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魔王城襲撃編
第15料理 えぇ、そういうことだったんですかぁ
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「死ねぇぇぇぇぇッ!!」
剣を構えながら迫ってくるプロミネンス。俺はプロミネンスに向けて再び手を構えた。
「もう1回出ろぉぉぉッ!!火の玉ッ!!」
が、火の玉は出なかった。しかし・・・
ドオォォォんッ
という大きな音ともに俺は吹っ飛んだ。辺りには煙が立ち込めていた。
「な、なんだ?」
「アッシー殿、ここにおられたか」
「あ、あなたはッ!?」
「プロミネンス殿、お久しぶりですな」
「ポテト将軍じゃないか。なるほど、お前の仕業か」
待て待て、何がどういうことなのか全く理解できないぞ。そもそも、この方、ポテト将軍っていう名前なんだ。初耳すぎる!!
「ポテト将軍よ、キャロットは元気か?」
「あの時から、我ら四天王はかけたことはない」
キャロットって最初、俺に「首を切り落とす」的なこと言ってたヤツだよな。てことは、このポテト将軍も四天王の一人ってこと。まあ、そうだよな、「我ら」って言ってるし。よしよし、ここまでは理解出来た。で、次の問題は・・・
「やはり、お前の魔法には驚かされるよ。まさか、あの少年にお前自身を憑依させて戦うとは」
は?どういうこと?本当の本当に状況が理解できない。
「アッシー殿、全く理解できていないようですな」
「そりゃそうでしょッ」
「簡単に言うと時間稼ぎをしました」
「簡単にまとめすぎだよッ」
「おっと、これは失礼。君が手から火を出せたのは私の魔法だよ」
「え、そうなんですか」
「うむ。私がここに来るまでの間、時間稼ぎのために君に少し私の分身を憑依させたんだよ。だから、手のひらから火が出せた。そして、たった今、私がここに現着したのだよ」
「じゃ、じゃあ、俺が手のひらから火の玉を出したんじゃないってこと・・・ですか」
「そうなるな」
「なんじゃそりゃァァァァァッ!!」
怒り?悲しみ?よく混ざりあってよく分からない感情が心の底から込み上げてきた。
「アッシー殿、どうされましたか?」
「・・・と思ったのにッ」
「???」
「少年、モゾモゾ喋らずはっきり喋れ」
「俺も魔法使えると思ったのにィィィッ!!」
「お、お師匠ッ!?」
「アッシー殿ッ!?」
「ふっ、怒りに身を任せるか、少年ッ!!業炎の玉ッ」
プロミネンスの手から放たれる火の玉。しかし、俺は問答無用でそれに突っ込んでいった。
「アッシー殿ッ、死にますぞッ!!」
「お師匠ぉぉぉッ・・・、って、え?」
この時、ガースやポテト将軍、そして、プロミネンスさえも己の目を疑った。なぜなら、アッシーが火の玉を弾きながら、プロミネンスに近づいていたからだ。
「何が、どうなっているんだ?どういうことだ、少年」
プロミネンスは動揺を隠し切れなかった。
剣を構えながら迫ってくるプロミネンス。俺はプロミネンスに向けて再び手を構えた。
「もう1回出ろぉぉぉッ!!火の玉ッ!!」
が、火の玉は出なかった。しかし・・・
ドオォォォんッ
という大きな音ともに俺は吹っ飛んだ。辺りには煙が立ち込めていた。
「な、なんだ?」
「アッシー殿、ここにおられたか」
「あ、あなたはッ!?」
「プロミネンス殿、お久しぶりですな」
「ポテト将軍じゃないか。なるほど、お前の仕業か」
待て待て、何がどういうことなのか全く理解できないぞ。そもそも、この方、ポテト将軍っていう名前なんだ。初耳すぎる!!
「ポテト将軍よ、キャロットは元気か?」
「あの時から、我ら四天王はかけたことはない」
キャロットって最初、俺に「首を切り落とす」的なこと言ってたヤツだよな。てことは、このポテト将軍も四天王の一人ってこと。まあ、そうだよな、「我ら」って言ってるし。よしよし、ここまでは理解出来た。で、次の問題は・・・
「やはり、お前の魔法には驚かされるよ。まさか、あの少年にお前自身を憑依させて戦うとは」
は?どういうこと?本当の本当に状況が理解できない。
「アッシー殿、全く理解できていないようですな」
「そりゃそうでしょッ」
「簡単に言うと時間稼ぎをしました」
「簡単にまとめすぎだよッ」
「おっと、これは失礼。君が手から火を出せたのは私の魔法だよ」
「え、そうなんですか」
「うむ。私がここに来るまでの間、時間稼ぎのために君に少し私の分身を憑依させたんだよ。だから、手のひらから火が出せた。そして、たった今、私がここに現着したのだよ」
「じゃ、じゃあ、俺が手のひらから火の玉を出したんじゃないってこと・・・ですか」
「そうなるな」
「なんじゃそりゃァァァァァッ!!」
怒り?悲しみ?よく混ざりあってよく分からない感情が心の底から込み上げてきた。
「アッシー殿、どうされましたか?」
「・・・と思ったのにッ」
「???」
「少年、モゾモゾ喋らずはっきり喋れ」
「俺も魔法使えると思ったのにィィィッ!!」
「お、お師匠ッ!?」
「アッシー殿ッ!?」
「ふっ、怒りに身を任せるか、少年ッ!!業炎の玉ッ」
プロミネンスの手から放たれる火の玉。しかし、俺は問答無用でそれに突っ込んでいった。
「アッシー殿ッ、死にますぞッ!!」
「お師匠ぉぉぉッ・・・、って、え?」
この時、ガースやポテト将軍、そして、プロミネンスさえも己の目を疑った。なぜなら、アッシーが火の玉を弾きながら、プロミネンスに近づいていたからだ。
「何が、どうなっているんだ?どういうことだ、少年」
プロミネンスは動揺を隠し切れなかった。
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