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第4章 烽霊会編
第257話 旧岩淵水門②
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「晩刻術・晩社刻印ッ」
マッカが術を使い、ヤマタノオロチのを倒した。
「まぁ、少しはやるようだな。大妖怪術・鵺、大妖怪術・九尾の狐」
同時に2体もッ!?鵺は空へ上っていき、雷を落とし始めた。そして、九尾の狐は、口から紫色のガスを吐いた。
「そういえば、鵺って雷を操る妖怪だったな。なら、雷同士、いい勝負ができそうだッ」
そう言って、雷翔は鵺の方へと向かっていった。となると、俺たちの相手は・・・
「優牙さんは白梅の相手をしてくださいッ。九尾の狐は俺とマッカで相手をしますからッ」
「オッケー、任せたぜッ、柊ッ」
「はいッ」
俺は白梅の方へと向かっていき、立ち塞がった。
「結局、俺の相手は俺になるのか・・・」
「俺で悪かったな」
「大妖怪術・酒呑童子ッ」
「蒼天術・直ッ」
白梅によって顕現した巨大の鬼の足を直で貫いたが、すぐに穴の空いた部分を再生した。酒呑童子は鞘から黒々とした刀を引き抜き、振り下ろした。
「蒼天術・剣ッ」
俺は剣を顕現させ、刀を受け止めた。クソッ、なんてパワーだッ!!油断したら、一瞬で押し負ける。ただ、白梅の弱点は見つけた。やつは妖怪を顕現させる以外には術を使ってこない。白梅にさせ、近づけたら勝てるッ!!そう思った時だった。向こうから、柊が吹っ飛んできた。
「柊ッ!?」
「優牙・・・さん、やばいです・・・」
「裏切り者には死を、弱い者には罰を・・・、まさに罪と罰だなぁ」
そう言いながら、マッカの首を鷲掴みしている男が歩いてきた。
マッカが術を使い、ヤマタノオロチのを倒した。
「まぁ、少しはやるようだな。大妖怪術・鵺、大妖怪術・九尾の狐」
同時に2体もッ!?鵺は空へ上っていき、雷を落とし始めた。そして、九尾の狐は、口から紫色のガスを吐いた。
「そういえば、鵺って雷を操る妖怪だったな。なら、雷同士、いい勝負ができそうだッ」
そう言って、雷翔は鵺の方へと向かっていった。となると、俺たちの相手は・・・
「優牙さんは白梅の相手をしてくださいッ。九尾の狐は俺とマッカで相手をしますからッ」
「オッケー、任せたぜッ、柊ッ」
「はいッ」
俺は白梅の方へと向かっていき、立ち塞がった。
「結局、俺の相手は俺になるのか・・・」
「俺で悪かったな」
「大妖怪術・酒呑童子ッ」
「蒼天術・直ッ」
白梅によって顕現した巨大の鬼の足を直で貫いたが、すぐに穴の空いた部分を再生した。酒呑童子は鞘から黒々とした刀を引き抜き、振り下ろした。
「蒼天術・剣ッ」
俺は剣を顕現させ、刀を受け止めた。クソッ、なんてパワーだッ!!油断したら、一瞬で押し負ける。ただ、白梅の弱点は見つけた。やつは妖怪を顕現させる以外には術を使ってこない。白梅にさせ、近づけたら勝てるッ!!そう思った時だった。向こうから、柊が吹っ飛んできた。
「柊ッ!?」
「優牙・・・さん、やばいです・・・」
「裏切り者には死を、弱い者には罰を・・・、まさに罪と罰だなぁ」
そう言いながら、マッカの首を鷲掴みしている男が歩いてきた。
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