り込んだらそれは問題ですよね。
それをビシリっとディが打ち返しました。
「まぁ、シャルロット嬢は魅力的ですから、婚約者心配するのもわかりますわ。マリ嬢の婚約者さまは、その点お気楽でよろしいわね」
マリはギロっとディを睨んで退散しました。
お前には魅力がねえもんなぁと嘲けられてマリが退散したのは、マリにはまだ婚約者がいないからです。
さすがに人前で婚約が決まっていないなんて、言いたくはなかったのでしょう。
「いいわねぇ。ディ。すっごく気に入ったわ。家に遊びにいらっしゃいよ」
ガルシアが楽しそうに言いました。
このガルシアのワード子爵家っていうのは、私の実家であるシンクレイヤ侯爵家の傍流になります。
シンクレイヤ侯爵家に嫡男がいませんから、ガルシアの兄であるディマが後継者になる予定なんですよ。
つまりこのガルシアは私の一族なんです。
こうして私も着々と貴族としての人脈を築いています。
コミュ障の過去を考えると、大いに褒めてもらいたいものです。
さて、本日の目的である、ディをリリーに紹介しましょうかねぇ。
「リリアナさま。『お話の学び舎』ソサエティーで、識字グループのリーダーをやっておりますディアーナ・ベル・ストークス伯爵令嬢をご紹介いたします。」
「まぁ。ロッテがわざわざ紹介するのならきっと優秀なのね。ディ、あなた私のサロンメンバーにならない?」
おっと! いきなりディが正式メンバーに昇格しました。
これはめったにないことなので、周りもざわざわしています。
「ありがとうございます。リリアナさま。不肖ディアーナ・ベル・ストークス、誠心誠意リリアナさまにお仕えいたします」
リリアナはメンバー入りを認めただけで、侍女に召しあげるという確約を与えていないのに、ディはまるで誓約をするように答えました。
リリーもそれに気づいたようで、にっこりとしました。
「そなたの忠義、確かに受け取りました。よろしくお願いしますよディ」
これでディはリリーの侍女の地位までゲットしてしまいました。
リリーはこんな風に頭の回転がよく、チャンスを素早くものにする人が好きなんです。
リリーの元から下がると、私たちはディの快挙を称えていました
そこに取り巻きを従えてジェシカ嬢がやってきたのです。
「シャルロット嬢。新参だと思っていたら随分、大きな顔をするようになったわね」
後ろでマリ嬢が、恐ろしい顔で睨んでいます。
よっぽど悔しかったんでしょうねぇ。
「これはジェシカ嬢。そんなつもりはございませんわ」
「殊勝気な顔をして、情のこわい人ですね。シャルロット嬢は。ところでもうすぐハロウィンですが、『お話の学び舎』ソサエティーでも、何か企画していますの? 私どもの『癒しの手』ソサエティーの催しは毎年、民から絶大な感謝を寄せられておりますのよ」
「ジェシカさまは、ハロウィンで民に人気がでる催しをするのは『癒しの手』だとおっしゃっているのよ」
取り巻きのアグネス嬢がドヤ顔をします。
「面白いですわねその挑戦『お話の学び舎』ソサエティーのディアーナ・ベル・ストークスが受けてたちましょう。ハロウィン当日に、恥をかいても知りませんわよ」
ジェシカは私の方を向いて言いました。
「確かにこの挑戦受取りました。赤っ恥をかくのはどちらかしらねシャルロット嬢」
え、え、えーー。
なんで私が挑戦したことになっているんでしょう?
喧嘩を吹っ掛けたのはディですよね。
「さぁ、忙しくなるぞ!」
ってディがキラキラした顔をして私を見つめているし、ガルシアはこの一部始終をメモするのに忙しそうでした。
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